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読みました。昔のネットでは今のようなマンションタイプのいつの間にかやって来ていつの間にか居なくなるのようなSNS交流ではなく、田舎の一軒家がお互いに、初めまして、こんにちは、〜から来ました。〜です。とか、始まりがあって、一対一のBBSの交流があって、リンクがあって、知人から知人へと、こんにちは、初めまして、と星座のように繋がっていく交流だったなぁ。と、何故か思えてくるのは、わたくしたちという、何処となく過去からやってきた人たちのような雰囲気だからでしょうか。全体から漂う天界から話しかける菩薩のような語りに思わずチルアウトしてしまいました。>青い糸で 編まれた 息絶えそうな《生の舟》なのかそれとも 赤い糸で 編まれた 青白い熱き《死の舟》なのか印象的なところはこの部分ですが赤と青の対にあるのは仮想世界のマトリックスを思い出しました。キャロルの方よりそっちかなと。失礼しました。
>青い糸で 編まれた 息絶えそうな《生の舟》なのか
壁にも 空いた、うすぐらい あることに気づかれず 探せば見つけ出すことができる 半ズボンが壁から抜け出してくる 小学校のひび割 ...
はがれた爪のように 水面に言の葉を散らしていきます 白い光の底として たゆたう ...
そのうしろ背の壁に 白い顔が浮かびあがっている まっすぐ見ている眸に 群れのひとたちの歩き出しに くすむ羽をすぼめている 行 ...
とかげの足音を拾っていくと 「かげろう」と呼ばれる庭で行き詰まった 兄さん あれは生き別れの兄さん いいえ 姉さんだった ...
― 楽あれば苦あり 苦あれば楽あり そう呟いて生活を、な 描き続けた。ずっと、ずっと。 まぁ、はっきりと解ったんだ ...
悪魔の子どもが生まれたって、言わないで欲しいんだ。カシミールで毛皮を売っている彼の、その柔らかい頬に浮かんだ笑顔みたいな、そ ...
こんにちは こんにちは いつのまにか そう いつのまにか わたくしは しろい光の表にて 目覚めるようになっていた なまえは 知 ...
ちぎった耳のような暦の頁があり 「もう自分は大丈夫、と 微笑むけれども 通り過ぎる風の縁に ふれると 沈黙してしまうのは 「ま ...
放棄された埋立地を 一体の透き通った者と 連れ添って歩く 雑草に覆われはじめた アスファルト面のそこここに 立ち昇る無の陥没 ...
シルビアは恋人の兄のマルコスに「デブだ」とからかわれても、黙って 顔をそむけるだけだった。雨上がりの日曜日。表通りのアスフ ...
風の強い夜だ 下弦の月のまわりに 虹色の光の輪を作っていた薄雲が通り過ぎる 窓辺に焼きついた油色の日々が ガラス板から流れ落ち ...
はじめに くらやみがあって (ここまでくるのにながい夜をくぐってきた 一枚いちまい重ねられていく 生まれるまえは まったくの ...