いつまでたったらあの時やこのときやいま
過去←現在化させ未来の絵空事滅ぼしたいコト
その折り返しの先にたって生きている。そろっと煉獄の途に煮えたぎる熱情を足下の足裏から
ヌルヌルでてくるナニモノか?、を感じる一冊の本を十云年ぶりに読み開いている
これは私だ!
というその一言が、この本で彼の(宗教的)実存で思い知ったのだが
死に至る病/キェルケゴール
絶望ひとつとってもホントいえば私にはやはりさっぱりわからない。
浅く潜り省察しながらも、私にとっての絶望とは、弱い絶望、の階位か?
…にとって絶望とは?と… 頭がつく段階でしか理解できんのだから、
永遠的なるものの… 神の御前、罪を、躓きを、
ホントむつかしい、 キリスト者、彼(…にとっての)キリスト者
…にとって
最近面白く考え、読みふける。
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「お前はだいたいお前自身を誇りにしているのだ、それが実にお前の傲慢さだ!」
と誰かに言われてそこに真理が含まれていることを彼は認めるかもしれない、
しかし彼はそこで自分の弱さを包括的に把握しているならば
「自分の弱さに絶望していることが傲慢であるはずがない」
その熱情がそう言わしむるとき、そのように並外れて強調するそれこそが
実に傲慢にほかならないことに彼は気づかないのである。------------
岩波文庫 P130,13行
あたりの一文が自分の心にあたった。
おわり。
(((2011)(((((((10)((((((((11)*************************************************************************************************
*2011
ポエトリー
裏表紙から君がうつむき歩き出す
誰か私を揺り動かさないの
グレーに赤い裏地のマフラー着膨れ
ほら
私の前ではたと立ち止まりうつむき歩き出す
通り過ぎては社会の窓に寄り掛かる二人
アートにさらば
作品を見間違えたかな
君は絵が好き?
では明日
同じ時間にこの場所でスケッチをしようかね
今日は日曜日
笑って目を閉じてますね
さもなくば空想
細かなエピソードは無知
輪郭は消え去られてるけど
笑って目を閉じてますね
roomaji nikki
watasi ga kokoniarutoki
watasi ha siru ayamati wo
watasi ha kakugosuru ayamati wo
bokuha motanebanaranai kakugosuru beki taido wo
ikirutoiu sekininn taido wo
ikirukoto kanounisuru taido wo
bokuha motteiru? sono taido ima
poem wo kaku
jibunn no sonnzai no ayamati wo siru
ikiru wo siru
ayamati wo siru
詩を携えた人間の詩論とその態度 NO.1
歴史を潜ませ、はたと立ち止まる
過ちを問うことは
人間の作り上げたところの感動を含有する。
罪深き礎に私もまた存在しているということを思い知る
深く生きること
食べる、泣く、笑う、願う、・・・この罪深き実のものたちは
死に向かうことは許されない
なぜなら私もまた罪深き礎に存在していることを知っているから
未来においても事実であり続けるもの=実を生きるということ
そのことを私たちは知っている。
生きることが罪である以上死に向かうことは許されない
そのことを私たちは知っている。
精神もまた死に向かうことは許されない
これは絶えず生きるという詩論である。
学もまたしかり
学が生きるという「する論理」であるならば
人文や倫理や宗教のような似方であっても
感動は
生きる過ちを知るということ。
詩は
生きる過ちを知るということ。
創造は
生きる過ちを知るということ。
しかして芸術や哲学はその態度さえ無関心なくらい
もっと他の感動の有り様を深めてくれるだろうし
自然や科学は全く別の多くの次元のことを教え諭してくれるだろうが
やはり私自身(一個人)が感動するところの中身は書かれてないはず
しかしそこから過ちを問うて初めて学から私が生きてくる。
既にそれは私(一個人)についての過ちでもあるから。
過ちを問うて初めて物事から私が生きてくる。
私でないものから私が生きてくるような。
罪を携え、過ちを知るなかに
そこに厳しく貴少の感動があると呪文。
つまらない話になるがこうした感動は
自己実現、達成の喜びの感動とは違って静かで重たくも感ぜられ
無意識的に自然とである。
過ちが感動の源などと言っているタワケではないのだ
そんなことあってなるものか!
意識操作に屈し、低俗な商品価値を生む為の手段などではない
本当に感動するとはどういうことであるのか問うのみである。
それは過ちを知るということ実を生きるということ
その中に感動が少しある
全く別物であるはず
加えて
前衛作家の父へ、これは私にとって唯一創造されることの許された態度です。
しかしここにある私的行動は脱同一化です
出たところが
言葉の海に流されてかえる
揺られて行方知れず
辿り着くは、何もない海の向こう
ならば考えよう
意味を
本心に迫る対象物が歪みの向こう
覗けば大気にかざる太陽
一つの死
気高い宣告
冷凍保存の地球世界
何も知らされていません
思い知ること十回
不名誉な不明
では実体験を手に
見るものは、何もない山の向こう
時間失格
白むさかずき
指先麻痺
シャッターボタンの伸びきる雪道
ガタガタ歯音
吹きすさむ電線のビーン音
眠りから目覚める世常人
活動隊
行方を知らねば生きない
論理隊
朝まで待てぬ
無形式
寓話に寓話を重ねた被写体
溜まるカス
いたたまれぬ自意識
没落
遠くで眺むれば草
願わくばここで生きていることを
ミルクとアルコールを混ぜ入れた
蓮華味噌汁に落ち葉を添えて
丸ういうつわと少々の漬け菜
こくりこくりと寝んねする
曲げて体を削る鰹節
折りたたまれたフキンの二月半ば
自称、指人形は姫の手足
肩に鳥のつま先
肌身はなさず皮膚骨格
鋳肌模様に内潜む灼熱の証
願わくばここで生きていることを
汚れなく手には汗と銭
足に長靴
襟首タオル
抽象にまみれた頭
水に薬
気管支ミスト
咳き込む彼
労働を見下す人々
あざける主
願わくばここで生きていることを
角を降りた四件となりの白い家
子を育て上げる誉れ
男不要説教ウーマン
精子も卵子もナンバーワン
力を知る one and only
理屈抜きで知らぬことはあっても
出来るということ
願わくばここで生きていること
過去を振り返る事々の刻印に
付属断片素子に
新たな遊戯だとか何だとか
堕落 Du-Du-Du-Du-Du-
なんかのひょうしここで生きていること
野暮な場数
愛ぅしくあられる君に、世界で一人、君に
だからわかれれる情愛は野暮な多数
一つは君やってみなさい
思い描ける詩が実となるよう
人を愛せない男なんて台無しだ
愛されない女なんて台無しだ
だからまたと無い実話、未来、ノンフィクション
願い、過去、をきっと君は雨に染み込ませるだろうから
足元を濡らす路上の街明かりが君を光らせるだろうから
僕の肺もむなしく君を咳き込ませるだろうから
いくつかの駒を机上で動かすつまらぬ博打の中で
重なり重なり生きていった人々
僕らの先進は了解したのです
僕らの景色はここに新しい彩りをそえるつもりです
また吹く口笛
この唄
この景色
この新しい風はなに?
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作品 - 20200311_343_11750p
- [優] 日記(2011/11 の頃の ) - 玄こう (2020-03)
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日記(2011/11 の頃の )
玄こう