わけいってもわけいってもメンヘラ
私の体は、
いつも、古い、
私を織り成す、
糸の、織られた日は、長く、
(長い詩を書くためには、長く雨が降らなければならない)
「私は、痛みを」
取り除く、つまりは、
(やがて、)または、
引き伸ばされた、
世俗的なるもの、から、
押し潰された、
政治的な、過度に、過度に、
(政治的な枕)
眠れない、枕、
枕詞に、
紫陽花、または、
蜜柑、
身体的な、死を、
書くためには、
柑橘類の、酸味と、
花の、香りを、
紙に、
私は、
貴方の、
敵だ、
月明かりに、
下る、
糸に、
引く、
低い、神の、涎、
私と、言う、
新しく、生まれた、
幼い、概念、
火を灯す、
人差し指の、
指先が、始めて、
燃える、
油ー始めて、
「私」が、
獣に、混じった時の、
汗の名残、
または、
獣道を、探した、
人の道を捨て、
捨てられた、道を、
まわって貴方に、会うために、
暗い夜、雨が降る前の、
あの、すべてを、濡らしてしまう、
雨が、闇を、夜を濡らして、
引き剥がしてしまうまえに、
捨てられた、獣道を、
行く、
(貴方の、
新しく、編まれた、
皮膚に、新しく、
織られた、
花言葉と、
瞳と口が、
添えられ、)
わたしの、
からだは、
いつも、ふるい、
ひらがなや、
かんじの、
ように、
古く、
未だに、
人を、
続けなればならない、
夜の、闇の中で、
獣道を、探す
(神を、知覚することはできない、
だから、神は闇に、暗闇に覆われている)
この、暗闇を、払うことはできない、
雨が降る、上がらなければならなかった、
雨が降る、
雨が、
編まれる、
音が崩れる、
>> permanent URI: http://bungoku.jp/ebbs/20170610_854_9674p
- 選者 :
次回作は「breviewとグループセラピー」です!!期待してね ('17/06/10 20:55:24)
- 選者 :
やっぱ「三浦くんTwitterで叫ぶ」にしようかな、それとも「breviewのやつはなんであんなに書けないのばかなの」にしようかな ('17/06/10 20:58:01)
- 寒月 :
僕はこの作者の詩の磁力が「好き」です。どうといわれると一冊本が出来ちゃうので、またと言うことにしますが。こうして田中さんに付いたレスの量との違いにまるでブラックホールみたいだなと思った。 ('17/06/12 07:42:54)
- 阿怪 :
わけいってもわけいってもメンヘラ
これは、書けそうでいて、なかなか書けないフレーズじゃないかな。
山頭火からとったのか、啄木からきたのかはしらないけど、
思わず膝を打った。ネット媒体における文学環境の閉塞感が
よく出ている。
次の、
私の体は、
いつも、古い
荒川洋治「あたらしいぞわたしは」のパロディか。笑
書き手がメンヘラに憑依して語りはじめたのなら、おもしろいが。
ただ、この形式は少々
目に狎れはじめている。もう少し新しい、器(体)がほしい。
あと次回作のテーマは、
「breviewのやつはなんであんなに書けないのばかなの」
を希望。 ('17/06/13 07:43:30 *6)
- 朝顔 :
>わたしの、
からだは、
いつも、ふるい、
ひらがなや、
かんじの、
ように、
古く、
未だに、
人を、
続けなればならない、
ここは痛くもあり、また勘違いでなければ誇らしげでもありました。
我が国がいつなくなるのかわからないのですから、
せめて最後の人間として、うつくしいひらがなや漢字を紡いでいこうではありませんか。
極道どもよ。 ('17/06/14 08:33:12 *2)
- 三浦果実 :
選者さん
前々作のような美し過ぎさがなくて、あんまりぐっとこなかったかな。あれは、共通コードがあったからかな。選者さんはアウエーで戦ってる作品じゃないと。ここ、君にとってはホームな掲示板でしょ?千回鞭打ちを受けた後じゃ、神は闇に、って読んでも、あんまりピンと来ない。俺みたいな高卒の漢字も読めないようなおっさんが読んでも泣くようなやつ頼みます。君に声をかけてもらって嬉しかったよ。ありがとな。
我が家も保護活動やっててさ、生態販売反対派。では。あ、レスいらんよ。もう観に来ないから。お元気で。 ('17/06/15 07:56:16)
- 選者 :
朝、顔をあげる、
まるで、花の様に、
三度、改めて、
貴方を、睨む、
この、浦に、集う、
病んだ、新しい、
花や、水を、含んだ、
魂の、降りてくる、
季節、
わたしを、みてほしい、
だから、わたしを、
溢れたまま、溢れる、
わたし、を、
睨み付けるように、
朝、顔を上げる、
花の名前を、
貴方が、作った、
この、浦を、
三度
呪う、
書けないやつは、
書けない奴が、
集まり、
認めあう、
かなしい、あの、浦に、
火を放て、
燃えるように、
逃げたす、
姿が、美しい、
想像するだけで、
詩が書ける、
優しい、言葉は、
貴方を、傷つくないが、
貴方の
花の名前を、
引き裂く、
溢れるように、
滅びろ、
書けない馬鹿と、
メンヘラは、
どうせ、死んでも治らないのだから ('17/06/17 20:57:29)
- 本田憲嵩 :
もういいから、とりあえず現代詩手帖の方に投稿しろ!
賞なんて取らなくていいから、2,3回でも掲載されれば、
もうそれだけで天才だって認めるから! ('17/06/17 21:52:04)
- 阿怪 :
おお! これが
「breviewのやつはなんであんなに書けないのばかなの」
ですね。
色紙にサインするようにサラサラとこんなものが書けるんですね。
うらやましい。 ('17/06/18 05:57:24)
- 選者 :
朝顔さんさぁ、くだらないメンヘラ化やめて、ちゃんと書けよ あんた、もうちょい書けるだろ breviewの運営よりかは書けるでしょ?つか、breviewで書いてるのも手ぬいてるだろ ('17/06/22 08:19:55)
- 鷹枕可 :
甚だしく感銘を受けました。
此の文体を構築するまでにどれほどの艱難辛苦を潜り抜けて来られたのでしょうか。
後程、投稿作にて拙いながらもオマージュを捧げさせていただきます。 ('17/06/22 08:26:58)
- 朝顔 :
御慧眼に感服致します。
選者様。
ちなみに、Bにいた頃は2ヶ月ほど睡眠殆ど取ってなくてですね。
それで余計おかしくなりました。
レスをつけるって重労働なんだなぁと。
即興詩、素晴らしくユーモラスでかつシビアーな人間観察眼であります。 ('17/06/22 09:03:40)
- bananamwllow :
選者さん
こんにちは。
あなたは持ち球がストレートしかない中継ぎ投手のようだ。
先発に転向するか、スライダーかカーブあたりを覚えることを強くお勧めする。
近年のあなたの詩行をまったく読まずに言ってます。 ('17/07/04 12:29:34)
- kale :
>私の体は、
>いつも、古い、
常に代謝を繰り返す身体、それは新化(深化)し続けたいという願いの顕れにみえる。雨は作者のなかで繰り返し用いられてきた比喩だからもうすでに比喩の比喩、象徴のような意味を持ちつつある気がする。選者さんにしたら明確なイメージのもとに使っているかもしれないけれど、一読者の感想として相対化が進んでいると思います。この文脈での相対化とは、「広範」な使われ方をしている、され始めている、という意味で。
修羅道の鬼畜生、つまり獣として現世を徘徊する苦行のような生ってイメージは宮沢賢治の影響を受けているのでしょうか。世俗的と形容される平坦に舗装された道ではなく、あえて自ら獣道のような茨道を分け入る苦行。そこには道を照らす光はなく、救いの手を差し伸べる神はない(知覚できない者にとっては無いものと同じで幽霊のようなもの)。ここには他力ではなく自力で生きていかなければならないと確信している意志がある。音、というものに作者はこだわっていてその音が最終行で崩れるというのは、意味や構造や常識、世界が壊れることと同義だとして、それが崩れる。ただし悲観的な意味ではなく
>上がらなくてはならない雨
の比喩であり、ここでは破壊の後の再生、といった意味で用いられているとして、象徴としての破壊と再生でもある。 ('17/07/04 15:49:12 *2)