ござであそぶでござるよこーざをろくがしてからすうじかんごほーるけーきをたべるゆめがさいほうそうされてもあんまりしちょうしゃはいないところであきのひはばくはつがんぼうばくはつつるべおとしきっくであそぶとんがりぼーしはどこまでものびほーだいかけほーだいのあやまんじゃぱんのふぁんたじすたさくらだだだだだいずむでうんでみましたせんたくきでまわすぺんぎんあらえばどこまでもあおぢゃしんのぎんがこそがすべてだった
山下清に抱きしめられて()今日のところは寝るしかないね
残念ながらこっちには脳はないんだ、
だからきみの脳なしがすき、わたしはわたしの能なしがすき、
作家はみな水着姿で電流を流す
あおみどりの髪に角をかくして
甘いメロンソーダしかない海の家、
ストローがいくつもこまかく準備される、
ストローづくりがここでは作家のしごとだ
(もちろん授産施設の主なしごととかさなって・至極当たりマエ)
くいっと鉤状に曲がるストローに、まっすぐで実直なストロー、エリートぶったト音記号、etc
なんの疑問もなくうみからあがった生物たちは
そのストローで緑の炭酸を吸った
ピリピリッ
ああ。
おいし。
「ありがとう」
作家はそういいながらこころではみんなに詫びていた
誰かが気づいたらどういおうか考えていた
――たとえば。
そうだった、
ここ、きみのゆめだったよね?
だからってぼくはどこへいけばいいんだ、
ぼくを564(コロシ)たりしないよね?
いいえころしません
それどころかわたしたちのせいでここがこれほど赤くなったのでせう
いやいやゆめのそとさん、
いえいえゆめのなかさん、
どっちがどっちか
わからなくなるまで
遠い緑の家ができあがるまで
「おたがいずっと海の家にいませんか?」
そうしてストローづくりが一人増えた海の家に、虹色のTシャツがはためく、
そんな、ゆめ。
がかわいいウエイトレスのお盆に乗せられて、青いテーブルの上にやってくる。
ほんとうの夏はまだ見えない
五月、
じゃなかった、
もういなくなった
十二月の雪の佇まいをしたクリーム・ソーダ。
2015.10.29
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作品 - 20151029_878_8385p
- [佳] SODAwater - uki (2015-10)
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SODAwater
uki