夏美 has a lot of poetry but she didn't write it. な罪が♪降り注ぐファンが回るまわる♪パワヤラを引いたことはあるかい?♪グワットモールを引いたことはあるかい?♪俺はその一人だ、みんなも引こう♪そしてぐわっともーるbotの存在を確認しよう♪夏美な罪が何度も繰り返されて、僕は狂った男の隣、頻繁に北に回帰していく時刻、♪は今まさに飛び出そうとしている。
生態学の生態を調査せよ。
ポスドクの毒を搾り出せ。
毒を以て毒を制するとはよく言ったものだ。
入れ♪ないことができる。他の先生が教えてる中で余裕で帰っていく。
♪今朝話しかけた女の子は元気だろうか。今頃技術の実習でもしているのだろうか。困ったときは先生に相談だ!
♪そして失敗だ。もうどうしようもない。魂の呼吸を、整えて、数をそろえる。0315。それで一万通りが減ったよ。リグナン生合成に成功したらいいなあ。Can you feel it?
♪ポストポスドクになりたい。しまいには変な研究発表したりして、色々楽しみ体温計。太田胃散の宣伝の曲を聴いて、僕は心から感動している。
♪現代にも姥捨山を復活させ、高齢者をどんどん山へ捨てに行きましょう、山は感謝の気持ちでいっぱいだ、ヤマハ。ピアノのように歌う、これが気持ちいいのなんのって、何しろ歌を遮るものは何もないのだから! ダカラを飲んで僕は気が狂ったようになる。大企業に就職できたらいいな、でも中小も面白そうじゃん。ジャン・コクトーちゃん黒糖なめなめ、なめたけの表面のように静かに僕はアトリエ化していく、タイマーが鳴っているのに気が付かなかったらどうしよう。そういうときは仕方ない。タケイ・リエ。カニエ・ハナ。カニエ・ナハだっけだっこ抱っこしたいんです負んぶに抱っこに子どもがついてうっかり鬱病になってしまいました。そういうときは相談だ、先生に! 蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹解虫。これでどうだ! 面白いだろう。へへ。ら。へ。ら。へ。ら。へらへらしてんじゃねーよ天使じゃねーよ自転車ねーよ帰れねーよふざけんじゃねーよ。減らねーよでも減らず口を叩きまくる今日この頃。ゴロゴロしております。喉が。お陰さまでゴホゴホしております。木を食べる魚について考えていた。セルロースを高密度に圧縮し分解して栄養源にしてしまうのです! 素晴らしい! ベクターを導入して我々にもその遺伝子を身につけるようにすれば、我々も木が食べられるようになる! 味覚? 遺伝子操作で麻痺させればいい。そうしてゴミばかり食べる人間を生み出せばゴミ問題と食糧問題は解決さ! 隊長! その方法ではかえって人口が増加してしまいゴミは増える一方です! なるほど。確かにそうだ。というようなことを魚は考えているのかもしれない。というようなことを僕は考えているのかもしれない。かもしれないかもしれない。かもしれない運転でいこう。朝吹さんに会いに行く日に、僕は心から凍えるようだった。ピピピピピピピピ。体温計が鳴る。体温は37.5℃です。軽い微熱ですね。それでも寒いということはこれから熱が上がるということですね。寝よう。そして体温を下げよう。
ひつぜつにつくしがたいかなしみが
かなしみをかなしみつくす
つくしになったぼくらの
ともだちのともだちのこともわすれ
ぼくらは熔融していくのでしょうか?
大いなる誤植を、今
まさにその通り。
ニュートリノに質量があるというのは昔から言われていた。でもなかなか証明ができなかった。それをスーパーカミオカンデで紙を噛んで髪を掴んで、証明したから偉いノア。の箱舟。ノヴァ。ノアズアーク。アニメの見過ぎだベイベー。米兵による射殺事故が起こりました。犠牲者は0にんのもよう。もようがえしたへやのなか、なかなかでてこれない、だからたまりかねてでていったのです。どっちだ? おんがくのしゅうえんに(さいしゅうえんそう? いいえ、ケフィアです。ライク・ア・ローリング・ストーン)になりたい、になりたいになりたいになりましたよかったね、あのやろう出席してたのに低い成績付けやがった、音楽に歌が入っているとつい僕も歌ってしまうま、らいくライク雷句誠の夜明け前を読み終わった。ほしがたのゆめをみて、ぼくはなにかんがえてるんだろう、なんてめいそうしてる、らしい。
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最新情報
kaz. - 2017年分
選出作品 (投稿日時順 / 全14作)
- [優] 夏美 has a lot of poetry (2017-01)
- [優] 語る死す、語る生まれる (2017-02)
- [優] 声のみの声――起草 (2017-04)
- [優] (笑) (2017-05)
- [優] みんな、君のことが好きだった。 (2017-05)
- [優] #blUesUnday (2017-06)
- [優] カラジウム (2017-06)
- [優] 漆黒論 (2017-07)
- [優] 911+311=1222 (2017-07)
- [佳] 門 (2017-08)
- [優] 黙すること (2017-08)
- [佳] 南下する太平洋の横断幕 (2017-09)
- [優] 砂 (2017-10)
- [佳] 書が好きよ、街を出よう《クリエイティブ・ライティングとしての所作》 (2017-12)
* 著作権は各著者に帰属します。無断転載禁止。
夏美 has a lot of poetry
語る死す、語る生まれる
2011/11/14 23:47
夜道、ひっそりと息吹く新芽のことを思いやる。手のしわから生え出た薄緑の突起が、寒さで枯れてしまわないよう温もってやる。ポケットに突っ込んだ手の握りは優しい。握った手の隙間から漂う新芽の甘い香り……殴られたときの痛みを知らない人たちのように、という例えを使う。そうすれば世界が血の気に満ちているのが分かるだろう。ただ一つ、安息があるとすれば、握り締めた拳の中の汗くささだけだ。
(……沈黙。「香りは、闇のなかで最も多くのことを語りたがる。どうやって語るのかを、最も知らずに。」という一節を挿入する。その隣に、月の出る晩の澄み切った空気ほどに張り詰めた気迫を描こうとして、放射状の線分を描く。)
「さらに続けて、太陽の輪郭を描こうとするが」
「皿に続けて、血の滴る獲物を載せようとするが」
「さら、さら、さらり、」
「懐を掠めた」
「封筒から手紙が落ちた」
「中身がこぼれ落ちた」
「ぱさり」
『ぼくは、語ろう』
『ぼくは、で語ろう』
『ぼくは、という代名詞を添えて』
「ぼそり」
「ひどくやせ細った」
「と連想した」
「という連続」
K先生「これは失礼、自意識過剰に見えたかね。生憎、代名詞では言及しえないものを、君たちはもっているのだが。むしろ、代名詞という存在そのものが、言及しえないものを指示するために存在しているのだと、君たちは」
レタス「はーい、キャベツみたいに、シャキシャキ動いて!」
爆弾犯「みんな、徒党を組んで、人生設計をエンジョイしよう。計画は実行しないことに楽しみがあるのだから」
K先生「……と、このように、口にされた途端、本来言及していたはずのものを失って、本来指していたものとは全く違う意味を抱えてしまうかもしれない。だから……」
(世界の憂鬱を語り尽くしてしまったのだという崇高さが降り立ち、獣の嗅覚で月夜をかぎ分ける。ハイエナの孤独。)
今日はここまでにしよう、と君たちは言う。ぼくは壁掛け時計を回転させて(そこには文字盤がなかった)、もう少し今日の時間が増えないかどうか試してみる。それからは、いつも決まった時間に眠る男が、定刻前に時計が止まってしまって眠れないときにどうすればいいか、延々と議論するように言われる。ぼくは、時計から数字を引きはがすコツについてくだくだと説明する。チャイムが鳴る。帰宅の号令が終わり、いっせいに君たちは走り出す。窓の向こうには夕陽が照り映えている。グラウンドを走る生徒たちはみな夕陽に向かっていく。
(「君たちは一つの誠実さに向かっているのだよ」。夕陽だけが、時間に嘘を付かない。教室中に太陽の香りが充満している、飢えたハイエナだけだ、光から誠実さを感じられるのは。)
2011/11/15 22:39
「方陣は裂け、語が流産する」
「生まれたのか、そいつは」
「死んだのか」
「いいや、食われたのさ」
「聞いていたのか」
「いいや、開いていたのさ、口が」
「奴の最期の一言はこうだ。」
『ぼくは、何かを伝えたい』
『ただ語りたいだけ』
『ぼくは、何を伝えるべきか知らない』
『語るべきことがないと語りたい』
『ぼくは、何を伝えるべきか知らないということを伝えたい』
『語るべきことがないと語ることもない』
『何を伝えるべきか知らないということを伝えたいと伝えるべきかどうかを知らないということを……ぼくは、語りたいと語ることもないと語るべきということを……』
「知ることと語ることが交雑している」
「あてもない混雑」
「あられもない交接」
「醜態」
「糞、糞、糞、どいつもこいつも、俺の言いたいことをみんな言ってやがる」
「俺の言いたいことをみんな言ってやがるということを言ってみやがれ!」
「糞が更に増える」
「呪文で」
「蘇生しちまえ!」
「あんちゃん、奴はソーセージから、自分の身体を作るのさ」
「腸詰がねじれて蝶に」
「蝶がねじれてつがいに」
「蝶つがいがねじれて」
「扉が開く」
「扉は背中に」
「花開く」
「花びらがあそこのビラビラに」
「紙吹雪」
「くす玉」
「くすくす、笑い声が」
「魂が繁茂して、裸に降り注ぐ」
映画が始まる。皿、皿、皿、と並べられる。続けて添えられる、サラダ、サラダ、サラダ。格闘家が手刀でかち割り、破片ごと喉に流し込む。格闘家の首は皿の破片で膨れ上がり、血を飛ばしながら炸裂する。「桜だ。桜」君は言う。飛び散った皿に血糊がついて、レタスとアボカドの混ざった濃い緑で、君は死体の首に接吻しながら、「私のほうが、ずっと美しく啜れる」。いつの間にやら花開く、君は。
(……見れば、いつの間にやら「桜だ。桜」という一文を挿入している。ぼくが呼びたかっただけだ。冷たくなっていただけだ。あの惨禍を、華と、花と、鼻と、……味わいたかった。そしてハイエナは肉を漁る。)
『ぼくは、語れるが、綴れない』
『ぼくは、騙れるが、揺すれない』
『ぼくは、嗄れる、啜れないせいで』
「口の隣で、夏が閉じる。いいや、口が閉じれば、夏が隣。口の隣で、頬は赤らみ、重く垂れる」
「秋が待っているよ」
「空きができたよ」
「ほうら開いた。口が開けば、飽きが来る」
「紅葉し、枯れ落ちる頬」
「熟れ切った果実」
「その果実に描かれた、顔」
(……ぼくは続けて、「鼻の中に、家。答えは?」と書き込もうとするが、露骨すぎてやめる。彼らは繊細なのだ。いつだって、死体と友達でいたいから。)
「桜が、『く』の一文字をかかえ」
「桜が、『くの一』文字をかかえ」
「鼻の中に、家をかかえ」
「とっかえとっかえして」
「ハイエナが逃げ出す」
「逃げ出すことからも逃げ出す」
「おかげで、ぼくはいつも……」
「秋の隣にいる」
「夏の隣に」
「いいや、秋の傍にいる」
「孤独と飢えの季節に口付けされる」
「じゃあ、キスをしたのは?」
「冬」
「春」
「秋」
「くの一」
「さくら」
「それとも、かおり?」
「ハイエナが、答えを漁っていく」
「明後日いく」
「と言い残した日に」
「彼女はいなくなり」
「いなくなり、と書き残した日に」
「戻ってくる」
「きっと、キスするんでしょう」
「好きなんでしょう」
「でも明後日にしよう」
「今日はここまで」
(友達といえば、ぼくの知り合いはいつも裸だった。見ていて恥ずかしい顔をしていた。少しも隠そうとしない裸の顔。言ってごらん。「踵を返し、踏み込んだところから腰を返して蹴れ」って。ほうら、地面に奴の鼻の跡が残ったろう……。)
「あそこに芽があった」
「目が合ったときには」
「まぶたが閉じていた」
「開いたときには」
「芽はなくなっていた」
「手のひらの中に」
「あったはずのものは」
「掻き消されていた」
「光のようだ」
「あることがわからない」
「手をかざしてみれば」
「真っ赤に流れるぼくらの血潮」
地面には足跡が続き、そこから草が生え、生えては枯れていく。枯れていくのを見送るあいだに、どれほどの時が経ったろう。時が経ったことを感じようとすれば、かえって感じることができないものだ。夜、夢を見ようとするが、見ようとすることでかえって見ることができない。という夢を見たような気がする。夢を見たのかどうかさえ、ぼくには分からない。分からないということが夢の中身であるような気さえしてくる。
「眠りたくなる」
「眠りたくなくなる」
「眠りたくなくなくなる」
「眠りたくなくなくなくなく……なる」
「眠りたくなくなくなくなくなく……泣く泣く泣く泣く泣く泣く泣く泣く泣く泣く泣く泣く泣く泣く泣く泣く……ことなくほどなくわたしとおしていた糸をこちら側に引っ張ってくると、歩いていた足が攣って、ルアーになっていた耳が引き千切れそうになる。そう、お前は百足だ。電子の群れにムニエルを食わせて、三半規管の様子をずっと中継していふ。if.素早い走りを始めた指先がノーパソを〓き毟る。かどうか。竈馬。ハルヒ。長門との対峙。エスパー襲撃。oui, oui、お疲れ様。ミレニアム群れになるオムレツカツレツ交渉決裂高所から僕は僕はボカロいだ。Yes, yes, Joyce. のノートを引き裂いて足元に置くのだ。僕らは、わたしらは、そこから掻き出すだろう。さあ!→
(どっちでもいい。どっちだっていい。いいわけない。いいわけないわけない。もう、どうだっていい。ぼくは、そこで筆を折る。「そのときの怪我で、彼はピアニストとしての資格を失う」という一文が挿入されて、主題は変わってしまう。本当に折ったのか、あるいはただ書くのを辞めたのか、もう区別できない)
2017/1/24 18:57
なーんてな。
無の創造だ。
激しい雨が降り出す。
上下線を香水で塞ぐ雨だ。
息が詰まりそうだ。
言葉通りに。
2017/1/24 18:58
「病んでる村上」なんて歌詞をどうしてブッダブランドは挿入したのだろう。鍵盤検便叩けば潰れるのは痔なんです。だから長男威張ってるんです。走り書きした。新幹線の中を。手袋をはめたまま、わたしは書いている、描いている、海底を、改定を、かいていいんですか? かいていいんですよ。そうして僕は腹の底を掻き出して、ハイエナを羊水の丘から引っ張り出した。だからここからは未来の言葉になるだろう。
2018/1/22
今日僕は25歳になった。昔は聴こえなかったミリカノールの電荷音が聴こえる。ω。死んでみたまへ、屍蝋の光る指先から、お前の靈がよろよろとして昇發する。その時お前は、ほんたうにおめがの青白い瞳を見ることができる。それがお前の、ほんたうの人格であつた。というのが。ω。の瞳からの引用だ。作、萩原朔太郎。否。サクサクパンダ。
窓の向こうには彗星が見える。君の名は。
2118/1/22
今日『紙の名は。』を見た。紙には、名前がない。鉛しかない時代の物語で、鉛を削って訛りを記録するのに紙を使っていたはずが、紙に名前がないということが理由でできなくなっている。窓の外には合衆国国旗が舞える。いや? よく見ると日の丸と融合して、世界国家になっている。今日も彗星が降ってくる。あの彗星の分裂が紙の名前を奪い取り、紙の民の一員であったサルバドール・ダリを打ち倒し、『パン屋再襲撃』が道行く本屋の文庫本として出され、電子書籍はもっぱら人工栽培された人工知能の生命体であるキュリアス・ライバーが担っている。「そんなことを書いている新幹線は雪のために遅れて、空飛ぶバイクの市場占有率がもっぱら支配的だ。トランプタワーはビル管理人が失踪して以来誰も入らなくなり、『わけがわからない ってことですよ』と言っていた友人が托鉢のために出入りするようになった。韓国人の恋人と結婚したアリスは大丈夫だろうか。飛ぶ」
っっっっっ
っ
っ○ ←新しい生命の誕生の図
っ
っっっっっ
僕はアリスの腹に出た性液を紙で拭い取り、ゴミ箱に捨てた。それが最後の紙の民の末裔だった。しかし漏れ出たうちの一匹が鏡の国に逃げ込み、ハイエナとなってアリスの腹から産まれる。
ハイ、エナ
杯、衣奈
はい、エナ
肺、胞衣
灰、絵凪
吹き飛ばさなきゃ、吹き飛ばさないで、皿を、さらに攫う風。
キュリアス・ライバーは我々のDNAを修復して老化も防いでくれる。しかも地面から個体を構成するのに必要な金属類を自ずと吸収する人工知能生命体だ。
今日、僕は125歳の誕生日を迎える。
声のみの声――起草
【1】無垢の果実
怜徹の無風で纐纈の進行を留めておきたいという意味では強いのにところでふと気がつくといいよ中として水子冬の空に私の眠りを支える影になってそっと縮んでいくみちのくの旅の途中まですぐはかなきちがい
私の中の私何度も何度も強く激昂のソーダを振りかぶる私水のこと静けさを思いやるようにしてお腹私に何かを残してくれましたかというあなた自身があなたであるが故に声の音が寂しく静けさ思いやっていました
ため息とともに言葉は無実の罪を吐き出し恋に譲り渡す陰嚢の印籠の高温と奇術せよ私が私であるがゆえにゆえにがゆえにであるが故に無実の果実にあなたを捧げますか巫女の魂の絢爛たる揚々たるものを
【2】原野
人間の意思とは裏腹に
人の目を追い抜く鳥たちよ
言葉よ
そなたは美しい
罪を
この大いなる秘跡よ
我に力を与えたまえ
【3】睦
春風がそうすると吹くさなかに
私の春がはるかしい思いを寄せている
そっか
しかしこれは
至難僕には分からないかもしれないけど
【4】橋
文体の悪魔の怜悧なる様に酔いしれた我が頬には緋みが差し的中させた予感とともに虚空を徘徊する石目のごとく我が稲妻はみじんなる様を無尽蔵に北条たる石狩の架け橋にやってきた透明感のある空想の曝涼たる猛獣の如き俳諧を硬結する氷 今し方やってきたばかりの一人の若者が故に姿を消した老婆のみにくく修煉なるときを 町から滝の音が聞こえた
優れた死は意味から逃げようとする 私の顔を覆え 叫びよ
(笑)
横浜駅が増殖する――増幅する悪意(マリス)によって書店に平積みされた横浜駅SFが引き取られていく――、大歓迎ですよ――ライトなバースの誘う眠気から逃れられない、まるで網のようなそれに絡め取られて「所詮はこの程度なのだ」と自分に言い聞かせる――不思議と自分の精神が落ち着いてくる――私、――今、――ジャンプ、――ゾンビ、――夢幻連鎖講(無限連鎖講)リンチのデイビッドなハイブリッド――、といったもはやあらゆるオラクルが収斂する――。というか平積みされたライトバースに絡め取られて「書店はこの程度なのだ」と自分に言い聞かせる――不思議と自分の精神が落ち着いてくる――横浜駅が増殖する、――増殖する横浜駅――増幅する横浜駅――増殖する横浜駅SF、――、――、、――所詮はこの温度なのだ――、と言ったデイビッド・リンチのハイブリッド・ロマンス――といったもはやあらゆるオラクルが収斂する――(笑)(笑)(笑)ベルクソンの(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)この程度ではもはや無限連鎖講(夢幻連鎖講)でございますよ(笑)(笑)(消)(焼)(消)(失)(す)(る)(私)(今)(焼)(失)(す)(る)(ジャンプ)(ゾンビ)(マリス)
みんな、君のことが好きだった。
上の話では、ある記号が名前として特定されている。それは、すべての人にとって同じであるが、しかし各人は彼自身について語るためだけにそれを使用するのである。では、それは「私」とどのように比べられるだろうか?
――エリザベス・アンスコム『第一人称』より
今週、シーズン最大のジャンプを見せたスキー選手の嘉納治五郎は、実はスキー選手ではなかったことが発覚し(笑)、実はスキー競技自体が脳内麻薬エンドルフィンによる言語遊戯であったことが発覚し(笑)、その結果として嘉納治五郎はオリンピックの取ってもいないメダルを剥奪されることになったのである(驚)。
婿入りの結果として名前を変更せざるを得ない窮地に立たされた私は、第一人称を変更することでそれを回避しようと試みるも(笑)、私と僕と俺が指すものがことごとく同じであったために失敗し(笑)、仕方なく詩人の名刺を札束のように掻き集めて彼の家に置いてくることにしたのである(驚)。
みんな、君のことが好きだった。と言われたとしたら、決まって僕が返す言葉はこうだ。ええ、僕もみんなのことが好きですよ(笑)。概念の普遍化に錦鯉が抵抗するような味のする最中(モナカ)のためにX女史の年齢は全くもって不明であり説は16から98まで幅広い(驚)。
飛び出す絵本のように鳥たちが冷蔵庫の中から溢れ出てきて、部屋は鴨のフンや鳩の羽で埋め尽くされ(鳥)、彼らの羽ばたきで浮力が生まれたために気がつくと部屋ごと空に浮かんでいて(鳥)、ドアを開けると真下の雲に四角い影が、窓を開けると雲が入り込んでくる(鷲)。
#blUesUnday
#一九一八年四月 #わずかに #太陽 #を食う地方が今ようやくわかった。 #今夜は大層 #顔 #色がいい。 #先頃ふと大病に罹った者があると聞いて、故郷に帰る途中立寄ってみると #最もあくどい奴は口をおッぴろげて笑っていやがる。
#一人に会った。#目付は #乃公の眼 #と酷似で、顔色は皆鉄青だ。 #一晩じゅう睡れない。何事も研究してみるとだんだん解って来る。 #おお解った。#某君兄弟数人はいずれもわたしの中学時代の友達で、 #これはてっきりあいつ等のお袋が教えたんだ。
#朝、静坐していると、 #五 #人 #が飯を運んで来た。 #だが彼等はますます #まるきり #光 #を食いたく思う。#中には彼の心臓をえぐり出し、油煎りにして食べた者がある。 #見たまえ。#狼村の小作人が不況を告げに来た。
#村に一人の大悪人があって寄ってたかって打殺してしまったが、 #本人はもうスッカリ全快して官吏候補となり某地へ赴任したと語り、#いつ #も出ない。 #「叔さん、わたしゃお前に二つ三つ咬みついてやらなければ気が済まない」
#飯だ。 #今夜は #この勇気があるために #恐れる理がある。 #四千年来、時々 #日 #を食って、どんな大きな骨でもパリパリと咬み砕き、腹の中に嚥み下してしまう。 #わたしは箸をひねって #日 #の事を想い出した。
#君がせっかく訪ねて来てくれたが、 #月 #が #どうも変だと思って、早くから気をつけて門を出た #おれは三十年あまりもこれを見ずにいたんだ、今夜見ると気分が殊の外サッパリして初めて知った、それにしても用心するに越したことはない。
#が、#門も開かない。 #二冊の日記を出した。 #一読してみると、 #一時に書いたもの #乃公 #乃公 #乃公 #乃公 #乃公 #が無い。 #お前に咬みついてやると言ったのも、大勢の牙ムキ出しの青面の笑も、先日の小作人の話も、 #病気に罹ったの #も #どれもこれも皆暗号だ。
#何に限らず研究すればだんだんわかって来るもので、昔から人は #日 #をしょっちゅう食べている。わたしもそれを知らないのじゃないがハッキリ覚えていないので歴史を開けてみると、その歴史には年代がなく曲り歪んで、どの紙の上にも「仁道義徳」というような文字が書いてあった。
#大笑いして #死肉 #もやっぱり人間だ。#日 #は人に食われるのだが、それでもやっぱり #「あんまりいろんな事を考えちゃいけません。静かにしているとじきに好くなります」 #月の #兄弟 #は #あの時分にはまだ生れているはずがないのに、 #日 #は #。
#七年 #前 #その #何年間は全く夢中であった #「お前はすぐに改心しろ、真心から改心しろ、ウン解ったか。 #」 #……あの女が #しるす。
(Twitterに上げたものを編集し、再掲)
(全文を魯迅『狂人日記』井上紅梅訳より引用)
(ルビの重複の指摘を受けたので再度編集)
カラジウム
→フォーメーションユニオン〓!〓!〓!〓!……(1)
カラフルなキメラに窓は外されて世界史が通底する門が開かれる開かれる開かれる開かれる……(2)
そのイメージを、……(3)
まず、赤、それは空に伝わり、糸となって降り注いだ、ここまででもう陳腐だ、それを表すのが青、信号機となって灯る、それはやや緑、ダイオードが、入道雲に乱反射してさざめく、白、ぎんぎらとしたそのぬめり、焼尽する火、ブレスせよ、吸い込め、それらを、オレンジが投げられた、プラズマの放電がみかんを焼き尽くす、黒焦げ、苦労したな、この色の香りは燻製のようで、灰色、『バイオエシックスの基礎づけ』という教科書の匂い、紫色の煙でそれを精液の臭いに変える、マジックの色、交わりたいという色、ピンク、フラミンゴのように股を広げたか、あるいは秒速5センチメートルの桜の花びらの落下速度か、色彩には緑青を付随させる、その錆色の窓枠を取り外す、尻尾が蛇のライオン、彼女の体毛は風を引き起こす、枝垂れ柳のように靡いて、通風口のような彼女の鼠蹊部が開く、……(4)
そこに掟の門がある、……(5)
門がある、門がどっしりと構えている、門番は非常にさり気ない言伝を預かっている、
「いいかな、およそどんな技術という技術も、書かれた瞬間に終焉する」
「なぜって。理由なんてないさ、あるのは倫理だけ」
「山川の倫理用語集のP259を参照してみよう。『いき』それは九鬼周造の『いきの構造』の中で洞察された、江戸時代の日本の美意識」
「すい、つう、いきの三要素に分かれ、それぞれが相反する要素を構図的に意識し合う」
……(6)
注解
なお、タイトルとなったカラジウムはサトイモ科の球根植物で、葉の模様が特徴的である。熱帯生まれであるため雨に強い。
(1)カラジウム→フォーメーションユニオン変換の公式を導出したときの、アドニスの台詞を参照。「君は詩学か? 否詩学か? 神智学か? 審判待ちで。」なお、!は普通のエクスクラメーションマーク、〓は反転したエクスクラメーションマークである。それを組み合わせて!〓!〓!〓という形態を作っている。
(2)岡崎体育のアルバム「XXL」初回限定版特典を参照。「こんなぶっ飛んだことを書かれても、削除対象にできないのが残念だ」という、有名な台詞がある。その発言からして、この表現が意味するのは、およそどんな出来事も門――もちろんこれは神や女性器といったメタファーなのだが――を通して開かれるのみであり、さらには窓――これも外からの光を取り入れるという役割からして、神や女性器のメタファーとなっている――という表現からして、推察するに、この一節が言いたいのは、色彩豊かな合成獣、すなわち遺伝子の作為的な突然変異ないしはノックアウトを適用した生物によって、窓そのものが外され(この一節だけで小説が書けそうだ、何故なら窓枠を取り外すのには一定の手続きがいるからだ、とりわけこの辺りの市街地の住人には。何故ならこの地区では窓枠を取り外す行為は条例によって規制されており、外界からの明るい光を取り入れる、すなわち形質転換的な禁忌の行為として見なされているからだ。まず、役所に窓を外す旨を書面で提出しなければならず、次に付け替える窓を購入した際の領収書を「窓枠購入証明書」に付随して提出しなければならない。役所における一般的な見解としてはそれは騒音対策であったり、遮光性能の向上であったりするわけだが、どうしてそういう書類を提出しなければならないのかといえば、それは窓枠というものが一種の贅沢品として見なされているからである。)、世界史が通底する、というのは窓を外すことによって世界の歴史がよく見えるから、それは窓枠に歴史があるように、最初木製でブラックウォルナットを使っていたのが金属製の真鍮やアルミを使ったものに変わるように、という程度の意味合いであってそれ以上でもそれ以下でもない、と言及することによってさらなる意味の付随を図るのだが、という話はさておき窓――すなわち女性器――が外されてその向こうに門が見え、門――すなわち第二の女性器――が開かれるのが見える、その様子を再現すると、窓が外されて開かれ、門の閂が外されて開かれる様子が、ありありと目に浮かぶだろう。
(3)岡崎体育「感情のピクセル」の歌詞を参照。「イメージを」と謳っている。この段落が言及したいのは次のような見解である。すなわち、フォッサマグナに足を踏み入れたということで事実上倒錯が始まっていたとする初期アリストパネスの見解から外れてバシュラールを擁護する形で炎天下の堤真一を呼び起こす呼び声ならぬ呼び笛を――人はそれを篠笛と呼ぶ――詩の中に音として取り入れた結果、この連は本来連結されていたそれまでの行から改行されて下ったのである。
(4)赤と言及したときに赤い空が思い浮かび、空に結ばれた創世記エヴァンゲリオンのATフィールドの如き赤い糸が空から垂れ下がってくるのを想像して、それが『赤い糸』を連想させるような陳腐なものであったような気がして青い色の空にチャネルを切り替え、すると青という言葉から青信号が連想されて青信号の中の青色発光ダイオードが喚起され、それはやや緑であることが認められ、その光が入道雲に乱反射するときの色はきっと緑色の雲だけれども、その想像をあえて逆手にとって白色、ミルク色の空を呼び起こし、そのぬめりがぎんぎらとした感触を舌に与え、それが燃えているときの火の色はおそらくはオレンジであり、『アリエナイ理科の科学』を参考に調理したバーニングみかん、すなわち電子レンジ内のほの明るさの中で電極を刺したみかんに放たれる電気の映像を撮影しようとしたらフィルムが焼けて磁気も受けて使い物にならなくなり、黒色のフィルムを取り出すのにも苦労したなあという過去の印象が湧き上がってきて、ここで唐突に灰色に切り替わる、書物の色、そして音楽はジミ・ヘンドリックスの「パープルヘイズ」なので紫色の煙、紫が魔法っぽい色なのでマジックの色、マジックのキュキュっという書き音が鳥の性行時の鳴き声みたいなので「交わるときの色」という意味で用い、そしてはっと我に帰るとピンクがフラミンゴと共に幻視され、あるいは落下する桜の花びらと共に幻視され、そうして色彩を意識したときには錆色である緑青がかねてより錆びついている取り替えた窓枠と共に思い起こされ、その窓枠を取り外しているキメラは遺伝子改変のため尻尾が蛇のライオンのようになっており、その体毛は運動するにつれ風のつむじを引き起こすのだ。その風が、その(彼女=)キメラの鼠蹊部にある女性器を、一言で言えば、花開かせる、というわけだ。
(5)フランツ・カフカ『掟の門前にて(原題はVor dem Gesetz)』を参照。ちなみに、これを実写化したドラマ映像がYouTubeにかつて流れており、見たことがある。灰色のモノクロームの色彩の中で、掟の門番とのやり取りが始まるのだった。さらに言えばジャック・デリダのカフカ論も『掟の門前にて』を扱っており、このカフカ論の中では「Gesetz(法律、令、掟といった意味合い)」が翻訳に先立って示されており、その翻訳の不可能性、誤謬性を脱構築している、と論じている。
(6)最終連。それまでの連との繋がりが断たれ、それまでの流れからいうと起承転結の転に近いものになっている。しかしこれまでの解説を踏まえて読むならば、それまでの連が音韻学に立脚した自由連想的、連鎖的なものであったのに対し、この連は言伝という形で台詞が続くようになっており、「あるのは倫理だけ」という連が印象的に響くが、その倫理さえも前の連が参照した『掟の門前にて』において脱構築された《Gesetz》とみて読むならば、もはや何も存在しない、と表現するのが正しく、そのような侵犯をなすことによって表現されるのは、この連以降に連綿と続く一種の自己注解という形式そのもの、ないしはそれ自体である。しかしそれでも美意識だけは残るのだと言おうとしての『いきの構造』なのだ。もっとも、これだけの言伝では「いき」を再構成することもままならないだろうけれども。
参考文献
Mimesis: The Representation of Reality in Western Literature, Fiftieth Anniversary Edition. Princeton UP, 2003.
『参考文献により注解をズタボロに引き裂く』Mr. Children編著
『Mr.によるMr.』Mr.著
『アーティストは境界線上で踊る』斎藤環ほか
漆黒論
#
ましろな黒鍵を探している、はじめから見つからなかった、あるいは最初から祭儀にかけられてなかった、蛇の目の中に潜む蜥蜴のようなくろいくろいくろいくろいというよりはこわいこわいこわいこわいという聖(ひじり)を坐しているさまなるを、メニューはマニュアル車とマニキュアの嗅覚における共通点を探し始め、閉じられたときには、すなわちラストオーダーのときには新しく新しく新しく新しく新しくNew Orderになっているピンク色の風呂と井戸。目には目を、歯には歯を、埴輪には埴輪を、新しく新しく新しく、九十九折になった坂巻紙とそれを登っていく輪郭線のたどる指先のような安堵感が、and so on(いって仕舞えばこれは暗騒音なのだ)と続く。
♭
「毒を吐く」という詩行を次の章
へと移す、毒を吐くという詩行が
「毒を吐く」という詩行となって
次の行に現れる、のでよく見てい
「毒を吐く」て欲しい、と思って
「毒を吐く」ならば次の行にもと、
「毒を吐く」という氷結を与えし
める瞬間、胎児からやってきた毒
でわたしは胎盤を腐敗させられ、
子宮ごとごっそり抜き取られる。
##
てんでバラバラになり、てんでバラバラになるてんでバラバラな作法。
てんでバラバラになる、、、でバラバラになる、、、
てんでバラバラになる、バラバラになる、てんでバラ、
バラになる、てんで、バラ、バラ、になる、
て、で、バラバラ、になる、、て、、
バラ、、になる、、、で、
、、、になる、、
、、、
♭♭
混ぜても味はそのまま!
手軽にいつでも食物繊維
魔法の衣装だんすから
真冬の異世界へ――
飲み込まれていく四季は
屁とともに中和される
###
島根県人は夜になると
鳥取砂丘の砂を盗みにくる
軽油タンクが満タンになるまで
砂を盗み取っては突っ込み
それでどこまでもトラクターを走らせる
彼に出会ったときわたしは指差して言った
「あなたは有名人ですよ!」
♭♭♭
ガソリン+キャベツ=キャサリン
⇔ビブラート+オブラート+太陽光=地球寒冷化
⇔人々は二酸化炭素を食べる
⇒キャサリンだけは等しく肥らない
C:O=1:2
であるがゆえに
コバルトブルーの瞳の複数形は
まだ夏色をしていない
####
自炊するといいですよ。まず炊飯器に芯をくり抜いたキャベツを入れます。そしてコンソメを入れて、炊飯ボタンを押します。約40分後、キャベツのコンソメ煮の出来上がりです。たったこれだけ? そうなんです。あとマヨネーズを和えるもよし、ベーコンを炊飯器に一緒に入れて炊くもよし。ベーコンでなくてソーセージでもよし。もちろん、ベーコンとソーセージは人間の肉で。そうでなければ、針葉樹林帯を中心としたツンドラ地帯にかけて、より一層温暖化してしまいます。結果として排出された二酸化炭素、並びにメタンといった温室効果ガスが、さらなる温暖化への推進力となるでしょう。パリ協定は白紙に、京都議定書は無意味になるでしょう。
♭♭♭♭
帰り際にキャサリン、ぶちまけた
『わたしは地球のような目をしていない』
911+311=1222
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・・・時希《トキマレ》
【現代文学地図】
砂の惑星、惑星の砂
ジャンル越境の風
《 《 《 《
》 》 》 》
《 《宮内悠介《
》 》 》 》
宮部みゆきの模倣犯殺人事件
⇒北条時宗の別荘ユリイカ事件
⇒サンシャイン池崎の甘酸っぱい恋の香り事件
⇒ダイナソー竜崎のカ・ル・マ事件
⇒松坂桃李の桃源郷なのに殺戮事件
バビロニアの時代から、ずっとブラがなかった、だからはじめは手ぶらだった、手ぶらではなく手ブラだった。■はじめは最初とは呼ばれなかった、終わりが始まりと呼ばれていた、呼ばれたものが呼ばなかったものを呼んだ、声の洪水が声の洪水を、巻き起こし、じだらくだ、しだらけた、しばらくは、白紙だから、と、黒いインクで■と垂らした、そこが読めなくなった、中心に村上春樹、社会派には村上龍と村上一族が群がる■文字が広がり舞城王太郎まで行き届いた、壊れていくのがよくわかった■青木淳吾が中村文則を踏み倒し、多和田葉子の生い茂る木々に火をつけた『燃え上がる緑の木』で大江健三郎が見え隠れする、裏手に回るは村田沙耶香、いつでも殺人出産しようと待ち構えている■言語派には円城塔が聳えている、だんだん高い城の男と化しつつある■しかしまたこの道はどこまでも続きそうだ■アメリカ最後の実験の日まで|
ポ
ッ
カ
レ
モヤモヤする横澤夏子の結婚
ン
牧場違いな吉
歌 里
檸 吉
檬 里
人
後ろ手で、
草を握り、
話がある、と
呼びかけたとき、
名は、失われ(科)(破れ)
とき、どき、響く、バイオアート(メカニカルブラジャーで逆様の王様を軌道修正する、)
あるいは、また、前の松の向こう側で、
僕の長い長い長い長い、存在しない名が呼ばれ、
僕は(名前なき、なき名前)原題を失われる、あるいは、忘却、ただ、ダダ漏れの思考のみをかき集めて、燦爛する光の中に差し出すこの二の腕で、
【dedifferentiation】
発芽する肉胞が電磁気を帯びて狂気じみた執念を燃やす。やはりそうであったかと思います。すると思ったと同時に私の子宮から放たれた肉片、名付けて破片君が顔を表します。カントの独我論をめぐる戦いの始まりです。破片君はいつしか僕に言いました。現実と妄想の境界線はどこにあるのかって。僕は尊厳死と安楽死の境界ぐらい曖昧なものだと言いました。曖昧なものは死を導きます。確実なものでなければ生き延びることはできません。人体実験でもするか。それが一番だろう。その秋のために。飽和する受肉のときが幸せを運んできます。罅を入れた空き缶がそこら中に転がり、そのカラコロいう音で目が覚めます。泥棒さん、さあ始めなさい! 邪悪な皮膚の肉芽が観察され、今にもそいつは盗まれようとしている。邪悪な眼のように。感情が錆びて砂になってしまったかのような運命で、国道を呼吸する瞬間移動のとき、私は僕はこの破片君になる、肉汁が飽和するときまでに、ああ雨よ、そうしてすぐ雨に頼ってしまう、現代詩の温もりを拭い去るそいつらの鼓動を感じて言う、今日の焼き鳥美味しかった! だがしかしである、今日諸君に集まってもらったのは、他でもない真実を語るためなのだ。なんの? 知らないの? じゃあ教えてあげる。私がここに集まってもらったのは、私が私でなくなるためなのだ。私があなたになり、そのアナロギア関係によって中枢を中断し、三角の在り処を探るためなのだ。そのことがわからないやつは出ていけ! いややめだ、出ていかないでくれ! 狂気の在り処を教えてやるから! 今の一言でお前が隠しもっていた狂気をバラしたな。ああこの手からポロリポロリとこぼれ落ちてゆくこの狂気! なんということだ! 右も左もわからない人間に真理を任せたなんて! どうしようどちらが右でどちらが左だったか思い出せない。利き手の文化史のようなものが立てられるのではないか? だがそれも死滅した! 愛することがわからない、奴は人間失格だ! こんなところに詩情が潜んでいる。どこまでも車が追い抜いて、その果てに衝突するならばいいのに。とか思ってないよ、嘘です、クラッシュした、思考がクラッシュした、詩情がクラッシュした、クラッシック、フラッシュバック。オナニーしてろよと言われたのでオナニーしたらオナニーのしすぎでちんこの皮が腫れた。空が青く晴れている。バタイユのようだ。あのバタイユのようにじわーっと溶け出す世界のことを考えていた。ハレーションを起こした後の焼け爛れた世界のように、感光膜は破損し、美しく悲鳴を上げる、あけましておめでとう、傷口、開くんです、写ルンです、伝染るんです、痺れるぜ、吉田戦車に銃撃されて死んだ男の人体実験というやつは! 性転換したコクワガタの雌における代謝活動を活発化させるホルモンが発見され……ていません。それは死です。死がすべてです。すべてにおいて死が重要なのです。それは静態性が根元性によって破られるように、その皮膜に散種するように、です! です! デスノート? デスノート! 突き上げの築き上げたものを反射させる熱病の愛する声が、透明性の確保に尽力するのです。唾をつけた翼の翼竜の翌日を抑制する欲情の浴場を脱却させ、電気的に回帰させるのです。破片君? 本当にあなたはあなたなのですか? 新詩学だ! アリストテレスに回帰だ! 試しに陰嚢してみよう、間違えた引用だ。引用失敗。間違えたままでいいのか? 委員です。医院です。いいんです。ある種の伝説性に回顧していくようにすれば。そうするしかないのです、私が僕であるためにはそれしか残されていない、道は。私、上、そこ、する。そういうことです。ところでこの一連の流れは切り札の奔流なのです。そこまで書き上げたところで筆を置いた。だが置かない。エクリチュールの零度から始めて、一度、二度、三度と上げていく、二度寝は許さない。そして永遠に、不思議なことに全国から参加者がいるのです、烏合の衆を掻き分けて進む鳥たち、空の雲を掻き分けて進むように、彼らはどこへ行くのでしょう。鳥の肉体美。肉体労働を賛美する讃美歌が聞こえる。気持ち悪い国。ネズミの国のようだ。カミングスのネズミの詩がここには引用されている。どーこだ。探してみやがれ! そこだ! そこにあったんだ! 陰影の鮮やかな色彩の陰が陰る曇り空ですかいそうですかい、スカイブルーは青く青ざめた魚のような表情をしているではありませんか! そらみたことか! 空見たことか! あいつらやっぱり騙してるんだ! 俺たちのことを! 裏切られた! ようやく落ち着いたかいカルメン。ワックスを塗りたくって軌道修正した背格好は不細工で、青空さんはいつも瞳が輝いていた。〓。輝君はどう思う? 本当に輝いていると思う? いつもあそこ、あの瞳に乱反射した光の軍勢が、僕たちに襲いかかってくるようで。コンビニなんか行くと特にそうだ、あそこは光の大軍だ。光軍様はみな鰯。のように泳ぎ出しているんだ、夢みた後で調べてみるといいよ、その調べを。わかった。と思った。調べたんだ。と思った。調べていなかった。と思った。吐き出した。吸った。僕は瞑想している。と思った。タントラ。という言葉。言葉。言葉。シェイクスピア。秘密。そんなことを誰かが言っていた。ような気がした。堂本先生のことが頭に浮かんだ。堂本先生は決して間違ったことは言わなかった。ただ限界があった。と思った。吐き出した。あるのはただ、限界だった。吸った。限界を吸った。堂本先生を吸った。吐き出した。堂本先生を吐き出した。もう、まともではいられなかった。僕は狂ってしまっていた。吸った。発狂した。吐き出した。狂気を。と言った。と言った。と思った。と思ってみた。謝れ、と思った。わけではない、わけではない。と思った。と思ってみた。先生は亡くなった武田先生のことをとても尊敬していただけだ。と思った。と思った。と思った、と思う度、僕の思考が括弧で括られる。エポケー。判断停止。考えない。そうじゃない。エポケーでもない。もっと考えない。いやもっとでもない。ただ考えない。それだけ。それだけ。気づき。それだけ。と思う。煩悩の流れをせき止めるもの。それが気づき。気づき。と気づいた。と思った。と書いた。と思った。と書いた。と思った。と思った。「と思った」を繰り返さなくても、それはすでに気づきなんだ。外に出た。暗雲がかかっていた。階段を下りた。階段には黄金虫がいた。それを無視した。無視したということは無視しなかったということだ。道路を渡った。ワタミについてふと考えた。やめた。文体の統一性。について考えた。やめた。つまり最初から何もなかった。歩くうちに、コンビニに着いた。そこでキラキラした店内を見た。発狂したときと同じだ。オムライスと食パン、それから。少し迷って、パスタサラダを買って店を出た。帰り道、空を見上げた。雨でも降らないかな。降るわけないか。意識の流れを追った。それから庭先に咲いていた、前にコンビニに行ったときに気になっていた植物の写真を撮った。それをツイートした。エレベーターを上がった。家に着いた。手を洗った。まだ手を洗ってない。だが、手を洗うだろう。風呂を掃除し、飯を食べながらケイト・ミレットのことを考えていた。この世界には第二のケイト・ミレット、第三のケイト・ミレットがいるのだろう。次々と現れるケイト・ミレットに、僕はめまいがした。まだ現れてもいないというのに。いや言及された時点で、現れたも同然か。ケイト・ミレット、死んでると思ったら、まだ生きていた。まあそのうち死ぬだろうけど。死ぬ可能性はいつも否定できない。我々と同じように。それでもケイト・ミレットという観念は不滅だろう。だから第二、第三のケイト・ミレットがあり得るわけだ。そうこうしながら弟を起こして、飯を食わせた。「小倉君って学芸員を目指してるんだって」と、僕は昨日会ってきた友だちのことを語った。「古文書の補修とかやるらしいよ」弟は「へー」と言っていた。弟が自分の部屋に去った後、ツイートでさっきの植物はチョウセンアサガオとのメッセージが来た。お礼を言っておいた。翌朝、人間が認識できる最小の文字の大きさについて考えていた。ごま粒ほどの大きさがあれば、認識できるかもしれない。しかしあんパンについているケシの実ほどの大きさならばどうだろう。などと考えている間にメールが来た。マイナビからだった。本当にうんざりする。就職活動が始まったらどんなに大変なことだろう。毎日毎日企業説明会の案内がやってくるのだろうか。なんとかしてくれよ。無理だ。俺にはどうすることもできない。僕なら登録しているアカウントを削除するけどね。俺はそれができない。だからそれをしない。アカパンカビアオパンカビキパンカビ赤巻紙青巻紙黄巻紙ずっと呼吸する間も無く呼吸し続けて(これ一種の矛盾)これ一種の生命生命のあるところに生物学があり生物学者がいるあらゆる環境破壊学学という学のラコムという名の天使がいるわけではあるないどっちだ息を止めて考えてみてくれたっていいだろう心の奥から破壊したい肉片を呼吸の層に置いて堕ちたる天使はラコムという名を、ふうここで一息つくか。僕はこの詩で何をしようとしているのだろう。答えは、あらゆる概念の歴史を創造し、瞬時に破壊するのだ。それって答えになっているのか? あらゆる概念の歴史って、それって哲学史のことじゃないのか? 認識の歴史。空間の歴史。時間の歴史。破片の歴史。破片君の歴史。僕の歴史。君の歴史。私の歴史。俺の歴史。あなたの歴史がそこにある。と私が言った。そこから歴史が始まった。文字数制限を超えて、あなたの投稿を採用します。やった! 嘘だ! 尻滅裂。支離滅裂。とはこのことだ。ダリ。モーパッサン。ギドー。脂肪の塊。肉塊。そのような印象をもった。
低気圧。
スヴィドリガイロフ。
雪、無音、窓辺にて。
ぼくはスイカの続きを食べた。
ドリアン・グレイの肖像。
雨にさらされる人々の傘が次々開いてゆく。
カポジ肉腫。
アロマノカリス。
手の込んだ手抜き。
脱亜論。
金盾。
阿頼耶識。
フェノロジー。
無が無化する。
ゲニステイン。
ポール・マッカートニー。
中原昼夜逆転。
クメン法。
小田原城。
よもぎ団子。
マリンスノー。
サウンドホライズン。
おやじブースター。
心機一転。
ポリメラーゼ連鎖反応。
ザハ・ハディド。
ルミノール反応。
ジブラルタル海峡。
麒麟。
存在の耐えられない軽さ。
ロードポイズン。
ヤッシャ・ハイフェッツ。
アリストテレスのちょうちん。
甘き死よ、来たれ。
毛穴。
マーロシート。
ツムツム。
カラスは暑くはないのだろうか。
ジャーマンポテト。
オープンアセンブリタイム。
ジンジャーエール。
大人びて見えて。
トゥーランガリラ。
オフショア。
カントの心臓。
万延元年のフットボール。
トムとジェリー。
シチューの匂いに誘われて。
ポリトープ。
磯崎新。
デルタ。
言葉のサラダ。
花の名前を覚えられない。
繊維飽和点。
コケティッシュな快楽。
海猿。
浚渫。
コンウェイのチェーン表記。
突然性。
超過数。
水性分散体。
クリオネのクオリア。
ジャック・デリダの腹筋。
モホロビチッチの不連続面。
妊娠線。
宇宙は絶叫したくなる。
原光景。
ピテカントロプス。
孤独な雷。
アナロギア関係。
分封群。
デンデラ神殿。
ヤマダニシキ。
新陳代謝。
福音書の男。
田圃。
輪転機。
再起動。
臨床心理士。
脱分化。
開陳部。
結婚疲労宴。
墓石の幻想郷。
ライ麦畑でつかまえて。
認識と経験の違い。
明るい燐光の列車はルドンの目を進む。
わからないやつにはわかるまい。
チリ沖の地震。
蟻の餌。
ルベーグ積分。
マンゴーの干物。
バジルをバジる。
鏃。
予言詩。
宿業。
カデンツァ。
ヤコビアン。
クメール・ルージュ。
テスタメント。
ヘイノ・カスキ。
あやぱに。
コダーイ。
時間が引き伸ばされていく。
キネマコンプレックス。
ここで終わらない、ここで終われない、追われない、病垂れの病い、〓の
〓の
〓野
〓参
〓算
三水の散水の山水の山水画の
っとここでほうれん草ジュースを飲むから中断だ
新潟生まれの横浜レペゼンフリースタイルダンジョン男女壇上伝説的な猥雑のY座標に「ハムサンド的なものを作ってください」と弟「「や「「「「
お」ひそなさそやりふさか
な そ うさかりかんかめめ
ら か ぞけなまんかひ
う ち ーれ
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バリバリなバリ島
バラバラな薔薇島
父島
母島
の出産後に中島」」」
】 【愛は愛より出でて愛より青しという諺の通り呼吸する諧謔心『トマトぐちゃぐちゃだよ』宇宙戦艦大和のぶつかった暗礁のように乗り上げて暗唱した校歌暗唱した国家君が代は千代に八千代に千代田城からぐるぐるとマルクはドイツの通貨単位だからビパップをヒップホップラップサランラップラウンドワンレペゼン会見では問題になりましたその呼吸の【 】文体がすぅ、はぁ、すぅ、はぁ、とポケモンGO儲けもんだぞうこの野郎背景にコンビニが映ったコンビニ人間なんかにはなりたくない消滅世界の芥川賞を超えてノーベル賞を取りに行こうぜベイベーなラップなラップなラップな奈良奈良奈良京都京都京都大阪大阪大阪関西人敵に回しちゃダメね〜指図は受けないさしずめ東京が嫌いなら東京から帰れよ私は東京で頑張るからどうせ故郷喪失の物語を書いて作ってノマドロジーな《蚕種的合理性に敵わない、。
。三俣の槍玉に挙げられた
、モニター募集で安くなる
、。じじじ徐々に叙情を
。。。失う。
炊飯器に気を取られていたら焦げてしまいました申し訳ございませんとパンに謝るトースターはいつも悪者扱い暑い日帰る場所もない道もない未知もない万能感全能感官能感関西人感レペゼン伝記的に半端ないラッキースターちじめてらきすたちじめてらたちぢめてポケモンちぢめてちぢめてちぢめてちぢめてちぢめてちぢめてちぢめてちぢめてちぢめてちぢめてちぢめてちぢめてちぢめてちぢめてちぢめてちぢめてちぢめてちぢめてちぢめてちぢめてちぢめてちぢめてちぢめてちぢめてちぢめてちぢめてちぢめてちぢめてちぢめてちぢめてちぢめてちぢめてちぢめて
あ
あ
あ
嗚呼、ああああ、あああらあ、あ、あひそなゆつかそる「めはらきなめさひたなり
意味を失う
アフリカに意味を求めて旅立つ
コントラストなコントラなコンプラ
な南米の言葉たち
〔ガルシアマルケスが死んだ?〕
〔そんなのどうだっていいじゃない〕
〔なんでショックを受けるんだい?〕
〔僕はショックだ〕
〔東方地霊殿〕
〔睡魔〕
みみず
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ー〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜ー〜〜〜〜〜〜〜〜
土土土土土土土土土土
土土土土土土土土土土
土土土土土土土土土土
土土土土土土土土土土
土土土土土土土土土土
墓
サードインパクト
地響きがして慈悲の心が擦り切れていく
並んだ真っ赤な血のような使途の体液が
《あるいはそれは血なのかもしれない》
二つ目の交差点の前でそのことを思った
ら一つ目の交差点のことを忘れたのだ。
話題の豪雪
そんな話ばかり
歪んだ地平の彼方
彼は何を語ろうとしていたのか
katharsis?
いや、死なない。
父さん、約束違うじゃん。
親父その前に抱っこして。、
句読点で誰が喋ったか識別する記号論
トン・ツー・トントン……ここでは、光が鳴っているな……
トム・ソーヤは焼けソーダ石灰
安置オディプス。
地鳴り。
みかん畑。
ミクシィ。
マクロコスモス。、
、おんさらばーさら
肉眼では、見えない。
さようなら、、、
瀬戸の花嫁。
バーミックスをこっち側のコーナーで使いたいの。
いやああああ!!!
ノイズ。
またアメリカが降り始める。
門
っていうか殺人事件で
すよ、これは。アナ
ザースカイを観て
いながら夜の何
時かわからな
いというの
は、いや
半端な
こと
で
はな
い音楽
瀬という
やつを潜り
抜けてきた密
閉でしかない、
渡るようなさんず
いに在庫がなかった
と聞き糺した他時間♪
のトバリを開閉するよ
うな海兵隊の存在感
をより増し的に割
り増し的に割り
箸的に掴み取
られた空気
の流しそ
うめん
を啜
る
♭あ
るいは
最初から
音楽への道
が存在として
閉ざされていた
ということか♯支
部給付ならぬ四分休
符ならぬ渋ハウスのダ
ストに揉まれた荒濤の
際に並々ならぬ存在
感を増していた♪
増し増し増し増
しましましま
しましまし
た♯しま
しまし
まし
ま
しま
しま島
島島樹木
樹木園樹木
医樹の休符に
浚われて(浚渫
府としての斑入り
の葉に垂れ流すよう
に♪わりかし面白い音
楽を聴いているね君は
聞い♪聞い♪聞い♪
聞い半島♪紀伊半
島♪ているね♪
統一された統
語法がわか
らずにい
るとい
う湯
を
♯て
んでば
らばらな
末梢神経の
こずえに攫わ
れるこころをた
らしたみの実のな
らぬ木を♭ヘルシン
キの減る神姫♪シャー
ク、シー・シェパード
、エコフェミニズム
、ブラック企業
、モラハラ、
パワハラ、
テクノロ
ジーハ
ラス
メ
ント
を晴ら
す、♪♪
♪♪淡々と
語るのは統率
のない分水嶺だ
ということを知ら
ずにして♪♪波間を
松浦ギター驟雨♯波間
の国、が匡へと変貌す
る形態学の携帯学出
現の予感がした、
♪♪♪♪♪五線
譜に五連続の
ご連絡を差
し上げま
す。♪
えい
え
んが
みつか
らない♪
ズダダダー
ン、スーダン
、ダンス、埴輪
のそれがキリキリ
舞いに仕舞うとき、
時刻はどことなく首を
かしげ氏は価値を失う
》その喪のときがど
ことなく首をかし
げ死は家畜を喪
う》概念は響
き渡る声の
ように煩
く鼻水
を垂
ら
♪す
》と♪
いう♪こ
と♪が♪馴
る♪鳴る♪成
る♪なると♪渦
♪しお♪の♪か♪
が♪する♪いまどき
誰もかしこも詩人だ♪
どういうことなの♪ど
ういうことなのか♪
足袋♪して♪他時
間をタシュケン
トする多種検
討♪♪厨房
の犒いを
見たか
♪観
音
堂の
響く様
を見たか
♪ガルボ♪
ガルフ♪シャ
ンディガフ♪を
のみくだすわたし
だけがわたしだけで
なくあまいあいまいの
あじをためすのだった
ということだけまで
はしられないまま
のみちのくであ
ーぎゅめんと
がさんぜん
とさくれ
つする
さく
ら
つき
のみじ
んこにし
ょーとして
みせためだま
やきのかるびど
んいりかるぴす♪
一首の審判が告げら
れて♯おわるおわーる
おわーるどわーふおわ
ーふおわふおわふるひ
とびとをわすれえぬ
ひとびとをわすれ
ずにいるだけで
♯まとりょう
しかがまと
りょうし
かたる
ため
に
♭せ
んげん
したへい
くとせんげ
んした♭へる
しんきもへるし
んきくさい♭ささ
るふらっとがササル
フラットガササルフラ
ットガササル♭♭♭♭
♭♭♭♯♪ひとつの大
陸間弾道シャープに然
さるので♪はなく♪そ
を♪うやま♪いたま♪
えを♪かいた♪いっし
ゅの♪100Vの♪え
んそくを♪♪このから
だすべってころんでこ
ろたんたんこぶつくる
こぶしのみのだいべんの
おとが♪ぷぷっと♪ふきだ
すふじみのぶんかいさん♪き
ょうはそこへ♪いくらもってい
けばいいですか♯ディスプレイに
は背中の筋肉が反映されている。送
られてくる喪失感が被曝のために悲鳴
をあげる……♪あらよっと転ぶサイコロ
の謎を謎として謎するように謎る♪なぞる
♯流る♯ながる♯なぞる♯♯ながる♯♯♯な
ごる♯♯♯♯なくる♯♯♯♯♯なぐる♯♯
♯♯♯♯なく♯♯♯♯♯♯♯なる♭なぞ
ながなごなくなぐなる♭なぐるふぁる
♭色彩のファンタジー♭という表現
が♪となって刺さる♪引っ掻くよ
うに♪急停車♪してみせるだろ
う♪♪♪♪♪四つ足動物の聖
籠に性愛を欲求するような
旦那を見ずにはいられな
いイラマチオいらない
流れ作業♪1を上に
弾いて♪音符を捻
り出そうとする
が楽曲はない
♪無の音楽
♪♪無農
薬♪む
のお
や
く♪
無のオ
ルガン♪
にふれ♪テ
イル♪ずっと
♪トモダチ♪♪
ダカラ♪♪♪シバ
リヲトク♪♪♪♪勅
語、はいっ!♪ぼくら
はみんな認識病♪闇の中
黙すること
光のように眠い
迫撃砲という言葉を
あなたは軽々しくもルビに塗る
彼方から
過ぎ去っていった記憶を眺める
ときのようなコントラストで
時間という人生を巻き戻す
かたつむりのように目を瞑り
世界からアンテナを引っ込めて
アカウントに鍵をかけるときのような
静かな音がした
その耳元で
南下する太平洋の横断幕
初めて何かにあった日も雨が降っていました。空はパンの耳のように裂かれ、何かの上にぽつんと雨を打たせていました。何かから、わたしに話しかけようとして、何かはそっと耳打ちしたので、何かが何か、わからなくなりました。何かしら、何か知らないことがあるといけないので、と何かは言った気がしました。屁を出しながら爆発するのを想像する何かは、自分の身体が雨に溶けていくのを感じました。何かはそこで、水をくぐり抜けて泳ぎました。何かは、何か何か何か、と探しました、という何かを何かしました。何かの雨が、何か降ってきました。屁を出しながら爆発するといけないので、何かは何かと一生懸命に何かをしようとしましたが、何かと面倒なことに巻き込まれ、その何かがわかった時には、それは人ごみに消えていました。何かは、何かによって刺され、何か知らないけれども何かよくわからない何かの中へ、すなわちそれは人ごみの中であったのだが、何か消えていきました。何か、とっても怖いことのように思いませんか。何か、凄いことになりそうな予感なのです。何かと何かは何かをしましたので、何かよくわからない何かが生まれました。それは何か。何か、よくわからないけれども、何かだったのは確かです。何かは何かのように何かされ、何かの上で何か何かしていました。
砂
新憶の潰えたる肴の味したる新大久保にいたりて、皿が流れていく回転寿司の文様にふとしたことからじりりと醤油を詰めていった、傘の柄に地中海の絵を描きてトピカのひくりかえるありさま、素直な道のりを辿るようにしてそば粉の話題に移るのです。
「カメレオン戦争、人はそう呼びます。」
「ガラスの薫風が人の心を引き裂くのです。」
「ここには壮大な比喩もなく、文字もありません。」
「顔から滴り落ちる朝顔の汁をひたひたと渡していきましょう。」
ケーブルを引き抜き、トイレに入ります。電気をつけ、ズボンを下ろし、かがみこみ、力むと、過去が見えてきます。そこから先は、記憶へと続く長い道のりとなっていて、私にも判別がつきません。3Dプリンターを買った後に百均のクオリティに感動するような具合で、私の中の幻も現実と比較され、森を抜けてひらけた場所に出てきたときのような不思議な痛覚の底を辿り、流れる水の音を聴きながら射出した人工物のまどろみに耐え難き耐えを耐えゆくのです。
書が好きよ、街を出よう《クリエイティブ・ライティングとしての所作》
【】
私が触れているこの場所、それが東京の住宅街の一角にある草の生えた空き地なのか、絨毛の生えた腸の襞なのか、それともただ単に一枚の毛布なのか、あるいはサウンド・オブ・ミュージックのラストシーンに出てくるような大高原なのかは、読者に委ねることにしよう。自由に想像を広げて欲しい。そのように書くことによって想像力を逆に妨げることは承知の上で言っている。わずか三千字しか書けないこの制約された状況においては、いわゆる「きちんとした文章」を書くことは難しいからだ。例えばジャッキー・チェンがジャケットを脱ぎ着することを少年に教えたようにはいかず、私もいわゆる通常の比喩の着脱がいかにして可能であるかをここに証明することさえできないであろうからだ。それが果たしてこの断章の強みになるのだろうか? 想像力と論理が矛盾を引き起こし、破綻を繰り返すようになるところまで、想像力の翼を広げてみよう。すると論理に生じた亀裂から、鏑矢となって飛んでくるものがある(想像力の中では、こうしたことも自由である)。ここで私が取り上げるのは、次の一節、那須与一が射抜こうとする場所を指し示す箇所である。
「過たず扇の要際一寸ばかりにおいて、」
過たず扇の要際一寸ばかりにおいて、那須与一がひいふつと射抜こうとするのは、果たして何であろうか。そして、何よりこの世界を、あるいはこの世界と名のつくものを、私(彼は一夫多妻制だ)が見ているのか、あるいは一匹の狼が(彼は一夫一妻制だ)、この光景として見ているのか、それともアミメハギ(乱婚型)の視界の中なのか、それは未だ判然としないが、次第にわかっていくことだろう。
さて、私が壁掛け時計を見たとき、カタツムリの角のように動く短針と長針とが、12時5分を指しているせいで、父が時間を間違えてランチを運んできた。チョコスプレーを吹きかけたようなテーブルの上のランチョンマットの上で、山脈のようにぱっくりと割れた肉饅が湯気を吹いている。それが死火山になるまでじっと待ち続けたが、それでもなお12時5分を指しているので、時計を外し、叩き割ると、殻が割れ、黄色い血がだらりと垂れ、胃下垂のように宙ぶらりんになった後、落下して花を生けたままのピンクの花瓶のように炸裂した。途端、死火山になったはずの肉饅から真っ赤な肉がこぼれた。
それが、五年前のカナダの中華料理店での出来事だったとは、とても信じられない。父はそのことを書き記していて、それが上の文章なのだ。父はかつて、私にこう言った。「完璧な文章といったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。」父がその文章から始まる小説を書いていたことを知ったのは随分後になってからだった。父は小説家ではなかったが、死後発見されたカクヨムに投稿されていた父の小説には沢山の感想と批評が寄せられていた。父はいわゆる「売らない物書き」だったのだ。確かに完璧な絶望は存在しない。ある程度の承認欲求なら、コンピューターを使えば満たせるようになった。
私が触れていたのは、スマートフォンの画面だったのだが、そんなことは今更どうでもいいことだろう。だから、私は小説を書かない。詩も書かない。日記のような堆積にはなっていくだろう。ただそれだけだ。
【年末の魔物】
年末には魔物がやってくる。「あながち間違いじゃない、とあなたは思うだろう。しかし、違うのだ。間違いなのだ。あなたが聞いているのは、目の錯覚だ。あなたが見ているのは、耳の錯覚だ。死の奔流、というタイトルの詩が書かれ始める。ウィルキンソンのジンジャエールを飲みながら、僕は仕事を始める。パタパタとタイプし続ける。仕事の中身が、これであると気づく前に、旅立たなくてはならない。死の苦しみ、およそあらゆる死の苦しみこそが、作品になり得るもののすべてであって、……違うんだ。これはソレイユによって理論化されているんだ。いや、違うんだ。ここに書かれていることのすべてが、みな無謀な試みでしかないと、僕は物言うビスケットに倣っていうだろう。」……それは、皿に置かれていて、死体のように安置されている。物語は、ようやく佳境を迎え、すべての人に感謝の気持ちを持って、示すために、あらゆる言葉が震え始め、篩にかけられたように、落ち始める、零落する、あるいは、もしくは、マウロンのように死ぬ、そんなことがここには書かれているのか、それとも、書かれていないのか、あるいは、書かれていたとしても日本語なのか、英語なのか、フランス語なのかロシア語なのか中国語なのか判別がつかず、多分あらゆるC言語によって書かれているということが言えるようになるまで、もう数百年の時がかかるだろう。あるいは、ひょっとして最初から死ぬ予定だったのかもしれない。「僕は、零落した、零落する、零落しよう、零落すべき、零落すべし。この一連の文章で始まる文学は、奇妙な怪異を催す、催涙剤のように、多分機会があれば、奇怪ですよと言ってみる、果たしてこれは小説なのか、それとも語り物でさえないのか、ベキッと折れた織物のように、いや織物がそんな風に折れるわけがないと突っ込まれるだろうか、あるいはまた、怪異として片付けられるだろうか、もしくは、この雑文のようなものを、必死で芸術に仕立て上げようとする奇怪な勢力と戦うことになるのか、あるいはまた、僕は国にいるのか、それともその外側にいるのか、教えてくれ、そよ風」「そよ風として答えます。あなたは、今間違いなくドストエフスキアンです。ゲーテが書いたのはファンタスチカです。何故ならゲーテは科学者だったからです。あるいはまた、朗読すべきはそういった物語なのかもしれません。私は読み終わる前に死にます。私は読み始める前に気絶します。私はこの文章を死ぬまでに読むべき物語としては提示しません。」ということを言われたんだが君はどう思うか、と聞かれたので何も答えなかった、答える余裕がなかった。読み始めたら嘘八百を書き並べていることがわかるので、読まれない本があるかと思えば、逆に嘘だとわかっているからこそのものもある。
【僕は生まれてもいない子どもの名前を考える】
抱擁が、
ぱっくり破れる、
溢れ出す緑茶、
のイメジとともに、
噴霧されるリモネン、
ああ ああ ああ
美しいタイポグラフィーを見て!
発狂した烏の群れたちに
映るのは鏡、
そして時希(ときまれ)、
時という字を、
名前に入れようか、
希という字を、
名前に入れようか、
あるいは、オトカ、
という名前にしようか、
ないしはキタキ、
僕は名前を考えることをする、
そして、マイまで来たところで、
考えることをやめる、
森にも、海にも、
音はなく、
静めるのは、和歌山、
岡の上から、大の字になり、
ふふ、っと笑う、
自爆せよ、時の鼓動、
洞房結節の疼痛で。