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現行ログ検索結果 (投稿者)
9268 : 薔薇の花 ねむのき ('16/11/16 04:26:23 *1)
清潔な剃刀の刃を
止まない雨にあてると
雨は血になり
薔薇の花びらはさらに赤く
ひろがっていく
5月は
永遠に5月のまま
ソファのうえで溶ける檸檬の
匂いがした、無音の
テーブルに置かれた新聞にはいつも
なにも書かれていない
あるいは
五線譜のような電線
そのすきまを街並みが
海へむかって移動していく
動かない電車の
窓を、いつまでも眺めていた
ぼくの手は少しだけ腫れていて
つぎの駅を降りたとき
口のなかは血の味がしていた
雨の線
その両端を
そっと折りたたむように
赤い傘をひらいた
いま、
白い服のうえに
さらに白い上着をかさねている9263 : [返信] ねむのき ('16/11/16 04:46:27 *1)
初読、
>こんにちは
>全国の女子高校生のみなさん
>僕は変態です
これ言いたかっただけだろってちょっと思ったけど、>僕はコンビニ前から見えるその風景の中に
>花をみつけました
>手にとって
>そのまま家へ帰って
>死んでしまった主人公のページに
>その胸に
>花を刺しました
ひとえに「僕」が「変態」だからこそ
この詩句が美しく活きているんだなと思いました9224 : [返信] ねむのき ('16/11/03 08:00:50 *1)
内に虚無を抱えながらも、
空の美しさには感動してしまう。
そういう心の矛盾。
世界の明るさと暗さの間で引き裂かれている青年。
といったところでしょうか。
「平板な街」と色あざやかに移ろう「空」の対比や
「真っ赤な顔」で「真っ青な未来」を語るという対比から、
そのように読みました。
冒頭からの流れはとても美しく感じましたが、
後半はちょっとフラついてる印象を受けました。
「紫煙を燻らせ」はそんなに悪くないと思いますが
「レゾンデートル」は生モノすぎるので、
ちゃんと料理してほしかったかなというところかと。9218 : [返信] ねむのき ('16/11/03 07:40:47)
ばっちり気持ちいい気持ち悪さ。
が全体を貫いていて素敵。>差の網が頭に絡まった
というのも、意味わかんないんだけど美しい。
それから「きこう駅」というネーミングも、
得体の知れない感じがとても良いと思います。
イロキさんの異次元的な言語センスが炸裂してますね。9212 : [返信] ねむのき ('16/10/31 01:22:31)
熊谷さんこんばんは
うーん、なんだろうな
豚骨らーめんが食べたくなって
「博多らーめん熊谷」って暖簾をくぐって注文したら
中華そばが出てきて、そんで食べてみたら美味しかったんだけど
でもやっぱり豚骨醤油食べたかったな、みたいな。そんな感じの読後感でした。
きっちり構造もあって、(ちなみに冒頭の目を閉じたときに見える光には「内視現象」
って名前があるらしいですよ。最近知りました。)文体もやわらかで読みやすいし、蕁
麻疹に触るシーンは読んでて胸にくるものがあったけど、やっぱりどこか物足りなさを
感じてしまいます。どこかに一文でいいからガツンとくる言葉が欲しくて、まだかなま
だかなと読み進めてるうちに終わってしまったかなって感じです。9194 : [返信] ねむのき ('16/10/23 01:16:50)
軽谷さん、はじめまして。
読ませていただきました。
冒頭で街の情景が提示され、3連で川のイメージに展開していきますが、
たぶん1連の「家路」や「コンロの火」が効いているためでしょうか、
夕暮れの川辺の光景が読んでいて頭の中にぶわっとひろがりました。
「幼少期への憧憬」という、普遍的であるがゆえにかなりハードルの高いテーマですが、
まったく陳腐さを感じさせない鮮やかな作品だと思います。
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