文学極道 blog

文学極道の発起人・スタッフによるブログ

すばらしくひどいものたちへ

2011-10-27 (木) 19:29 by 01 Ceremony.wma

 先日、彼女にドブネズミと言われたいかいかです。下水管からこんばんわ。詩を書いている奴なんて、どこかしら根暗ちゃんで、どこかしらうじうじしていて、もうやだね、みたいな。そんなろくでもない奴らが、寄り集まって、やれ技巧だ、やれセンスだ、やれ上達だなんていう場は醜悪極まりなくろくでもない以外に言葉が無い。すばらしくひどくてろくでもないものちが、寄り集まって、すばらしくひどくろくでもないものを作ろうとしているのかもしれないと思ったら、俺は心底わくわくする。この時代では、無意味であることが許されない。「知らない」と身振りすることが許されない。常に「発言」することや「知っていること」を強要されている。
 という、めんどくさいことはどうでもよくて、とりあえず、なんだかよくわからないけど、ドブネズミなんていわれたからには、綺麗に着飾ってより醜悪さを爆発させなきゃと思う今日この頃です。とりあえず、ひどいよお前ら。俺を誉めろ、俺をたたえろ。
 そこで、いかいかさんは考えました。一生懸命メルヘンチックに考えた結果、古参はとりあえず生贄になって、比較的若い人ががんばってほしいという投げやりな感じになっちゃいました。墓石君に、破片君、yukoさん、黒埼立体さん、藤崎原子さん、雛鳥むくさんetc、と、文学極道で、黒沢、ケムリ、右肩、浅井、一条、そして俺とか、ゴミクズです、と言ってやってくれる人が出てきてほしいなぁ、と。俺が2chにポエム板に書き込んだとき、全員に喧嘩売りました。詩を書いている奴全員に対して喧嘩売るような形で登場しました。2chポエム板は今の極道よりもひどい状況で、ろくでもないスレとろくでもない作品とろくでもない名無しとコテとレスばかりで、本当にろくでもない奴が拙い文章を晒してもうめたくそでしたよ。それはもう、ありえないほどにね。そして、何人かの人と仲良くなり、そして盛大に決別したり、自然消滅しました。そんな詩ポエム板にシバン派といわれるものが存在していて、ダーザインやボルカさんとかは知ってると思うけど、もしシバン派のメンツで極道に書き込んだら余裕で優良作品と年間各賞を総なめできる水準にありましたよ。でも、自然消滅したし、皆、詩を書かなくなっていきました。
 めでたしめでたし、なわけねーだろ。ここで終わりたくなければ、必死こいて素晴らしくひどくろくでもないものを作ろうぜ。ちなみに、何気に皆の詩読んでるよおれ。いらつきながら読んでます。レスしてなくても読んでたりします。作品読んで、わざわざ過去作もそのつど読んで、HNを検索して日記とかサイトとかまで目を通して読んでます。もう軽いストーカーかっていうぐらい読んでます。だから、書いてください。だって、感動したいじゃない。感動できる作品を読みたいじゃない。それを読むために、下水管でドブネズミやってゴミを毎日丁寧に読んでるんですよ。じゃんじゃんもってこい。そして、皆、仲良くしる!罵倒と怒号が鳴り響いても仲良しです!を合言葉に。
 
 

Posted in コラム, 寄稿 | Print | No Comments » | URL