#目次

最新情報


kaz. - 2018年分

選出作品 (投稿日時順 / 全5作)

* 著作権は各著者に帰属します。無断転載禁止。


瞼の彩り

  kaz.

透かし模様の中の国には蝉の羽の
ように曖昧な国境線が引かれてい
て心が折れそうになる
だから、というわけじゃないけど
句読点を追いかけるようにアシン
メトリーに達するψが
不思議でならなかった、ならなか
ったということから逃れられなか
ったアサシンクリードに塗られた
塗布剤すなわちクリームをパンに

 悪意が増幅する度に改行を回収する
 そのせいで人は次々に張られた伏線
 に気づけないまま時を過ごすだろう

透かし模様の中の人はクリトリス
にバターを塗ってちょうどなめて
いるところだった、露悪的な露光
に芽という芽をあるいは眼という
眼を摘み取られていくのがはっき
りと感じ取れた
饒舌の海から国語の教科書の中の
黒歴史までみんなクロレッツする
ようにかの人は言った――それは
人々の生活の粛清を意味し舟を編
む私の孤独の中にささやかな熱情
を感じ、取ることができた

 「意志とは感じるものではない、そこ
 にあるものなのだ」と誰かが言って、
 すぐ近くにあったコップを投げ付けた

さっきからずっと殺気と一緒にいるさつきが言ったのだった。ARポッキー、透明なミルクティーを買っての薬局からの帰り道、『俺俺』の主人公のようにいくつも分裂しながらどこまでも歩いていったのだった、精神が聴く、「身体が冷えると……身体全体がだるくなったり……そうなる前に……オススメなのが……ツムラの養命酒……第2類医薬品です」宣伝に躍起になっているのが如実に感じ取れた。やがては詩の時代は終わり、氷河期を迎える、そのときまでに人類の海底移住計画を立てておかなくてはならない

  こうして世の中にはずっと
  物語がある

帰り道、ホシの名前を考える。ア
ルムンティがいいか、アーミタイ
ルがいいか、アビゲイルがいいか、
クンバカがいいか、ザラストヴァ
シュターサナがいいか、ミゲル君
はずっと考えている、考えるとい
うことは衰えるということだ、衰
えるということは哀れむというこ
とだ、否浮かび上がるミサの光景、
だから名前はミサ、ミサギ、ミサ
キ、イサギ、アマカケル、テラス、
メテオ、否、テオ、否、否、否、

星の名前は、結局定まらなかった、定まらないまま宙ぶらりんになった、烏座の黒い模様が透けて見えた、レビアタン座の羽が目に引っかかった、静かな夜が訪れるのがわかった、ザ・ガードを飲んだ、胃腸が安定してきた、そこで閉じた、瞼を


カズオ・イシグロ

  kaz.

2 3 5 7 11 13 17 19 23 29 31 37 41 43 47 53 59 61 67 71 73 79 83 89 97 101 103 107 109 113 127 131 137 139 149 151 157 163 167 173 179 181 191 193 197 199 211 223 227 229 233 239 241 251 257 263 269 271 277 281 283 293 307 311 313 317 331 337 347 349 353 359 367 373 379 383 389 397 401 409 419 421 431 433 439 443 449 457 461 463 467 479 487 491 499 503 509 521 523 541 547 557 563 569 571 577 587 593 599 601 607 613 617 619 631 641 643 647 653 659 661 673 677 683 691 701 709 719 727 733 739 743 751 757 761 769 773 787 797 809 811 821 823 827 829 839 853 857 859 863 877 881 883 887 907 911 919 929 937 941 947 953 967 971 977 983 991 997 1009 1013 1019 1021 1031 1033 1039 1049 1051 1061 1063 1069 1087 1091 1093 1097 1103 1109 1117 1123 1129 1151 1153 1163 1171 1181 1187 1193 1201 1213 1217 1223 1229 1231 1237 1249 1259 1277 1279 1283 1289 1291 1297 1301 1303 1307 1319 1321 1327 1361 1367 1373 1381 1399 1409 1423 1427 1429 1433 1439 1447 1451 1453 1459 1471 1481 1483 1487 1489 1493 1499 1511 1523 1531 1543 1549 1553 1559 1567 1571 1579 1583 1597 1601 1607 1609 1613 1619 1621 1627 1637 1657 1663 1667 1669 1693 1697 1699 1709 1721 1723 1733 1741 1747 1753 1759 1777 1783 1787 1789 1801 1811 1823 1831 1847 1861 1867 1871 1873 1877 1879 1889 1901 1907 1913 1931 1933 1949 1951 1973 1979 1987 1993 1997 1999 2003 2011 2017


entre chien et loup

  kaz.







想像力粒子A】


いけぶ黒い赤坂 トントンと
シンゴジラ渡る
流星
それを
/創造する
あなたは私を想像する
大気圏に衛星から粒子を突入させて
私たちは流れ星を作る
「観念が先走っている」
「並走者は」
「兵器?」
「雲」
みんなの足跡と一緒に渡さないで



砂の女に対するオマージュ】


あるイスラエル人が言った
あの日本人作家のイメージには驚嘆したと
何もない砂漠、砂嵐、蟻地獄、女
それが彼を惹きつけたのだという

その彼とは新幹線で出会った
私はパーティーでのかい君との
ポケモン遊びに夢中になっていた
かい君はお台場で遊び続けていたという

折しも阿蘇山の噴火から逃れ
プルーストを読みながら
新幹線で東京へと移動していたイスラエル人
彼の目にどんなイメージが映ったか

私はイメージの氾濫の時代を感じたのか
私は詩を世界に浸透させられるだろうか
私は北島のように逃げ出すだろうか
私は飯島のように沈黙するだろうか

二つの島が重なるように時を救えよ
砂時計の中の女よ



ビリー・ジョエルは超特急の夢を見るか】


バスが着く
僕は酔っ払いを掻き分け
新幹線に乗り込む
時刻は22時11分
お新香という言葉を教えてくれた人のもとへ
帰っていくのだ
23時36分に迎えに行くからね
メッセージを送る彼女
僕は返す
23時36分に僕がそこに居られるように祈っていて欲しい
そう
僕は教授にメールを送り
パソコンを研究室から持ち出し
時速200キロで彼女の元へ帰る途中なのだ
どうかその速度を維持したまま
僕のことを誰も記憶しないで欲しい
ビリー・ジョエルは超特急の夢を見ている
その夢から僕はいなくなるだろう
水槽の中のアインシュタインの脳も夢を見ている
その夢からも僕はいなくなるだろう
彼女は時折僕の夢を見る
その夢からも
僕はいなくなるだろう
そしてすべてが終わった後で
僕の腐った骨肉は異邦人たちに発見され調査され
夢ではなかったことがわかるだろう
そう、僕はいなくなるのだ
覚悟は決めたのだ
どんな永遠も無もそのことは口にできない
観念に唇はないからね
だから口づけするしかない
夢の中で



携挙】


如仏の判決
柿のガラス張りの部屋
緑の特急


王になれ王になれ応仁の乱

六根清浄
櫓で引き裂かれた石目色の空
I like a roring stone.
新世界よりがかかり出す、蒸気機関の音で
I like a roring stone.
I like a roring stone.

沸々とわしはわし上がる湧き上がる涙がる泣きがある破断面測定器により森林の生活を/雨を・山火事を・月の満ち欠けを読み解く

スルメイカ並みのシュールレアリスと尻尾の付け根に住めばいいか
空海
ドストエスキモー



回帰】


おおベルフェゴール素数の美しい均等性よ
お前の思い煩うことなく見開かれた目の中は
光の一つも靴の中に落ちて滞るだろう
世界像を塊のようにすり替える静かな時間帯
虹彩の向こう側に見える古い地平
そのまた向こう側にある
蒼さの立体
おお呼吸よ おお呼吸よ おお呼吸よ
お前はいつだって届かない
あなたの元へ
キスのときしか
いやキスのときさえそうだ
何か!
何か! 何か! 何か!
何か遠くで素っ飛ばしてきたような顔で
こちらを振り返らないで



反響】


運河すべての偶然を決める
これだけでは無内容なので
(胸板を)
背びれのように翻し
翻案する汽水湖のざわめきを(潮騒を)
函南だ!
地名論2を僕は描こうとしている
不思議な不思議な国のアリスで
漠然としたサイバーパンク
迫りくる魔の手
矢田じゃなくて矢口じゃね?
じんかさんですか?
ジンギスカン!
汗の匂いでベトベトンヘクタール
トルエン劣る円
社会人は新しい
概念
なのだろう
反響を聞きたかったのに
絶望を訊いてしまっていた



パラレルポエム】

私たちは鳥であり、花であり、木々である。私たちは分化し、成長する。すると鳥は水の中を泳ぎ、深く潜るようになり、やがては溺れて死ぬまで進化する。花はもはや虫たちを使って養分を取ることをあきらめ、空を飛ぶ鳥を捕らえて溶かして吸収するようになり、木々は緑を捨てて青空へと溶け込むような青色に発光するようになる。ここには私たちしかいない



なんとかなるか

メヤモ・ペテロ
矢口蘭堂
電撃文庫と結婚した



が咳の

パラレルポエム

というわけで私たちは深夜帯の言葉となり声となり空となり熱帯となり艦隊となり花粉と視線による銃撃戦を行う。私たちは手足を伸ばす。大の字になって電車の中で横たわる。すると人々はそれを踏んでいくのだが、それは私たちが鳥であり、空であり、花であり、木であるからで、すなわち空間であり、コスモポリタンであるからだ。サバルタンであるからだ。不思議なポッケで叶えてくれる恫喝(地走りのように声は澄む)その色は何色だ。言葉になら、かりがねが効いてるよ。海の中の言葉。陸の上の言葉。その対比。



entre chien et loup】


黄昏時とはよく言ったものだ
言葉が沈んでいく品川駅の構内で
けたたましいアナウンスとともに
ジリリリリリジリリリリリと
サイレンが鳴る 悲鳴が聞こえる
サリンが撒かれたサリンジャー
おお ああ 神様の震え そして愉快
記憶 僕らは夢の通路に立ち止まり
春風に物思いました 夏の夕闇に
捧げられた供物 いや貨物かしら
煮え湯のような行為に 滾らせなさ
い 沈める寺の引用 悲しいかな
世界はあなたの顔を忘れている だが
構わないのだ ライムを踏む
歪んだ文字の配列 マグマであくまで
トランペットの練習に付き合わさ
れて れてて れてててて
韻 in すごい韻律になればいいのさ
春香さん、あなたはゼーバルトの
記憶から彼方に燃える旅人だと
水辺の森 みんなが耳を塞ぐ 不作
アイシング 疲労骨折 国家 不作
不作 不作 不作 不作 不作不作不作不作不作
爆風よ、瀑布よ、爆発せよ、砂漠!


ええけつの朝

  kaz.

ええけつの穴に入り込む冬の寒気・一年を通じこのわずかな時期しか食べられない超貴重な牡蠣・私たちの側から少しずつ滝を汲みにいくにつれてdisposeしていくのだ・ちょっと待って・透明な小説を書いているから・水の中に・触れるときに・新しいことばが新生し・飲み込み・排雪するということから生まれるまた生まれる生まれる産まれはる・とても優雅なすっぴんのことばで・桜餅のように包み込んだうつくしい肌・kick assしていく都庁の磁束帯から・開善寺の夕景に先立って突き落とす・荒地の恋・荒地の愛・愛というものは本質では恋と変わりない・なぜならプリズムで分光すればすべて等価だから・カポーティをすすりながら冷たい血の中に灌ぎ込まれる蓬の粉を奥歯で噛む・六千四百万の野間宏が駆け巡る・六千七百万のトランプがバラける・中間選挙の結果次第ではやむおえない政府封鎖・マカロンが食べたいときはだから静かに死んでいかなくてはならない花のことを想う……・ジャスミン茶のぬくもりを黒煙のような蒸気から感じている・……あるいはまた蕎麦屋ですすられる音のような沙汰のなさが求められるのかもしれず・番宣ばかりするチャンネルを切り替えるように死後を想う・どうか私たちの生活がかかやくプリオンとなって・神々の擬餌になりますように、かかやくかかやきになりますように


詩的な魂の権化

  kaz.

あ行



新井
AR
ありがとうございます。
ありがとうございました。
ありがとうござい
朝吹亮二選
アーキペラゴ
あーけおぷてりくす
あなたの
圧倒的
あなたが
ある
あの
歩いていくうちに、
相手
歩いていたのだった。
ある者は
あなたが経験
アルカントロンジローム
あなたが経験したことも、
アップデート
ありがとうございます!




インターネット
I
いたのだった。
いつもお世話になっております。
以上
IN
いる
いたのだった。
言った
医師
五十嵐馨
意識

磯部敬
委員会
いったい
インストール
いつもお世話になっております。
一番
色々
致します




つまらないやめた



信玄餅アイスバーを食べる。
舌先でとろけるそれは、まるでマカオのようだ。
今聴いているのは「極秘現代」という曲。
開かれたページは、「サメらしくない深海のサメ」、ラブカの頁。
天沢退二郎の詩。
岡崎乾二郎のペインティング。
カフカのスクラッチ。
それらが身を切り刻む。
踏み出すニュース。
現代詩はもはやマニエリスム!
批評の対象とさえならない!
グランドピアノが悲鳴を上げる。そんな軋み。
ハルシネーション。
見返す先には詩的な魂の権化。

おお、この申請なる……神聖なる魂よ! この精液にまみれた神聖なる魂よ! 「私は詩人です」だ? 嗤わせる、どこに紙……神が現れ、どこに消えていくのか、それを知る者などいない、支離滅裂なる言語よ、支離滅裂を拭い、表現に消え行け!

Paper パペル
LINE リネ

水瓶座は引き続き、キラキラの愛の日。愛によって壁を打ち破る、とか。魚座は話がしやすくなるかも。「話す順番が回ってくる」とか。……石井ゆかりの占いをLINEにいれているので、通知が回ってくる。朝を迎える! 用意! 発射! 朝に向かって発射だ!

消えゆくルフラン。この一行目で読む気を失う。魂の権現坂。玉石の権化。タマシ、タマシ、ダマシ、ダマシ、弾丸のように飛び出す言葉の豪雨に降り注がれておお、おお、候。吉増の言葉が増える吉祥寺の荘王。分不相応。

バベルの塔――ブリューゲルの、バベルの塔が見えてきました――いわば、ここから先は魂がつながっているのです、魂につながっているのです、てにおはは分解され、消失する、塔の中心で、と書こうとして、出てきたのは「焼失する」、そしていわゆる、誤変換というやつです、

ここから先は、ココカラファイン薬局。への道を辿ろうとして、シエラレオネを通過します。Sierra Leone。聞いたこともない(聞いたことはある)場所の地名が出てくる。これは、不思議な詩ですね。これは、不思議な塔への道のりですね。これは、作品なのですか? これは、詩なのですか? これは、大陸なのですか? 詩=作品=大陸=(>_<)=偶像崇拝

アーキテクチャの生態系。

「僕は現代詩屋さんをやろうと思うんです。小さな小さな現代詩屋さん。ポエムを切り売りする現代詩屋さんです。寄ってらっしゃい見てらっしゃい、ならぬ、酔ってらっしゃい見てらっしゃいの世界。」

>半透明で、箍のはまった樽のような姿をしているサルパ。……サルパの入水口と出水口は、樽のような体の両端に付いている。サルパは体にはまった箍のような筋肉で体を収縮させて水を吐き出し、海中を移動することもできる。また、サルパの成長は少し複雑で、自分の体から自分のクローンを作り、つながりあった何匹かの集合体、群体へと成長する。これは、いわば竹林のようなものだ。……群体は車輪状の時もあれば、ずらずらと連結してウミヘビのごとく泳いでいたりもする。
>『深海生物ファイル あなたの知らない暗黒世界の住人たち』北村雄一著 P100より部分引用

以下、コメントに対するレスポンス。

>傾いた重心を立て直すために
という一文が気になりますね。私にはこの詩は、そういうものとしては読めません。この詩は、存在自体が虚無であり、虚無自体が存在なのです。そのように、矛盾した存在であって、現実の世界には存在シエラレオネえのです。

ものみの塔
ブリューゲルのバベルの塔
ノートル=ダム・ド・パリのエスメラルダの結婚シーンが目の前にありありと浮かぶ。「この人と結婚するわよ!」と彼女はグランゴワールの前で言う。およそ解釈という解釈が成立しがたいこの奇跡御殿においては、そのような不思議な事態が往々にして起こり得るのだ。彼女はジプシーと呼ばれる身であり、まだ誰の血にも染まっていない美しい娘だ。ガブリエル・ガルシア=マルケスの『百年の孤独』でも、磁石で黄金を集めるのは無理だというジプシーの忠告は信用されない。恐らくは、ジプシーという存在そのものが、存在の虚構性を呼び寄せたのか、はたまた歴史的な経緯上、反ユダヤ主義が跋扈したこの世紀の末で、その文章が再解釈されることを含意しているのか、果たして……

宙に消える ことばづかい 巧みなるピアノ捌き 鍵盤捌き ららら科学の子 甲子園 電子音 ピッ ツバーグ 東大谷の果てで 僕は性の夢を見た 飛散する思考 それを躍動と勘違いして したまま シュタインズバーグ ギンズバーグ ハンバーグ 挟み込む バンズで 食べる 食べる むしゃぶりつく 無我夢中で 無心に 飲み込む 飲み下す 見下す 見下ろす 吐き出す 吐き出さない 溜息 ため 池 に飛び込む 音叉 ツー カー ツー ツー 夢中 になる 夢の 中 だから



新しいキーボードが来た

恐ろしく叩きや膵臓を食べ太極拳

ポテトフライにミキシングしたサンドウィッチマンのコントでひっくり返り候

bird、叫び声が、聴こえ、る、サンチマン、Microsoft、のやわからい、やわら、かい休日、ガイガーカウンター、かい君のそばで、海は現れ、洗われ、表れる、残像、旋律、再び、ふたたび、またたび、bird、裂けよ、すべての※たちの、注意深いさざめきに、声を、呼び掛けて、カルス培養する、恐ろしく果てまで続く、えいえん、なるものを、なりものを、入り、いらず、入らず、外へと、地球の、球体の、宇宙の、球体の、外部へと、射出する、カルス、パルス、音波の、先端で、永遠、えいえん、えんえんと、なりひびく、鳴り響く鳴り響く鳴り響く、いらず、咲けよ、bird、咲けよ、bird、bird、bird、飛び去った後から、すべてが光に変わる、変、わる、えいごうの回帰、えいえんの、羽音に、耳を恐る恐るそばだてて、聴く、bird、すべてを、叫ぶ、bird、bird、bird、とうたう、うたわれる、空の、下で、待ちに待った時がやってきて、それが永遠に鳴り響いて、浦和、レッズの赤き、血潮に、ソマリ、ランド、大地、そのそばで、かい君が、叫ぶ、歌う、「人間はどうやってできたのか」、そう書き残したメモを、母親に渡す、母親はその記憶の冷たさのあまり、美しく輝く、ランド、大地のように、ウユニ、のように、ソマリ、空に、どうして人はできたのか、どうやって人はできたのか、という問いが、僕の身を裂く、花のように裂く、空気のように裂く、裂く、裂く、さく、作、作、朔太郎の冒険のように、僕らは、僕は、僕は、冒険心をたぎらせて、かつて夢見た故郷に、旅の痕跡をのこして、のこ、して、鋸、詩、手、すべての※たちの、ウユニ、ウユニ、ように、注意深いさざめく、その先に、bird、新しくたぎってくる、母親はかつて別れた男の面影を追う、どこかに少年の痕跡を残していく、その男は、男は、男、目、男め、生きている、どこかで呼吸している、その空気を吸うことさえ、嫌になる、そんな気分が、分かった気がする、そして、僕は、birds、複数形になる鳥たちの記憶から、海岸線を打ち破るようにして、波濤のその淡さ、それを吸い込むように、a birds、複数形になった鳥の単数形を、呼ぶようにして、僕の手元に、着地した、そしてその目は、どこかで見たことのある濃い緑色で、世界のように美しかった、宇宙の銀河の色をしていた、パルサー第三系が発光する美と宇宙の極致を、今、輝かせ、今、bird、もう一度、bird、bird、

                 bird、


                        bird、


とここで止まる、小休止する、息の切れない文体を維持するために、呼吸を調整する、空気を、調整する、bird,,,その目の先では瞬きが美しかった、彼の眼の中では再び目が瞬いた、その宇宙の底、庭で、憩園で、待ちに待った、人々に打ち明ける、罪の意識はそこにはなく、ただ対象という対象を見失わないように必死だった、やがて散文的に美しい世界の底で、ひび割れた地雷原を滑空する一匹の鳥に、炸裂する手榴弾、ある種の美しさ、ある種の詩的感性、それが、見失わないように、美を、美なるものとして甘受する、そのような、のようなとして言及するにも値しない、そのような美しさが、死に絶えた、詩に堪えた、

{間奏 Perspective}

 Everyday, I open the window
 Everyday, I brush my teeth
 Everyday, I read the paper
 Everyday, I see your face

 In the gleam of a briliant twilight
 I see people torn apart
 From each other

    ≪その一つ一つの響きに、しびれを感じる、≫

魅せる、ということに無自覚な詩人たちよ! みんなしびれてひれ伏してしまえばいいんだ! と言った矢先にひれ伏しながら書いているのは私だったり、私じゃなかったりする、テンションがおかしなことになっている、

途中音

ー-_ ̄―=ー-_ー-_ー-_ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―= ̄―= ̄―= ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=-_ ̄―=ー-_―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ー-_ー-_ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―= ̄―= ̄―= ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=-_ ̄―=ー-_―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=


{間奏曲 カルデネ}

目の前の景色を誰かと見た気がする宇宙の音のような宇宙の音のようなようなー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_―=というわけではないー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_―=時代に掻き消されたー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_―=音叉の音のようなー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_―=響きが響くという矛盾を矛盾として甘受せしめられなかったというわかりみがありまつてー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_―=わかりみがあるのですー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_―=というわけではなく、たんにそんざいろんとしてのちへいがひらけていないというにすぎないのだからー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_ ̄―=ー-_―=

{間奏曲 人生は夢だらけ}

「鍵過去「過去はかっこを表す「かっこはこっかをあらわす「逸脱と脱線の果てに「実感しれないものが実りゆくのです「たらふく味わえるだろうか「うつくしい、というひびきのわたすわたしがわたされず、わたしという存在の存在に存在する存在の存在に存在し存在したいがために存在する存在に存在せしめれないだろうかという懐疑心にひびきをゆずりわたすのです、「すなわちいつもお世話になっております。味わえる味わえる味わえる「AviUtil「あ「お前死んだな「やっとこっちの身になったな「お前はお前はお前はお前しているじゃないか「

{間奏曲 Glenn Gould Bach: Keyboard Concertos No.1 in D Minor, BVW1052:I Allegro}

遅筆 あらゆる遅筆が遅筆をゆずりわたす 紙 ペン インク のしみのような しみったれた光景に 地上波は解析不可能 地底波が公衆に放送され そして我々は地上での生活を諦めて地下で生活するようになるそんな未来世界 あるいは宇宙に行ったものが生き延びる そんな楽園的光景を幻想してみる そしてその中にひずみある地上の波を見出す 海底は美しい 海底の美しさは金科玉条を並べても間に合わないほどだ ラブカ ラフカ ライカ 慧眼なるものの火よ うるくしさのあまり、はずみをつけて死すべし! アッペルヴィエル シュペルヴィエル そんな土地に 生まれ て きた のか という妄想 カイクウ あらゆる地上に終焉を! シュペングラー おお 日をまたげ 駆けよ 日付変更線に追い付かれないように 飛行しながら どこまでも どこまでも 昨日のままでい続けていてください どこまでも誕生日に追い付かれないでいてください…… 頼むから 頼むよ おお 死すべきときが来た 終わるべき時が来たのだ これを私は待っていたのだ ダンツィオヌ おぬしの心には逆らえない アッティカの神殿まで連れていけ 私の魂を!

{間奏曲 H ZETTRIO Den-en}

耕作する畑の揺れの中で私は大地の震撼を噛み締めて歩み出す散文的なエッセンスを回帰的にテストする丘陵の霊光に蜆汁の添えものを和えて、電気信号のロカンタン
、ねらかすでのく聴をのつ立び飛の胸鳩てめしき抱を元胸、あさ、すでのく行にツンレバビンアやい、にスオュギビンアを双無クルセルベはに王の蠅の中田るす用作に
ネブラスカ州オマハート大学という架空の地名が存在したという想定のもとで我々は書き始めなければ、ん、ならないだろう、という測定値のもとで、想定外を想定す
ーラトスたっかないてし在存らかめ初たれさ記き書が物き書の事物なうよすまりなと糧の地大てえ肥てえ超てえ越を境国のブラ・ンョシーエシニイのえしにいの々人る
ヴェナという人名に従うようにして人々の人々なる所以を知りたがるのでごわす、よもや疲労感とともに倒れこむ私たちの国境のブランショを跨ぎたまえ、大いなる人
                                                                         !よ

{間奏曲 さようなら、私の本よ!}

           Goodbye, my book!
ひずみフレームから一
         網
         打
         尽に
           ベルフェゴール素数のように入り脚立っていくのが
        わかる
     そして
さようなら
     さようならのみじん切り
                さ
                よ
                う
                な
                ら
            を食らえ!
       魂の呼吸よ    !
  あらわれた
私の
  死
   それから、
        それから、
             漱石がすすがれて、声
                       他者の声さえもが、
          コンピューティングしていく
    さらばしゃ、
行く先々
    で、
      トリニティ・カレッジのことを訊かれるので、
                           そんなものは鳥の中に埋め込みましたよと
                  答える声は清々しい
           旅程は凛として
        美しい
     日々の
 日本の、
     わたす、
         わたし。


死者の日々は、
       取り留めもなく、
               流れていく、
                     記憶のはざまで流血する、
               アイシング、
            瀑布、
       アイシング
     幕府
   爆風
愛し、
   愛し、
      愛し、
         愛し合わなければ、
                  悲鳴を上げて頽れてしまう、
               だろう
             じゃ
           ない
          か
           駄洒落を言うのは誰じゃ
                      私よ
                  白根山脈
                      聞こえないふりをして
                流浪の民なう
                      しか
                    ない
                      でしょ
                         それしか。

引き裂かれた、
       音符、
          その先に、
        ある
    テノール
  バス
    クラリネット
          壊しちゃった
                いけないんだーいけないんだー
                              先生に言っちゃおう
                           という
                        地縛霊
                           タイポグラフィカルに
                    あるいはわたし
             マニエリスムで
        固めた本の
    論理武装
        する人々の気が
               知れない
                   知れない気がしない
                            懐かしい人の声
                     めざめるパワー
                でV字回復
           したという
 ことで問題ないかな?



【春の書物、書物の春、秋の書物、書物の秋、書物の遺骸、遺骸の書物、死の書物、書物の死、むくろのなかにほおばられた言葉づかいの数々を披歴したまえ】

――さてその次に何が来るか?
流星。
――君はこの質問に答えているのか?
これは質問なのか? そんな問いかけはどこから発生したのか? 君は知っているか?
――書物とは何たるものか?
あるいは、あーけおぷてりくすの離陸のように敏捷に、凛々しく振舞うべし、と極めつけは言いがかりだ、言いがかりがすべての鍵を握る。
――それが答えか?
ええ、もちろん、死であり、詩である師に、習いましたから。
――美しい死者とは?
トパアズのように香気を放つもの。
――ならばあなたの師は、必要十分的に檸檬の香りがする。
間違いありません。
――しからば、私から宣告しておきます、ここは密室、密室者であると!
――応答せよ、209号。
――応答せよ、209号。未来より、警告する、渓谷は崩れ去ると。直ちに離陸し、記憶の片隅へと去り給え。
――応答せよ、209号、応答せよ……


(中心から八〇〇メートルほどずれたところで――応答した、知られねえ俺。)

文学極道

Copyright © BUNGAKU GOKUDOU. All rights reserved.