文学極道 blog

文学極道の発起人・スタッフによるブログ

●文学極道公式ツイキャス第95回放送予告について。

2019-04-30 (火) 01:38 by 文学極道スタッフ

●文学極道公式ツイキャス第95回放送予告について。
(20時開始です。)

 「文学極道公式ツイキャス」第94回、自作詩朗読枠、大盛況の内に終わりました。書き始めたばかりの方の参加やベテランの書き手の方、リーディング界を牽引している皆さまの朗読参加など多くの方の御参加、本当にありがとうございました。非常に勉強になりました。本配信が、きっかけとなり詩を書き始めた方が何人もいらっしゃいます。閲覧できなかった方、録画が残っておりますので是非ご覧ください。次回、第95回は即興詩枠になります。お題出題者も募集しております。様々な宣伝を行うことも出来ます。web上のオープンマイク「文学極道公式ツイキャス」は音声方面からの詩、発話から始まる詩の探求を実験的に行っていきます。次回もワンドリンク用意しながら御参加いただければと思います。閲覧者も是非ワンドリンク用意しながら御参加ください。コメントでの評も可能です。司会進行は、詩人の瀧村鴉樹さんが務めます。楽しく真剣に詩を探求していきましょう。「文学極道公式ツイキャス」は、音声方面と発話による詩への新たな提言です。

※第95回 4/30(火)20:00〜 即興詩枠開催。
(20時開始の最長4時間です。)
twitcasting.tv/bungakugokudo
webのポエトリー・オープンマイク「文学極道公式ツイキャス」

(放送に上がり詩朗読をしたい方はPCの場合コラボ参加ボタンをクリックです。
 スマホやタブレットの場合は、ツイキャスビュアーとツイキャスLIVEの2つのアプリをDLして受話器の画像をタップしてください。
 いずれの場合も必ずイヤホンマイクを接続して御参加お願い致します。
 皆さま是非よろしく、お願い致します。)
  
              文学極道公式ツイキャス運営スタッフ一同

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●2019年2月分選考雑感(Staff)

2019-04-29 (月) 00:52 by 文学極道スタッフ

11092 : イオン  イロキセイゴ ('19/02/28 23:59:21)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190228_009_11092p
(一)詩的構造が、あと一歩かもしれない。もう少しで傑作に転びそう。単語の選択の仕方を見守っていきたい。

11074 : locally  完備 ('19/02/14 22:26:01 *3)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190214_837_11074p
(一)技術的に優れているので、梅の花とその周囲の状況が視覚的に浮かび上がる。また、その情景が自己の記憶であるかのように感じさせる表現力と叙情性もある。
(一)一つひとつの綴りが美しいです。人間としての情感が詩へと昇華されている。

11091 : 春の性癖  泥棒 ('19/02/28 23:30:46)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190228_006_11091p
(一)春のザワザワしていく喧騒を皮肉交じりに書いていく。ユーモアと遒気光る。

11090 : 祈り  渡辺長吉 ('19/02/28 12:30:37)  [Mail]
URI: bungoku.jp/ebbs/20190228_997_11090p
(一)この作品は素直に祈りが綴られている。ただし文学作品としての独自の輝きが、もう少し欲しいと思った。

11067 : Underground Broadcast  アルフ・O ('19/02/12 21:40:18)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190212_804_11067p
(一)作風が揺るぎない上に内容もさらに洗練されたものになってきている。イラストなら一瞬で認識できる美学を詩というジャンルで表現しつづける情熱を評価したい。
(一)恐ろしいほど攻撃的な作品。この言葉が突き刺さってくる。触れたら怪我をしてしまいそうな鋭利さ。

11073 : (無題)  鈴木歯車 ('19/02/14 17:50:48)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190214_833_11073p
(一)惜しい作品だと思った。着眼点や綴り方と跳ね方は上手い。ただ粗削りな部分があり、その先が見えているため、どんどんと前に進んで欲しいと思った。

11089 : どうしようもない夜に書いた二篇の詩のようなもの  山人 ('19/02/27 00:46:55)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190227_977_11089p
(一)途中まで良い作品だと思った。最後の「詩」という言葉が出てくることで、小さくまとまってしまった感がある。勿体ないと思う。
(一)人間の、どうしようもなさが寄り添いたくなるように綴られている。作品に「詩」を出す必要はあったのだろうか。ない方が広がりを持ったのではないだろうか。
(一)二篇の関係がちょうどよいです。欲求が静かに立ち現れてくる様子も、よく表現されています。「世界中が空っぽのような夜」という一文は、もう少し深い表現ができれば、と感じました。

11059 : 翡翠のペンダントをつけて  深尾貞一郎 ('19/02/09 06:19:21 *2)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190209_733_11059p
(一)この表現方法で描き出された世界には、なぜか懐かしさを伴った良い意味での既視感がある。作品を読んで感じる感覚は恐怖や嫌悪も含めて自分の体験ではないかと錯覚する。
(一)言葉の結晶が眩く発光を続けている。作者の作品の中では最高峰に位置しているように思えた。
(一)静かで深く、読み応えのある作品です。読むほどに不安になっていくのですが、その不安を暴き出された快感もあります。

11047 : 樽のなかの夢  帆場 蔵人 ('19/02/04 23:23:53)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190204_626_11047p
(一)樽やその中の果実が何を意味するのか、考えるのが楽しくなる作品。樽は母親の子宮なのか、それとも食虫植物のような罠なのか。読み手の心理状態によって解釈は様々であろう。
(一)まとまっている小品。吸い込まれる詩情がある。

11077 : 冬の午後、町内  ゼッケン ('19/02/16 16:40:52)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190216_859_11077p
(一)復讐に繋がっていく陰鬱さが光る作品。プロットと練られてはいない文体がマッチしている奇妙さがある。
(一)ストーリーは面白いのだがアイデアとしては真新しいものではなく、詩としては研磨が足りていないと感じた。特に「復讐」という単語は使わない方が良かったのではないか

11035 : i got it  白犬 ('19/02/01 02:19:12)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190201_548_11035p
(一)言葉の綴り一つひとつは良いと思う。あとは改行の仕方や空白の入れ方が、どのような効果を持っているのかを客観的に見ていく必要性があると思います。

11068 : 未来の痛みをめしあがれ  泥棒 ('19/02/13 17:05:00)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190213_815_11068p
(一)個人的には村上春樹とか出てくるとそれだけでお腹がいっぱいになりがちなのだが、この詩では良い配分で使われていると感じた。最終連が特に顕著だが、詩として纏まりすぎている気がしないでもない。
(一)メタ的な構造で進んでいく詩作品。現実世界の、もはや上澄みとなってしまった傷というものと泥濘にフォーカスしてクールに進めていく。

11086 : あれがあれであれがあれだ  青島空 ('19/02/22 22:14:10)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190222_939_11086p
(一)軽妙な語り口でありながら内容が微妙に重い。そのアンバランスが面白い。ただ最後の着地はもう少しひねりがほしかった。あれをこれしてそれをなにな感じにすればあれだったかも知れない。
(一)鮮烈な言葉で綴られている。誰しもが共感する内容である。比喩に転化していく在り方を更に伸ばしていくと良いのかもしれない。

11087 : イモリ  イロキセイゴ ('19/02/23 23:48:02)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190223_958_11087p
(一)跳躍が面白さを放っている。けれども、もっと行数を重ねて良いかもしれない。もっと面白くなるはず。

11065 : るる  ゼンメツ ('19/02/12 01:59:05)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190212_790_11065p
(一)風邪を引いて高熱が出ている状況での、幻覚に近い奇妙な精神状態が巧みに表現されている。「くしゃみ3回、ルル3錠」とか知らなくても楽しめるというか、むしろ知らない方が先入観に囚われなくて良いかも知れない。かぐや様が熱にうなされている時の可愛さに通じるものがある。
(一)薬剤としての「るる」や他の意味の「るる」の混在が高め合っていく。
(一)この文体では、この長さがちょうどいいと思います。私と対象との関係がよく描かれており、引き込まれます。

11064 : 花  kale ('19/02/12 01:00:56)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190212_787_11064p
(一)それぞれの作品が高め合っているけれどもムラがある。特に最後の作品は、本当に、この一なのか気になった。

11085 : 天文潮検 鈴木 海飛 ('19/02/22 20:49:11)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190222_938_11085p
(一)「うさぎがはねる/しらなみおどる」という表現は、「この世界の片隅に」とかでも分かるように昔からある表現なので新鮮味が感じられない。ただ全体的な語り口は、良い意味での古さを伴った個性が感じられる。

11066 : 一人を考え独りとなる為に  鷹枕可 ('19/02/12 12:04:01)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190212_800_11066p
(一)この作者の詩はバロック絵画のような印象を受けるものが多い。陰影に富んだ独特の世界観は時としてマンネリに陥る危険と背中合わせではあるが、今作を見る限りその心配は杞憂であると感じる。「死」をテーマにした詩は安っぽいものになる場合が少なくないが、この作品ではその重さをしっかりとした土台が支えている。
(一)作品の独自性が光る。曲げない意志があり、それは向上へと直結している。

11069 : スペイン  深尾貞一郎 ('19/02/13 21:41:11 *7)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190213_818_11069p
(一)文章の切れは光っている。質を上げるために、もう一工夫の味わいを出していくことも必要に思える。

11071 : 犬  黒髪 ('19/02/13 22:58:31)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190213_821_11071p
(一)つげ義春のエッセイを詩に変換したような寂寥感。文字通り犬のように彷徨い歩く語り手の孤独と焦燥が胸を打つ。
(一)切ない綴りが続く。作者の中では一番の作品となっているのでは、と思う。

11080 : さよならフォルマッジョ  帆場 蔵人 ('19/02/18 01:06:49)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190218_886_11080p
(一)「蛆」だけ気になった。その部位を別の言葉に変えたら更に独自性がある作品へと変容したと思う。チーズとの距離感があり面白い作品だと思う。

11079 : 田中のバカヤロー  鈴木歯車 ('19/02/18 00:09:31)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190218_885_11079p
(一)テーマにも表現方法にも目を見張るほどの新鮮味はないが、決して無視することができない痛みがあるのも事実。個人的には最初の行をラストに持ってきた方が良かったように思う。
(一)後味の悪さが光る。文中の速度を操っていく在り方が巧い。

11082 : 水門の休日  Javelin ('19/02/18 12:04:37)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190218_901_11082p
(一)情景描写がとても良いです。もう一歩踏み込んで描ければ、とも思います。

11075 : 友の詩  spector ('19/02/15 15:02:18)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190215_848_11075p
(一)はじめはメタな詩作品かと思ったが、そうではなく真っ直ぐな詩として進んでいった。最後の一行などが狭くしていると思った。

11060 : 虹  紅茶猫 ('19/02/09 17:57:33 *2)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190209_739_11060p
(一)一つ目の詩作品が順番なども含めて、ここなのだろうか、と気になった。

11062 : ことばの序破Q  atsuchan69 ('19/02/11 13:24:42)  [Mail] [URL]
URI: bungoku.jp/ebbs/20190211_774_11062p
(一)魚の調理との比喩化が達成されている。ことばという題材そのものを扱うには勿体ない文体に思えた。

11055 : 姉妹たちに #2  渡辺八畳@祝儀敷 ('19/02/07 16:02:49)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190207_697_11055p
(一)最後の連が効果を持てていたかどうか。途中までは非常に良い作品だと思った。

11038 : なんて、おもってもいないわ。  環希 帆乃未 ('19/02/01 18:33:36 *5)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190201_564_11038p
(一)あと一歩のメタ作品に思える。

11061 : sweet erotica  白犬 ('19/02/11 00:38:44)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190211_759_11061p
(一)空行は、もっと洗練することも出来るとは思った。しかし荒々しさと繊細さが上手く高め合っている作品。

11043 : white  完備 ('19/02/04 00:40:05)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190204_611_11043p
(一)胸に沁みる作品。上手い。

11045 : 偶然を登る枯れ葉  鷹枕可 ('19/02/04 19:15:53)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190204_616_11045p
(一)短い作品だけれども、作品の濃縮度が高い。独自性も光っている。

11044 : 陽の埋葬  田中宏輔 ('19/02/04 00:56:06)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190204_612_11044p
(一)この作者の詩は世間一般の「常識」からすれば、「猥褻」とか「不潔」といったレッテルが貼られるような内容のものが少なくない。しかし実際に読んでみると、単に奇をてらったものではなく計算や必然の結果であることがわかる。以前にも書いた記憶があるが、ジャン・ジュネの小説のように悪徳や背徳の裏返しとしての神聖さすら感じられる。この詩は、そういった作者の技量が特に感じられる作品である。
(一)今までの『陽の埋葬』のイメージを変化させており驚かさせられた。音にこだわっており一気呵成に読まさせられる。抜群に上手い。

11042 : 泡沫の蝶  環希 帆乃未 ('19/02/04 00:31:17 *1)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190204_610_11042p
(一)綴りが粗くオノマトペが効果を、もっと持てるところで留まっている。作者は、もっと上手いと思っている。

11034 : 陽の埋葬  田中宏輔 ('19/02/01 00:01:51)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190201_545_11034p
(一)描かれている情景やシチュエーションは良くあるものである。たとえば三善英史の「雨」など、昔から様々なジャンルに存在している。それでも最後まで読ませるのは作者の力量であろう。最終連に向かっていく言葉と意味のモーフィングが見事である。
(一)最初のまとまりと最後のまとまりの構成が見事。中間が見事に作品を向上させていく。
上質な作品である。

11040 : ついてくるからついていく  玄こう ('19/02/01 23:29:37 *4)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190201_576_11040p
(一)作品が優しく昇華されていく。人間とは何かの根源と、自分自身とは一体なんなのかを突き詰めていった素直な作品。
(一)一連目がとても良いです。言葉の連なり、変化が心地よいです。また、最終連も一連目とのかかわりを考えて読むと味わい深いです。ただ、表現が大げさになりすぎているとも思います。

11036 : 割れ胡桃  土御門宮彦麻呂 ('19/02/01 03:24:50)  
URI: bungoku.jp/ebbs/20190201_550_11036p
(一)荒々しいが作品構成として前に出ていっている。最終連が丁寧だと、もっと良いと思った。

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●2019年3月分月間優良作品・次点佳作発表

2019-04-28 (日) 00:04 by 文学極道スタッフ

2019年3月分月間優良作品・次点佳作発表になりました。

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●2019年1月分・月間選考雑感(Staff)

2019-04-25 (木) 01:43 by 文学極道スタッフ

11029 : 姉妹たちに  渡辺八畳@祝儀敷 ('19/01/31 02:54:10 *1)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190131_517_11029p
(一)アニメ「ケムリクサ」の二次創作詩。内容を知っているとその考察力に感心するが、知らなければ逆に制約なくイメージできるかも知れない。作品と切り離した詩として読んでも、骨格がしっかりしているので強度を失わない。
(一)癒し系としての力があります。
世界観空気感を醸し出し、改行が空気感に作用。表現そのものが植物的であると、樹というものを使って伝えてきます。

11033 : ちんちんのポジションを気にしながら、  泥棒 ('19/01/31 23:58:39)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190131_544_11033p
(一)天国と地獄という本来なら対局にあるはずの場が、実は紙一重の位置関係にあるのではないかという発想の転換が面白い。語り手のちんポジは、果たして天国と地獄どちらに位置しているのだろうか。
(一)とても笑わせていただけました。
男の哀愁をあたり一面に放射しつつ、その反響で実像を結んでいる。
(一)いきなり気になるような言葉から入って来、何でもない生き物としての感覚を上手く表現している箇所、普通の語りっぽい言葉で読み手に親近感を与えつつ中だるみはしていません。

11028 : 茂り始める初夏  イロキセイゴ ('19/01/31 01:04:44)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190131_514_11028p
(一)クロウカードを調べてようやく、ガーター勲章やタオイズムが出て来た理由がわかりました。勢いの良いところがあるので、口調と文節に一貫するイメージがあるかを突き詰めたり、心情の部分がもっと情熱的だとぼんやり見過ごせないものになったのではないか。

11030 : 台所の廃墟  帆場 蔵人 ('19/01/31 09:07:30)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190131_523_11030p
(一)叔母の形見分けでたくさんのピクルスの瓶と犬の首輪を選んだ語り手。それぞれの瓶を「王族の墓」と表現する視点と、それを使い犬の首輪で輪投げをするという行動がユニーク。主の居なくなった台所の廃墟を歩く猫。叔母と犬は死の世界、語り手と猫は生の世界に隔てられている。台所という日常的な場が、その2つの世界の境界線になっている。詩人の目を持っていなければ書けない作品だと思う。
(一)一連目が説明になってしまっていないかどうか。他の連とのバランスが悪いことが非常に気になった。瓶と廃墟の比喩は面白く立ち上がっていた。
(一)古めかしい中に比較的新しい単語が入っていたり、バランス良いと思います。懐古趣味的世界観を表すことと亡くなった人物への大袈裟でない感傷で、亡くなった人の部屋に漂う哀愁がさっぱりと出ています。

11027 : そこには戻れないが、どこかには帰る。  空丸ゆらぎ ('19/01/29 21:30:34 *1)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190129_493_11027p
(一)「回転」、「流転」、「反転」をテーマに展開する3編の詩。構成に工夫が見られ、ちょうど良い歯ごたえになっている。宇宙飛行士の部分は人によって評価が分かれるかも知れない。
(一)三連画のように結びつきが振りあがっていく。書き言葉を直接だしていくことに関して上手く作品を、まとめている。
(一)まずタイトルに深みを感じさせます。
小タイトルも普遍的メッセージを感じさせるものです。
2連目の流転は分かりやすく書いてはあるけれども説明的ではなくて、詩の文章になっています。気になりつつわからないままのものがあり、最終連で何か違ったまま断定されるような若々しさ。修正前も熱気を感じさせるものです。

11032 : ●月〇日  山人 ('19/01/31 16:00:07 *1)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190131_534_11032p
(一)実存としての編み方が立脚している。上手い。
(一)出だしは凡庸ではあるけれどもインパクトがあり、途中の口語も何気なくて良い印象です。共感を呼ぶフレーズもあり説明的になっている箇所もあります。
彼女らの存在が謎なまま終わり、ここで表現しているところの何なのかについて、想像を促す記述が少なく、掴み所がありません。

11019 : 円形劇場  鷹枕可 ('19/01/24 09:44:58)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190124_407_11019p
(一)鷹枕可さんの作品は漢字の多用もあり一見すると読みにくく、内容も難解であると感じる人が多いのではないだろうか。それでも四苦八苦してながら最後まで読んでしまうのは、作品の個性と力量ゆえだろう。
(一)作者の作品は独自路線を走っており心地良い。
(一)1連目、エヴァンゲリオンの世界のようなものを連想しますが、単語の連なり方イメージが想起できず。しかしところどころにあるあるのような、わかると言いたいようなイメージが配置されています。短い時間で気付かされることは難しい。

11012 : 変なおじさん  自由美学 ('19/01/18 05:37:03)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190118_318_11012p
(一)タイトルで自嘲的に作品を進めていっており、だからこそ綿密に紡がれた自己の駄目な部位が詩として昇華されていく。名作かもしれない。心を掴まれた。
(一)共感を呼ぶ素直な吐露や情景描写は良く、おじさんのキャラクターも良いですが、急な展開で置いて行かれます。

11020 : 削って削って削って削って削っても私が私が私が私が私  泥棒 ('19/01/24 15:07:04)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190124_412_11020p
(一)初読時は特定の投稿者を皮肉ったものかと思ったのだが、実際は読み手だけでなく作者ですら語り手の中に含まれていることに気付いた。創作だけでなく批評やそれに対する返信など、すべてにおいて肥大気味の自意識が見え隠れしている。そのことを思い出させてくれる作品。読みにくい文字配列にも関わらず、最後まで一気に読ませてきちんとオチを持ってくる文章力も評価したい。
(一)自我意識が肥大した部位を突いてくる皮肉を描き出している。巧いしエンタメに富んでいる。
(一)問題提起として読みやすい。手紙のようなスタイルは読む人が受け取りやすい効果があり、途中から笑わそうとするような要素もあります。理解できるとは言い切れないものをテーマにし、負けないゲームをしかけるため、振り回されることを楽しむことができれば。

11013 : ミセモノ  井上 紅華音 ('19/01/19 15:57:59)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190119_362_11013p
(一)比喩に昇華されきった作品。更なる踏み込みが大切かもしれない。
(一)マザーグースや数え歌のように見るとリズムがあり面白いですが、世界観の設定がはっきりとしていない印象がありました。

11018 : Good-bye  鴉 ('19/01/23 23:39:51)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190123_406_11018p
(一)個人的にこういう難解な詩は好みなのだが、難解な中にもひとつの方向性が示されていなければならないと考えている。この作品は各フレーズが魅力的なのだが、それぞれが勝手な方を向いてしまって統一感に欠けるのが残念。
(一)手法と技巧が、しっかりとした手腕によって結実している。
(一)タイトルから、孤独と孤独を癒す関係とその終わりに導かれるように詩が続きます。
言葉の並びが非常に美しい連がありましたが、イメージははっきりとはしない。
最終連は突然雰囲気の違うようなイメージになりますが、全体的には生を感じさせます。

11025 : 嘘  kale ('19/01/28 14:52:29)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190128_467_11025p
(一)悪くないと思う。最後の連が、もっと上へと行けるのではないか、と思った。
(一)抒情的な空間を、一言一言区切るような語り口で切り取っている。
(一)演歌的悲しい詩ですが、全体で分かりやすく、小さいドラマのようになっています。
状況を見て、感覚を楽しめれば。

11021 : 『蟲』  尾田和彦 ('19/01/25 20:17:10)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190125_422_11021p
(一)実存がある詩である。これこそが詩なのでは、と思ってしまった。
(一)紋切口調が諸処に置いてありますが、説得力にはつながっています。
身近な出来事も配置して、日常生活に心情や考え事のようなつぶやきも足すことで、文章を身近に感じさせます。最終的に感情的な部分が出て来ますが、化けると熱い詩の予感がします。

11016 : 藍色ドライ・シロップ  鈴木歯車 ('19/01/22 20:08:08)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190122_393_11016p
(一)選者の世代だとN.S.Pの歌詞などにある微かな病的さや、村上龍の「限りなく透明に近いブルー」のラストなんかを想像する。青春は青い春と書くが、この詩においては藍色の冬といったところか。スピッツなどイメージを特定する単語を出してしまったのが残念。
(一)「,」を「、」もの方が良いかもしれないと思う。ただし、その細かなところを省いても丁寧に紡がれている良作だと思う。
(一)陰鬱な空気を纏いつつ、清涼感を感じる作品である。口語体の形をとりつつ、句読点で変化をつける。
美しい作品。
(一)圧倒的熱のなさ。時代の一つの様態と云えばそうです。悪い意味とは限らず、青臭さ、現代の若者の感性も感じます。

10993 : つきみるつきみつきみは  まじまっ ('19/01/10 03:34:51)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190110_004_10993p
(一)この作品もタイミング的に特定の投稿者を意識したものかと思ったが、内容的にはそうではないようだ。少女、あるいは若い女性と月、子宮、堕胎といった組み合わせから、性的なイメージが立ち上がってくる。語り手と「もう1人の人物」の関係性から色々と不穏な妄想が膨らんでいく。描写力も文句ない。
(一)12chの部分など上手い。
(一)ひらがなの多さは、柔らかく女性的な印象も持たせますので、文章から発せられる薄いピンク色のような空気とのバランスも良いです。女性的な雰囲気で終わっているため、刺しに来る箇所が欲しくなります。

11022 : 意見と豚  反 ('19/01/25 21:38:22)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190125_424_11022p
(一)意見を言わなくなっている人への意見、演説という形になっています。
自らの深みをここに足して行って頂きたい。

11024 : RE:123123123  123123123 ('19/01/26 14:09:34)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190126_432_11024p
(一)不快感を与えることに成功している。気怠い消費財になっている(一)メタな詩なのかもしれない。
対話形式で読みやすくはなっています。内容はネットで詩を書いている人がこじらせた状態を「体現」している。そういう読み方をすれば、有意義かもしれません。

11000 : 檻  まじまっ ('19/01/14 00:07:06 *4)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190114_162_11000p
(一)一読して頭に浮かんだのは「慰安婦」という言葉だった。あるいはそう誤読させるための罠が仕掛けられていたのかも知れない。そもそも「ぺぶ」という人物は本当に存在していたのか。そんなことまで考えてしまうほど、この詩には仕掛けがいっぱい隠されているような気がする。それは、わくわくする仕掛けである。
(一)国を対象化しており美しさと悲しさが詩情を持って立ち上がる。
(一) 素直に上手いと思う。テンポも歯切れがよく、人物が「意識を持って」動いている。
長い文面であるが、読者を引き込むだけの筆力を感じる。
(一)シモの話をしている文章です。暗い感じの、アゴタ・クリストフの小説のような世界観があり、文章は上手ですがそれだけにハードルが上がります。感動とか、心が動くとかいうものではありませんが、文章の一つのスタイルとしては味が強めですので、影響力を持てる可能性が隠れています。

11023 : ありふれた邪神  響真 ('19/01/25 22:32:14)  [Mail]
URI: bungoku.jp/ebbs/20190125_427_11023p
(一)幼さ、弱っている。好んでくれる相手から去ったり、好んでくれる相手を邪険に扱うことができる。愛されているから、執着されているから持つことができる残虐性を表しています。
このテーマにはもう少し深度が必要かとおもいます。

11017 : (無題)  玄こう ('19/01/22 21:51:41)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190122_394_11017p
(一)純粋に美しい。自然の描写が風のように駆け抜けてゆく。
(一)非常に美しい。雰囲気、空気を醸し出すための文章。ことんと上品に置かれた言葉。

11004 : flight  白犬 ('19/01/14 20:27:15 *1)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190114_207_11004p
(一)作者独特の世界観が美しいが、最後の部分がオチ的にも表現的にも平凡なのが惜しい。好きなものだけでなく、色々なものを吸収すると良いのではないだろうか。
(一)筆者の作品は歌詞の構造をテンポよく組み込んでゆくのが上手いと思う。詩的文面の中にアクセントとしてリズムが浮かび上がり、ロックの炎がチラチラと燃えている。

11005 : やわらかいおり  渡辺八畳@祝儀敷 ('19/01/15 06:31:10 *1)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190115_242_11005p
(一)自らの身体から出た、「スライム」という柔らかい牢獄に包まれるという発想はいかにも作者らしい。表現は文句ないのだが、基本となる設定はやや新鮮みに欠ける。
(一)作為的でありながら作者の素直な部分が染み出しており作品にかける思いすら前に出てくる。良作。
(一)冒頭の強さがいい。鬱屈した哀愁の中にありながら、自らの化身であるスライムを指先でつついている。それは肉体的対話のようである。
(一)とじこめられなさそうなタイトル。二連は余興的。自分の孤独感から身を守るための心理的作用を起こす人間の心情が物質的に不思議に書き表されている様子が不思議。

10978 : ニューヨーク天神駅「2002年金星または人類は衰退しました」  オオサカダニケ ('19/01/01 11:16:00)  [Mail]
URI: bungoku.jp/ebbs/20190101_706_10978p
(一)言い方が面白かったり、言い切る口調に疑いを感じさせたり、する箇所がありますが、訴える文としては共感性に欠ける部分があります。

10989 : 昨日の夜の絶望  いけだうし ('19/01/08 00:05:20 *4)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190108_898_10989p
(一)男子学生のダサいとも言える哀愁が見事に具現化されている作品。読んでいて惹きこまれる。
(一)眠れない人のあるある話から始まりますが、ペットの悪口を言い、ペットからいつの間にかそれが彼女になり、最後の落とし方はどうだろうかと思いますが、心情、話の流れなど、目を惹くものがありました。

11011 : 窓に夕日の反射するアパートに帰宅する  ゼッケン ('19/01/17 19:27:34)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190117_301_11011p
(一)児童虐待をテーマにした詩だが、単なる告発や倫理観の押し付けではなく「親になれなかった親」の心理状態まで踏み込んでいるのが良い。またギャグとシリアスのバランスも絶妙。あと蛇足ながら付け加えさせてもらえば私は選考に参加した時点で(中略)なので今回の評価は忖度の結果とかではないということを、はっきりと伝えておきたい(鼻息
(一)世相を反映しながらエンターテイメントへと昇華していく作品。苦々しさの先にある作品の奥深さが光る。
(一)生活感あるノスタルジックな題名から、意外なぶっちゃけ、非常に大掛かりなシーンで描かれておりスケールも大きく、技術のある書き方です。こんな児童相談所があったらびっくりという内容で、物語や演出としてとても上手です。影響を与えるならもう一声。

11010 : 自称詩人の詩(うた)  田中恭平 ('19/01/17 10:08:15 *1)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190117_294_11010p
(一)作品自体は良質なのに「自称詩人」を冠の一部に被せてしまうことで狭めてしまっている。
勿体ないと思う。
(一)語り口と情景のバランスが良く、与える印象がきちんとあることも感じ取れます。
深いところや、当たり前だけれども共感を呼ぶ言葉などが主張しすぎず並んでいます。

11003 : 個人  反 ('19/01/14 14:23:17)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190114_197_11003p
(一)良い考えのとっかかりをしていると感じさせられます。自分へのメッセージのようなニュアンスがあると説得力が増すでしょう。突き抜ける姿勢で破り切るまで。

11006 : 怖がらないで  黒髪 ('19/01/15 06:42:32)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190115_244_11006p
(一)個人的な感想ではあるが作者はとてもゆるやかに、しかし確実に成長するタイプだと思う。今回、その成果がはっきりと現れたと言える。「書けないやつはどれだけ努力してもダメ」という意見もあるようだが、こういう実例を見れば「そんなことはない」という気になる。この感覚を忘れずに書き続けてほしいと願う。
(一)素直で腹を割った率直な言葉遣いが見る人に警戒心を与えない効果を持っています。
急な語りかけは目を引き、説教臭さや演説臭さがなくなっています。
言葉がストレートすぎて捻くれている人が見ると小っ恥ずかしいような印象もあります。

10986 : 偶像(眠りにつくための覚書)  アラメルモ ('19/01/07 04:25:57 *15)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190107_861_10986p
(一)大作であり作者の作品として高い位置にある。このスタイルで何作か書いていって欲しいと思った。
(一)描写が上手く、人の中での重いテーマに対峙する気持ちの文章を講じることが出来ています。呼びかけや語り口調も効果的になっている。

11008 : 銀白の鱗  は ('19/01/16 01:32:09)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190116_266_11008p
(一)人に心を許させる、なつっこい文章。はぐれ者、変わった人、アウェーでありつつ、普通の人の感傷のような文章。最後に脱力して凡庸な結論に陥ってしまった感があります。

10996 : rivers  完備 ('19/01/12 00:14:04 *1)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190112_099_10996p
(一)この詩における「ラブソング」は「最終兵器彼女」の最終話におけるそれと同じ意味と重さを持つのではないかと考えた。読んでいるとDonovanの「The River Song」が頭の中で流れはじめた。次に読むとドアーズの「水晶の舟」が聞こえた。どもる、どもらない。記憶と忘却。川面と川底。色褪せてしまった、あるいは永遠に色褪せない、恋。作者の力量が遺憾なく発揮された作品。特に最終連の美しさは特筆に値する。
(一)短い言葉でスタイルよくして詩として昇華されている。上手い。
(一)やさしい言葉を使ってストレートな表現をすると陳腐になりがちですが、これは上品にしっかりと情感があります。

10997 : (無題)  あーちゃ ('19/01/12 00:53:52)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190112_104_10997p
(一)オマージュするにはオリジナルとの熱量が圧倒的に異なってしまうのを、署名によって適当にカバーしている作品。

10998 : 普通に暴力と  黒髪 ('19/01/12 04:33:50)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190112_111_10998p
(一)比喩として昇華されていた以前の詩作品を懐かしく思います。もっと跳ねても良いかも。
(一)詩情と言葉のバランス。独特の言葉の切れ方が良く作用しています。ところどころ理屈が強引で説得力に欠けますが、独自の書き方。真っ直ぐさを感じられます。

11001 : オリオンを超えて  朝資 ('19/01/14 00:14:53)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190114_166_11001p
(一)とても上質で上手い。三文目が更に飛躍できそう。
(一)落とし所がロマンチックすぎるために前の二行が勿体無いことになっています。

10994 : Alone and satisfy  青島空 ('19/01/10 23:10:37)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190110_056_10994p
(一)分かるという感覚が充溢している。若さのまま、このまま書き続けて欲しいと思う。
(一)情景を浮かぶように描くのが細密で上手です。
布団がもっと強烈に来てくれると面白く、情感も盛り上がりそうです。

10992 : 不純のスープ  帆場 蔵人 ('19/01/09 23:39:16 *1)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190109_991_10992p
(一)詩的純度の高い作品である。ただし「"」で区切られる「私」という存在を、もっと滑らかに出来たのかもしれない。
(一)安直かとおもう表現もありましたが、殴り合う激しい愛を描くには適切なものなのではないかと思わされました。スープ作りのリフレインもとても面白いのですが、もっとスープを迸らせることができるのではないか。

10999 : 月刊詩  紅茶猫 ('19/01/12 18:22:51 *2)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190112_119_10999p
(一)「詩」という単語を使ってしまう際の脆さを同時に抱えてしまっている作品である。これまでの形式と同等の在り方の作品を模索していく過渡期なのかもしれない。

11002 : 好きなもの(2004)  中田満帆 ('19/01/14 00:30:13)  [Mail] [URL]
URI: bungoku.jp/ebbs/20190114_170_11002p
(一)2004年の「なにもかもに孤立したい/なにもかもを敵にしてやりたい」と、2019年の「いずれにせよ、ぼくはあたらしい詩を書くつもりだ」という言葉を個人的に支持したい。作者に関しては成長より熟成という言葉が似合う気がする。この荒削りな手法を信じてこれからもサイクロン号で突っ走ってほしい。
(一)文章表現が独自のものであり読みやすい。その上で更に先へと行けそうでもある。

10995 : (無題)  コテ ('19/01/11 04:13:03)  [Mail]
URI: bungoku.jp/ebbs/20190111_082_10995p
(一) 「小石」と「エッチ」という言葉の選択に驚きを隠せない。

10977 : 全ての読み手へ  環希 帆乃未 ('19/01/01 00:24:06 *64)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190101_684_10977p
(一)構成の仕方が上手い。最後まで平面性の中に存在している状態が続いているようにも思える。しかし、それも上手く作用している。

10985 : 陽の埋葬  田中宏輔 ('19/01/07 02:28:59)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190107_859_10985p
(一)作者の筆力に変わりはなく、相変わらずのクオリティを保っている。だが同名の連作として考えると今回は少し驚きが足りない気がした。
(一)精巧な文章の綴りが実話をも全て詩として昇華されていってしまう美しさ。麗しさがあります。

10990 : アポロン  朝資 ('19/01/09 02:08:06)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190109_964_10990p
(一)体言止めの多さが非常に気になる。もう少し言葉の現代性を持って行って良いと思う。

10984 : 詩的殺人事件  松本義明 ('19/01/07 01:55:42 *1)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190107_858_10984p
(一)もう一歩、工夫が必要に思える。

10981 : echo  完備 ('19/01/03 01:26:41 *6)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190103_755_10981p
(一)タイトルのエコーは本文の内容から「胎児エコー検査」のことだと勝手に読んだ。その上で胎児にとって悪影響を与える「タバコ」の意味についても色々と考えさせられた。位相ゆえに噛み合わない会話。書き出しと最終連のセンスが光る。
(一)傑作である。人間の光と闇を淡々と書いている。

10983 : 居ない  玄こう ('19/01/04 01:40:38 *1)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190104_798_10983p
(一)ある日、いきなり居なくなった近所の犬。おそらくは虐待されていたのであろう犬と語り手の関係が切ない。「したるみず」が「したたるみず」の間違いでなければ方言なのだろうか。
(一)描写も丁寧であり、最後のまとまりへと流れ込むテクニックも見事。あと二連目が気になった。

10976 : 陽の埋葬  田中宏輔 ('19/01/01 00:03:25)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190101_683_10976p
(一)作者はすでに他人が簡単に真似できない技法を確立している。この作品などが良い例だが、やはり創作者にはインプット(教養)が重要であるということをあらためて認識させられた。美しい文体は読んでいて勉強になる。
(一)()からのフォルムと旧仮名遣いが「。」の引用にまで繋がっていき大傑作となっています。技巧も上手く詩情の放たれ方も見事。

10982 : 善悪の相続  コテ ('19/01/03 09:33:01)  [Mail]
URI: bungoku.jp/ebbs/20190103_764_10982p
(一)序文のようなものを一歩、前に進めて行ったほうが良い。『戒と律』は読みごたえがあった。

10979 : the play  白犬 ('19/01/01 12:34:58)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190101_722_10979p
(一)作者独特の世界観が美しいが、最後の部分がオチ的にも表現的にも平凡なのが惜しい。好きなものだけでなく、もう少し多様なものを吸収すると良いのではないだろうか。
(一)一行空白に慎重になっても良いのかもしれない。言葉の新鮮さが刺さってくる。

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●文学極道公式ツイキャス第94回放送予告について。

2019-04-23 (火) 00:07 by 文学極道スタッフ

●文学極道公式ツイキャス第94回放送予告について。
(20時開始です。)

 「文学極道公式ツイキャス」第93回、即興詩枠、大盛況の内に終わりました。書き始めたばかりの方の参加やベテランの書き手の方、リーディング界を牽引している皆さまの朗読参加など多くの方の御参加、本当にありがとうございました。非常に勉強になりました。本配信が、きっかけとなり詩を書き始めた方が何人もいらっしゃいます。閲覧できなかった方、録画が残っておりますので是非ご覧ください。次回、第94回は自作詩朗読枠になります。様々な宣伝を行うことも出来ます。web上のオープンマイク「文学極道公式ツイキャス」は音声方面からの詩、発話から始まる詩の探求を実験的に行っていきます。次回もワンドリンク用意しながら御参加いただければと思います。閲覧者も是非ワンドリンク用意しながら御参加ください。コメントでの評も可能です。司会進行は、詩人の瀧村鴉樹さんが務めます。楽しく真剣に詩を探求していきましょう。「文学極道公式ツイキャス」は、音声方面と発話による詩への新たな提言です。

※第94回 4/23(火)20:00〜 自作詩朗読枠開催。
(20時開始の最長4時間です。)
twitcasting.tv/bungakugokudo
webのポエトリー・オープンマイク「文学極道公式ツイキャス」

(放送に上がり詩朗読をしたい方はPCの場合コラボ参加ボタンをクリックです。
 スマホやタブレットの場合は、ツイキャスビュアーとツイキャスLIVEの2つのアプリをDLして受話器の画像をタップしてください。
 いずれの場合も必ずイヤホンマイクを接続して御参加お願い致します。
 皆さま是非よろしく、お願い致します。)
  
              文学極道公式ツイキャス運営スタッフ一同

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