光冨いくや 氏発起人就任
実存大賞ツータイムチャンピオン光冨いくや氏を発起人にお迎えしました。宜しくお願いいたします。
皆様方には大道を歩んでいただきたいと思う。言語派とやらのぬたくりものと老人のつまらない身辺雑記で書店に置かれることがなくなった商業活字詩誌の中から、光冨郁也さんの大変上等な文章を見つけた時、私は思わずユリイカ! と叫んだものである。光富郁也(現在光冨いくや)さんの現象学的ハードボイルド文体が異界へと越境し、現実という事柄の可能性を飛躍的に拡大するのを見て、私は速やかに、新しい文学がここから始まるなと確信した。光富郁也さんのバードシリーズ、マーメイド海岸シリーズについて、「現実と幻想の往還」という評を付けた人がいるがそれは表層的な読みだ。あそこに書かれていることはことごとく現実の諸相であると考えるべきである。現実という事柄は、集合的無意識の諸相や多元宇宙のあらゆる可能性へと開かれているのである。ここに新世紀詩文学メディア文学極道が発起する。彼は21世紀文学の荒野に預ばうるものであった。
彼の傑作の数々は文学極道でも読めますが、是非とも詩集を買っていただきたいと思います。
http://bungoku.jp/monthly/?name=%82%dd%82%c2%82%c6%82%dd
http://mitsutomi.web.fc2.com/index.html
21世紀の詩集で読むに値する最大の詩集は光富いくやさんの「バ―ドシリーズ」と佐藤yuupopicさんの「トランジッション」である。
http://bungoku.jp/monthly/?name=%8d%b2%93%a1yuupopic
http://blog.livedoor.jp/yuupopic/
私は人間が描けない子供の詩など読みたくない。人間が描かれていない詩とは言語遊戯であり、ダスマンであり、書くべき人間でない輩だとさえいえる。佐藤さんの実存描写力は圧巻である。蛍さんが彼女の詩を評して憑依と語ったことがあるが彼女がさまざまの語り手に成りきる実存の作劇法は、憑依とでも言うよりほかない大変な集中と、ただの力技ではない真摯な生がもたらすものである。みなさん、ちゃんと生きていますか? 一所懸命生きていますか?
私はあなたたちが身命をかけて書いた作品が読みたい