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真の啓蒙主義者など、日本の歴史に登場したことがあったでしょうか?アドルノにしても、僕らは書物を通して出会うにすぎません。それは、大いなる錯覚でしょう。とりあえず、本など、読むのをやめてみてはいががでしょうか?この国の文化生活に欠けてきたし、いまも欠けているのは、ユートピア的なビジョンであって、それが、すでに古くなったものだ、という考えは、大きな誤謬だと思いますね。僕としては、率直に自分の意見を表明する、という原初的な衝動に従っているだけで、それに他人が感化されるかどうかは、あまり関心はありません。ただ小林よしのりのように、わざわざゴーマンかましてよかですか?とは断りをいれないだけの話です。ある意味、日本人は世界でいちばん傲慢なんじゃないか、と思うことがよくありますね。傲慢の反対は、「謙虚」ですが、日本人のそれは、謙虚というより旧弊な社会的な権威や秩序への「遠慮」や「気遣い」であって、ひとたびそのベールが剥がれると、キリストとか仏陀とか、超自然的な何かへの「謙虚」さが欠けていることに起因する、素っ裸のエゴイズムがが露呈してしまうという気がして、眼を覆いたくなります。これは僕自身にしてもそうで、僕の身体自体が、そんな文化の一部であることを思えば、そういう意味では傲慢ですが、ポチさんが言っている意味での傲慢ではない気がします。ポチさんがいう文脈では、むしろ「傲慢」になることこそが必要で、そうして、自分のビジョンを既存の障害と全力で衝突させたのちに姿をあらわす、より奥にある「傲慢さ」と対峙するための、有力なツールとして、手にとっていかねばならないものだと考えています。バイト2つは大変ですね。まあ、僕も実はいまは比較的暇で、こんなところで油売っているのですが、8月からは、そんな感じの生活です。収入もぎりぎりだし、こんご自分がいまいる国でちゃんと学者になって大学に就職できるかどうか、つぎは勝負の10年だと、自分では思っています。
海岸草原のみどり はまなすの赤 萌たつ草の焔の中に 風露草のうすもも色 原生花園をぬけると 落ちていくように 空がりょううで ...
高層ビルの屋上にはヘリポートがあるんだと思ってたよ、というアヤコの言葉を遮るように遠くに見える港に夕日が落ちていく。その光がア ...
風の強い夜だ 下弦の月のまわりに 虹色の光の輪を作っていた薄雲が通り過ぎる 窓辺に焼きついた油色の日々が ガラス板から流れ落ち ...
まっすぐな帰り道が見えなくなると 穴という穴からノームが這い出て ら、るほ、ら、ら、るほ、 ダークダークノームダーク。 ...
※詩集『みをつくし』より いとをかしうあはれにはべりしことは、花の色の面白きををとこが摘みとりし事なり。おぼつかなき事ば ...
壁にも 空いた、うすぐらい あることに気づかれず 探せば見つけ出すことができる 半ズボンが壁から抜け出してくる 小学校のひび割 ...
(肌にも削いでいく冷めた朝に わが身をまといながら かすかに聞こえる潮騒をたよりに わたくしたちは 茶色い衣を重ねていき 何 ...
はがれた爪のように 水面に言の葉を散らしていきます 白い光の底として たゆたう ...
そのうしろ背の壁に 白い顔が浮かびあがっている まっすぐ見ている眸に 群れのひとたちの歩き出しに くすむ羽をすぼめている 行 ...
とかげの足音を拾っていくと 「かげろう」と呼ばれる庭で行き詰まった 兄さん あれは生き別れの兄さん いいえ 姉さんだった ...
― 楽あれば苦あり 苦あれば楽あり そう呟いて生活を、な 描き続けた。ずっと、ずっと。 まぁ、はっきりと解ったんだ ...
悪魔の子どもが生まれたって、言わないで欲しいんだ。カシミールで毛皮を売っている彼の、その柔らかい頬に浮かんだ笑顔みたいな、そ ...