文学極道 blog

文学極道の発起人・スタッフによるブログ

2016年10月分月間優良作品・次点佳作発表

2016-11-22 (火) 11:40 by 文学極道スタッフ

2016年10月分月間優良作品・次点佳作発表になりました。

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2016年9月分選考雑感(スタッフ)

2016-11-04 (金) 00:30 by 文学極道スタッフ

(スタッフ数名が地震被災中のため作業に乱れが出ています。ご容赦ください。)

9069 : 岩手七号  山田太郎 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160902_222_9069p
(一)もう少しだけ上質な部位を足したり引けたりしたら優良に推したい傑作に近いものを内包している可能性もある作品だと思います。何度か読み、初読時はズレて いく詩の感覚にばかり目がいきましたが、実は一貫しています。悲哀、孤独、それでも生きていく生活。その中には笑わなければいけないような一人での夢想も あるでしょう。なんでもない一日の生活を(詩にはならないかもしれない一日の生活を)まっすぐに見つめ感情の揺れを、そのままに描いている異色作です。他 者の色に傾倒しすぎておらず作者自身の色が出てきそうな部分が特に良いと思います。独自の作品を、ひょっとしたら書ける方なのかもしれません。
(一)言い訳に終始しているところに人間味を感じました。

9140 : 七月  中田満帆
URI: bungoku.jp/ebbs/20160930_797_9140p
(一)
 短歌連作。
 bloodthirsty butchersというバンドの「七月」へのオマージュですよ、という詞書。

 一首目から誤字??(唇ちを)
 二首目、寺山の「売りにゆく柱時計がふいに鳴る横抱きにして枯野ゆくとき」のオマージュでしょうか。
 三首目、良い。「少女のひとり」としたところにマクロの視点を感じる。黒髪のひらきはやや好みがわかれるか?
 四首目、フォーカスがあいまい。
 五首目、この韻律では帰れないかも。
 六首目、やさしさ、は違うと思う。
 七首目、「見つむれば」は造語だろうか。
 八首目、魅力的な下77に上575がかみ合っていない印象。
 九首目、麦藁帽子出してしまうと、すてきな少女の出現が待たれるところ。
 十首目、「去られり」古語では「去ねり」? 自分は文語も 雰囲 気があっていれば良いほうだと捉えますが、違和感があります。
 十一首目、「がげ」は「かげ」で読むとまだわかる。
 十二首目、七・九首目に対応しているのであろうか。
 十三首目、良い。韻律無視ですが、このリズムはすてきだ。
 文語ー口語そして造語、ゆるい韻律意識、自称のゆらぎ、誤字(?)、詞書の必要性などが気になったポイントでした。
 連作としての感想を述べるにはまだ早い印象です。

(一)差が激しいので、もう少し選ぶのに慎重になってよかったのかもしれない。

9081 : ケレケレのはなし  花緒 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160906_380_9081p
(一)まだ、洗練されていないと感じました。面白いネタに関して面白いと思った形式を全部詰め込んだような。初めて見た人でも最後まで読みたくなるものを、心掛けてみてはどうでしょうか。
(一)読みごたえもありますし上手いです。スラッシュの形態になる部位、もう一展開あっても面白くなったかもしれません。けれども十分、面白い作品です。
(一)
 私などは「作中主体はもっと怒ってもよいだろう」と思う口です。
 こちらの作中主体は悲しみを感じ、その道徳の教科書のようなまとめ方をされてしまった感情はほんとうに「悲しみ」なのか? 考えてしまいました。

9131 : BACK TO THE ACID PLANET  花緒 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160927_611_9131p
(一)
 「五階」と「誤解」のくだらなさを通していて素晴らしい。
 体言止めの連発が興味深かったです。
(一)「それは貴方の誤解です」が必要なかったのではないでしょうか。親父ギャグ的つくりの狭さを拭えない恐ろしさがありました。社会情勢などへの提起を読めるだけのものにしているのは力がある証拠なので、どんどん書いていって欲しいです。

9136 : いすは立ったまま  北 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160928_676_9136p
(一)悪くないです。作者は、こういった作品も書けるのかと驚きました。

9137 : 郷土の愛  zero 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160929_734_9137p
(一)読み手の「郷土」の規定次第で大きくも小さくも感じて面白い。
(一)「意志されている」という言葉に惹きこまれました。よくある題材で単純な作りなのですが精緻に作られていて読ませる作品にできていることが素晴らしいです。

9115 : 雨の日の エスキース  玄こう 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160921_211_9115p
(一)作者の不器用な感覚が作品の体系になっていて読ませます。
(一)
一聯目
>街なかの匂いを揮発し浄化していた一日だっ,
 「た」はあってもよいような気がします。
 エスキース、下絵、思うままに言葉を重ねていって。.,の使い方が面白いですね。
(一)最後の連が最も美しく、よい構成だと思いました。

9127 : 呼ぶ  鷹枕可 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160926_541_9127p
(一)こういった作品をよく見ますが作品に昇華できていないのが気になります。作品へと転化しても良い強度ある主題なのではないでしょうか。

9135 : 遮る  ねむのき 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160928_667_9135p
(一)一行目と連関が中盤にあったら、もっと良い作品になったと思います。空気感が素晴らしい。
(一)言葉にならない感情を書こうとするとこうなるのでしょうか。

9133 : 小説家になる方法  陽向 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160927_642_9133p
(一)真剣に内容に関して述べると、そうして小説家になっても編集者との打ち合わせ段階で没になり続けるだけなのではないだろうか、と思いました。
(一)なんたる読者無視。

9134 : 忘れられた題名  プディング 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160927_660_9134p
(一)ちょうど良い温度でした。もう一つ深いところも行けそうですが、そうすると温度調節が難しそうです。
(一)比喩に溺れています。
(一)読ませます。書きなれていない感じが、これからの作品の背理も潜ませていて興味深いです。

9126 : 水鏡  桐ヶ谷忍 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160926_540_9126p
(一)上手いです。比喩と背理、過去と現出が絶妙に絡んで実存を描き出していきます。鳥、をあと一歩進めた種類的ものに進めたら更に作品に奥行きが生まれたのでは、と思います。
(一)
 ヒールが出てきてはじめて作中主体の性に気が付きました。
 それは作者の狙い通りだと思うのですが、そのあとあっさり終わってしまって、印象がとっ散らかってしまいました。
(一)美しい作品でした。比喩で終わらせず、展開にしっかりと意味を持たせているのもよかったです。

9130 : 峠の山道  シロ 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160926_595_9130p
(一)
 一聯
 >そして私もまだ
 また、じゃなくてまだ。なんですね。
 ダーウィンの進化樹を思い出し、全篇にわたって自然と自己への讃歌を感じます。
 余談ですがしげしげは、回数を重ねるときに使う言葉(しげしげ通うとか。)ですから、旅人の前に「幾人もの」が隠されていますね。
 自分のなかから出てきた言葉を信用している姿勢は素敵だと思います。
(一)上手い。水水しい重厚さが素晴らしい。

9117 : グッドレビュー  鈴木 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160922_239_9117p
(一)この作品に書いてある苛立ちを少しわかるような気もしないでもないですが、いかんせん煙に巻きすぎています。

9129 : 無題  ミズキ 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160926_590_9129p
(一)比喩と題材が非常に凡庸なので独自のものを読みたいと思った。

9132 : メンタルヘルスディストーション  泥棒 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160927_636_9132p
(一)八つ当たりをスキルで魅せられるのはすごいと思いますが、メンタルヘルスじゃなくって、ネット用語の「メンヘラ」じゃないのかなーって。
(一)うーん。どうしたのでしょうか。
(一)出だしが最高に良いです。そのあとは手癖のようなものも見えます。技術力の高さで成立していると思います。

9098 : autome of uranus and jupiter  lalita 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160912_725_9098p
(一)タイトル、「autome」ではなく「autumn」ですかね。

9125 : せいのじ  牧野クズハ 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160924_331_9125p
(一)よく描けています。ただモチーフや流れが想像の範囲内にあり既視感があります。何かしら独自の視点で書いていたりすると傑作になったのかもしれません。
(一)タイトルから「正」についてもっと考えてる詩かと。

9120 : コントラスト  葵 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160923_274_9120p
(一)
 既視感があり私でも書ける作品です。独自性を持った言葉と比喩で書いて欲しいと思いました。
 過去に大量に書かれた既視感のある作品を記号化することもなく、作者の詩として発表してしまうのは、あまりに勿体ないです。
 コントラストの観念と想念の中にある作者独自の言語を見つけ出して書いてみて欲しいと思いました。
  詩における記号を外す作業が必要に思えました。
  もっと見たことない詩の言語で弾けて良いのではないでしょうか。

9128 : 蚊  蚊取信号
URI: bungoku.jp/ebbs/20160926_544_9128p
(一)筆名込で作品になっていて面白いですけど、もう何作品か読んでみたいです。

9123 : ももたろう  おでん
URI: bungoku.jp/ebbs/20160923_297_9123p
(一)とくに前半がもっと捻れそうな印象がぬぐえず。

9124 : 恋蟲  北
URI: bungoku.jp/ebbs/20160924_324_9124p
(一)ユニークな作りです。もう一歩深められそう。

9121 : the big water  西木修 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160923_283_9121p
(一) 『水』にまつわる名作の数々とどうしても比較してしまいました。

9112 : 形相  くるくる
URI: bungoku.jp/ebbs/20160919_081_9112p
(一)
 最終聯、ぐっときました。
 アンジョリーナ・ジョリーははじめの結婚相手と血を交換(お互いに瓶に入れてネックレスに)していたそうですね。
>体から血管だけを引き抜いて丸めて雑巾のように絞り
>バケツに溜まった血を君に飲ませれば私の半分くらいは理解してもらえるのだろうか
 君に理解して欲しい、その暴力的なまでの欲望が自分の身体を傷つけることで証明しようとしようとする。
 その切実さというものって、読み手にとってはどう転んでも「言葉」でしかないと思います。
 ひとつひとつのイメージの美しさや具体性が作中主体が言い切り、
>することしかできない
>見たくない
 確認、
>やっぱり赤黒く染まっています
 するたびに遠ざかってゆくようで した。

9110 : 空言  Kolya
URI: bungoku.jp/ebbs/20160919_078_9110p
(一)タイトルが最後まで効いています。書かれていることの、どこまでをFAKEとするか。読者は読者であるのか。

9113 : 雨序  LEK 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160920_143_9113p
(一)「背中合わせの雨」っておもしろい表現。
(一)十分かけているのですがあと一歩です。

9066 : 全行引用による自伝詩。  田中宏輔
URI: bungoku.jp/ebbs/20160902_168_9066p
(一)圧巻。

9104 : FRONT  5or6 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160915_877_9104p
(一)
 過去作http://bungoku.jp/ebbs/pastlog/75.html#20070326_161_1948pの方がずっと良いです。
 同一人物である旨も一言欲しかったです。
(一)
 読み手は勝手なもので
>欲情
>勃起
 とまとめられてしまったものや
>クローゼットの中で思いを綴った手紙
 などを読んでみたいところです。

9097 : 之繞  ただならぬおと
URI: bungoku.jp/ebbs/20160912_675_9097p
(一)前半もたついた感じがありますが、「全てを言い尽くせたことを/悟った日の呆気なさを/とてもよく覚えている」はいいですね。
(一)なかなかに締まらない文章が書いてあるようですが、その文章と感情のやるせなさ、過渡期間が痛くなるくらい伝わってきます。もう一歩、詩としての文章芸術における転化が図れたようにも思えます。作者は、その転化を成し遂げられると思っています。

9099 : ネオン  ちーちゃん 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160913_736_9099p
(一)リズムが整っている以上のものがない。新たな試みがない。

9100 : 口縄  湯煙 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160913_742_9100p
(一)
 「おまえ」がタイトルでネタバレれしてるのは効果的なのかどうか。
 5聯目はすごく効果的だと思いました。
(一)しっかりと丁寧に描き切っています。主題に目新しいものはないが読ませ再読させるだけのしあがりであることを評価したい。

9087 : 私が生きている、従って私が死に、嬰児は且て喃語を秩序とした  鷹枕可 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160907_409_9087p
(一)比喩に溺れています。

9105 : 夜明け前  ユーカリ 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160916_911_9105p
(一)説明的すぎる印象でした。
(一)細部のネタや曲が分かるので厳しい目で見てしまいます。分からなかったらもっと面白かったのでしょうか。

: 2010年を、すくうため  Kolya 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160912_657_9095p
(一)完璧でした。表現も流れも素敵です。

9090 : かのじょの肖像  あやめ 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160908_474_9090p
(一)美しく、少しずつ沈んでいくような作品でした。ただ、沈むだけだとただ読んで終わってしまうものです。作者の狙いがそこにあったのか気になります。
(一)終わりに「消灯、」の凡庸さは、それまでの秀逸さを打ち消すのに十分だったと思います。ただし「消灯。」にしていなかったことで救いもありました。作者の更なる抽象性を見たいと感じる作品でした。これからも、どんどん作品読みたいです。

9073 : ねこたちの  鮎 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160903_270_9073p
(一)ねこの背中にいろいろと背負わせすぎているかもしれません。

9080 : 痛ポエケット ブースNo.ヌ―69【百合イカエロイカ】  百合花街リリ子 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160906_370_9080p
(一)面白いです。
(一)エンタメとして読めましたが取材が足りません。ポエケットに出店してみたら、もっと面白いのが書けるのでは。

9092 : 奏淋鳥  アラメルモ 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160909_491_9092p
(一)
 無骨で上手過ぎない文章がリアルで非常に胸を打つ。良い作品。
 作者は他者にコメントで迷惑をかけずに作品を、ひたすら書いてみてはどうか。
 他の媒体にも投稿してみたりしてみても面白いと思う。
(一)推敲後はとても興味深い内容ですが、推敲しすぎです。

9076 : 詩の日めくり 二〇一六年八月一日─三十一日  田中宏輔 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160905_335_9076p
(一)作者の作品は、作品のその後などが展開していくため未来と現在の接着を見ることが出来るため惹きこまれてしまう。

9072 : キャンディ  ゼッケン 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160903_262_9072p
(一)他愛ない話のようですが、かなり引き込まれました。説教くさくなりそうなところをとぼけた感じで切り抜けており、読後感もよいです。
(一)素晴らしいエンタメ。コンビニ人間のヒットやタイトルの不和とも合わさり深淵さがある。ダサさと読後感の良さに、うっかり惹かれてしまう。

9093 : 手紙  おでん 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160909_523_9093p
(一)メッセージ性しかなく薄い希望でありふれています。作品として既視感があるので、もう一歩すすんでもよいと思います。

9094 : いつも思い出して  黒髪
URI: bungoku.jp/ebbs/20160910_579_9094p
(一)きちんと書かれているけれども、もう一歩ふみだしてほしいモヤモヤも残ります。作者が過去に見せた独特な言語感覚と融合する日を楽しみにしています。

9065 : nowhere  lalita 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160901_132_9065p
(一)作者の作品として、どんどん平凡になってしまっているのは何故なのか気になりました。

9075 : すべてのものに終わりがある、サーカスであろうと夏であろうと  ユーカリ 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160905_334_9075p
(一)イントロダクションがあるならエンディングも欲しいと思った。一つ一つでは力を持てない作品たちが高めあっていく姿は学ぶものがあった。

9085 : 蚕の絹糸  イロキセイゴ
URI: bungoku.jp/ebbs/20160907_389_9085p
(一)よい作品として読めます。ひょっとしたら決定的に賞向けではないのかもしれません。

9082 : 長い間思っていたあのなんかスーっとしていく感じとか云々  5or6
URI: bungoku.jp/ebbs/20160906_381_9082p
(一)タイトルが違う気がしました。
(一)とても中途半端に思えます。最初のほうは期待しましたし読み込めたのですが、
タイトルも含めて、どっちつかずになっていると思います。

9079 : 街  西木修 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160906_364_9079p
(一)距離感が素晴らしいと思いました。対象との向き合い方が良いのでしょう。
(一)面白く比喩に富んでいる部分が多くあります。そのため無駄なのではないかという部分も目につきます。推敲して再投稿しても良いかもしれません。

9086 : 言の葉は…言の葉を…言の葉よ  月うさぎ 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160907_405_9086p
(一)書きたいことや、やりたいことは分かります。「詩というのは、これ」という思い込みと脅迫観念から狭い世界で書いていて、新たな世界の構築へと無関心すぎ るように思えます。もっと自由に書いて良いと思いますよ。自分の言葉で自由に書くことは、とても難しいことですが、だからこそ創作の意味があると思いま す。

9096 : 微睡み  宮永 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160912_661_9096p
(一)流れもよく全体として感情と情景が浮かんできます。最後の「気がする」を書かなくて書くのも手かもしれません。

9064 : 『Pronunciation【au】』  あ 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160901_131_9064p
(一)悪くないのでタイトルとのギャップをさらに広げるか意外性を出していくと良いのではないか。

9063 : 書くことは思い出ならずや  田中恭平 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160901_125_9063p
(一)どうしたのでしょうか。きちんと対象化しきれていません。文章として読んでいけますが作者の魅力を伴った作品でしょうか。新たな作品として幅を広げていけそうなので、さらに推敲して対象化してまた投稿して欲しいです。多分もっと良い作品であり傑作なのでは、と思います。

9071 : 四の月になると  牧野クズハ 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160903_260_9071p
(一)上手です。跳躍も良く言語の破砕と重力が心地よい。最終連の「六の月」から凡庸になっていきます。最終連は、もっと飛躍して雨から離れて行っても良かったかもしれない。

9084 : バカモノ論  三浦果実 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160907_387_9084p
(一)論は作品で体現し分からせてこそ意味あるものとなるのではないでしょうか。 書きたいことや跳ねたい方向は十分わかるので、それを既視感のない独自の方向性で出来ているかどうか一作いっさく大切に書いて欲しいです。書き始めて間もない気力の充実も感じます。たくさん書いて読んで欲しいです。粗くても良いので、もっと自分を剥き出しにして書いてよいと思います。何かを感じるので、もっと読みたいかもしれません。作品での実践を読みたい。

9088 : 2010年をころせない  田中恭平 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160907_439_9088p
(一)
 とても惜しい作品です。タイトルを含めて更なる凝集性を持っていくと傑作となるのではないでしょうか。
 非常に惜しいです。もっと良い作品になってからの姿を読みたいです。

9106 : 批評  山田太郎 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160917_923_9106p
(一)作品の中にある孤独と怒りに興味を持ちました。そこからの展開を更に今後おっていきたいです。
(一)批評ではなくて改作のような……?

9074 : 午前3時  三浦果実 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160903_276_9074p
(一)目指している理想的なものが書いてあり、そこに新しい創造的ものが本当にあるのか不思議に思いました。書き始めて間もない感が伝わるので、もっと自由に自分の言葉で書いてみて欲しいです。飛ぶ瞬間を見れることを楽しみにしています。作者には作品での実践が出来ると思っています。

9062 : 悪目くん episode3 Tomorow Never Dies  ヌンチャク 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160901_122_9062p
(一)最後の痛い告白は読んでしまうものがありました。途中の薄さと作者の介入しすぎに色々と考えさせられました。

9070 : 死なない蛸の殺し方  より 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160902_226_9070p
(一)お説教的な人生教訓が書いてあります。そのように詩作品として体現してみたらよいのではないでしょうか。

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2016年9月分月間優良作品・次点佳作発表

2016-10-20 (木) 15:13 by 文学極道スタッフ

2016年9月分月間優良作品・次点佳作発表になりました。

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2016年8月分選考雑感(スタッフ)

2016-10-04 (火) 00:21 by 文学極道スタッフ

(スタッフ数名が地震被災中のため作業に乱れが出ています。ご容赦ください。)

*「月に二作品より多く投稿された場合は選考対象外となります。
  また投稿規定に明記しております通り、
  註釈を添えることは自由ですが、外部にある作品・情報等は、投稿作品またはその一部として認められません。
  ご注意ください。」

9045 : Avenida 68 (藝術としての詩)  天才詩人
URI: bungoku.jp/ebbs/20160818_473_9045p
(一)先月の物足りなさから一変しての傑作。タイトルと最後で作品が締まりました。
(一)文字化けもったいないですね。
(一)詩としての面白みを考えてほしい(不足感)

9022 : 間 人  玄こう 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160810_191_9022p
(一)熱量を感じます。接続詞と、その一行、そして連の比重を詩との相関で考えていくと更に良いものとなるのではないでしょうか。
(一)なんでわざわざ難しい、意味のとり難い言葉を使うのかなって印象でした。

9059 : あな 二篇  シロ 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160830_037_9059p
(一)かなりの正攻法で詩を見事に編み上げています。大きい主題ですし過去に色々な方が書いてきていることなので比較される作品でもあります。それでも一作品として読む価値が、しっかりとある良作です。
(一)二篇とも素敵なところがおおいですが、どちらも難しかったです。
   具体的に言うと一篇目は最後「あなた」と開いてより観念的な対象を表したのでしょうが「汗腺を塞ぐ」となると『夏』『夜』くらい大きくなりすぎて「貴方」が消し飛んじゃいます。
   二篇目は「いくぶん白んでくる」が二回出てきますがわざわざ二回言う意味を感じませんでした

9060 : 病  黒髪
URI: bungoku.jp/ebbs/20160831_084_9060p
(一)上手に書けています。ここから更なる強度を得なければ難しいかと。
(一)二連目までとても良かったです。その後から「未成年の主張」みたいになっていて、それを『病』と認識しているのであればもっとつきつめてみてもいいのかもしれません。

9058 : 大人だ、もうどうしようもない     土 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160830_036_9058p
(一)気になる作品ではあったのですが、後半と前半がまったく別の話で戸惑いました。
(一)上手なのに未完成的な欠損があって効果的です。傑作ではないけれども残ります。

9017 : 半秩序  お気に入り 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160808_140_9017p
(一)統一された手法で最後まで書かれていますが枠内にある自由さが表層だけで終わっていることが気になりました。この手法はご存知のように多数の傑作と同じく多数の駄作も産んでしまう諸刃の剣なので仕方ないことなのかもしれません。前のHNで投稿されていた時と比べて随分と大人しい作品であることも気になりました。

9027 : ホーリーチャペル  lalita
URI: bungoku.jp/ebbs/20160811_237_9027p
(一)
>嵐の吹くさなかに、オマンコの唾液に興奮して屹立した青春だってあたろう
   「あったろう」かな。
   選考は文字表現だけでさせてもらってますが、作者のイメージするとことはEDMにマントラ足したみたいな感じかと思ってたら現代音楽でびっくり。
   文字表現ってある程度『呪縛』を楽しむものでもあるって、思うんです。この作品は引きちぎろうとばっかしてて、成功はしていない印象。
>あれはもう戻ってこない。
   以降はちょっと面白かったです。

9057 : 神学  Kolya
URI: bungoku.jp/ebbs/20160829_922_9057p
(一)惜しいです。読みやすい文体と、それだからこそ活きる超越的素材が一連目で提示されているのですが、ニ連目から読みやすさのみが活きてしまっていることで昇華しきれなかったように思えます。作者は上手いので、読みやすさの中にストレスを残していくことも出来るはず。
(一)雰囲気が良いです。ただ、神様の規定(作品内に於いて)が必要なのかな。

9036 :線型代数演習  φοιτητής 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160816_394_9036p
(一)悪くないという思いと、これくらいなら自分でも書けるという思いが交錯します。
(一)数式の美しさ、それに与えられる興奮っていうのがもしあるとして、それが伝わってこないとただの「解くまでもないなぞなぞ」になっちゃうのではないでしょうか。

9039 : 夏が終わらないこと  ユーカリ 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160817_437_9039p
(一)大変慎重に書かれていると感じました。ぐっと押さえているので、メリハリができたと思います。
(一)散文詩を行わけするということ。
   情景と思わせぶりなことを書いて、余韻で締める。
   文学極道では珍しいけど、こういう個人ブログはいっぱいありますね。
   6聯だけの作品だったら、と思ってしまいました。

9054 : ある例題を解くまでの道程に生まれる詩  φοιτητής
URI: bungoku.jp/ebbs/20160822_628_9054p
(一)何を言ってるか分からない文章を読むときは辞書を見るわけで、それ以前に文字、単語、文法のような概念を当たり前のように使っています。その「ルール」に照らし合わせて何が言いたいか? ってことを考えるわけです。
   数学のそういう「ルール」みたいなものを「引用詩」の形と「数学の例題を解く」っていう形で表しているのは分かるんですが、
   如何せん0って何で0なの、10は分かるけどっていう私のようなものからすると文字と単語と文法から教えてとりあえずってなってしまいます。
   つまり、完全にこちらの問題ですが、そういう風に読ませていただきました。
(一)注目すべき作品です。タイトルが下手なことと、よく読んでいくと自分でも書けそうな作品であることが残念です。この先どんな作品を書いていくのか気になりました。

9051 : N.P.S  5or6 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160822_581_9051p
(一)ネットライムは「即興のアート」ではないから、
>新しい思想の魂
 ってわくわくさせといて
>ゲットを開くんだゲートを開けろ 
 っていう言葉遊びだけだと寂しくなってしまいます。

9053 : (仮)現代詩(汗)現代詩(笑)現代詩(涙)  泥棒
URI: bungoku.jp/ebbs/20160822_627_9053p
(一)見事な空振りですね。こういうこともあるのですね。
(一)みんなちがってみんないい。

9030 : 花は美しい  宮永 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160811_257_9030p
(一)青空文庫にありますので、夏目漱石の草枕のはじめを読んでみてください。
(一)やりたいことは分かりますしできています。ただし、このように出来ているからこそ、どこまでも表層的にとどまってしまっています。ここから人生の何かがしみだしてくると、また違うのかもしれません。

9038 : そらをとぶ  おでん 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160817_434_9038p
(一)いいなーと思った文章はご自分のメモ帳にどうぞ。
(一)最後まで同じ空気感で書ききったのが素晴らしいと思います。ただ、もう一つ深いところを書くこともできたのではないかと思います。

9005 : 愛はポケットの中に  北 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160803_835_9005p
(一) 切れている口調の作品ですが作者の臆病さと現状の生活が満ちていて特に困っていることがない安穏さが感じられて、ただ表面的な怒りに思えてしまいます。
「愛」が書けていないけれどもタイトルに冠する平穏さが作品の無力さを際立たせているように感じました。

9044 : 夢で逢えたら・・・  花緒 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160818_472_9044p
(一)
三点リーダーの効果以上のものが作中内の語法でもたらされていたら、
もっと印象は変わるのかもしれません。

9031 : 捧げる  園里
URI: bungoku.jp/ebbs/20160811_262_9031p
(一)良い作品です。はじめて作者の批評力が自作へも活かされたと思いました。「詩集」に関して、ここが「詩集」でなければならないことも分かりますが、それでも他の言葉を探してほしかったです。更なる広がりを持った作者の意図以上のものを「詩集」ではなくすることでもたらすことができると思います。
(一)何を捧げたんですか? 捧げるとどうなるの? という読後感でした。

9042 : 明暗  Kolya 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160818_460_9042p
(一)「宗教的な閑散」が最終聯で出てくる「祖母が死んで」と呼応しそうな雰囲気をかもし出していますね。
   個人的にはここは「概念的」くらい抽象度をあげてよいと思っています。
   作者の作品は不思議なところにフォーカスが合わせられるところが魅力だと思っている読者の一人ですが、今回は少し消化不良でした。
(一)作者の日本言語の発想と文体から遊離し邂逅していく作品内での魅力が十分に発揮されています。ゴジラのくだりのもたつきと分断が気になります。踊り手とゴジラの相関が密であれば、もっと何か生まれたような気がします。

9046 : (無題)  匿名
URI: bungoku.jp/ebbs/20160819_479_9046p
(一)前半を乗り越えられないままに終わっています。生の言葉がぶつけられても、受け手は付き合ってくれません。ただ、感じるところはありました。
(一)
>昨今の中高生には、身近なものなのだから。
>すぐ、死にたがる。
>死ぬくせもないのに。
  「くせ」じゃなくて「わけ」かな。
 チプルソっていうMC/Beat Makerがいるんですが、彼の「I Love Me」っていう曲。その歌詞に『本当に痛い場所をいわないくせに/誰も分かってくれないって泣く』っていう部分があるんですね。
 その一言で終わっちゃう作品でした。
 何かを書くこと、曲にすること=表現することは確かに自慰行為/自傷行為かもしれない。
>誰にも聞かせようとしていない
>それを見つめる人はいない
  でも、つぶやきはとまらないし、苦しい気持ちはとめられないですよね?
  意味がなくたってこぼれる言葉。その衝動は、大事なあなただけの物だって、思うんですよ。匿名じゃなくて、あなたのね。
 https://www.youtube.com/watch?v=LXdRB4DtKn8
  ちゃんと本当に痛い場所を言えたら、自分で確認できたら、周りにどうやって伝えたらいいか考えますよね?
  そういう表現が作品って言えるんじゃないかな。(それがすべてではもちろん無いですよ。)

9035 : ガラス玉を飲み込んだ  ミツカ 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160816_368_9035p
(一)比喩におぼれています。
(一)薄いけれども今後なにかしらの面白い作品を生み出す可能性は感じます。今後の作品に期待しています。

9047 : 幻  赤青黄 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160819_492_9047p
(一)タイトルのネタばれが、それでも良いって思えませんでした。
   現実と幻の境目もはっきりしてるので、最後に幻じゃなかったオチがくるんだとばかり。
(一)過剰な体現止めと作品内で完結してしまっていることが更なる広がりへと向かっておらず、もったいないと思います。ただし作品内に込められた情感と悲哀は伝わってきます。

9029 : コクーン  熊谷 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160811_252_9029p
(一) タイトルからポケモンGOを思い出して作品の着想まで多くを考えながら読みました。 恋愛と欠損がうまく比喩を通して描かれてはいます。しかし書かなくても伝わる部分を繰り返していることが非常に気になります。たとえば、それは生まれる前からすでに決まっていたのかもしれない。この文章など敢えて書くことは本当に必要でしょうか。詩として高めているでしょうか。 長さを量を詩的技法の一部とするなら別として、この短さならば、もっと削いで良いのかなと思う部分が多々あります。読む価値は、ありましたし良い作品でもあります。
(一)自覚としてどうかは分からないのですが、すごい身もふたも無いことを書いてると思います。
   比喩に溺れてます。たぶん、作者が望まない方向の勘繰りを受ける作品になっているのでは。
(一)うまくまとめられていて、流れも心地よかったです。難しい表現はないのですが、場面の特別さが伝わってきました。

9040 : 秋津  田中恭平
URI: bungoku.jp/ebbs/20160817_438_9040p
(一)この作品ものすごく気になりました。決してうまくはないけれども今までにない作品。こういう作品が次を開いていくのかも、と思いました。

9048 : 鳥のくちばしに結び付けた願い  黒髪 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160820_536_9048p
(一) 「願い」がざっくりしすぎていませんか。

9034 : 三十歳  zero 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160815_355_9034p
(一)安定感があります。新たな作風でないということは解釈もされやすく過去の傑出した作品と比べられやすい部分を持っていたりもします。それを踏まえて作品を作り続けていく作者の素晴らしい側面へ光を当てている作品。

9026 : ダサイウザム第一回詩賊賞受賞スピーチ全文  ヌンチャク 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160811_227_9026p
(一)「全文」じゃない。
(一)ただ単純に、どうしてこの人は登壇できたのだろう誰も止めなかったのだろうか、と気になりました。授賞式に一回行ってみると、もっと面白いものが書けたと思います。エンタメとして、きちんと読めました。
(一)もっとエンタメ路線を突き進んでほしい(期待感と不足感半分ずつ)

8992 : 全行引用による自伝詩。  田中宏輔
URI: bungoku.jp/ebbs/20160801_684_8992p
(一)定着感も力はあるが、もうすこし作品に魅力がほしい。
(一)社会的コミュニケーションへと能動的に関与することで人は人になっていきます。人になる過程での個性が形成されるまでを可視化したコンセプトを思います。圧倒的。

9032 : BACK  5or6 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160812_306_9032p
(一)きちんと読めるようにまとめてあるのですが、二進法、などの導入へのわかりやすさは排除してもよいです。最後の分かりやすさもいらないと思います。

9028 : 詩の日めくり 二〇一六年七月一日─三十一日  田中宏輔 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160811_238_9028p
(一)力強さが感じられる箇所がありました。技術力が高いです。
(一)最後、投稿欄につながるという現出。時間をもコラージュしていく驚異的な作品。

9033 : (無題)  匿名 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160813_310_9033p
(一)ただ循環するだけでなく、その中に表現の面白さがあって良かったです。
(一)飛び立っていくイメージの躍動が心地よかったです。

9016 : 純水な怒り  北 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160808_138_9016p
(一)「怒り」を書くのであれば「ありとあらゆる方法」を書かないといけないんではないですか。
(一)純水の「水」が、ここまで活かされていないと詩になりそうだった言葉をかわいそうに感じてしまいます。推敲をしながら作品を強度を確かめて書いていくことが必要なのではないでしょうか。

9023 : ビル群  ミツカ 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160810_195_9023p
(一)軽さと言葉選択は悪くないです。もっと整えられたのも読んでみたいです。
(一)情景と独白のミルフィーユ構造。
   中段のフルーツの部分(七聯)がざっくりしすぎているからもう少し密度を上げた方が良いし
   下段の土台になるはずのスボンジ部分がすかすかで倒れちゃいそうかなって。 

9025 : 夜の海  カナリヤ
URI: bungoku.jp/ebbs/20160810_216_9025p
(一)誘いはもう少し魅力的であってほしい。

9015 : 亡命者  湯煙 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160808_136_9015p
(一)良いと思います。作者の作品の中で一番、作品として立脚しているところも印象的です。

44.9019 : 母校  zero 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160808_143_9019p
(一)変わらないものと変わっていくものをうまく表現していますし、流れもよかったです。第三連だけが少しだれている感じもありますが、作品に傷をつけるほどではないと思います。

9021 : 手話  アラメルモ 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160809_183_9021p
(一)最初の方は要らないかもしれません。しかし、どんどんと引き込まれる作りになっています。
(一)最終聯がすごく良いなって思ったんですが、まだ推敲されているようなので。

9024 : 海ができるまでに  山田太郎 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160810_196_9024p
(一)小品として良質な部位が多々ある。
(一)世界と向き合った、真摯な作品だと感じました。

8994 : 九月  シロ
URI: bungoku.jp/ebbs/20160801_710_8994p
(一)「ブルー」という言葉に一行とって、ここまで読めるものに成していることへ驚嘆しました。
  比喩も際立っています。勉強になりました。

9018 : サイテーだって知ってる  ユーカリ
URI: bungoku.jp/ebbs/20160808_142_9018p
(一)すっごく懐かしい作風。もっと、いろんな他人の作品に触れてみて欲しいです。
(一)意図的な軽い言葉と作りが逆説的な強度を存在させていきます。ただし、あまりにもねらっているので、
連で何か、もう少し遊んでみたりしても良いかもしれません。
(一)テーマや視点は非常にポップ(それ自体がすでに古臭くもある)のですが、表現のうまさというものがあります。ある種のパロデイのような、面白みのある作品でした。

9007 : はげかくし  花緒
URI: bungoku.jp/ebbs/20160804_988_9007p
(一)個人的にはもっと頑張ってほしい。この作品はあまり面白みがないが、詩を書く力はありそう。(期待感)
(一)スキが多くありましたが読んでしまいました。途中の部位をもっとテンポを変えて短くまとめたら更に良い作品になると思います。しかし世界観成功しています。

9008 : 今、私はしっかり私とし書く  田中恭平
URI: bungoku.jp/ebbs/20160804_991_9008p
(一)とても期待する作品でした。最後なども良い出来。タイトルを含め始まりが最後の意志や動きに比べ弱弱しいのではないでしょうか。

9009 : 科学の黄昏  lalita 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160805_005_9009p
(一)詩の中で詩を語ることはナルシシズムの極致であり愚かの象徴だと思っています。それでも、この作品には読む価値がありました。ただ、この題材は多く書かれてきたので他の題材へと踏み進む姿を見たいです。

9011 : プラットホーム  李 明子 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160805_012_9011p
(一)やはり「詩を書くことを詩に書くこと」は下品なことだと思ってしまうので、こうもあっけらかんとナルシズムを裏打ちして感傷を出されると読んでいて辛い。
(一)余計なことを書かずに、詩を書くことに真剣に向かい合った作品だと思います。ただ、ここを入り口にしてもう少し奥まで行ける方だと思います。

9013 : カレーの庶民  atsuchan69 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160806_076_9013p
(一)はじめの昭和を発するパートは飴村行のような文章だな、と思いながら読み進めたので最後のドンデン返しに到ることを全く予想しておらず読み入ってしまいました。作者の作品の中で一番では。手放しに賞賛してもよいのかもしれません。だんだんと丁寧に現実世界へ捲れていくのに、きっちりと読めて見事です。タイトルでハードルを下げているのも見事。

9000 : 四二神  アラメルモ 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160802_779_9000p
(一)一生懸命書いているのは分かります。いつか、その熱量が結ばれて欲しいと思いました。

8999 : カップ麺  湯煙 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160801_776_8999p
(一)一つのことを徹底して見つめれば詩になる、いういい例だと思います。そして対象が日常に深き刻み込まれたものであることを認識させてくれます。壮大に書けば書くほど、対象のありきたりな部分も浮かび上がってきてよいです。

9006 : 連想記2  kaz.
URI: bungoku.jp/ebbs/20160803_842_9006p
(一)
作者は、そろそろ実験性の強さより自身の作風を創造して確立していく方が良いように思えます。
連想と詩は文学史を、どうしても孕んで過去を飲み込まざるを得ないですが、そこで対峙できているかどうか。
手法を非常に表層的に捉えている感が否めません。
それでも更に読む方向性としての強度があると良いのですが本作品では難しいものがあるように思えます。

8995 : porcupine  西木修 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160801_720_8995p
(一)これは「いい」という表現がまず思い浮かぶ作品ですね。とにかくいい。あえて言うなら、たたずまいがいい。

9004 : カスケード  玄こう 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160802_829_9004p
(一)作者は良い作品というか惹かれる作品の時と、そうではない作品の時の落差が激しいのですが、それは良いことだと思っています。当たる日が楽しみです。

9001 : コクヨの嵐   山田太郎
URI: bungoku.jp/ebbs/20160802_791_9001p
(一)ここから何か生まれる予感のする詩なのですが、まだ生まれていません。
(一)できの良い言葉遊びで、それで満足する作者なのだろうか。

8993 : 命中しないあなた、でも愛してる(アンチ藝術としての詩)  ヌンチャク 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160801_704_8993p
(一)反藝術とかアンチ藝術とかの概念は古いのだけれどもエンタメとしていけることを実証してしまった問題作に思えました。読み込めば読み込むほど幅を持ってきて、それがアンチ藝術として、きっちり役をこなせているという難しいことを出来てしまっています。本当に自分で天才と名乗ってしまって良いくらいのことをしているように思えました。

8997 : 月  鮎 
URI: bungoku.jp/ebbs/20160801_754_8997p
(一)月に関し作品化していく際、ここまでダラダラとダラしない言葉を並び立てる必要があるのかどうか。

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2016年8月分月間優良作品・次点佳作発表

2016-09-23 (金) 13:13 by 文学極道スタッフ

2016年8月分月間優良作品・次点佳作発表になりました。

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