●2019年10月分月間優良作品・次点佳作発表
2019年10月分月間優良作品・次点佳作発表になりました。
Posted in 月間選考 | Print | No Comments » | URL
文学極道の発起人・スタッフによるブログ
2019年10月分月間優良作品・次点佳作発表になりました。
Posted in 月間選考 | Print | No Comments » | URL
2019年9月分月間優良作品・次点佳作発表になりました。
Posted in 月間選考 | Print | No Comments » | URL
11419 : a boy 白犬 ('19/08/30 00:24:41)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190830_795_11419p
(一)空白が、もっと効果を考えながら構成することも出来たと思う。先月は、空白との構成で高め合っている作品となっていた。そこにヒントがあるような気がする。
(一)少年の描写から宇宙的なイメージの広がりを見せる展開はスピード感に溢れ、最後まで一気に読まされる。表現方法に豊かさがあり作者の成長を感じる。
11422 : 赤い口紅 コテ ('19/08/31 09:01:01)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190831_818_11422p
(一)音が、とても良い作品である。視覚的にも整っており作者の作品としては、今までで一番よいと思った。
11414 : 沈黙 曇天十也 ('19/08/26 06:45:15 *1)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190826_742_11414p
(一)言語の選択が、あと一歩だと思う。オノマトペは面白い。
11377 : メドの赤い屋根の家 atsuchan69 ('19/08/07 06:52:59) [Mail] [URL]
URI: bungoku.jp/ebbs/20190807_496_11377p
(一)よく出来ている作品だと思う。作風が表層的にも見える。
11398 : Tag, You're It アルフ・O ('19/08/17 00:12:23)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190817_615_11398p
(一)粘着質に捕らわれていく悪意の充満を、作品の中で発信していく。詩情を得ていく屈折が美しく苦しい。
(一)相変わらず挑戦的かつ挑発的な作風。ネット時代の代表的な詩風であり、そのまま紙媒体でも通用する技量を感じる。ラストは肉体へ作用してくるような錯覚に陥る。
11403 : 目さえない青 いけだうし。 ('19/08/20 23:19:45 *18) [Mail]
URI: bungoku.jp/ebbs/20190820_665_11403p
(一)思春期からの性到達の混濁が上手く描かれてはいる。けれども粗いままであり、その先の感覚を詩として掴む種のままであるように思えた。
(一)作者が述べているように歌詞としての構造を持った詩。「文学擬人化シリーズ」のひとつだが、これまでの作品と比べるとインパクトに欠ける気がする。歌詞としてなら文句ないのだが。
11418 : 分断 霜田明 ('19/08/29 18:30:54)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190829_786_11418p
(一)後半にかけて、どんどんと良質な作品になっていく。前半が説明的であることが気にかかる。
11421 : 編み物 鈴木歯車 ('19/08/30 02:12:57)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190830_802_11421p
(一)軽さもあるけれども読みごたえがある。散文とは違う詩文の良さを、いかんなく発揮している作品である。
(一)読み進めるほどに狂気が深まっていくのを感じるのだが、狂っているのは編み物の人なのか語り手なのか。単純明快なようでいて、読み終えるとその判断がつきにくいことに気付く。読むものを不安にさせる点で優れていると感じた。
11420 : 兄さん兄さん イロキセイゴ ('19/08/30 00:55:27)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190830_796_11420p
(一)言葉の流れが跳躍を持ってはいるけれども、不鮮明さが前に立っている。
11370 : サンダーソニア ネン ('19/08/05 21:55:17)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190805_473_11370p
(一)死と救済、深めていく言語選択が更に可能だったように思える。
11411 : 綺麗な花 蒼井椛 ('19/08/26 00:42:27)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190826_737_11411p
(一)余白があることは、分かる。自由律俳句などの一行の詩情を更に読んだりすると、一行への感覚が捉え直されていくかもしれない。
11415 : 褐色のおんなのこ 田中恭平 ('19/08/26 11:44:23)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190826_745_11415p
(一)圧が強い作品である。その上で編み込んでいく丁寧さを持ったら、更に上質さを増すと思う。素材と組み立て方は上手い。
11412 : 野紺菊 山人 ('19/08/26 06:26:11 *2)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190826_740_11412p
(一)優良か次点かに迷った。優れている描写と内面との紡ぎ上げで成立させている作品。最後の言葉が残る。書き込まれた作品よりも、改行が作者には活きるのかもしれないと思わさせられレた。しかし三連目が、もっと充実していたら、ということも感じた。
11409 : てんごく 水漏綾 ('19/08/24 19:27:56)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190824_717_11409p
(一)上質な綴りではあるが、展開が単調に思える。「てんごく」という平仮名が、もっと効果的に作用できる詩に思える。
(一)全体的には安定感があり作者の技量の高さが伺えるのだが、ホームレスの連だけが少し安易だと感じた。
11413 : 死と乙女 st ('19/08/26 06:39:12)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190826_741_11413p
(一)言葉と空白が上手く作用していくために、もう一歩の更なる客観視が必要なのではないだろうか。
11408 : 日記の詩 霜田明 ('19/08/24 17:03:27 *7)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190824_715_11408p
(一)日記と詩との対象化をしていくことで、客観的に心を見つめ直している。作品が更に後半で立方させることが出来そう。
11407 : 時をあやつる女神 st ('19/08/23 03:49:40)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190823_697_11407p
(一)空白が、ひょっとすると詩情を削いでいるかもしれない。再考の余地があると思う。
11400 : 雨 水漏綾 ('19/08/17 19:30:20)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190817_623_11400p
(一)美術室という舞台設定、石鹸のにおい、降り続ける雨といった設定は良いのだが、描写のもたつきが見受けられる。後半が顕著だが、基本的な筆力があるのに一部の表現が物足りない。
11388 : 雨降り 宮永 ('19/08/10 20:36:06)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190810_541_11388p
(一)平凡な文章に擬態している不思議な効果を、持った作品。最後の連で技巧に気付かさせられて驚く。
(一)作者は創作時に観ていないと言っていたが、「天気の子」を連想させる内容。これからもずっと雨が降り続けるような、今の時代を象徴しているかのように感じられる作品。一種のSFのように、この詩の世界でも雨は降り続けて新しい姿へ変化していくのだろうか。最終連におけるおばあちゃんの言葉はユーモラスであるが、どこか啓示的でもある。
11405 : absolute darkness 海日秋斗 ('19/08/21 20:41:23)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190821_678_11405p
(一)「ごめんけど」で始まる詩作品というのは新しく面白い。行替えの位置や空白を丹念に意識すると、もっと上質さが湧いたと思う。
11392 : 草原で 右左 ('19/08/13 18:25:51)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190813_575_11392p
(一)希死念慮と対応させていく描写が、艶めかしく神秘的である。希死念慮を言葉として出さなくても良かったのかもしれない。
(一)子ども時代に昼寝から目覚めて、いきなり自分と世界を再認識するということがあります。この詩もそんな体験を描いたものだと思います。内容的に共感できますが、「突然!」がちょっと唐突に感じました。
11374 : ひまわり たこ吉(たこ) ('19/08/06 21:27:55)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190806_490_11374p
(一)一行ということの意味を考えた。鮮烈な詩行を改行で描くことと、一行で描くことでは明らかに一行で成すことの方が難しい。敢えて一行を選んだことから、効果が生まれるはずである。言葉の選択を、もう少し前へと進ませられたのではないかと感じる。
11401 : 貝殻の秘愛 ゴロキ ('19/08/19 01:08:23)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190819_647_11401p
(一)文章は非常に上手い。純愛と貝殻のイメージが、過去の詩芸術を乗り越えて行けるかどうか、どの方向で成し遂げられるか再考と推敲をしてみても良いのかもしれない。
(一)男女の愛を下品になることなく描いている。表現方法自体は巧みだが単語レベルでやや新鮮みに欠ける。
11399 : 夏の記し(三編) 帆場蔵人 ('19/08/17 03:51:03)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190817_617_11399p
(一)音が非常に高い位置で進み、視覚的な展開と観念とが交差していく。最後の一文まで楽しめる切なさを孕んだ作品でもある。
(一)夏を描いた詩としては非常に完成度が高い。的確に選ばれた言葉によって構成されたイメージは実に豊かで、鮮やかな情景だけでなく空気まで伝わってくる気がする。最後のパートによるまとめ方も上手い。
11396 : 魚 山人 ('19/08/16 06:47:22)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190816_605_11396p
(一)最終行が、もう少し上に行けると思いました。
(一)語り手の閉塞感や無力感を魚という存在に託した詩。その内容には共感を覚えるが、目を開けたままの魚の描写が前半と後半に2回出てきているのが少しくどく感じた。
11393 : 拝啓砂澤ビッキ様 まひる ('19/08/13 22:00:43 *1)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190813_579_11393p
(一)分かりやすい比喩で構成されている。次作も読みたいと思った。
(一)砂澤ビッキの名前を出したことで、どうしても彼の作品に対して詩の内容が弱く感じてしまう。テーマそのものは魅力的なので、もっと表現を工夫してほしい。
11395 : 耳をピンと立てた君は大きくなった 空丸 ('19/08/14 22:58:05)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190814_597_11395p
(一)構成は良い。文章の凝集性を高めていくと傑作になるのではないか。
(一)前半はブツ切りにされたイメージたちが絡み合い不思議な疾走感があるのだが、後半になってネタ切れ感が出てきてしまっているのが惜しい。
11389 : 恒転 曇天十也 ('19/08/12 06:52:32)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190812_564_11389p
(一)暖かみのあるのユーモアが良い。「ジリジリ 陽炎」「ポツポツ 雨垂れ」「クルクル 風車」は、それぞれ1回ずつの方がリズム的に良かったのではないか。
11376 : ぬけがら 青島空 ('19/08/07 00:18:33 *1)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190807_492_11376p
(一)分かりやすい比喩だけれども、今しか書けないであろう年月との文字が力を持つ。独自の視点を探すと良作になると思う。
11394 : 静かなダンスによる生活 ゆうみ ('19/08/14 00:13:03)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190814_582_11394p
(一)言葉のセンスは随一なのではないか。まとまりがないが、これが統一感を持ったら、どちらに転ぶのか分からずにいる。
11390 : てんとうむし たこ吉(たこ) ('19/08/12 08:02:50)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190812_566_11390p
(一)柔らかい作品である。イマージュを飛ばしていく在り方が鮮明。しかし、それでも最終二行に妥協が見える。
(一)最初から最後まで言葉の選択にいっさいの無駄や不足がなく、非常に完成度が高い。テントウ虫という小さな存在から宇宙規模へ感動が膨張していく。本当に見事です。
11379 : はじまり 田中恭平 ('19/08/08 09:38:01)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190808_505_11379p
(一)美しく、難解で、物悲しい。それぞれの連にはつながりがないように思えるが、違和感なく読み進めることができる。これは作者の力量によるものだろう。最終連のまとめ方も良い。
11384 : ポエティカルポリティクス、ある種のオマージュ 玄こう ('19/08/09 22:09:23 *1)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190809_526_11384p
(一)面白くなり始めた時に、「つづく」の言葉で終わってしまった。勿体ないと思った。
11380 : リクリエーション ゆうみ ('19/08/08 16:13:09)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190808_507_11380p
(一)理屈を超えていく展開が心地よく発火をもたらす。タイトルを感覚から離していくと効果が出たと思う。
11373 : 乱反射していた。 黒羽 黎斗 ('19/08/06 17:15:07) [URL]
URI: bungoku.jp/ebbs/20190806_487_11373p
(一)「5秒前」のフレーズが残るため、繰り返す際には差異が必要だったようにも思える。丹念に粗さを抱えながら練られた言葉が躍動している。
11383 : めざめ 左部右人 ('19/08/09 12:38:57)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190809_522_11383p
(一)連毎の呼応が丁寧に作られている。最終行を、まとめ過ぎてしまった感もある。
11385 : □■ 湯煙 ('19/08/10 00:34:02 *3)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190810_528_11385p
(一)作品が為そうとしたかったことは為せている。意味もある。
それは優良や次点の枠とは関係ないものではあるが、続けて欲しいと思う。
11386 : 春も秋も 鷹枕可 ('19/08/10 03:26:24)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190810_531_11386p
(一)振り切った作風の追求を、他の物の追随を許さず行っていく。最終行の柔らかさが効果的であったかどうか。
(一)終わってしまったもの、過ぎていたものたちへの美しいレクイエム。抒情と退廃の中間地点に位置している愛の詩と言えるだろう。
11363 : 肋骨 アルフ・O ('19/08/02 22:48:02)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190802_408_11363p
(一)悪意や怨念が間接的に渦巻いている。直情的だが、煙に巻いている情感がある。
(一)作者独特の美学に磨きがかかり、短い中にもセンスの良い物語が展開される。最後の一行まで隙がない。
11366 : うしのナニー camel ('19/08/05 06:48:49) [URL]
URI: bungoku.jp/ebbs/20190805_460_11366p
(一)生と死を描き出している。文章の巧さは、更に磨いていけそうだけれども食物となったナニーの凄惨な感覚を導き出していることは評価されて良いと思った。
(一)食事、セックス、出産といった行為を並べて見せることで、読み手をドキリとさせることに成功している。生々しい描写ではあるが不快感はなく、最終連の謎めいた終わり方が想像力をかき立てる。
11365 : 小羊のメアリーちゃん。 田中宏輔 ('19/08/05 02:19:49)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190805_457_11365p
(一)「かわいい」という言葉の奥深さに気付かさせられる。あり得ない話の展開を身近に思わせてしまう強度がある。
11369 : 夜景かご はにゃらす ('19/08/05 20:05:42)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190805_469_11369p
11368 : 背中の躍動について 右左 ('19/08/05 18:36:08)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190805_467_11368p
(一)文中の熱気に興奮してしまった。自分自身が熱狂することを丹念に、見つめ描き出すことは困難な道のりであるに違いない。それを見事に行い、興奮の坩堝へと誘っていく。これこそ美である。
11367 : 壊れてしまうのかな? みちなり ('19/08/05 17:40:47 *2) [URL]
URI: bungoku.jp/ebbs/20190805_466_11367p
(一)丁寧に書かれている。壊れる、と、シャボン玉を全く新しい比喩にしていくことが必要かもしれない。
11357 : 水没都市。 田中宏輔 ('19/08/01 00:17:02)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190801_353_11357p
(一)連の中で展開されていく不可思議な世界が詩情を構築していく。皆が体験していた世界に穴をあけていく上質さ。
(一)半ば水に浸かった教室で普通に授業を続けている教師の融通のきかない様子が、ユーモラスではあるが同時に不気味さを感じる。この設定でもう少し物語を展開させてほしかった。
11364 : 誓い みちなり ('19/08/03 18:07:37)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190803_427_11364p
(一)丁寧に書かれていることは分かる。表層的であり一歩、奥へと進んでいるのかどうか気になった。
11362 : a 湯煙 ('19/08/02 21:49:53 *2)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190802_406_11362p
(一)空白と言語の噛み合いが独特で、新しい作品として存在感を示している。初連が、留まっているように思える。
11361 : 叛分子、記憶 鷹枕可 ('19/08/02 21:47:54)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190802_405_11361p
(一)作品の圧力が強い。作用していく言語の昇華がヌメリを持っている。
(一)権力による暗黒の近未来を作者の個性的な筆致で描き出している。作者のメッセージは書かれていることとは真逆であると感じた。
Posted in 月間選考, 雑記 | Print | No Comments » | URL
2019年8月分月間優良作品・次点佳作発表になりました。
Posted in 月間選考 | Print | No Comments » | URL
11355 : 眩暈 帆場蔵人 ('19/07/31 20:05:47)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190731_349_11355p
(一)鯨が作用する比喩の効果が印象的。最後を体言止めにすることなどで薄れた効果など、まだ推敲が出来る作品に思えた。
(一)一読してジャン・コクトーの「耳」を連想した。幻の鯨と耳石という組織をテーマに、シュールでノスタルジックな世界を描き出している。語り手を襲う眩暈とは、世界に対する違和感によるものではないかと考える。読み進めると共にタイトルの意味に気付かされ、第4連から最終連への流れに引き込まれて心地よい眩暈を覚えた。
11356 : 畏敬の念 イロキセイゴ ('19/07/31 22:58:42)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190731_350_11356p
(一)二行目までの面白さが突き抜けている。そこから先を、もう一歩欲しいと思う。
11353 : Water 鴉 ('19/07/30 17:23:42)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190730_327_11353p
(一)技法を上手く使用している。この一貫性は見習うべきものがある。「死にたい」の羅列は、別の方向性もあったのではないかとも感じた。
(一)読み始めに自分の想像していたものが陳腐だったと終わりに近付くにつれ思わされました。擬人法と物語が加速していて面白いです。「死にたい」という言葉はもう非常に多く使用されていて衝撃があまり無いため、他の言葉で衝撃があると更に良いと思いました。
(一)読み終えたときに萩原朔太郎の詩集「月に吠える」に収録された、「殺人事件」や「悲しい月夜」といった作品が頭に浮かんだ。猥雑だが不思議な美しさを持つ描写だが、後半になるにつれて失速していくのが残念。
11354 : 狂日 曇天十也 ('19/07/31 16:28:10)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190731_347_11354p
(一)第3連までは平板で真新しさもないのだが、最終連によってがらりと印象が変わる。
(一)凡庸な詩にうつるかもしれませんが、テーマと掘り下げ方が良く、読み手によってはいろんなことを考えることができるきっかけになる詩です。
11311 : ホーム ネン ('19/07/12 22:43:34 *2)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190712_025_11311p
(一)きちんと書かれていて構成も良い。後は言葉の、たゆたいがもう一歩に思える。選択していく言葉に後少しだけの鋭敏さが必要かもしれない。
(一)思いの説明が多くなっています。どこかに見えたものや感触などの描写が入っていると深みが増すのでは無いか。
11352 : 呼吸癖 たなべ ('19/07/30 16:01:02)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190730_323_11352p
(一)とても良い。惹きつけられた。抒情的でリズムも卓越していると思う。
(一)三連目の途中までの言葉の連なりは勢いと表現力があります。他のところとのバランスが取れているともっと良いと思います。
(一)それぞれの言葉選びはとても素敵なのだが、全体的に見るとイメージが分散してしまって伝えたいものが見えてこない。もう少しまとまった物語が必要ではないか。
11344 : ぼくのずっと後ろの方で 鈴木歯車 ('19/07/26 01:17:26 *1)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190726_205_11344p
(一)きめ細かい作品の構成が、立ち上がっている。作者は存在の濃さを、ますます作品の中で増して来た。
(一)タイトル美しいです。波と風と呼吸をリンクさせているところには技を感じさせますが、効果的に使えていたかというと自信がありません。
11348 : (無題) 黒羽 黎斗 ('19/07/29 11:14:54)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190729_280_11348p
(一)一行詩は非常に難しい領域である。これまでの芸術領域を更に認識する必要がある。
(一)短くして意味とイメージを持たせるということが出来ています。物足りなさがありますので、これの連続によってわからない人にも伝えられるエネルギーがあると思います。
11349 : 熱情 たこ吉(たこ) ('19/07/29 17:19:24)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190729_286_11349p
(一)基本が出来ている作者だと思う。熱情を表現しながら、単語の選択や流れを見通せている。更に削ぐなどの推敲が必要な部分もあると思った。
(一)現代だと多く共感されるテーマかもしれません。切なさや不安感はもっと強いものだと思いますので、そこが文章で如実に表現されているともっと良い。
11346 : そらの椅子 帆場蔵人 ('19/07/27 03:04:11 *1)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190727_232_11346p
(一)最初と最後の方、説明的な部分が、どうしても気になる。しかし綺麗な小品である。
(一)沢山の経験を経てそれを抱えながら全てを言葉で埋め尽くそうとせず短い「そら」という言葉で全てを言い表せているような老人の様子が上手に描かれており、ぴったり来る言葉を探したい気持ち、そのときに邪魔をする意識までもわかりやすく表現されています。
(一)不思議で美しい情景が目に浮かぶが、説明のための表現がくどく感じた。
11350 : いぬのジョージ camel ('19/07/29 18:10:12) [URL]
URI: bungoku.jp/ebbs/20190729_293_11350p
(一)少ない行数で、少ない文字数での絡め方や音の流れが上手い。
11347 : 工場 山人 ('19/07/29 06:36:08)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190729_278_11347p
(一)冒頭の雨の描写が素晴らしく面白いのですが、その後の重々しさは凡庸になってしまったかと思います。
11351 : 跣 玄こう ('19/07/29 20:54:54)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190729_300_11351p
(一)同じ言葉であるのに進むにつれて印象が変わって行くのは筆者の技術によって達成されている妙だと感じます。
11312 : ロストバイブルウォーク 北 ('19/07/13 01:32:41)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190713_029_11312p
(一)口語のエンタメとして興味深い。最後の一文が、あるから詩作品として一歩先にいっている。
(一)最終的に選評論という風に捉えて読みました。表現としては買い物カゴの部分が面白く、内容も伝わりやすいと思います。詩に「詩の選評」という言葉が出て来ることでに、楽しませる幅が狭まってしまわないかと思いました。
(一)前半はとても面白かったのだが、「詩の選評」といった具体的なワードが出てきたところで失速してしまった。最後まで分かる人にしか分からない口調で読み手を煙に巻いてほしかった。
11320 : 告白はまだ終わらない 田中恭平 ('19/07/16 11:08:53)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190716_068_11320p
(一)後半が、とても良かった。前半部の詩を出す部位が効果的とは思えない。
(一)淡々と続く告白が生きている人間の情熱を迸らせています。改行も読み易く感傷に溢れているストレートな詩でした。
(一)この長さも魅力だと感じられるほどの熱量が足りない気がする。もう少し短くまとめてほしいと考えてしまった。
11318 : 花譜 鈴木歯車 ('19/07/15 23:01:13)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190715_062_11318p
(一)上質な世界観である。三連目に持っていくまでの作品構築が非常に上手い。
(一)共感を呼ぶ細かい感覚。筆の方向の美しさを評価します。ただし狙い目を詩の中でそのまま言葉にしてしまっている部分があるため、読者を浸らせないところがあります。
(一)溢れる情感と生活が溶け合って絶妙な雰囲気を作り出している。第四連以降が特に美しい。
11321 : 消しゴムと靴下 宮永 ('19/07/17 04:10:51 *1)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190717_073_11321p
(一)面白い。不思議な世界が感覚上を軸に展開していく。
(一)導入する勇気が必要だったのではないかと思わされます。人の頭の中の残酷さを語り手の告白としてリアルに詳らかにしてゆくというのが非常に心を抉り、印象が強いです。書き方によってはもっと残酷に真っ直ぐに行ったのではないかと考えました。
(一)思春期特有の屈折した心情や残酷さが鮮やかに描かれている。物語としても最後の部分は上手いまとめ方で余韻が残る。
11319 : 眠りの季節 アルフ・O ('19/07/15 23:07:26 *1)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190715_063_11319p
(一)読みやすく分かりやすい。怒りに溢れている。作者の中では、あまり良い出来だとは思えない。しかし読みやすさと残る針は、ある。
(一)何故かこの詩を読みリルケを思い出しました。内面と出来事が絡まった複雑な詩として読みましたが、メッセージになっていながら伝えるところが謎なのを面白いととるか否かの判断が付けられませんでした。
11330 : Satellites アルフ・O ('19/07/22 23:09:37)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190722_143_11330p
(一)宇宙的な描写の中に、何らかの批判を感じるのは気のせいだろうか。視覚的なイメージが豊かでありながら、いつしか何者かを弾劾するような流れになる巧みさ。最終2行のセンスの良さも光る。
(一)意味を全て瞬時に解釈することは出来ないのですが、文字の並び方のお洒落さが非常に際立っています。
11328 : 軸 黒羽 黎斗 ('19/07/20 22:48:53)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190720_125_11328p
(一)詩の中で、詩という言葉を出して傑作にしていくことはメタ的な視点を付けなければ難しいと思う。それ以外の箇所は、傑作に近いものがある。
(一)後半に語られるスタイルを冒頭から説明ではなく言葉の紡ぎ方で表現してみせること、これが意識的であっても無意識であってもかなり一つのことに集中して考えなければ出来ない表現なのではないかと感じました。詩の在り方としても新しい道が示唆されるような作品です。
(一)この作品も「詩」という言葉を使った時点で、その重量にきしむ音が聞こえてしまっている。表現そのものは力強く自信に満ちているという印象。
11334 : 萌蘖 水漏綾 ('19/07/24 07:15:33)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190724_161_11334p
(一)短いが寓意に満ちた面白さがある作品。最終連での眠りの季節に関する表現にもう一工夫ほしかった。
(一)夜、眠るというだけでなく、眠った後の夜の間に起こる記憶の整理を現象として萌蘖と名付けることでイマジネーションを大幅に増幅させることに成功しています。短い言葉にたくさんの意味を詰め込み、且つ美しい印象に纏めるという難しいことを成していると思います。
11316 : namespace 山田はつき ('19/07/15 13:55:47) [URL]
URI: bungoku.jp/ebbs/20190715_058_11316p
(一)丁寧に書いてあると思う。説明的な部分が果たして、効果的であるのかどうか。
(一)活字の世界での革命が上手くいかないもどかしさのようなものを、体勢としては、革命児そのものになって読者を驚かせて欲しい。
11335 : 銀星とウロコダイル 右左 ('19/07/24 19:02:16)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190724_163_11335p
(一)書き間違いの未知の生物という設定か事実かわからずともとにかく興味を惹く内容です。交互も美しく響いています。
11332 : 夢の話 霜田明 ('19/07/23 09:27:43 *45)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190723_149_11332p
(一)作風が良い方向に転ばなかったように思われた。
11314 : とらえもん コテ ('19/07/13 12:32:05)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190713_041_11314p
(一)この短い簡潔な中で肉体のある一人の人間として認識してもらいたい女の子の気持ちが表されているとして、台詞としてはバッチリ決まっていると思います。詩としてはもっと強烈に来ても良いかと思います。
11345 : Somethin’Else アンダンテ ('19/07/26 22:39:17 *1)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190726_220_11345p
(一)イマジネーションを明確かつ強烈にするために、時系列がバラバラになっていることが効果的でなかった気がします。
11295 : もってこいの日 イロキセイゴ ('19/07/04 02:02:51)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190704_888_11295p
(一)暗い内容を爽快に書いていく。大変、気になる作品でした。
(一)場面設定がきちんと出来たところで、重要なのはその続き想像させることよりも、月光をスポットライトに最後のショートして何を表現するのか、筆者自身が魅せることが出来たのではないか。
11308 : 幽霊 屑張 ('19/07/12 01:22:50)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190712_010_11308p
(一)「我々」などの部分が、説明的であり詩情を削いでいるように感じた。他の部位が良いだけに勿体ない。
(一)仮定とイメージはもう少し有効的に使えたのではないか。筆者に限ってではなく、文字で表現をすることの喜びよりも滅亡を思う文言が多く感じられるため、抜きん出るにはまた違う方向性を見つけるのも良いのではないか。
11326 : 亡き人々へ捧ぐ 鷹枕可 ('19/07/20 13:17:00)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190720_113_11326p
(一)京アニ放火事件をテーマに、同社の傑作のひとつである「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を絡めた追悼詩。非常に美しく物悲しいが、詩作品としてはあと少しの工夫が必要だと感じた。
(一)絶望、届かなかった希望の部分とヴァイオレットの儚さの共鳴を高める書き方が更に出来たのではないか。「永遠の庭」という言葉は非常に魅力的です。
11331 : (無題) 竹田 井沢 ('19/07/23 08:13:49)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190723_147_11331p
(一)全体的にストレートな思いが面白味のある筆致で綴られているところを評価します。上品に終わらせないところで味が効いています。麻痺しないで書き続けて欲しいと思わされる書き手だと思います。
11323 : 世紀末 アラメルモ ('19/07/18 03:40:30)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190718_085_11323p
(一)描写に想像力を掻き立てるものがあります。どんな感覚を表しているのかもっと伝わって来て欲しい。
11329 : 詩 第二十二 舟鷹 ('19/07/22 04:46:11)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190722_139_11329p
(一)母性と海と月と慈愛。これは余すところなく表現できていればとても壮大で美しい詩になるのではないかと思います。言葉が美しい響きや誰かの使いそうなフレーズにとどまっている感じがあり、もう少し取れると良い。
11322 : 波の抜け殻 あおばかげ ('19/07/17 11:51:09)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190717_079_11322p
(一)美しい。この美しさと揺蕩いを言葉の力で、引き出していくことが詩の本質であると思う。
(一)何度も読んで行くうちにイメージ出来る箇所があると嬉しい程、何を表しているのかをイメージすることが難しくなって行きました。読む人によっては高く評価されるものかもしれません。
(一)たまにイメージしにくい部分が目に付くのだが、それが気にならない不思議な魅力がある。ラストの「幼い海の藻屑」というセンスを評価したい。
11324 : 観 北 ('19/07/19 01:18:41)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190719_096_11324p
(一)テーマと慌てている語り手の様子がテンポの良さとリフレインによってコミカルに表現されており、面白いです。
11327 : 絵画たちのけっこん 淤白(コテ) ('19/07/20 18:49:54 *4)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190720_118_11327p
(一)音楽でいうとマキシマムザホルモンのような面白さがあります。目を惹く構図にもなっておりリズムもくずれていません。作品が全てこれだと読み手を飽きさせてしまうかもしれませんが、一つこのようなものがあるのは大変面白いと思います。
11307 : グレンチェックの太股 atsuchan69 ('19/07/11 07:03:34) [Mail] [URL]
URI: bungoku.jp/ebbs/20190711_004_11307p
(一)ユーモアもあり膨らみのある構成。熱量も、はっきりと伝わってくる。
(一)記号を含め、字の並んでいるバランスが美しいので、物語を追う、表現されていることの内容を考えるよりも、そのフォルムを楽しませていただきました。印刷の仕方によってはとても芸術的です。
(一)タイトルからして意味不明かつ魅力的だが、さらに記号の名前を持つ機械虫たちの存在が光っている。「ケムリクサ」的に言えば「油断するといくらでも冷奴してしまいそうな作品」と言えるだろう。
11313 : ガラケー 山人 ('19/07/13 06:15:27)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190713_032_11313p
(一)枯れていく人間としての自分と宇宙との対比が効いている。取り残されていくガラケーと、死を身近に思わせていく時間の流れを描き切っている。
(一)酔って布団の中に潜り込んで雨の音を聞いている語り手。自らの老いを自覚しながら、布団の中でガラケーの画面をチェックする。もの悲しさだけでなくなんとも言えない抒情を感じる詩。
11310 : さみしさ 水漏綾 ('19/07/12 05:16:45)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190712_012_11310p
(一)爪が身体から物体へと変貌していくことから、実在と感情への思いを接触させていく。短いながらも良質な作品。
11315 : 「隊列」 右左 ('19/07/13 18:23:40)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190713_043_11315p
(一)夢中になって読んだ。この作品の夢のような部位と構成の在り方が詩情を唯一のものとして
立てていく。
(一)不毛と思える状況がシンプル且つ丁寧に、お洒落な映画のシーンのように綴られているところが非常に面白いです。物語は不毛ですがその不毛さに気付くことに希望が残されており、内容も大変濃い。
(一)こういう夢日記的なものは面白いものとつまらないものの差が激しい。この詩の場合は前者であり、夢独特の不条理劇のような展開に惹きつけられた。
11306 : 車輪 ちーちゃん ('19/07/10 22:47:42)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190710_998_11306p
(一)独特な言葉が鈍く光る。後ろ暗い不思議な作品。
11317 : 肉 白犬 ('19/07/15 15:54:53)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190715_059_11317p
(一)切断されている粗い言葉たちが苦しさを伴い飛翔している。良い作品だと思う。
11298 : rec. 白犬 ('19/07/04 12:54:39 *1)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190704_897_11298p
(一)一つひとつの単語が良質である。まとまった連として詩情が昇華されている。これまで粗さがあり空行が、あまり良い方向に働いていない部分があった。今回は非常に粗さも含めて良い方向に行ったと思う。
(一)次々と繰り出される連想のように脳を刺激する書き方が効果的です。幼さの残る言葉の羅列の部分が年齢層を限定しているかもしれませんが、それも良しとするかどうか判断がつきませんでした。
(一)並べられた個々のイメージの質が高く最後まで読み飽きなかった。この勢いを維持していってほしい。
11309 : translation 山田はつき ('19/07/12 02:38:37) [URL]
URI: bungoku.jp/ebbs/20190712_011_11309p
(一)面白いと思った。対比によって比喩と単語の跳躍を敢えて見せていく。センスが光る。
(一)言葉を取り扱う人々の中では大切なテーマを「やってみせる」という形で表現されていると思います。想像力の無い対象に向かって書くともっと面白いかもしれません。
(一)インプットとアウトプットにおける翻訳、あるいは変換のずれを楽しむ作品。アイデアとしては既視感があるが、アウトプットの内容が面白かった。
11304 : 白い毛。 田中宏輔 ('19/07/08 00:32:55)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190708_966_11304p
(一)短い素材によるセンスが光っている。
(一)理屈の要らないまたは無視した言葉を置き、観察することの楽しさを感じさせます。詩の体現の仕方の一つとして有効な作品です。そして単純に面白いです。
11293 : 5月の普遍的走馬灯 梅木 ('19/07/02 18:59:22)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190702_862_11293p
(一)筆圧が尋常ではない。
(一)何かへの気づきを言葉に代えるとき、詩としてはこれをなんと表現するべきか、書き手の中でそれを熟成させる段階もあると良いのではないかと考えました。
11305 : ソフトロマンス PART−1 アンダンテ ('19/07/08 09:39:08)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190708_971_11305p
(一)失速していってしまっており、出だしが最も良かったため、最初のテンションで書ききっているところを見たかったです。
11296 : ベビーピンク コテ ('19/07/04 10:41:43 *13)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190704_892_11296p
(一)面白い部分と、そうではない部分がある。推敲できそう。
11299 : 分断統治 鷹枕可 ('19/07/04 14:04:46)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190704_901_11299p
(一)世界観を損なわずに、作品をまとめ上げている。メッセージ色が強く出されていたことは疑問を感じる。
11303 : ダリア 紅茶猫 ('19/07/06 14:49:49 *4)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190706_955_11303p
(一)最後に昇華されてくる美しさがある。前半がの上手さが効いている。
11302 : (無題) ちーちゃん ('19/07/05 23:03:39)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190705_924_11302p
(一)興味を持ち、うっかり読んでしまった。優れているか、どうかという基準とは別のところにある作品だと思う。
11291 : 人面瘡。 田中宏輔 ('19/07/01 01:05:34)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190701_850_11291p
(一)純粋に上手い。面白い。我を忘れて読んでしまう魅力がある。
(一)楳図かずおのマンガにおける人面瘡は宿主の気持ちなど無視して「ヒヒヒヒ」と不気味に笑ったりするのだが、この詩においては実に控え目なのが斬新だった。それだけに気の利いたオチを期待してしまったのでちょっと物足りなく感じた。
11294 : 悩み 蒼井椛 ('19/07/02 21:41:47)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190702_869_11294p
(一)作品として切り取る視点が独特である。そのため、これからが気になる。
11300 : Buddy(レインボーパレード抜けて、エビデンス求めて) ゆうみ ('19/07/05 00:01:18)
URI: bungoku.jp/ebbs/20190705_910_11300p
(一)エンタメ作品として面白さがある。それ以上の何かを獲得できているかどうか気にしていく必要がある。
Posted in 月間選考, 雑記 | Print | No Comments » | URL