文学極道 blog

文学極道の発起人・スタッフによるブログ

東京ポエケット 1

2009-07-14 (火) 23:30 by ダーザイン

明日早番だというのに寝れねえ!

そんなわけでポエケットレポート第一弾。
ポエケットの会場自体の熱気は、札幌のコミケの10分の一にも満たない規模だが、来ている連中は濃かったです。
中には少数変なのもいたが、
(ゲストの朗読は、文学極道では次点佳作にも入選できない糞みたいな代物だった)
詩人はキモイという先入観を持っている人は、あれを見たら全面的に見解を変えると思う。
ダサい奴などほとんどいなかった。

とりわけ月刊未詳24と文学極道に絡んでいる人はみんなかっこよかった。
女は美人ばっかりな。
ゆうなが日記で美人しか詩人になれないのかという感想を記していたが、
ピクルスさんのハーレム月刊未詳24の美人度はすごかった。
益荒男の世界・文学極道も、カッコイイ男ばっかりな。

とりわけ、ゆうなの人がものすごい美青年のお洒落さんで
(オーラを身にまとっているような、女も驚く美しさby苺森)、
女性陣、大いに萌えていました。

ポエケットの会場には、開始して間もなくバタバタしているときに、天才的大詩人・一条さんがきたが、背の高い男で、年齢よりずっと若く見えた。
何か尋常でない人間の暗黒アバンギャルド風のオーラを身にまとっているかとか想像していたのだが、
見た目普通の人だった。
パニックのようにバタバタしている状況だったので、一条さんとろくに話もできなかったのが残念です。もうちょっと遅く来てくれたら、大勢の極道者に会えたのに。

漏れは狼13号を持ってくるのを忘れたり、上京前夜に2時間しか寝ないで自分の未公開詩や改訂詩を入れた小冊子を予約者用に焼いていてだるかったし、土曜は29キロの大荷物を持ったまま秋葉原をうろうろして疲れており(メイド服の客引きがいるのな)、笑い
文学極道ブースはゆうな、てぶくろ、もとか、俺が交代で番をしていた。ゆうな、てぶくろ、もとか、ありがとう。
てぶくろはポエケットの写真と、ポエケ後の宴会の動画を取ってくれました。編集には時間がかかるでしょうが、そのうち何某かの形で公開できると思います。
それから、宴会には気鋭のジャーナリスト・安藤健二氏来場! 本当に来てくれるとは! 嬉しかったです。

宴会には物凄いメンツがいましたよ。
実存大賞受賞者まーろっく氏(お話できて楽しかったです。実に良い味を出している人でした)、創造大賞受賞者・宮下倉庫氏(宴会会場で宮下氏が秘儀伝授してくれている様子をてぶくろが動画に取ってくれました)、天才・泉ムジ氏、天才・たなか(辻)氏、現代詩のマドンナ・吉田群青(サイン貰った、萌)

そして、情熱の塊・ピクルスさん、ろくに話ができなかったが、また何か機会があったら酌をしつつお話したいです。ピクルスさんとゆうなともとかと遠いので今回は来られなかったが平川さんのおかげで文学極道もこのたびの企画も動いています。みっちり酌をしなければならない人たちです。

今回一番に思ったことは、ふたつあります。
まず、月刊未詳24の物凄いエネルギーです。
あそこの人たちは、現代詩のコンフュージョンの中で、最も新鮮でエネルギーがある人たちだなと思いました。

それから、腐っても鯛っつーか、あやしいわーるどはやはり凄い!!
ゆうなの美青年ぶりだけじゃなくて、もとかも、てぶくろも、安藤健二も、皆、圧倒的な存在感を放っていました。人間力な。

続きは後日

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バラード、他

2009-04-27 (月) 23:03 by ダーザイン

http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_cul&k=20090420021981a
J・G・バラードが亡くなりました。

バラードは現代最大の作家だけれども、近作は駄作ばかりです。1980年の『無限会社』が最後の傑作じゃないかな。
その後にも、ボードリヤールと呼応し会うように書いた『21世紀のコロンブス』(ボードリヤールの『アメリカ』とハモッテいる)などで、現代性の探求は続けていましたが、本領を発揮していた60年代、70年代の作品には遠く及ばない劣化作品ばかりです。

なにか一作といわれても選べないなあ。
短編「終着の浜辺」「エニウエーク島へ飛ぶ我が夢」「時の声」「死亡した宇宙飛行士」
長編『結晶世界』『燃える世界』『沈んだ世界』『クラッシュ』『コンクリートの島』『残虐行為展覧会』、短編集『ヴァーミリオンサンズ』、、
ごく初期の単なるSF以外は60年代から1980の無限会社までは、全部読むべきだと思われ。
その20年間の間で、彼の作風は大きく変わります。だから、近作以外は、いろんな物を読んでもらいたい。
結晶世界などの初期破滅3部作はシュルラリスムの奥義を極めた美しいデカダン小説。
アンチロマンの極北であろう「終着の浜辺」、
『クラッシュ』『コンクリートの島』『死亡した宇宙飛行士』『残虐行為展覧会』などは、今でも現代文学の最前衛です。
バラードのあとに、彼を超える人間は一人もなし。

完璧に繊細な美文の連鎖『ヴァーミリオンサンズ』、
前衛現代詩の極北でもあろう『残虐行為展覧会』、
この両作品を読み比べてみて欲しい。
驚愕するような異才ぶりです。

メディア文学極道の創造大賞や殿堂入り者などは、J・G・バラードの本の横に並べられても恥ずかしくない文人たちが選ばれてきたと思う。
バラードの傑作短編とまーろっくさんの「カンチャンリルダの夜」が同じ雑誌に載っていても、カンチャンリルダの夜が引けを取ることはまったくない。
それだけ高いレベルを念頭に、毎年、各賞を選考しています。

話は変わるが、2chで何かのあおりを食らってアクセス制限をこうむり、文学極道トピックでの質問に答えられなくなっています。
Dさんが聞いている「一条さんが詩集を出しているかどうか」ですが、出しておりません。現況、ネットでしか一条さんの作品は読めません。
月刊未詳24にも、鈴木名義で作品があります。
一条さんは至急詩集を出すべきだと思われ。

また、名無しさんが聞いている、狼13号文学極道特集は増刷しないのかという件ですが、近々、小部数ですが増刷される予定です。
その際は告知します。

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2009年2月選考雑感

2009-03-28 (土) 11:17 by a-hirakawa

今月も勉強になりました。
ありがとうございます。

今月は、

3333 : マリエロの海  ミドリ ('09/02/10 20:15:04)

3330 : (無題)  一条 ('09/02/10 00:35:36 *1)

3319 : 我儘なスイートピー その翻り加減  はなび ('09/02/06 20:50:34)

3361 : 六月の景色  がれき ('09/02/26 23:14:48 *2)

3324 : 詩人  ぱぱぱ・ららら ('09/02/09 04:30:07)

3352 : 暁の、flims  DNA ('09/02/20 15:25:57)

3349 : 恋歌連祷 11(仮題)   鈴屋 ('09/02/19 01:51:16 *1)

3323 : だんぜつの雨  ひろかわ文緒 ('09/02/09 04:00:05 *1)

3313 : 月の見えない夜に羊は消える  ぱぱぱ・ららら ('09/02/05 0:58:52)

以上、九作品が月間優良作品に選出されました。

3333 : マリエロの海  ミドリ ('09/02/10 20:15:04)
別段描写しているわけでもないのに、背景の海や港町の様子が伝わる不思議な詩であり、実存大賞を取ったときの完璧な流麗さ鋭利さとは違う道を模索し続けている作者の久々の傑作なのでは、という意見がありました。ゆっくりと可燃されていく不幸せと続く生活を抽象と具象との五感をつなぐ、手繰り寄せる単語の選択を愛らしいものにすることにより読み手を掬いあげていく見事さがある、という意見もありました。

3330 : (無題)  一条 ('09/02/10 00:35:36 *1)
この類の作品は通常、大変な瞬発力とエネルギーが必要で長続きすることが非常に難しく、一作品内でも続かず最後まで読ませることすら困難な場合がある、この作品はそういった印象を微塵も感じさせない凄絶さがある、特に最後の綴りが強烈に残る部分は唸らずにはいられない、という意見がありました。イマジネーションの炸裂による、イメージの飛躍の連続性の保持、これは作者でなければできないことであり、100年後の人達も面白いと叫ぶ作品だと感じさせるものがある、という意見もありました。

3319 : 我儘なスイートピー その翻り加減  はなび ('09/02/06 20:50:34)
目の付け所の鮮度も、作文立て組みも充分であり、新人としての良質さを確固としている、という意見がありました。一方、テーマも素材も今までに出尽くしているものであり、書き方も突き抜けているわけではないので、その上での魅力をもう一歩加味しても良いのではないか、という意見もありました。

3361 : 六月の景色  がれき ('09/02/26 23:14:48 *2)
最先鋭に埋め尽くされている中で古い様式の部類に入る作品だけれども、それだからこその良さというものが在って、剥離がない、素晴らしい、という意見がありました。連鎖の中で僅かにずらしていったり先にあるまたは内側にある言葉で範囲をくるめていっている再構成や言語化の跳躍は目を見張るものがあった、という意見もありました。一方、硬質的言語が鮮度ある視点を引っ張っていて、全面に作品の良さを出し切れていないのではないか、という意見もありました。

3324 : 詩人  ぱぱぱ・ららら ('09/02/09 04:30:07)
この作品は傑作中の傑作なのではないかと思わせられるものがありました。形骸の奥にあるもの、比喩も擦りきったものを使うことで見えてくるもの、消費の中に潜んでいるもの、多くをわざとやって高めた新時代の作品のように感じました。言葉が綴りが届くだけではなく、今まで見つくしてきたと思っていた綴りの中にまだ潜む角度があるという発見を作品で証明してしまった。素晴らしい。コンセプトを持って書いたのかどうか解りませんが、この作品が読めたことは大きかったです。説論は特に面白い、彼女のことや豚殺しのことや文学論は十分楽しめる、難を挙げるなら最初の連だろうか、最初の連の粗雑さで読むのを止められてしまう危険性があるのではないだろうか、という意見もありました。海辺を僅かで良いので、描写しても良いのではないだろうか、という意見もありました。が、選考委員が全員唸った作品でした。

3352 : 暁の、flims  DNA ('09/02/20 15:25:57)
この作者は質がブレルことがない、読ませる、とにかく好き放題に書いて欲しい、という意見がありました。

3349 : 恋歌連祷 11(仮題)   鈴屋 ('09/02/19 01:51:16 *1)
前に進んでいく作者の貴重な過程であり、結果を出せた作品だ、という意見がありました。作者の覗けない裏と読み手を繋ぐ力のある眼からの情報ではない新たな感触は実在を再認識させる力が少し弱いかもしれないけれども、作品として非常に成就を新たにしている不可思議さを持っていて、鋭い、という意見もありました。過去の作品と比べた場合どうだろうか、もう少し面持ちを成功させても良いのではないか、という意見もありました。

3323 : だんぜつの雨  ひろかわ文緒 ('09/02/09 04:00:05 *1)
作者に対しての評価は非常に高いです。作品に関して、途中までの美意識を
 /きこえますか?
以降が割礼してしまい、位置を救済しすぎているのではないか、という意見と、
 /きこえますか?
以降がないと、それまでの冗漫な文章が読後に芽吹かなかったのではないか、という意見がありました。

3313 : 月の見えない夜に羊は消える  ぱぱぱ・ららら ('09/02/05 0:58:52)
あえて既製のポエジーを廃してぶっきらぼうな言葉しか使わず、少し荒んだ生を書いているのではないだろうか、悪くない、という意見がありました。今日読んで面白い詩作品ではなく、明日読んで面白い試作品なのかもしれません。全ての言葉が手垢にまみれ過ぎていて、普通は避ける言葉ばかりを敢えて選択しているやり方は、よほどの根性がないと出来ません。形骸化の面白さ、現代詩の先を提示しているのかもしれないな、と思いました。二次創作から大傑作を紡ぎだすような新たな発見があるような気がして、今月は少し熱くなりました。思い過ごしかもしれません。楽しい誤読かもしれません。その可能性を持ち合わせた興味深い作品なんだと思います。

さて、次点佳作作品について触れていこうと思います。

3302 : 愛と歩いて、町を行く  一条 ('09/02/02 00:26:15 *2)
罠というべき張られた仕掛けは、読めば読むほど深読み出来、付随してくる情感の薄さを一蹴する立ち方が、タイトルと一文一文のループが意味を持ちもしないこともないようにあり、消費の中に埋める作品の形は、視点の疑いを早めさせていく熱がある、という意見がありました。タイトルに負けてインパクトを小さくしているのではないか、という意見もありました。
 
3335 : 「 トカゲの日。 」  PULL. ('09/02/11 22:51:33)
文章のもつれは全くなく、空気感の醸し出し方も見事、ただし、どうしても最後にかけて想定内にある部位は削いでいて、先への余韻は突いていかないのではないか、もう一歩の盛り上がりを作っていうともっと引き込めたのではないか、という意見がありました。もう少し作品に遊びがあっても良いかもしれない、少し今回はまとまりすぎていて余波や別方向への働きかけが全くないかもしれない、それでも良いのかもしれないが、空気感の作り出しが見事なだけに先を期待してしまう、という意見もありました。

3347 : リリーフ  れつら ('09/02/17 17:16:33)
地味な作品であり、珍しくもないけれども、実はかなり高度な技術を駆使して軽妙な物にしている部分が印象的だった、説教されたように痛かったが読後感は良い、という意見がありました。

3353 : ヒヤシンス  丸山雅史 ('09/02/20 22:52:42 *8)
修正されて、かなり良くなったが、まだ伸びしろがあるのではないか、という意見がありました。感動できる作品なので、もっと時間をかけても良いのではないか、という意見もありました。

3318 : 街灯が途切れたさきには  犀樹西人 ('09/02/06 03:16:19)
特にいうことのないポエムだけれども、ちゃんと読ませうる方向へ仕上がっている、という意見がありました。改行した方が良質さが伸びた作品なのではないか、という意見もありました。全く新しさは無いですし、とある自由律俳句に詠われた感受そのままだったりもするのですが、小ささが作者の手の中にある燈芯へ共感を惹きつける重量を得ているようにも思えます。視覚を押し出していながら聴覚に記憶があり、時間の経過と感情の変化を数で遠のかせていく哀寂は、それなりのものがあって、それなりでそれなりのそれなりさがそれなりにそれなりを伸ばしていると思えます。ここから踏ん張って欲しいです。伸びやかに壊しても良いのかもしれません。

3358 : 枕返し  右肩 ('09/02/25 02:51:53)
乱れはないけれども、評を書く作者に感じられる魅力というものが作品になると影を潜めるのは何故だろう、頭で書きすぎなのではないか、という意見がありました。

3329 : 鶏頭  ゆえづ ('09/02/10 00:24:14)
指していることに対してタイトルが悪すぎるのではないか、という意見がありました。作者の綴りはいつも舞っています。鈍色に再構成していきながら感触の通じるものを絶対とするあり方は、汚物の中にも必ず救済と純白を入れるような白濁を醸しています。これからも楽しみです。

3337 : カセット(4:06+∞)  丸山雅史 ('09/02/12 03:43:59 *2)
悪くはなく、下手だけれども読んで損した気分にはならない、ただしそこに留まってしまう、という意見がありました。自嘲気味でありながらも自己への愛が切なく伝わり、文章のあまり巧くない部分がダサさを加味しているように感じ、作者にしか書けない独特な作品という意味ではとても貴重なもので寄り添いたくなるような感動さえ起こります。「サンデーモーニング」を読み返してみてください。一体誰があの詩にここまでの物語が付随していると気付いたでしょうか。
付随した作品の方が面白いような気がするのはどういうわけでしょうか。卑怯な気もしますが、嘘でも、この物語が詩作品的な感情を成り立たせる作者の迷い、その迷える揺らぎがそのまま伝わるので、真似できない変な作品になっているような気にさせられます。自分のことを書くリストカットとしての詩作品が多い中で、リストカットとしての作品投稿が多い中で、そういう場所にはない自分を見つめた自分の作品、これは貴重なものだと思えます。そんなに貴重でもないようにも思えます。どこへ行きたいのかよくわからないところがまた良いのかもしれません。

3307 : ままごと  古月 ('09/02/02 18:16:38)
遊びという有限に無為の枠だけがありどこまでも高みへ押し上げられていく中での僅かな感触は「飴玉」という無くなる物質で味という不確かさを記憶に残し包んでいくが、
 もしかしたら名前なんて 最初からなかったのかもしれない

  /そんな遊びです
最終二連はあまり必要に感じられない、もっと良い先があったかもしれない、という意見がありました。

惜しくも選からは漏れましたが、その他、以下に挙げる作品が注目されていました。

3357 : gloom3  5or6 ('09/02/25 01:05:15)
読み物としてまとまっているけれども、残らないことと後をひかないという欠点は大きすぎるのではないか、という意見がありました。

3343 : 人間恐怖  古月 ('09/02/16 15:46:02)
作りは純粋で良質な部位もあるが、過渡期を作品の中で魅力を削ぐ方向でやっているように感じられる、魅力の加味と塩梅をもう少し考えて欲しい、タイトルは最低の部類に感じる、という意見がありました。

3327 : 世界の涯  Anonymous ('09/02/09 22:23:51) 
 物語れる過去の一切を忘れてきてしまっていた。
 あたりまえだ。
 すべてをすっかり覚えたままだれが世界の涯、
 に辿り着けるというのか。
だけに焦点を当てて書いても面白かったのかもしれない、作者は説明的で輪郭を作って中身がありふれすぎている、掴めそうな良質は、しかし確かにある、という意見がありました。

3345 : 怠惰  菊西夕座 ('09/02/16 21:21:37 *2)
この怠惰感は貴重、もう少しコントラストを出しても良いとも思う、悪くはない、怠惰なわけだし、という意見がありました。もう少し肩の力を抜かれても良いのかもしれません。もっと怠惰でもよいのかもしれません。跳躍力というか暴走癖のある作者の良さがもっともっと伸びやかに魅せられる箇所は確かにあるはずです。

3310 : カンナ  結城 森 ('09/02/02 23:26:20 *1)
作者は上手くなっている、けれども構造と情感の足りなさが後半にかけてどうしても目立ってしまう、惜しい、という意見がありました。内容は悪くないのに文体の冗漫さで損をしている、全編に渡り、手直ししたくなる、という意見もありました。実際に選考の際に、こう書けばよかったのではないか、というリトライが為されたり、注目を集めはしていました。

3332 : 聖レイン  榊 一威 ('09/02/10 14:59:08 *1)
作者の作品はいつも、次点にしようか迷う、今回の作品はエンディングが寸足らずだったのではないか、という意見がありました。

3304 : 赤い実  桜井 ('09/02/02 02:16:59)
悪くない、表現の細部に気を配り、瑞々しさを心がけていくともっと良くなるのではないか、
 天の方では
 雲一つなく見ていたが
 小さな赤い実
 少しはそれに 気付いたろうか
この連で終えるのはあまりに勿体無いのではないだろうか、三連目まで適度な緊張感もあり写実的でありながら精神に刺さる棘を確かめていく作業が捉えられていてとても良い、だが四連目突如として視界は開け、自身の身から赤い実への思いへと転化しすぎていて、裾を広げるのではなく投げ捨てた印象すら殴っているように思える、という意見がありました。

3355 : 沈丁花  はるらん ('09/02/23 15:41:17)
 ひとつおき、咲かぬもの
 またその先の
 沈丁花は花ひらき

 同じ場所で
 同じ陽射しを
 浴びながら
 花ひらくもの
 咲けないもの

 どうして?と
 瞳で聞く私に
 振り向いたあなたは
 それには答えず
 みんな連れてゆく、と

 静かに笑ったのでした
良質なので、もっと絞って表出させ奥まで誘うことは可能に感じる、もっと素晴らしい位置に辿りつけたのではないだろうか、という意見がありました。

3336 :  八雲神社  吉井 ('09/02/12 01:45:18)

3348 : 崩れゆく輪の中で  京 ('09/02/18 09:03:28)

3356 : 青空は蝶の羽根のように  草野大悟 ('09/02/23 21:09:04)

以上です。

#年間各賞、ほぼ決定しています。現在微調整中ですので、もう少々お待ちください。

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パレスチナ(意見・情報求む)

2009-01-13 (火) 01:27 by ダーザイン

虐殺写真
パレスチナでの虐殺の写真です。心臓の悪い人は見ないでください。

イスラエル国防軍における「司令官の意向」は、いまや「殺せるだけ殺せ」というものだ。by ギディオン・レヴィ
(ガザ侵攻関連:翻訳)ギデオン・レヴィ「正義漢のとき」

先ず、冒頭に述べておきますが、このトピックへのコメントを文学極道フォーラムでしてください。
パレスチナ(意見・情報求む)
情報の補完をお願いいたします。

このたびのイスラエルによるパレスチナ人大虐殺はとどまるところがなく、民族浄化というより他ない残虐行為が毎日行われています。
皮膚に触れると骨まで融ける虐殺用の残虐兵器を女子供の頭の上に落としたり、救急車や病院を狙い撃ったり、住民を一箇所に集めて大砲をぶち込み皆殺しにしたり、
毎日新聞記事
毎日新聞記事
白リン弾
日本のメディアはろくに報道しませんが、我々ネットの人間は、世界中からの情報を、現地からの情報を得ることが出来ます。
事柄を正すためには、先ず、皆が事実を知ることが出発点になります。

とりあえず、重要な情報源になるサイトを紹介します。
パレスチナ情報センター
パレスチナ子供のキャンペーン

上記サイトでは貴重な文献が翻訳され続けており、停戦を求める署名活動や、継続的な子供たちへの現地での支援、被災者への募金活動なども行われています。

メディア文学極道は虐殺反対平和団体ではなく、詩文学メディアであり、他の発起人や投稿者たちの意見も聞いておらず、
文学極道として某かの具体的アクションを起こすことはないと思いますが、
投稿者、運営サイド各位、自由意志で、上記サイトなどが行っているアクションに協力できる人は協力してあげてください。

イスラエル支援企業リスト

最後に述べておきますが、アメリカ議会は国連安保理決議を無視して、イスラエルの行動を全面的に支持しています。
イスラエルが虐殺に使う兵器はアメリカの資金援助で得たものです。
そして、日本の税金はアメリカの戦争費用にふんだくられています。
(思いやり予算とか、給油とか、紙くずのようなアメリカ国債の購入とか)

チェチェンやチベッドなど、世界中で行われている他の犯罪についてもどうぞ。

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ガザ地区の市民犠牲者

2009-01-09 (金) 04:06 by ダーザイン

以下転載します。−−−−−
★ガザ地区から医師の報告翻訳

 以下は中央ヨーロッパ時間の1月6日(火曜)午前9時半にドイツ紙『南
ドイツ新聞』の電子版に掲載されたものの翻訳です。インタヴューの正確な
日時が不明ですが、内容からしてガザの現地の5日(月曜)の夜中あたりだ
と思われます。ガザには外国人記者が入れないため、地上戦開始下の病院か
らの医師の報告として貴重なものと考え翻訳しました。この翻訳は「訳責;
梶村太一郎/ベルリン」と明記された上で、どしどし転送して下さって結構
です。

原文;http://www.sueddeutsche.de/politik/752/453443/text/
ここではギルベルト医師の写真も掲載されています。

以下翻訳、( )内は訳注。

ーーーーーーーーーーーー

(見出し)ガザ地区の市民犠牲者
「私たちは次から次へと切断手術を続けている」

(記事リード)イスラエルの地上進攻の開始以来市民の犠牲者の数は急増し
ている。ノルウェー人のマッズ・ギルベルトは、現在ガザ地区に滞在してい
る唯一の西側の(欧米の意味)ふたりの医師のひとり。ギルベルトはドラマ
チックな報告をした。

インタヴュー;トーマス・アウ゛ェナリウス記者

(人物解説)マッズ・ギルベルト(Mads Gilbert)61歳、は麻酔医でノル
ウェーのトロムソ大学教授。彼は新年から同僚の同僚の外科医エリク・
フォッセ(Erik Fosse)医師とともにガザ市のシーファ(Schifa)病院で手
術をしている。ふたりはNorah (原文;Norwegian Medical Solidarity
Organization Norah)の会員である。

(インタヴュー始まり)
南ドイツ新聞(以下SZ);ギルベルト博士、ガザの情況はどうですか。

マッズ・ギルベルト(以下MG);今夕の情況はドラマチック以上のものだ。
激しく爆撃されている。この48時間は大変に厳しかった。ガザ市の野菜市
場への攻撃で多数の死傷者が出た。今日病院に運ばれた210人の負傷者の
内だけでも35人が救急部門で死亡した。死者の内で18人が9歳以下の子
供たちだ。私たちは次から次へと切断手術を続けている。廊下は切断手術を
受けた患者でいっぱいだ。私はすでに手術をいくらしたか数えられない。

SZ;犠牲者のうち子供と女性はどれくらいでしょうか。

MG;今日、私はひとりの子供の手を切断手術した。この子は家族のうち11
人を失っている。私たちのところに九ヶ月の赤ん坊がいるが、この子の家族
は全員がイスラエルによって殺された。市民の犠牲者の数は急激に増加して
いる。月曜日の晩には死者は540人、負傷者は2550人だった。死者の
30パーセントと、負傷者の45パーセントが女性と子供だ。これまでで、
子供の死者は117人、負傷者は744人だ。

SZ;救助隊の作業はどんなに危険ですか。

MG;今日は救急車二台が襲撃された。二人の救助隊員が殺されたが、彼らは
狙われて攻撃されている。シーファ病院の隣のモスク(イスラム寺院)が空
襲された。そのため病院の窓ガラスがすべて割れてしまった。今は外の気温
は摂氏7度だから患者全員が震えている。医師や看護人ももちろん同じだ
が。これら全てが理解を絶することだ。

SZ;病院の職員の情況はどうでしょうか。

MG;ひとつだけ強調したい。この病院には現時点で、医師、看護人、ボラン
ティアが50人いる。私たちは爆撃音を聞きながら、負傷者を満載した車を
待っている。私はこれまでに、彼らパレスチナ人の医師たちと助手たちほど
献身的な働きをする人間を見たことがない。

SZ;あなたはハマスの戦闘員も治療しますか。

MG;その質問は適切ではない。私たちはここで医師として誰でも治療する。
わたしたちはイスラエルの兵士にもそうするだろう。しかし、私は何百人も
の患者を診たが、その内でハマスの戦闘員はたったふたりだけだった。

SZ;何が最も緊急に必要でしょうか。

MG;とりあえず緊急なのは、爆撃を停止し、イスラエルが境界の通路を開
き、食料と燃料をガザへ運ぶことだ。

SZ;あなた自身は安全ですか。

MG;150万人のパレスチナ人が、この世界最大の牢獄に閉じ込められてい
る。彼らは恐れてはいない。なぜ私たちが恐れるべきだろうか。

SZ;あなたはどのようにしてガザ地区に入り込んだのですか。

MG;私たちは元旦にラファ(Rafah)経由で入って来た。ノルウェー政府が
エジプトの指導部に非常に大きな外交圧力を掛けたのだ。そのおかげで入っ
て来れた。私はなぜ他の西側の医師たちが来ないか疑問に思っている。世界
はここで何が起こっているかを見ることが出来ない。私たちだけが西側の代
理人だ。私たちは、援助すべき医師なのだ。それと同時に私たちは世界中の
メディアに電話で情報を伝えなければならない。同僚とここへ来ていらい、
私たちは時間を忘れて働いている。あの音が聴こえますか。また爆撃されて
いる。ここで話しを終わりにしなければなりません。

(インタヴュー終わり。翻訳以上)
「訳責;梶村太一郎/ベルリン」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以上ーー

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