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この詩は構築ではないと思った凡庸な不断的な生への衝動でもなければただのやりきれなさの心情の甲殻化でもない突然に読み手を放棄された埋め立て地に放り出すことではじまり淡々としかし実に精確な緻密さによって取り巻く風景を暴いてゆくそして>一瞬の襲撃が>鳴りとよめかす>コーラ缶の放てき(漢字出ん)軌道>放てきと>放心と>今再びの放てきとこの人間の強烈なモーションさえもどんな心情へも結ばれないひたすら広大なそして完全性の空間へとむなしく鳴り響くだけだ>一筋の冷光がお前を射るこの繰り返される躍動その三度目にはついに心情が溢れかえるがすでにそれが外界から与えられたすべての形象のシンクロニシティへと変容し昇華されたものとして人智を越えたものとして届いたのだろうか推察にすぎないがそれは脱自が果たしてどのようなものだったかなどは想像にはならない詩文としてははっきり云って好みじゃない派手好きの俺にはしかしこの心象の一連の精確な描写と魂に絶賛を送りたいと思う
>一瞬の襲撃が
>鳴りとよめかす
>コーラ缶の放てき(漢字出ん)軌道
>放てきと
>放心と
>今再びの放てきと
>一筋の冷光がお前を射る
壁にも 空いた、うすぐらい あることに気づかれず 探せば見つけ出すことができる 半ズボンが壁から抜け出してくる 小学校のひび割 ...
はがれた爪のように 水面に言の葉を散らしていきます 白い光の底として たゆたう ...
そのうしろ背の壁に 白い顔が浮かびあがっている まっすぐ見ている眸に 群れのひとたちの歩き出しに くすむ羽をすぼめている 行 ...
とかげの足音を拾っていくと 「かげろう」と呼ばれる庭で行き詰まった 兄さん あれは生き別れの兄さん いいえ 姉さんだった ...
― 楽あれば苦あり 苦あれば楽あり そう呟いて生活を、な 描き続けた。ずっと、ずっと。 まぁ、はっきりと解ったんだ ...
悪魔の子どもが生まれたって、言わないで欲しいんだ。カシミールで毛皮を売っている彼の、その柔らかい頬に浮かんだ笑顔みたいな、そ ...
こんにちは こんにちは いつのまにか そう いつのまにか わたくしは しろい光の表にて 目覚めるようになっていた なまえは 知 ...
ちぎった耳のような暦の頁があり 「もう自分は大丈夫、と 微笑むけれども 通り過ぎる風の縁に ふれると 沈黙してしまうのは 「ま ...
放棄された埋立地を 一体の透き通った者と 連れ添って歩く 雑草に覆われはじめた アスファルト面のそこここに 立ち昇る無の陥没 ...
シルビアは恋人の兄のマルコスに「デブだ」とからかわれても、黙って 顔をそむけるだけだった。雨上がりの日曜日。表通りのアスフ ...
風の強い夜だ 下弦の月のまわりに 虹色の光の輪を作っていた薄雲が通り過ぎる 窓辺に焼きついた油色の日々が ガラス板から流れ落ち ...
はじめに くらやみがあって (ここまでくるのにながい夜をくぐってきた 一枚いちまい重ねられていく 生まれるまえは まったくの ...