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読ませて頂きました。題名の通り、暖かさが残る作品だなと感じました。文はとても掴みやすく、素直に言葉が入ってゆきました。下手な言葉で流れを崩さす、ラストまでゆったりと流れてゆきました。凄いな、と感じました。衝撃は心の汚れは 、 水性か です。この言葉はクリーンヒットしました。思わず、「そうか水性かっ!」と言いたくなるくらい。そこからラストへ向かう辺りもとても好きです。読んでいて、込み上げるものを感じました。私が描くこれからの日々は 言い難い色に全て、満たされ決して筆が止まることはない。まだまだ包むもやいの中 いつか空の先までも必ず描きあげる私。この文の、真っ直ぐさに心打たれました。決して揺るがないであろう、力強い意志を感じました。違和感を感じた部分は、ラストです。これから熟み来る苦が全て楽しく 、 私は仕方ない仕様だとは思うのですが、どうも違和感を感じてなりません。これから熟み来る苦が全て楽しくまでは良いのですが、やはりその後の私は仕方ないだけが浮いている気がしてなりません。かといって、これから熟み来る苦が全て楽しくてとするとありきたりにも感じますし。そう考えるとこれはこれでいいのかなぁとも思ったり。時限の低い感想ですみません。では。あ、あと、恩師の言葉が気になりました。気になって、もう今夜は眠れないかもしれません。
壁にも 空いた、うすぐらい あることに気づかれず 探せば見つけ出すことができる 半ズボンが壁から抜け出してくる 小学校のひび割 ...
はがれた爪のように 水面に言の葉を散らしていきます 白い光の底として たゆたう ...
そのうしろ背の壁に 白い顔が浮かびあがっている まっすぐ見ている眸に 群れのひとたちの歩き出しに くすむ羽をすぼめている 行 ...
とかげの足音を拾っていくと 「かげろう」と呼ばれる庭で行き詰まった 兄さん あれは生き別れの兄さん いいえ 姉さんだった ...
― 楽あれば苦あり 苦あれば楽あり そう呟いて生活を、な 描き続けた。ずっと、ずっと。 まぁ、はっきりと解ったんだ ...
悪魔の子どもが生まれたって、言わないで欲しいんだ。カシミールで毛皮を売っている彼の、その柔らかい頬に浮かんだ笑顔みたいな、そ ...
こんにちは こんにちは いつのまにか そう いつのまにか わたくしは しろい光の表にて 目覚めるようになっていた なまえは 知 ...
ちぎった耳のような暦の頁があり 「もう自分は大丈夫、と 微笑むけれども 通り過ぎる風の縁に ふれると 沈黙してしまうのは 「ま ...
放棄された埋立地を 一体の透き通った者と 連れ添って歩く 雑草に覆われはじめた アスファルト面のそこここに 立ち昇る無の陥没 ...
シルビアは恋人の兄のマルコスに「デブだ」とからかわれても、黙って 顔をそむけるだけだった。雨上がりの日曜日。表通りのアスフ ...
風の強い夜だ 下弦の月のまわりに 虹色の光の輪を作っていた薄雲が通り過ぎる 窓辺に焼きついた油色の日々が ガラス板から流れ落ち ...
はじめに くらやみがあって (ここまでくるのにながい夜をくぐってきた 一枚いちまい重ねられていく 生まれるまえは まったくの ...