文学極道 blog

文学極道の発起人・スタッフによるブログ

●文学極道公式ツイキャス第72回放送予告について。

2018-11-13 (火) 00:55 by 文学極道スタッフ

●文学極道公式ツイキャス第72回放送予告について。

 「文学極道公式ツイキャス」第71回放送、即興詩朗読枠、大盛況の内に終わりました。書き始めたばかりの方やベテランの書き手/読み手、他領域からの朗読参加など多くの方の御参加、本当にありがとうございました。非常に勉強になりました。本配信が、きっかけとなり詩を書き始めた方が何人もいらっしゃいます。閲覧できなかった方、録画が残っておりますので是非ご覧ください。第72回は自作詩朗読枠になります。webのオープンマイク「文学極道公式ツイキャス」は音声方面からの詩、発話から始まる詩の探求を行っていきます。次回もワンドリンク用意しながら御参加いただければと思います。閲覧者も是非ワンドリンク用意しながら御参加ください。コメントでの評も可能です。司会進行は詩人の瀧村鴉樹さんが務めます。楽しく真剣に詩を探求していきましょう。「文学極道公式ツイキャス」は、音声方面と発話による詩への新たな提言です。

※第72回 11/13(火)20:00〜 自作詩朗読枠開催。
(20時開始の最長4時間です。)
twitcasting.tv/bungakugokudo
webのオープンマイク「文学極道公式ツイキャス」

(放送に上がり詩朗読をしたい方はPCの場合コラボ参加ボタンをクリックです。
 スマホやタブレットの場合は、ツイキャスビュアーとツイキャスLIVEの2つのアプリをDLして受話器の画像をタップしてください。
 いずれの場合も必ずイヤホンマイクを接続して御参加お願い致します。
 皆さま是非よろしく、お願い致します。)

   
               文学極道公式ツイキャス運営スタッフ一同

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●2018年9月分選考雑感(Staff)

2018-11-11 (日) 22:37 by 文学極道スタッフ

10706 : 境界が無い  るるりら ('18/09/01 22:31:59)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180901_486_10706p
(一)原爆の犠牲者になった一個人の悲劇を、美しいとさえ言える筆致で静かな語り口で描いている。
(一)非常に迷う。狂気へと陥りそうな平穏な日常生活にいる人間の表裏一体性を現出させている。
(一)優良でも良いかもしれない。非常に迷う。狂気へと陥りそうな平穏な日常生活にいる人間の表裏一体性を現出させている。

10700 : ごめんね。ハイル・ヒットラー!  田中宏輔 ('18/09/01 00:15:39)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180901_417_10700p
(一)あの歴史的なエピソードを、引用形式で構成する力量を評価したい。しかも大部分が作者の創作である。この作家のやり方を馬鹿にする者は、まず同じことをして同じレベルの作品を書いてほしい。
(一)ヒットラーを用いたポップなコラージュであり知識の深淵と文学への愛が作者をインターフェースに出力されていく。圧巻である。
(一)桁違いの筆力である。全文引用は単なる言葉のパッチワークではなく、その言葉のどの単語であっても田中氏の強烈な意図によって選び抜かれたものである。これをそもそも筆力のない人がまねをしても単なるパッチワークにしか成りえない。自己の「思考」と「言葉」を磨きぬいてこそ初めてできるものだと言わざるを得ない。

10705 : 空洞  霜田明 ('18/09/01 20:31:32 *11)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180901_484_10705p
(一)友部正人の歌詞を引用詩ながら、作者の認知症や生死に関する感想が淡々と語られている。これだけの長さでありながら、最後まで読ませる強度を維持している。
(一)二連目から力のある綴りが展開されている。一連目で全てを説明してしまっていることが作品の魅力を大きく損なっていると思う。
(一)この構成力の高さ!計算されたイメージの断崖が/のなかで跳ね上がっている。文句なしに上手いです。

10718 : 幽霊とあぶく  田中恭平 ('18/09/04 11:55:48)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180904_642_10718p
(一)生活の耐えられない重さについての考察。生活を現実と置き換えても良いが、経験からくる言葉は単なる愚痴ではなく貴重なリポートとしての価値を持つ。
(一)言葉と文章を、単語として出さないほうが良かったのではないだろうか。

10708 : ヨナ、の手、首、  田中宏輔 ('18/09/03 00:01:14)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180903_553_10708p
(一)文学極道では引用詩が定番になっている作者だが、オリジナル作品でも個性的なものを生み出せることを証明している。単なる「ヨナ書」の再構成ではなく、ピンク・フロイドの「狂気」に代表される現代人の不安を見事に描ききっている。
(一)最初、抵抗を持ちながら読んだが、いつの間にか虜となってしまった。吃音のようにリストカットのように言語が寸断され、腑分けされて再構成する力動を持っていく不思議さ。言葉の力強さの新たなる側面を知ることが出来た。

10771 :  無名抄  玄こう ('18/09/27 23:20:22)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180927_906_10771p
(一)イメージの組み立てに労力を要す為、テーマは一貫しているものの意識を散漫にさせる作用が強いです。一連めは非常に美しく完成度が高い。字面そのものから雰囲気が漂います。

10707 : 殺させてくれたのに  渡辺八畳@祝儀敷 ('18/09/01 23:58:36 *2)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180901_489_10707p
(一)作者は以前から「非現実的キャラ」の虐待について強い関心を示していたが、この作品は同様のテーマをさらに掘り下げている。架空の存在を殺したことについての罪悪感。それを否定されることは、語り手の存在や行動がなかったことにされることでもある。これまでマスコミが取りあげてきた「現実とバーチャルの区別が付かない若者」という薄っぺらい語り口とは一線を画した作品と言える。
(一)心の中に抱えた小さな残虐さが伝わってくる。フィクションの世界であるということを鮮明に打ち出していることが上手い作用をもたらしている。

10716 : メイソンジャー  ゼンメツ ('18/09/03 21:27:44)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180903_626_10716p
(一)さり気ない会話の中に、男女の倦んだ愛が垣間見える。保存では無く朽ちていくことを選んだ彼女の小悪魔ぶりが実に魅力的。
(一)今まで作者の作品は最終的に、そのままの言葉を出し綴っていくことが多かったのですが本作品は比喩に昇華されています。構造も上手く詩としての作用が上質です。

10763 : 悪魔の子供  白犬 ('18/09/21 23:29:41)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180921_631_10763p
(一)このジャンルと表現は一歩間違えれば悲惨なものになるのだが、この作品は横文字も含めて読ませる作品に仕上げている。
(一)甘さと淫靡な表現をするための言葉の並びであり、情感にまでは至っていない印象。

10768 : 『 ‐ おぼろげ −』  柏原 一雄 ('18/09/26 11:26:20)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180926_838_10768p
(一)書き始めの印象を持った。これからに注目していきたい。
(一) 『…』を如何に言葉で表すか表現するのが詩なのかも。
(一)簡単な(書き易い)言葉と、受け取り易い(読み易い)言葉の違いをもう少し探求して頂きたい。この詩に描かれているような純粋な感覚を損なわずにどこまで届けられるか。

10742 : 腐敗した手鏡  鷹枕可 ('18/09/13 13:48:39)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180913_292_10742p
(一)この美意識は支持していきたい。「水底教会」というフレーズはメキシコでダムの渇水によって16世紀の教会が姿を見せたという数年前のニュースや、伝説都市イスを連想させる。
(一) 漢字ばかりの字面だと内容との塩梅が難しいですよね。
(一)わざわざ読み難くしている文体で印象的な単語を所々に配置し、政治的メッセージを匂わせ、イメージを展開させている。一連めもきちんと役割を果たしていて脈絡があります。
難解な漢字の羅列に子どもらしさのようなものを感じ取ることができれば愉しめたりもしますが、どんな方向へ進むのでしょう。

10748 : 夜[2004]  中田満帆 ('18/09/15 13:07:03)  [Mail] [URL]
URI: bungoku.jp/ebbs/20180915_348_10748p
(一)音楽と食事のイメージが絡み合う不思議な作品。作者独特の破滅的な美意識は、最後まで緊張感を途切れさせることなく詩という演奏を終えている。
(一)読み易い。文章にビートニクの雰囲気。料理と音楽の喩えは見聞きすることもよくありますが、テーマよりも語り口に注意が向くように書かれています。惨めな悲嘆に暮れる描写も文体に合っています。

10737 : 星を見る夢  ネン ('18/09/11 22:42:39)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180911_235_10737p
(一) この詩に書かれている
>あいつら
>何か
 を知っているような気がするけど、知っているとは言い切れないうちに作品が終わってしまった感じ。

10753 : (無題)  いかいか ('18/09/17 16:43:32)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180917_421_10753p
(一)この詩は全体的に逆説的スタイルとでも言いましょうか、非常に細かいところまで、一つのやり方ではなく様々な方法でそれが為されていて、読み手が意味を勝手に付けようとすればいくらでも付けられるようになっていますが、意味を付けたところで拒絶を感じます。

10710 : 獅子吼  lalita ('18/09/03 01:28:27)  [Mail]
URI: bungoku.jp/ebbs/20180903_561_10710p
(一)詩ではなく演説をしている箇所が目立ち、文学として評価できないところがあります。

10743 : 浸透  トビラ ('18/09/13 17:11:35)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180913_294_10743p
(一)文中の中にある一貫したリズムが上手く作用している。体言止めの乱打から、もう一歩の乖離があり新たな創造に向かっていく姿勢を明示しても良いのかもしれない。
(一) あと何作品か読んでみたいです。
(一)夜の表現が上手いのですが、女の孤独な夜は本当にこんなに女っぽく可愛くお洒落なものなのだろうかと立ち止まってしまいます。一つのメルヘンとして描かれているのであれば、真に迫る必要はないのでしょうが、ロマンチック過ぎる。

10723 : 当たり前の、  いかいか ('18/09/06 22:01:57)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180906_838_10723p
(一)読んでいて不快な気持ちになりました。
書ける書けない以前の問題で、読んだ人がどういう気持ちになるかという配慮に欠けた文章は作品として絶対に認めたくありません。

10754 : 今朝  空丸ゆらぎ ('18/09/17 18:40:48)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180917_428_10754p
(一)「休日に降る雨は せっかくの休みなのに〜」という表現がなければ優良に推していた。
(一)作者に近い作品で面白い。詩としての強度が出てくると秀作になると思う。
(一)技術面ではまだまだ磨けるところが沢山あるのでしょうが、ふと目を止めてしまうのは、言葉に強度を求めている途中の作者の熱意のようなものが漂っているからなのかもしれません。もっと光らせられる言葉(書き込めていない言葉)もあります。

10714 : 孤児とプリン  田中修子 ('18/09/03 17:32:32 *8)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180903_613_10714p
(一)詩とは人間そのものであると分からせてくれる凄絶な作品。切り刻まれていく身体と精神の中から放出されていく、とめどない詩。
(一)>いつだってなんだってすべて思い出だ。
 これがすべてなような。拝読しました。
 ザッピング的手法とよく合っているだけに作品としてもう少し練れそうに思います。
(一)フィクションであるなら突き放し方が足りない。ノンフィクションであるなら、構成が物足りない。新人ならともかく、作者のキャリアと実力を考えると辛い点を付けざるを得ない。
(一)世界観が洋風なのか、そこがはっきり書ききれていない為、作品に入り込めないような部分があります。「ゆっくり」「ゆっくりと」亡くなるという表現に何か思い入れがあるのか、気になったままその答えが見つかりません。といったところで、置き去りにされながら悲惨な話を読んだという感覚が残ります。振り切るのか、留まるのか、迷いを感じる文章です。

10755 : ポテトチップスが奥歯にはさまっている、夜。  泥棒 ('18/09/17 20:20:50)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180917_434_10755p
(一)猫や犬の描写が必要とは思えない。それ以外の部分は読んでいて心地よいので残念。
(一)文章のメッセージやイメージを読むに、これはもっと野性味ある組み立て方にしていただいて良いのではないかと感じました。「静」の感触が強く、改行の仕方によるのかなど、考えるところがあります。

10770 : 収穫祭  朝顔 ('18/09/27 12:00:22 *13)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180927_885_10770p
(一)意図的に行内の文字数を制限し、箱に収めている。この箱の中で、意識がぎゅうぎゅう詰めになっている。言葉の配列が視覚をもって体を成している。
(一)恨み節が効き過ぎています。改行や句読点を失くし、連続した文章で読ませる工夫は為されていますが、文章の内容そのものはえぐみ特に持たせようとして逆に残酷さが薄れています。
(一) 人生は思い描いた通りにならなかった、ピリオドが打てないものの連続だって思います。
 きれいにまとめると作品になるかもしれないけど、表現したいものはそんなお手盛りのカタルシスなのか疑問が出てしまう。「おやを殺した」部分こそ作者特有の体験で心象風景で書くべき部分だと。
(一)作者と密着している作品であり、この詩情の立ち上がりには感銘を覚えざるを得ない。

10772 : hyouka-ga-hara  田中修子 ('18/09/29 01:10:19 *1)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180929_940_10772p
(一)修辞の美しさがまず先に際立ち、読者をぐっと引き込む。興味を引く言葉とイメージの向こう側で、筆者の悲痛なメッセージが立ち上がっている。美しい一篇。
(一)色遣いが良い方に効いています。「彼」のキャラクター設定とその説明部分が熱を帯びていて面白い。文章が「彼」から離れたところでペースダウンしますが、落ちの切なさは綺麗に纏まっています。
(一)小説的な背景の作り方と作者の内面を、そのまま発露したような作品の中での軋みが上質な世界観とヒリヒリする構造を生んでいきます。力作です。
(一) 宮沢賢治のような幻想混じりの文章で楽しく読ませていただきました。
 情緒的で直感的な文章は、世界を理解しようとする読み手には好まれるかもしれませんが、論理的な思考を持ち、社会を理解しようとする人には敬遠されるかもしれません。言い方を悪くすれば、意味がわからないといった感想をもたれてしまうかもしれません。
 例えば、ジブリの千と千尋の神隠しでは真っ暗なトンネルが社会と世界を繋ぐ役割を果たしていました。そのように、田中さんの世界に連れてってあげる手助けをどこかでしてあげると読み手に親切なのかもしれません。ともすれば説明的にならざるをえない可能性もありますが、それによってつまらなくなってしまうのであれば、それまでの作品というだけの話です。

10765 : plastic  完備 ('18/09/25 14:04:39 *1)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180925_802_10765p
(一)洗剤を、の部位など現代詩として優れた構築を持っている。優れた詩人だと思う。
(一)全体のバランスは良いと思います。虚しさが全体から滲み出ています。一連の字数のリズムが引っかかります。パンチは弱め。

10735 : 報い  霜田明 ('18/09/11 04:24:08 *15)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180911_173_10735p
(一) 推敲してから投稿してほしいです。
(一)これは詩篇として読もうとすると、楽しくなくなってしまいます。論考でしたら申し訳ない。言葉について懸命に考え、それを伝える文章としては良いものです。
(一)格言にも似た言葉の綴りが作者自身に言い聞かせるように展開されていき詩という概念と、その領域を深めていく。描出されていく内面化と哲学の良質さが、ある。

10739 : 呼吸・波の行方  空丸ゆらぎ ('18/09/12 19:16:50)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180912_268_10739p
(一)「姫はなぜ小さくならなかったのか」というフレーズが光る。だが全体的には技巧を意識しすぎている印象を受ける。

10734 : アドレス  コテ ('18/09/10 19:20:44)  [Mail]
URI: bungoku.jp/ebbs/20180910_163_10734p
(一)この詩の場合、文体や熱さからして内面もっと暴き出して愚直であって良い。見つめ方の姿勢としては方向も合っているいるように感じられるので、深度を増す工夫をしたり適切な言葉を執拗に探してみて良いのではないか。
(一) ものすごくしゃべりかけてくるのに、ものすごく言葉足らずでねっしんに読んでしまった。

10699 : ほっそりとくびれた腰  lalita ('18/09/01 00:00:12)  [Mail]
URI: bungoku.jp/ebbs/20180901_416_10699p
(一)「限界まで力を振り絞って書いているという状態というのは、この人にとってはこのような状態なのだな」と読者が想像したり感じ取ったりできるくらいまでの言葉を引っ張り出して来ると詩的になってくると思います。

10719 : 恋愛論の小さなタイトル / 文極限定版  竜野欠伸 ('18/09/04 18:57:31 *20)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180904_654_10719p
(一)これらの言葉はおそらく、テーマの羅列になるでしょう。一つ一つにまだまだ深いイメージや感傷などが潜んでいて、それを表出させるためにどんなやり方をするのか、踏み込んでいく必要があります。

10736 : 詩情のない日記  北 ('18/09/11 21:16:28 *1)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180911_227_10736p
(一)詩情のない日記を書くことがエンタメ的な詩情を獲得していく逆説を体現しています。

10767 : 未詩論ーショウガイシャトイウナマエニツイテ  竜野欠伸 ('18/09/25 22:34:00 *65)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180925_820_10767p
(一)きちんと書いていこうという意欲が見える作品。比喩化していくと面白い作品になるのかもしれない。そのまま書きすぎで、まとまっていないため成立していないように思える。
(一)読みにくくなっている箇所や、文章の連なりの中で意味を掴みにくい箇所などが多々見られます。
(一) 「言葉の強度がラッパーの貨幣」っていう傑作がLIBROって人の『祝祭の和音』っていうアルバムに収録されてることを思い出しました。
 推敲してから投稿してほしいです。

10775 : 猪のメモリー  イロキセイゴ ('18/09/29 23:59:12)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180929_981_10775p
(一)スタートから必然性が弱く、単語の選択は奇抜ですが詩情には繋がっていないようです。
(一)ラオウなどの言語の横滑り感が面白い。もう一押しが必要かもしれません。

10758 : 猫島  紅茶猫 ('18/09/19 10:00:07 *7)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180919_508_10758p
(一)作品の構成が発見として力を持っている。さらに上の言語の綴りが出来そう。
(一)単語の選択、並べ方、美しくて魅力的に見せる書き方を基本的に身に付けている方でしょう。何を表しているのか考えるより、連想されるイメージに集中したほうが愉しめる類のものでしょうから、その意図であればもっと強烈なインパクトを与えるものであって良いと思います。

10756 : 全て  陽向 ('18/09/18 03:34:41)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180918_452_10756p
(一) 誰目線なのでしょうか。

10761 : 約束  朝顔 ('18/09/20 18:45:34 *14)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180920_541_10761p
(一) 推敲してから投稿してほしいです。
(一)一つの文章をただ細かい改行で区切って詩っぽく見える箇所があります。両親や母が出てくるところでこうなっているのは、説明的になっているのでしょう。詩の持つメッセージの方向性は素敵だと思います。
(一)推敲しなくても良い作品だったと思う。強い現実と向き合っていて強度を獲得している作品である。
(一)テクニックは問題ないのだが。実体験を詩作品として昇華しきれていないように思える。

10764 : 水精とは  本田憲嵩 ('18/09/24 00:28:23)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180924_718_10764p
(一)作者は綴りが巧いが今回の作品は説明的すぎると思う。
(一)自然の法則を説明するときに使われるような単語を多用することによって、タイトルやテーマに沿って、流れるように文章が展開されています。内容とのバランスも整っていて面白いです。

10750 : わが子  渡辺八畳@祝儀敷 ('18/09/17 00:05:10)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180917_386_10750p
(一)二次創作は読む人を選ぶが、それを詩のジャンルとして確立しようという姿勢を評価したい。
(一)SF漫画の一つのシーンのような情景と物語が短い詩文で表されている。よくあるような言葉を見つけますが、印象としてはその方がこの詩の「感じ取り易さ」に繋がっていると思います。

10732 : 半端な歌  氷魚 ('18/09/10 06:14:59)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180910_136_10732p
(一)抜群に上手いフレーズの流れで「半端な歌」を表現しきっている。作中において「詩」など表現に関する問題が出てくるが「ぎゅむぎゅむ」で終えていく作品が力を持つことは稀である。何度も読み返したが再読性もある。

10720 : 茶碗  北 ('18/09/05 13:43:03 *7)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180905_681_10720p
(一)途中まで非常に上手い。最後の「命」の綴りが書かなくても包摂されているように思えた。

10744 : ある透明な  紅茶猫 ('18/09/13 22:32:09 *1)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180913_302_10744p
(一)表現としては優れているが、風船の中の自分という比喩とその扱いが新鮮味に欠けるのが残念。
(一) 風船とはなんぞや。
(一)比喩があからさまなくらいわかりやすいので、詩全体に無邪気な印象が出て警戒心を解いてくれるようなところがありますが、文体は定点カメラのように観察した結果が描かれているだけのような部分が大半で、このバランスによって主体や感情というものが削ぎ落とされ、読者はただ読んで終わってしまいます。

10701 : Bookish  黒髪 ('18/09/01 02:19:29)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180901_425_10701p
(一)作者のことを思い切なくなる文章。そこから、もう一歩作品としての強度が欲しい。
10740 : Wheel of F F F FFFF For tune  ゼンメツ ('18/09/12 21:36:30)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180912_271_10740p
(一)作りや疾走感に惹きこまれる。最後の生の言葉が気になる。
(一)シーンの設定も文中の口調もイメージの構築にきちんと役立っています。絶望的な状態が表されていますが、理性が働きすぎているのか、文章に状況を受容しているような表現が多いためか、どこか遠い印象があって、読み手を冷静にさせてしまいます。

10730 : 降りしきる  宮永 ('18/09/10 01:44:29 *2)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180910_127_10730p
(一)作品のところどころに突き抜けた部位がある。全体としての統一感に欠けており、それならばのはみ出しきりもあるわけではないので勿体なく思う。

10738 : 心象掘 TokyoNicotine ('18/09/12 00:41:47)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180912_237_10738p
(一)《「さよなら」の響きを尋ねて》の辺りから緩くなります。硬骨なまま進んで良いのかな、とも思いました。しかし素晴らしい技術が光ります。構成も見事。
(一)沈黙を表現する三点リーダーの使い方、「」の中の言葉の強さ、心象を描くのに適切な言葉の選びが出来ているため、読み込まなければ良さが分からない詩もたくさんある中、一見してもしっかりと寂しい心象が描かれている、魅力のある詩です。

10745 : 夏忘れ  青島空 ('18/09/14 14:15:06)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180914_311_10745p
(一)スタートは求心力に欠けるところがありますが、第二連で急に現実感のある表現をしたことで詩がふわふわせずに済んでおり、好印象。

10721 : カツカレー 目蓋の裏めぐり  atsuchan69 ('18/09/06 09:08:12)  [URL]
URI: bungoku.jp/ebbs/20180906_761_10721p
(一)全国各地の御当地カレーが目蓋の裏をめぐりながら、大阪のお店などのカツカレーを哲学的概念にまで昇華していっている。最後のオチが面白過ぎないところも作品性を増していっている。上手い。ただし傑出した作品というよりも、小さく皆に愛される作品という感じだと思う。
(一) タイトル含めて面白かった。

10774 : DVDVDVDVDVDVDVDVDVDVDVDVD  泥棒 ('18/09/29 19:20:25)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180929_974_10774p
(一)エンタメ作品として非常に面白いです。
(一) 乱反射のとこきれい。
(一)皮肉も効いている。日常、働く人間の抜け殻感、芸術に憧れる人間のどうしてもミーハーなところ。難しくないことばで綴られていますが、あからさまにすると稚拙になるところをうまい具合でメッセージに変換できています。

10749 : Sweet Rainny / Hole  玄こう ('18/09/15 23:58:40 *11)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180915_363_10749p
(一)人間の生きにくさが凝縮されている。

10741 : 夢は叶わない  陽向 ('18/09/12 22:04:47)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180912_272_10741p
(一)ちゃくちゃなのだけれども破壊の力強さは印象に残った。

10760 : ビンタ  atsuchan69 ('18/09/20 10:37:42)  [Mail] [URL]
URI: bungoku.jp/ebbs/20180920_527_10760p
(一)擦過とスピードが読んでいて気持ち良い。一つで良いから、ほつれていく部位があったほうがよいように思える。
(一)勢いよくイメージを投げかけ続けてくる心地よさがあります。内面描写から状況への切り替えが手品のようにスムーズでいつの間にか引き摺り込んで読者を巻き込みます。

10731 : カシューナッツと酒  萩原 ('18/09/10 02:50:52)  [Mail]
URI: bungoku.jp/ebbs/20180910_130_10731p
(一)気になる作品だった。音楽的なリズムがあり、そして言語的なセンスがある。連との受け渡しを更に磨けば傑作になりそうな気配すらある。

10728 : (無題)  俺の嫁知らんか? ('18/09/08 22:29:48)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180908_045_10728p
(一)普通に領域内では上手いのだと思う。文字化して投稿する際に領域を超えるだけのものが必要なのではないだろうか。

10773 : 雪原の記憶  山人 ('18/09/29 17:49:08 *1)   
URI: bungoku.jp/ebbs/20180929_966_10773p
(一)「私は警察署に来ていた。」の一文を無くしても良いと思う。その部位を無くすと文中世界に、すんなりと入れたような気がする。しかし、そのことを考えても漁と生死の根源、銃返還に関わる多くのことや人間の心の傷を正面から書いた大作。この熱量は讃えられて良いと思う。

10724 : 大人心と、ときどき恋模様  あるく ('18/09/07 00:15:33)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180907_849_10724p
(一)書き始めたばかりの純粋な言葉が存在し眩いと思います。今後が楽しみです。
(一) この主題は90年代に少女漫画がやりきっているような気がします。

10703 : CarbOnatiOn  kale ('18/09/01 13:46:24)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180901_460_10703p
(一)全体的なセンスが良いのだが、文学極道の参加者にとっては既視感があるのではないか。多用される横文字も、人によっては煩わしいと思う。
(一)オリジナルの獲得にまで到れていないように思える。更なる作品を提示してみて欲しい。作者には期待。

10729 : 臆病者の歌  氷魚 ('18/09/08 23:55:45)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180908_048_10729p
(一)さらっと書かれていて深淵である。あと一歩の取っ掛かりがあっても良いのかもしれない。

10733 : 村上カルキン、立つ!  一輪車 ('18/09/10 06:32:10 *1)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180910_138_10733p
(一)選考やり直しなどへの時事を含めながら詩という営為へ昇華しようとしている。

10773 : 雪原の記憶  山人 ('18/09/29 17:49:08)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180929_966_10773p
(一)実際に狩猟をやってきた者だけが描けるリアルな世界。生き物の命を奪うという行為を、実体験の生々しさで描ききっている。ただ推敲が不十分であると感じる。
(一) すごく面白いです。過去が一番生々しく、現在と思わしき部分はふわふわしていて最初と最後が浮いてる。それが意図してのことなのか分からないから評価が難しい。
(一)情報量が非常に多いにもかかわらず、読み易く興味を惹き続けることに成功しています。最後に全て引っ繰り返すまで懇切丁寧に緻密に文章が仕上げてあり、熱量を感じます。

10751 : 水  kale ('18/09/17 02:32:21)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180917_392_10751p
(一)作品として上手くまとまっているのだが、空白部分が余計に感じる。空ける必要があるのか疑問。
(一)作者はレスによる評も上手い。作品が連動しており傑出した世界を生み出しそうな気配がある。
(一) もう少し視点を整理できるような気がしますが、水なのでよいのかもしれませんね。

10759 : 心象后 TokyoNicotine ('18/09/19 16:30:48)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180919_516_10759p
(一)世界観が、きちんとあることが美しいと思う。《病床の、縫い込めた遺灰から》は、もう一歩より良い言葉へと進めたような気がする。

10722 : symbol  完備 ('18/09/06 13:42:43 *1)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180906_781_10722p
(一)短い中に上手くまとめてあるのだが、「奇妙」という言葉が余計に感じた。最終連の素晴らしさが、逆に作品の過剰な技巧性を意識させてしまっている。
(一)素直な詩情が立ち上がる秀作。

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●文学極道公式ツイキャス第71回放送予告について。

2018-11-06 (火) 01:17 by 文学極道スタッフ

●文学極道公式ツイキャス第71回放送予告について。
(配信が20時開始となりました。)

 「文学極道公式ツイキャス」第70回放送、自作詩朗読枠、大盛況の内に終わりました。書き始めたばかりの方の参加やベテランの書き手の方、リーディング界を牽引している皆さまの朗読参加など多くの方の御参加、本当にありがとうございました。非常に勉強になりました。本配信が、きっかけとなり詩を書き始めた方が何人もいらっしゃいます。閲覧できなかった方、録画が残っておりますので是非ご覧ください。次回、第71回は即興詩枠になります。お題出題者も募集しております。様々な宣伝を行うことも出来ます。「文学極道公式ツイキャス」は音声方面からの詩、発話から始まる詩の探求を実験的に行っていきます。次回もワンドリンク用意しながら御参加いただければと思います。閲覧者も是非ワンドリンク用意しながら御参加ください。コメントでの評も可能です。司会進行は、詩人の瀧村鴉樹さんが務めます。楽しく真剣に詩を探求していきましょう。「文学極道公式ツイキャス」は、音声方面と発話による詩への新たな提言です。

※第71回 11/6(火)20:00〜 即興詩枠開催。
(20時開始の最長4時間です。)
twitcasting.tv/bungakugokudo
webのオープンマイク「文学極道公式ツイキャス」

(放送に上がり詩朗読をしたい方はPCの場合コラボ参加ボタンをクリックです。
 スマホやタブレットの場合は、ツイキャスビュアーとツイキャスLIVEの2つのアプリをDLして受話器の画像をタップしてください。
 いずれの場合も必ずイヤホンマイクを接続して御参加お願い致します。
 皆さま是非よろしく、お願い致します。)
  
              文学極道公式ツイキャス運営スタッフ一同

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