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>結びの二行と結ぶことができる。並列。最終連以外は並び替えても(読み手としては)何の問題もない。もとい、最終連すらその位置はベストだから、という観点からではなく、一般的な詩の流れとしてはこのような表現は最後が多いからそれに倣った。という印象である。実は、連ごとにカットアップしてるんです、この作品。最初はもう少し終始する物語の流れがあったんですけれど、そこから中心になる部分を引っこ抜いて、さらに残ったのをシャッフルしてこの形にしてある。というわけで、見事に読まれきっていてどうしたもんかという感じなんですが。というのも、これは元々短編小説にするために書き始めたストーリーで、そのままストーリーという状態で出すには「詩」の括りは苦しかったし、かといってプロット状のものを作品として提示するのも憚られたので「書き込み」以外の形でなんとか詩として成立させられないか、という苦肉の策だったわけなんですが。>茫漠な隠喩。完結にいっちゃうとこれか。読み手が筋道だって受け取れる何を指し示しているのか、の範囲がかなり広い。僕は小説も書く人なんですが、ここだと思うんですよ。小説が「何か」についての技術だとしたら、詩はきっと違う。積み重ねた説得力の力技を競う場だとしたらそれは大きく小説の枠組みに劣るし、何かを吐露したりあるいは発表したりする場だとしたら、「論文」や「論考」に大きく劣る。じゃあ、詩ってなんだろうってことの一つの(あくまで一つの)回答がこの形かな、と思うんですよ。中心になるものではなく、力技。何も意味しないままで何かを意味すること、そういう身振りなのかな、と思うんですね。まぁ、そういうわけでそういうことが出来る力技を色々試してみたんですが、いかんせん不足のようで練習がまだまだ必要な感じがしています。俺がこういう形の詩に求めるものってのは、「誰にとってもすわり心地の良い椅子」なんですよね、見る人のお尻の形によって、自在に形を変えて、とにかく居心地のよさだけを与える詩作。ただ、そうすると必然的に茫漠とした作品が仕上がるので、そこは小細工で「軽く」していく。まぁ、バレちゃってるんですが。もう少し手管を尽くせるんじゃないかな、と思うところもあります。あくまで、一つの方向性として。あと、もう一つは「詩は意味するものである」という考え方。何か「軸になるもの」があり、それを伝えるための手段である一つの信仰、「私」の物語と詩を不可分にしている作者信仰とでもいうか、そういうものが僕は徹底して嫌いなのもあります。作品の中心に「作者」って名前の空白があるとしたら、そこに座るのは読者でいいと思うんですよ。中心の穴は、読者のためにっていう感じの。まぁ、能書きだけは達者なんですが。そういう形のものも書いていけたらな、と思ってます。
>結びの二行と結ぶことができる。並列。最終連以外は並び替えても(読み手としては)何の問題もない。もとい、最終連すらその位置はベストだから、という観点からではなく、一般的な詩の流れとしてはこのような表現は最後が多いからそれに倣った。という印象である。
>茫漠な隠喩。完結にいっちゃうとこれか。読み手が筋道だって受け取れる何を指し示しているのか、の範囲がかなり広い。
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