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作品 - 20190212_804_11067p

* 著作権は各著者に帰属します。無断転載禁止。


Underground Broadcast

  アルフ・O

 
 
 
過渡期だって言い訳すれば逃げ切れると思ってた
勿論それは単なる延命措置
舌足らずは罪を重ねて涙腺回路を誘爆することすら許さない

(知ってる?
 あたしの婚姻色は貴女にしか視えないの、
(不死身になってよ、

残留物不純物をバスタブに掻き集めてその中で耳を塞ぐ
何周目のループなのか
思念は大理石で乱反射して浴室は愈々ジャンクの海となる

「嘘つき。泡になんて変わってないじゃない、
 救われたがりのくせに。
「んー、だからこれは……
 ハマるとヤバい自傷行為、みたいな?

回収される 回収される
賭けてなお挑む暁は此処からが本番 見逃さないで
後には粘性を持て余した情報の欠片が無秩序な統合を始める

(つまりは上位互換。
「ねぇ、もしかして関係ないなんて思ってる?
 すり潰すよ。ナメた真似するなら、
「解ってんでしょ、計画なんて計画通り進みっこないんだって、

それでも闘う、と、抑制する鈍らな牙に
これからやることは全て裏目などという呪い
掌を開けないまま這いつくばって
どうでもいいからさ、貴女の金の翼を頂戴よ。

「首だけで夢でも見てればいい、
(怒り、苛立ち、自尊心。)
「大口叩いた割に消える時は一瞬だったね。カッコ悪。
「軽さ?価値の軽さで言えば
 その隠したメモに勝てるものなんてないわ。異論ある?

立ち向かいなさい、と、背に幾度も鞭を打たれ
“伝令”の名を持つ彼女の分身に全ての願いを預ける
愛の 愛の 愛のため、
意味がほどかれなくても、それはそれで、

機械の少年の声、加工して展延してなおも摂取し続けて、
(どちら様、庭の骸を踏み荒らすのは、

「彼等の瞼を下ろすのだって数えるのを諦めるくらい。
(破れたワークブーツ、何十年も形見として、
(この身体が調和するはずだった時計の針から
 縫いこぼれた色を拾って息を継ぐ。そんな自罰。
「揺られるのは惑星、真夜中の。中心に捧ぐ、
(Hello

 
 

文学極道

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