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現行ログ検索結果 (投稿者)

  1. 6 : [返信]  Canopus(かの寿星) ('05/02/12 12:41:08 *1)  [Mail]

    「『あばら家』、ですか」
    「『あばら家』、です」
    「ええと、これはつまり、この場にふさわしい詩として投稿した、いとうさんの渾身の一作
     即ち本物のオムレツとして考えていいわけですね?確かめておきますが」
    「……(笑)」
    「また笑ってごまかすう(笑)。ではいただきます」
    「どうぞ、御遠慮なく」
    「うーん、笙野頼子の『ニ百回忌』を彷佛とさせる舞台だなあ。2連めは何だかもったらし
     てるぞ。夢の中の世界のようにぐーるぐる回って、揺らぐ自由の根っこが生えてて、やっ
     ぱり留まってるのかな…」
    「ヒジついて食うのはやめなよ、行儀わりいなあ(苦笑)」
    「もういいや、ご馳走さま」
    「どしたんだい、まだ半分も食べてないじゃないか」
    「だって、これは読んでても楽しくないんですよ、世界の謎解きばかりで。いや、世界が謎
     でも一向に構わないんだけど、その世界に読者がうまく乗っかれるような配慮もないし、
     だいたい作者がどのような意図で『自由』ということばを遣ったのか、うかがえません」
    「……」
    「これが本物のオムレツだとしたら、こんなオムレツ、ぼくは食べたくありません」
    「……」
    「……」
    「……」
    「い、いとうさん、む、無言のままぼくの首しめるのはやめて下さいよウ…」

    ああ、こわかった。

  2. 4 : [返信]  Canopus(かの寿星) ('04/12/25 01:36:06)

    うーむ…。これは悪いけど、失敗の部類に入るんじゃないかなあ…。
    固定面たるゼロの大地、そこをよぎる有機無機のベクトル、風のベクトル
    、光のベクトル。その乱舞がすっと消え失せ、立ち昇る新たな線。

    これは多分、現実世界における、作者の文学的決意に基づくもので、その気概は買うんだけれども、いかんせん、そのイメージの集積がゴツゴツし
    すぎています。この詩に関して言えば、センスが悪いんじゃないかな。

    いや、ところどころ上手い描写はあるんだよ、例えば「風は三度現れる」
    とか。しかしながら空無を表すのに「透き通った」は安易だし、「永久凍
    土」は大仰にすぎる。「空無が通り過ぎていく」に至っては、あー言っち
    ゃった、って感じ。「コーラ缶」が「襲撃」したり、光の描写だってもっ
    たらしてるし、ツッコミどころ満載だよ。何か腹立ってきたぞ。

    いや、滑らかな描写がけしていいわけじゃなくて、ゴツゴツしてたって、
    詩の質感においては効果的であるんですよ。ただ、も少し練りなおしてく
    んないかなあ…。

  3. 4 : [返信]  Canopus(かの寿星) ('04/12/25 07:12:51)

    ……。つまり、「解らないヤツはスッこんでろ」と、そういうわけ?
    ぼくみたいな、無名のヘタレがいっちょ前に批評しちゃいかんと、そうい
    うわけなんだね?よくわかった。

  4. 4 : [返信]  Canopus(かの寿星) ('04/12/25 09:46:29)

    たもつさん、すんません。大人げないことをしちまいました。
    ほんとは放っておかなくちゃいけなかったね。
    ガシガシ突っ走っていきますよー。

  5. 2 : [返信]  Canopus(かの寿星) ('04/12/25 00:46:44)

    んーと、技術的な見地でいうなら、文句の付けようはないと思います。これ
    だけの素材で、よくまあここまで美しく綴れるもんだと、感心するね。冬の
    モノクロームの静止画像。

    ただ、ぼくの中ですごい違和感があったのが、ことばや構成がものすごく透
    徹してるわりには、内容にダンディズムというか、カッコよさを感じず、む
    しろ声を殺さずに泣くような女々しさ(女性の人、ゴメン)を感じたんだよ
    ね。それは詩の全篇を覆う、素のままの「痛み」だったり、うつむく姿勢だ
    ったり、飛べないという事実だったり。ヤセガマンが入る余地はどっかにな
    かったのかなあ、って。

  6. 1 : [返信]  Canopus(かの寿星) ('04/12/25 00:09:09)

    取り合わせとしては、純粋に面白いでしょう。
    古い洋館の二階の静かな部屋。大地のイオン、空のイオン、その他さまざま
    な思いが充ちるように平衡を保っている、その微妙なタプタプ感。だから大
    地や空や風や虚空はそれらであって、それらでない。
    エントロピーの状態にありながらも、適量状態ってのは、何かの拍子にすぐ
    崩れてしまう。それらはまた再構築されて、また眼前の事象となる。絵画で
    はピカソに代表される手法ですな。

    自然事象と、人間という物体と、モル式を思い出させるような化学の取り合
    わせ、という発想は面白い。ただなあ、その世界というか理論の構築に、だ
    いぶ手間取ってしまった感は強いです。だから、こ難しいというより、少々
    退屈な印象を持ちました。


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