文学極道 blog

文学極道の発起人・スタッフによるブログ

「狼13号」発送しました

2009-07-22 (水) 23:59 by 文学極道スタッフ

12日のTOKYOポエケットにご来場いただいたにもかかわらずお売りすることができなかった 「狼13号」 について、文学極道からの送付をご希望だった方々へは、21日に発送いたしました。
準備作業に時間がかかり、発送が遅れてしまいましたことをお詫びいたします。

今週中に届かない場合、または内容に間違いなどがあった場合には、お手数ですが下記の通販用アドレスまでご連絡ください。
store@bungoku.jp

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東京ポエケット by 一条

2009-07-20 (月) 01:42 by 文学極道スタッフ

- 投稿者:天才的大詩人 一条さん(四季ユートピアノへの投稿です)
- 投稿日:2009年07月15日(水)19時07分05秒

キャー、一条さーんサインしてー、だっこしてー、抱いてー、ごめんなさいぼく妻子持ちなんで
サインくらいなら、じゃ、わたしのまんこにサインしてー、まんこにサインはきつくないっすか?
そんなことないですよほれー、おー、完全にパイパンじゃないっすか、ほれーマジックペン、
おー用意がいいですねーじゃ一条っと書きますね、きゃー感じちゃーう、あちゃあ「条」のとこが
ぐちゃぐちゃで●になってちょうどまんこが●で隠されてリアルエロ本みたいな感じになったけど
いいかな、きゃーやらしー、

という夢から覚めて、行くか行くまいか迷ってたポエケットに行くことを決意しました。
とはいえ昨日までは行かない方向に傾いていたので妻と子どもたちになんて言おうかなって
考えながらまさかそんな夢を見てがぜん行く気になったとも言えず居間に行くと、
子どもたちはケーブルテレビでやってる「風雲!たけし城」をいつものように大騒ぎしながら
観ていました。しばらくぼくもぼけーと眺め、たけしの横にそのまんま東が座っていたので、
この人がもしかしたら日本の総理大臣になるかもしれないよと言うと、子どもたちは
不思議そうな顔をして、じゃあたけしはどうなっちゃうのよ、と言いました。そんなこんなで妻に
事情を伝え、両国に行く承諾をえました。途中新宿の紀伊国屋に寄って子どもたちに
絵本を買ってあげました。きゃーカロリーヌの新しいのが二冊も出てるーと言われ、
それも含め絵本を六冊買いました。両国から新宿までは電車に乗って、
運よく家族全員が座ることが出来ました、両国久しぶりやなーと思いながら外の景色を見てたら、
だんだん眠気が襲い、

あのー一条さんですよねー、はあ、やっぱり一条さんだー、ふー最初に断っておくけど
いくらあなたのまんこが完全にパイパンだとしてもまんこにサインというのは勘弁して欲しいんだ、
そんなーわたしのパイパンは他のパイパンとは比べ物にならないわよーほれー、おー、
でしょーほれー、ちなみにどうやったらそんなに完全なパイパンになるのかそのわけを訊いてもいいかな、
わたし実はパイパン星から来たパイパン星人なんですパイパン星では
生まれたばかりの赤ちゃんをみんなパイパンにするんです
地球でいうところの割礼みたいなものよーほれー、ちょっと待ってくれないか
生まれたばかりの赤ちゃんは確かみんなパイパンのはずだろ、
ところがパイパン星人の赤ちゃんは生まれたときからおむつからマン毛がはみ出すくらい
ふっさふっさなのよーほれー、あー、はやくまんこにほれー、
こんな完全なパイパンを見せ付けられたらサインしないわけにいかないねきゅるるるる、
きゃー、ちょっとこつをつかんだのか条のとこが今度はあまりつぶれなかったな
何事もやれば上達するものだな、きゃー一条さんって努力家なのねーほれー

お父さん、お父さん起きてってば、、目覚めると子どもたちがぼくの体をぐりぐり揺らしていました。
すっかり眠り込んでいたようです。妻が、お父さんはお仕事で疲れているのよ、と言いました。
お父さんうなされてたよーと子どもたちが心配そうに言い、妻は、お父さんは夢の中でも
仕事のことばっかり考えてるのよ家族を養うってのは大変なことなの、と子どもたちに
言い聞かせました。子どもたちは納得したようにそっかーと言ってくれ、でもお父さん、
ほれーほれーって何度も寝言を言ってたけど、お父さんの仕事は穴かなんかを掘るお仕事?
と訊いてきました。ぼくは少し考え、
そうだねーお父さんの仕事というよりも穴かなんかを掘るのがお父さんの人生そのものなんだよ、
と言いました。

両国に着いて駅を出ると、お相撲さんが一人で相撲を取っていたので、
子どもたちがあー本物の一人相撲だーと大喜びしました。
お父さんは今でもよく一人相撲を取ってしまうけど本物を見るのはお父さんも初めてだと言うと、
子どもたちは、へえーすごくめずらしいことなんだねと改めて喜びました。
もうちょっと見ておきたーいと子どもたちがせがむのでしばらくそこで一人相撲を見ていました。
時計を見ると1時30分を少し過ぎていたので、はやく会場に行ってキャー言われたいちゅうねんって
内心思いましたが黙っておきました。やがて一人相撲が終わると、
お父さんあのお相撲さんにサイン貰ってーと子どもたちが言い出したので、
しかたなくお相撲さんに近付き、すいませんサイン頂けないですかと言うと、
お相撲さんはふっと真剣な顔になり巨体をゆっさゆっさ揺らしながら逃げるようにいなくなりました。
子どもたちが残念そうになんであのお相撲さんサインしてくれなかったのかなあと言い、
ぼくはしばらく考え、サインにまつわるいやな思い出でもあるんだよ、たぶんね、と答えました。

会場に着いて、妻と子どもたちは江戸博物館に直接行って、
ぼくはポエケットが行われている会議室に小走りで行きました。
ぼくは裸眼ではなにも見えないくせに裸眼で生活しているので文学極道のブースを見つけるのに
かなり時間がかかってしまいました。ようやっとみつけ、あのーこれ一冊くださいって
店番をしてるたぶんこの人がダーザインさんだろうなって思った男の人に言うと、
お名前は?と訊かれました。その人がダーザインさんだったわけですが、さて。さてて。さててて、
と吉井さんばりに口ごもりながら、お名前は?と訊かれはたして「一条です」なんて
どの口で言えばいいのか、さてさて考えながら「あーほにょー一条とかそういう」のように言うと、
ダーザインさんが、一条さんてあの一条さん?みたいな感じだったので、
「は、は、はい」としどろもどろになりました。でも、そこからは男一条、
持ち前のガッツでがんがん喋りまくり大盛り上がりとなりました。
それでは、ダーザインさんとぼくのその時の会話の一部始終を再現してみると

ダー「まさか一条さんがきてくれるとは」
一「はい、わざわざ殿堂から出てきましたよ、ははは」
ダー「なんか、もっとがたいがいいのかと思ってたけど」
一「あー、体は細いですけど、ちんぽはいかにも一条って感じですよ、ははは」
ダー「天才的大詩人の一条さんがきてくれるとは」
一「そうですね、今日はうんこは食いませんよ、ははは」
ダー「まだ、バタバタしてて」
一「ところで、あそこのマイクってなんのためにあるんですが」
ダー「朗読でもやるんじゃないかな」
一「ふーん、殿堂入り者がいるとこで詩の朗読をするとはなかなかたいした勇気ですね」
ダー「ま、どうせ文学極道なら佳作入選もしないような詩だとは思うけど」
一「いわゆる糞みたいなポエムってやつですね」
ダー「今日、一条さんは飲み会は?」
一「すいません、殿堂の門限が17時なんで、それまでに帰らないと罰として子豚にさせられちゃうんで」
ダー「なんか一条さんには重いものを背負わせちゃったみたいで申し訳ないなあ」
一「海にはいつも人があふれている。カモン、カモンと鴎は空を」
ダー「おー、それは」

と、ぼくは2005年最優秀作品賞をとった「鴎(かもめ)」を朗読しながら会場を後にしました。
ダーザインさん、あの時は、さよならも言わずに自分の詩を朗読しながら帰るという
おろかなことをしてしまい、申し訳なかったです。会議室を出て、博物館に行くエレベータの
前あたりで「白が消えた」。それからぼくは博物館で江戸を満喫し、
駅前の両国屋で少し早い夕食を食ったのですが、注文をとりにきた中国人の店員の人に、
おすしは全部さびぬきでお願いしますとしつこく言ったにも関わらず、
わさびががんがんに盛り込まれたおすしが出てきたので、
家族全員泣きながらそのおすしを食って家に帰りました。
ダーザインさんが下に書いてるのを読むと、会場には宮下さんや泉さんやたなか(つじ)さんなどが
着ていたと知って、みなさんと詩論を語り合いたかったなあーと思いました。
うんこはもう食わないといいましたが、もしかしたら打ち上げに出ていれば
なぜだか上機嫌になってだれかのうんこを食ってたかもしれません。
宮下さんが秘儀を伝授したとのことですが、もしかしてうんこを食ったんでしょうか?
詩の才能では宮下さんに完全に負けているので、せめて秘儀くらいは勝っておきたいです。

さて。さてて。さててて。冗談はさておき、ぼくが思ってるよりも「文学極道」ってのは、
おおきなものになっているようですね。詩を投稿するという誰でも出来るような、本当にささやかな、
貢献ともいえないようなことしかぼくは出来ていませんが、
そのおっきな「文学極道」に関わっている一人であることを、すこし誇りに思います。
美男子ゆうなさんにちょっとしか挨拶が出来ませんでしたが、ほんとみなさんのおかげで、
自分もいい気持ちで文学極道の本を手に出来て、それは本当に幸せなことです。
本当にありがとうございます。みなさん、お疲れ様でした!

、、、お父さん、お父さん起きてってば。目覚めると子どもたちがぼくの体をぐりぐり揺らしていました。
たけし城がはじまっちゃうよーというのでぼくは居間にいきました。子どもたちと一緒に見ながら
たけしの横にそのまんま東が座っていたので、この人がもしかしたら日本の総理大臣になるかもしれないよと言うと、
子どもたちは不思議そうな顔をして、じゃあたけしはどうなっちゃうのよ、と言いました。ぼくはしばらく考え
そのまんま東が総理大臣になっても、たけしはそのまんまたけしさ、と言いました。
子供たちは納得がいかないふうにふーんと言いました。そんなこんなでたけし城も終わり、妻が、で今日はどうするの?
と訊いてきたので、特にたいした予定もないし、散歩でもしよっかというと、子どもたちはやったーと大喜びしました。

※ご本人より許可を得て転載

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東京ポエケット 1

2009-07-14 (火) 23:30 by ダーザイン

明日早番だというのに寝れねえ!

そんなわけでポエケットレポート第一弾。
ポエケットの会場自体の熱気は、札幌のコミケの10分の一にも満たない規模だが、来ている連中は濃かったです。
中には少数変なのもいたが、
(ゲストの朗読は、文学極道では次点佳作にも入選できない糞みたいな代物だった)
詩人はキモイという先入観を持っている人は、あれを見たら全面的に見解を変えると思う。
ダサい奴などほとんどいなかった。

とりわけ月刊未詳24と文学極道に絡んでいる人はみんなかっこよかった。
女は美人ばっかりな。
ゆうなが日記で美人しか詩人になれないのかという感想を記していたが、
ピクルスさんのハーレム月刊未詳24の美人度はすごかった。
益荒男の世界・文学極道も、カッコイイ男ばっかりな。

とりわけ、ゆうなの人がものすごい美青年のお洒落さんで
(オーラを身にまとっているような、女も驚く美しさby苺森)、
女性陣、大いに萌えていました。

ポエケットの会場には、開始して間もなくバタバタしているときに、天才的大詩人・一条さんがきたが、背の高い男で、年齢よりずっと若く見えた。
何か尋常でない人間の暗黒アバンギャルド風のオーラを身にまとっているかとか想像していたのだが、
見た目普通の人だった。
パニックのようにバタバタしている状況だったので、一条さんとろくに話もできなかったのが残念です。もうちょっと遅く来てくれたら、大勢の極道者に会えたのに。

漏れは狼13号を持ってくるのを忘れたり、上京前夜に2時間しか寝ないで自分の未公開詩や改訂詩を入れた小冊子を予約者用に焼いていてだるかったし、土曜は29キロの大荷物を持ったまま秋葉原をうろうろして疲れており(メイド服の客引きがいるのな)、笑い
文学極道ブースはゆうな、てぶくろ、もとか、俺が交代で番をしていた。ゆうな、てぶくろ、もとか、ありがとう。
てぶくろはポエケットの写真と、ポエケ後の宴会の動画を取ってくれました。編集には時間がかかるでしょうが、そのうち何某かの形で公開できると思います。
それから、宴会には気鋭のジャーナリスト・安藤健二氏来場! 本当に来てくれるとは! 嬉しかったです。

宴会には物凄いメンツがいましたよ。
実存大賞受賞者まーろっく氏(お話できて楽しかったです。実に良い味を出している人でした)、創造大賞受賞者・宮下倉庫氏(宴会会場で宮下氏が秘儀伝授してくれている様子をてぶくろが動画に取ってくれました)、天才・泉ムジ氏、天才・たなか(辻)氏、現代詩のマドンナ・吉田群青(サイン貰った、萌)

そして、情熱の塊・ピクルスさん、ろくに話ができなかったが、また何か機会があったら酌をしつつお話したいです。ピクルスさんとゆうなともとかと遠いので今回は来られなかったが平川さんのおかげで文学極道もこのたびの企画も動いています。みっちり酌をしなければならない人たちです。

今回一番に思ったことは、ふたつあります。
まず、月刊未詳24の物凄いエネルギーです。
あそこの人たちは、現代詩のコンフュージョンの中で、最も新鮮でエネルギーがある人たちだなと思いました。

それから、腐っても鯛っつーか、あやしいわーるどはやはり凄い!!
ゆうなの美青年ぶりだけじゃなくて、もとかも、てぶくろも、安藤健二も、皆、圧倒的な存在感を放っていました。人間力な。

続きは後日

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受付締切

2009-07-11 (土) 04:56 by 文学極道スタッフ

ポエケットに来場される方の本の予約、およびオフ会の参加希望は本日13時をもって締切りとします。
それ以降は対応できませんのでご了承ください。

「文学極道 No.2」 は無事刷り上がりました。
会場では 「月刊 未詳24」 さんのブースとお隣同士で、先述の本2点とダーザインの詩集 「えいえんなんてなかった」 をならべて販売する予定です。
発起人からはダーザイン、ピクルス両名のみの参加となりました。

当日来られる方は、どうぞよろしくお願いいたします。


お知らせのとおり、受付は締切りました。
なお、本については予約がなくてもお求めいただけます。
「文学極道 No.2」 は多めに持って行きますが、売切れてしまった場合にはご容赦ください。

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7.11,12東京オフ会

2009-07-08 (水) 00:47 by ダーザイン

ずっと前から決まっていたのに、ウイルスにやられたり仕事が忙しかったり、何かともたもたして告知が遅れてしまいました。
今月11日(土曜)の晩と、12日(日曜)の晩に、ダーザインも上京して東京で宴会を催します。
7月12日の東京ポエケットに文学極道も出店し、近日刊行の文学極道の本の販売と街頭での演説など示威行動を行います。
皇居前で反社会ゲリラポエム朗読をして官憲に捕縛された里奈(誤変換クスコ、小池里奈ちゃん萌)、笑い。

7月11日は、主にあやしいわーるどや汚名板‐改などの地下暗黒掲示板のオフ、
7月12日は、詩人オフの予定ですが、都合の付く日、どちらでもいいです、ぜひともご参加ください。

7月12日の宴会は、メディア「月刊未詳21」との共同宴会です。
この日には、もしかしたらしたらですが、「封印された作品」シリーズで気鋭のジャーナリスト安藤健二氏が来てくれるかもです。
まだ、行けるかどうか解らんとのことですが。

7月11日の幹事はインターネットというものを歴史上初めて荒らした男、伝説のスーパーハカー・てぶくろ氏(現在プロ写真家)が幹事です。
連絡先 daseintokyo@tebukuro.jp
7月12日の幹事は文学極道の技術をまかなっているゆうなです。
連絡先 store@bungoku.jp

どちらも、朗読イベントや、その気があれば街頭での無許可演説などを執り行うので、ポエムなどの原稿をご用意ください。

では、皆様とお会いするのを楽しみに待っています。

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