月間優良作品発表
2007年12月分月刊優良作品・次点佳作発表になりました。
12月分月刊優良作品・次点佳作
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文学極道の発起人・スタッフによるブログ
2007年12月分月刊優良作品・次点佳作発表になりました。
12月分月刊優良作品・次点佳作
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発起人にさせていただいたからといって、文学極道とのあいだに、なにか特別なものが生じるなどとはまったく思っておりませんが、いま現在自分のなかで、やっと文章を書く熱が上向きになってきたところなので、何かいい波に乗っているような気分で、発起人のオファーを受けさせていただきました。基本的に、自分のなかの転換点としては、いままで自作品を物象化しすぎていたかな、という反省があります。具体的には、推敲は必要だけれど、それは表面を塗りなおす化粧のように、それを書かしめた一貫した衝動なり、気分なりから離れたところで、自分の創造力だとかを、一種、フェティサイズしているような気持ち悪さが、付きまとっていました。というわけで、前回、掲示板に貼った「夏を塗れ」もほとんど未推敲ですが、最終的な判断は読者のかたがたにお任せします。でも、真剣な話、僕には「作品」というものがよくわからないのです。一作品書き上げ、次にいく。そうして終わりなく作品を作り続けていく。そんななかで、残された作品はいつも作者との合間に時間の誤差を生じるわけですが、それと向き合うとき、まったく自身の文章を書くということの根幹とは無関係な細部の端正さばかりに目が行ってしまう。この問題は後日フォーラムなどで取り上げたいですが、もうひとついえば、僕は自分の作品をガラスケースに入れて眺めていたような気がしてならない。もっと作品を引き裂き、泥を塗り、地上80階くらいから一気に投げ落としてみる。そんなことも必要かなと考え出しました。
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現代日本最大の文人の一人コントラ氏が文学極道発起人に就任してくださることとなりました。よろしくお願いいたします。組織の強化として喜ばしいことですが、四天王(文極掲示板で時々目にする言葉だが誰のことかは定かには知らない)のうちケムリさん、コントラさん両名がスタッフサイドに回って賞取りレースから離れてしまうのは、もったいないことでもあります。両名とも現役ばりばりの、これからいくらでも大作を書くであろう人ですからね。あまり活発でない発起人バトルよりも一般投稿掲示板に発起人も詩を貼るようにするとか、何か検討しなければならないでしょう。優れた作品の集積庫、月刊雑誌としての側面からも彼らの新作が文学極道で読めないのはもったいないですしね。
投稿者の方々には、これら巨頭の穴を埋める傑作をどしどし書いていただきたいです。自分が四天王のひとりと呼ばれるようになってもらいたい。
昨年の文学極道を振り返ると、時代にそうそう多くの天才はいないと思っていたが、四天王の一角に食い込めるような新人もまだ現れました。また常連さんの中にも驚くべき上達を見せている人も多数います。これは実に喜ばしいことです。ただ、ダーザインというより武田聡人としては、前衛詩だのシュールレアリスムの牙城みたいにこのところの文学極道がなっているのは正直つまらないです。なんで抒情詩・情景詩書ける人が来ませんかね。盤面が言語遊戯で満ちていると、読む前に見ただけで疲れ果てます。凪葉さんとか如月さんとかの詩を読むと癒されます。
無理してあざとく商売向きのものを書けとは言いませんが、「人様に捧げる言葉の花束」という思いを頭の隅に置いて頂きたいです。
それから携帯の詩のメディア「月刊 未詳24」と相互リンクしました。ご存知と思いますが、未詳24はハイレベルなサイトです。既に投稿者重複していますが、なにか連携できないか、これから話し合われることになるかと思います。只野さん、ピクルスさんに感謝を。
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今月もとても勉強になりました。ありがとうございました。
選考は非常に難航しました。全体的にレベルは上がってきていて読むに堪えないという作品はごく僅かでしかないのですが、突出して面白い作品が少なくなってきている印象を受けました。選考委員のほぼ全てがそう感じていたようです。
さて、
2439 : 風はうたう 丘 光平 ('07/11/07 21:29:10)
URI: http://bungoku.jp/ebbs/20071107_371_2439p
は、古風な中に詩的たたずまいが美しく浮かんでいます。ですが、世界を観念的で一面的な見方でしか見ていないのではないか、などの意見から次点に留まりました。作者の作風に新しい世界観が欲しいとの声もありました。
2465 : 肩にふりかかる、雨が Canopus(角田寿星) ('07/11/27 22:22:55)
URI: http://bungoku.jp/ebbs/20071127_703_2465p
も、次点に留まりましたが、その先に非常に優れたものを秘めている作品です。作者の、なんとか、奇麗にまとめようと言う意図が、作品を臆病でやや浅いものにしているのではないかという意見がありました。
2440 : バースディプレゼント 兎太郎 ('07/11/08 19:26:31)
URI: http://bungoku.jp/ebbs/20071108_395_2440p
は、不思議な魅力に溢れているのですが、あまりにも安っぽい、奇麗奇麗ことばの使いすぎだ、という意見がありました。次作に皆が期待しているようです。
2476 : 海岸帯 田崎 ('07/11/30 23:59:51)
URI: http://bungoku.jp/ebbs/20071130_846_2476p
は、選考委員ほぼ全員から点数が入っていました。詩的重力は十分な作品のようです。しかし、短い詩なのに無駄に重複していたりかなり雑な詩である、作者は良い部分と悪い部分が極端に出すぎなのではないか、などの意見があり、次点に留まりました。
2474 : 不眠温度 黒沢 ('07/11/30 12:31:32)
URI: http://bungoku.jp/ebbs/20071130_819_2474p
も、選考委員ほぼ全員から点数が入っていました。素晴らしい部分は多くあるのですが、「悪い意味で現代詩」な欠点が目に付きすぎる、などの意見がありました。次点に留まりましたが、これからも読んでいきたい魅力ある筆力です。
2444 : 夜の帳 如月 ('07/11/10 23:31:37 *4)
URI: http://bungoku.jp/ebbs/20071110_437_2444p
は、優良へ推す声もありました(しかし点数的には決して良いものではありませんでした)。皆、初投稿からの着実な成長に関心を示してはいました。
2446 : ● はらだまさる ('07/11/12 15:24:24 *2)
URI: http://bungoku.jp/ebbs/20071112_450_2446p
は、それなりに面白くもあるのですが、いまさら感が否めませんでした。現代美術のワークショップでこのような文章作品を腐るほど見たからかもしれません。ネオダダ以降このような作品は非常に多く書かれているので、よほどの発想的飛躍がないと、群を抜くのは厳しいのかもしれません。
2448 : [entenjizai] 香瀬 ('07/11/15 23:24:24)
URI: http://bungoku.jp/ebbs/20071115_486_2448p
は、巧いのですが、退屈でつまらないという意見がありました。読み直してみようと思える詩が書けるかどうか、それが課題になってくるのではないか、という作者への意見が選考の際に出ていました。
次点の作品にはあとほんのひと匙で優良へと爆発する作品が多くありました。
できれば推敲されて、もう一つ上へと達していって欲しいです。
惜しくも次点からは外れましたが、その他、
2431 : 人 歩 ('07/11/03 17:01:47) [Mail]
URI: http://bungoku.jp/ebbs/20071103_226_2431p
2461 : 秋の終わりに 如月 ('07/11/26 12:53:10)
URI: http://bungoku.jp/ebbs/20071126_650_2461p
2466 : 僕らが戦争について語るとき いかいか ('07/11/28 19:37:13)
URI: http://bungoku.jp/ebbs/20071128_722_2466p
2423 : 家族愛 はらだまさる ('07/11/01 11:36:37)
URI: http://bungoku.jp/ebbs/20071101_127_2423p
2421 : [Dolly] 香瀬 ('07/11/01 00:12:58)
URI: http://bungoku.jp/ebbs/20071101_120_2421p
2452 : 雲の披露宴 菊西夕座 ('07/11/21 01:18:43)
URI: http://bungoku.jp/ebbs/20071121_563_2452p
2424 : 誰もぼくを知らないところ soft_machine ('07/11/01 17:51:19)
URI: http://bungoku.jp/ebbs/20071101_140_2424p
2445 : 空と踊る 緋維 ('07/11/12 00:09:45)
URI: http://bungoku.jp/ebbs/20071112_447_2445p
2428 : 「茨の道」 桐ヶ谷忍 ('07/11/02 21:53:49)
URI: http://bungoku.jp/ebbs/20071102_181_2428p
2438 : 葉のうた まおん ('07/11/07 16:29:38 *6) [URL]
URI: http://bungoku.jp/ebbs/20071107_369_2438p
2471 : 12月 キメラ ('07/11/29 16:09:41)
URI: http://bungoku.jp/ebbs/20071129_758_2471p
2425 : (無題) 緋維 ('07/11/01 20:29:39)
URI: http://bungoku.jp/ebbs/20071101_147_2425p
2433 : やわらかく毛穴がひらき世界が 家族 ('07/11/05 00:34:56)
URI: http://bungoku.jp/ebbs/20071105_285_2433p
2441 : 葬送の唄 榊 一威 ('07/11/09 16:50:03 *2)
URI: http://bungoku.jp/ebbs/20071109_408_2441p
2426 : ユーノウ 家族 ('07/11/02 16:15:51)
URI: http://bungoku.jp/ebbs/20071102_174_2426p
2469 : 冬の旅 吉井 ('07/11/29 01:09:01) [URL]
URI: http://bungoku.jp/ebbs/20071129_742_2469p
2435 : 11月 吉井 ('07/11/06 00:47:22) [URL]
URI: http://bungoku.jp/ebbs/20071106_329_2435p
などが、注目されていました。
以上です。
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2007年11月分月間優良作品・次点佳作
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