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作品 - 20200501_506_11852p

* 著作権は各著者に帰属します。無断転載禁止。


ちょっといいですかThis Is Just to Say

  アンダンテ

・it’s・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・くるりと
・may・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・羊羹
・and・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・の
・・・the・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おもて

・・・・・golden-week・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・切っても切らなくても切り口

・peachMan・・・・whistles・・・・・・・・・・・・切り口・・・・・・それはは羊羹でないとしたら
・far・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・羊羹
・and・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・は
・wee・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・食えん

実数体の完備性がぶっ飛ぶ。完備ではない隙間 物の成立。


・・・Let us see,is this real.・・・・・・・・・・いくら思考と対象という存在を
・・・Let us see,is this real.・・・・・・・・・・同一のものとみなしても
・・・This life I am living?・・・・・・・・・・・対象という存在は依然として
・・・You,Gods,who dwell everywhere.・・・・・・・自己の外に存在している
・・・Let us see,is this real.・・・・・・・・・・死ぬことによって
・・・This life I am living?・・・・・・・・・・・無に帰したと言ったら
・・・・・・・・・(Indians song)・・・・・・・・・・・・・・・(木乃伊に失礼だ)

対象を存在と見なしたことにより、矛盾を置き去りにして自己と対象をジンテーゼしたヘーゲル。絶対知という神様宣言。残念なことに「神」対「対象」という図式がどこまでも付いて回る。 



・・・Because Icould not stop for Death ―・・・・・・唖者からその夢を奪うように
・・・He kindly stopped for me ―・・・・・・・・・・ 私は言葉をうしなう
・・・The Carriage held but just Curselves ―・・・・どうしてかって、言葉は論理的で
・・・ And Immortality.・・・・・・・・・・・・・・・ないからさ。
・・・・・・・(Emily Dickinson)

いくら言葉を研ぎ澄まそうとも、論理的結末は一つにならない。論理的結末が一つなら言葉など要らない。


・・・I never saw a Purple Cow,・・・・・・・・・・・・・・・嗅ぎ分ける鼻がないわけではない、
・・・・I never hope to see one;・・・・・・・・・・・・・・・・マスクすると自分の口臭が気にならないだろうか
・・・But I can tell you,anyhow,・・・・・・・・・・・・・・鼻にかかったマスクをずらすと
・・・・I’d rather see than be one.・・・・・・・・・・・・・・ヨーグルトを口に含まなくても臭みが消える。
・・・・・・・・(The Purple Cow -- Gelett Burgess)

わたしは鼻呼吸が苦手だ。死ぬほど好きと語りえぬ告白を示されたら、瘋癲のたこ焼きみたいな顔したダノン好きなヴィトゲンシュタインは、それは説明にすぎないと拒否するのかな。

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*註解
・it’s:E.E.Cummings(1894-1962)-‘in Just - ‘ 引照
・peachMan:新造語(桃売り)
・羊羹の切り口:大森荘蔵『流れとよどみ』1章「時を刻み切り取る」
・Emily Dickinson:(1830-86)
・Gelett Burgess:(1866-1951)

文学極道

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