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現行ログ検索結果 (投稿者)
61 : うしろ背 光冨 ('16/02/24 23:14:17)
そのうしろ背の壁に
白い顔が浮かびあがっている
まっすぐ見ている眸に
群れのひとたちの歩き出しに
くすむ羽をすぼめている
行き交うひとたちには気づかれない
そのあおざめた空には
遠くうすくのびる雲が逃れている
そのうしろ背が舞っている
小さい点の旋回に
羽根の白さが落ちていく
空のペットボトルのなかに
乾いた風の音がこもっている
胸のこげた臭いを
コートの襟に隠して
眉をひそめてさまよっている
街角で配りものをする肩に
触れてはわるいから
空が雲に覆われて
湿り気をふくんだ風に
ひとが通り過ぎても気づかれない
街の表示がはがれ落ちた死角で
影がひとついなくなった
靴のかかとを気にして
膝をまげて深い帽子を落とす
その曲げたただひとつの背に
街の空が引っ掻き傷をつくる
還っていくひとたちには気づかれない
建物の影に消えていく
うしろ背にまたたく光がまぶたを開く61 : [返信] 光冨 ('16/02/29 12:17:06 *1)
泥棒さん、ありがとう。あとで、何か思いつけば、返答を加えさせていただきます。
61 : [返信] 光冨 ('16/03/18 18:16:11)
ねむのき様
こんにちは。ご指摘の部分、確かにそのようにも受け取れますね。
わたし自身、この言葉はこういう意味で狙いだとか、この作品に関しては、言えないです。
散文詩のシリーズやその前に書いていた改行詩の場合は、一つひとつの言葉の意味やイメージについて語れたのですが。
ぼんやりとした夕暮れから夜にかけての不可思議な情景でしょうかね。61 : [返信] 光冨 ('16/04/04 20:43:47)
と言われてやりなおすひともいないだろうが。中田さん、ありがとう。
61 : [返信] 光冨 ('16/04/11 20:31:30)
園里様
丁寧にお読み下さり、ありがとうございます。「全方位対応」という指摘はユニークですね。たしかにこの作品は「視線・視点」が描く折り重なる情景かもしれません。
また「翼」も本来は鳥のように腕の変形のはずですね。58 : [返信] 光冨 ('16/02/24 23:16:15)
たまさま。
ケムリさんは前の文極の代表ですね。最近は顔出ししていないけれど。才能はあるのだから、書くことを続けるべき方でしょうね。59 : [返信] 光冨 ('16/04/11 20:34:48)
シロ様
ご感想ありがとうございます。悲しいけれど、あたたかみも感じていただけたならば、幸いでしたが。56 : [返信] 光冨 ('16/04/11 20:33:31)
シロ様
ご感想ありがとうございます。どこかしら淡泊で物足りなくもあるかもしれませんね。
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