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2011年12月分

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* 著作権は各著者に帰属します。無断転載禁止。


窓。

  田中宏輔




学校のトイレの窓ガラスは、むかしから割れていた。
洗面台の鏡の端っこに
生乾きの痰汁がへばりついている。
その鏡に、学校と隣り合わせに建っている整形美容外科医院の
きれいに磨き抜かれた窓ガラスが写っている。
トイレのごみ箱のなかには
いらなくなった鼻や乳房や骨が捨てられている。
妹は、小さなうなじに犬の毛を移植したい。
夜遅く帰ると
電車の窓の外に見える家々の窓たちは
奇跡に溢れていた。
宙に浮いて覗いてまわりたい。
幼い頃
真っ赤な薔薇の華を
妹の股の間に挟ませて眺めていたことがある。
動かすと、棘が引っかかって
裸のまま立たせた妹は
両の目を覆って泣きじゃくっていた。
整形美容外科医院の名前が印刷されている
茶封筒が滑り落ちた。
隣の車両からやってきた犬が女の靴をなめる。
犬が、わたしの膝元に擦り寄ってきた。
電車が停まった。
駅からそう遠くないところに家がある。
女と犬が、後ろからついてくる気配がする。
妹は、テレビをつけっぱなしで居眠りをしていた。
テーブルにうつ伏せて眠る妹のうなじは
蟹の甲羅のように硬かった。
テレビは、古い映画をやっている。
ついこの間、癌で死んだ俳優が
末期癌で苦しむ患者の役をしていた。
犬のうなじに触れる。
ときおり毛を軽く引っ張ってやる。
やめていた煙草に火をつける。
手紙に書かれていない理由が
ようやくわかったような気がした。
まだ愛していると思っていた。
まだ愛されていると思っていた。
女の唇の下には、大きなほくろがあった。
手術したいほくろだった。
妹の汚れた下着に指をからませると
骨瓶のなかに指を入れているような気がした。
妹が目を覚ました。
見舞いにきた奥さんは
いま不倫騒動で賑わしてる女優だった。
癌で死んだ俳優が
死に際の演技を披露している。
死ぬ演技はむずかしいよ。
前にNHKの番組で
俳優は笑いながら語っていた。
知らない犬は
妹にも、よくなついた。
犬は
わたしを襲う合図を待っている。
鞄のなかからビニール袋を取り出すと
ひそかに持ち帰った
女の鼻や乳房を投げ与えた。
ほんとうの死を迎えたとき
俳優はなにを考えていたのだろう。


儀式

  zero

手首の上をながれてゆく触覚を足の裏に溜める。肌からにじみでる殺意が皮脂に溶け込んでしまうのは、私の内なる単子が水を吸った海綿だからだ。水色の球面を幾度となくめぐり、針をうしなった摩擦力。角の取れた立方体。私は右手を挙げて、「冬に哭く者」を呼びとめる。もはや目線はつま先を追わずに、はぐれてゆく雲の投影だけが私のいらだちを終わらせる。もはや哭かないそれは、乳房に蒼い火をともして私に盃を手渡す。水平面からあふれ出る泪が、大地へと、私へとこぼれ落ち、蒸気となって眼のなかへ吸い込まれる。遠いなぎさで虹色の泡が砕ける。私は泪の盃を飲み干す。それは、動物のおさえつけられた欲動からにじみ出た濁酒。植物の凍結への覚悟が結んだ清酒。冬空にうがたれた坑道の秘奥にてそれが涙腺へと受け止めた酒醪だ。私の胃のなかで逆巻くその液体は、それぞれのはじけとぶ音素へと姿を変え、孤独で塗りかためられた私の肉壁を透過する。数限りない段差を弧状にのりこえて、すべての凍えるものへと快楽を運んでゆく。外なる木々に目撃されたときのように、私は均衡を失する。世界中の土壌のおもてに、熱素が殻をやぶり、融けだす。

手首の上をながれてゆく触覚にはもはや場所をあたえない。殺意は見知らぬ湿った森のなかで殺されてしまった。紫の線分を二往復して、葉の裏の虫たちを呼び寄せる私には、いくつもの小さな文字が届けられる。私は左手を挙げて、「鍵を産む者」を呼びとめる。私の兄弟は頭からくずれてゆく、今日もまた極地へと旅立ったのだ。螺旋をえがきながら降下するそれをめがけて、私はからの盃を投げつける。盃は空気のにごった流れに侵食されながらしずかに形をうしない、ひとかけらの雪になる。最後の雪に。雪のすべってゆく軌跡を追うようにして、それは私の前へと着地して、七つの瞳の色をなめらかに推移させながら、私に鍵束を差し出す。それは、まだ夢見られたことのない断崖からころがり落ちた砂岩の、偶然の意思によって生成された鉄製のこずえ。人が人を恋う瞬間に、暗い溶液の中に凝固した枝分かれした磁性体。数多くの気まぐれを素材にして、それの城邑にて生み出された符合だ。一つ目の扉を開けると星がめぐった。二つ目で生き物が目覚めた。三つ目で木々が芽吹いた。四つ目で人が死んだ。五つ目の扉の前に来て、私は銃で撃たれたかのようにためらった。そして五つ目の扉を開けると、二人目の私が現れて、私を殺していった。


Lark's Tongues in Aspic。

  田中宏輔




私が何も新しいことは言わなかった、などとは言わないでもらいたい。内容の配置が新しいのである。
(パスカル『パンセ』断章二二、前田陽一訳)

もはや、われわれには引用しかないのです。言語とは、引用のシステムにほかなりません。
(ボルヘス『砂の本』疲れた男のユートピア、篠田一士訳)

言葉は、ちがった配列をすると、ちがった意味を生じ、意味は、ちがった配列をすると、異なった効果を生じる。
(パスカル『パンセ』断章二三、前田陽一訳)

  〓

夜中の一時ごろに        まちがいなくここには霊的なものがある。
電話がかかってきた。      (カロッサ『ルーマニア日記』十一月二十八日、登張正実訳)
イエス・キリストですと     《事実》は、意味を必要としないものである。
男の声が言った。        (ヴァレリー『倫理的考察』川口 篤訳)
ぼくが黙っていると       わたしは彼が神ではない(、、、、)と確信していたわけではない。
落ち着き払った声で       (エリカ・ジョング『飛ぶのが怖い』12、柳瀬尚紀訳)
約束したじゃないですか     ひょっとしたら神であるか、
と言う。            (ヘッセ『別な星の奇妙なたより』高橋健二訳)
それでも、まだ黙っていると   ほれ、こうしてまた
もう一度、           (サムイル・マルシャーク『森は生きている』湯浅芳子訳)
約束したじゃないですか     午前一時にふたたび電話をかけてくる。
と言ってきた。         (フローレンス・トレフェセン『背信』中上哲夫訳)
なるべく音がしないように    これが証拠じゃないか?
ぼくは受話器を置いた。     (エリカ・ジョング『飛ぶのが怖い』12、柳瀬尚紀訳)

 〓

蜜蜂がぶんぶんうなっている。
(ガルシン『四日間』神西 清訳)

顔のあたりを色彩(いろど)っている。
(夏目漱石『吾輩は猫である』一)

目をそらそうとしても、ついつい見とれてしまう。
(ポール・オースター『ムーン・パレス』6、柴田元幸訳)

 〓

 広辞苑で、「いっぱい【一杯】」という言葉を調べると、「一つのさかずきや茶碗に満ちる分量。」という意味や、「ある限りを尽して限度に達するさま。ありたけ。」とか、「思う存分。したいだけ。」といった意味が載っていた。だいたい知っていた通りだったのだが、このような言葉から、一即全が、そしてまた、汎神論が連想されたので、一応、調べてみたのである。ついでに、「杯」も調べてみた。「さかずき」という意味であった。これまた、知っていた通りの意味だったのであるが、「さかずき」を「宇宙」の象徴として見ると、「いっぱい」という言葉の意味と、汎神論というものとの結びつきが、よけいに強く感じられた。

 〓

ヨハネによる福音書の第一章・第一節に、
「初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。」とある。
だったら、毎日、神さまが、ぼくの中を、出たり入ったり、入ったり出たりしてるってことだ。

──泣いているの? 私のために泣いてくださるの? あんたは、私を愛してくださるのね。
(モーリヤック『テレーズ・デスケイルゥ』杉 捷夫訳)

 〓

ママン、じき治るわ。
(プルースト『失われた時を求めて』第三篇・ゲルマントの方、鈴木道彦訳)

癒(なお)るのかしら?
(夏目漱石『硝子戸の中』二十八、疑問符加筆)

犬の首輪をしている
(ヘンリー・ミラー『南回帰線』終楽章、幾野 宏訳)

父がいた。
(ウォルシュ『焼けあとの雑草』5、澤田洋太郎訳)

 *

ねえ、ママン、これも奇蹟(きせき)を授けられた花でしょうか?
(ジュネ『花のノートルダム』堀口大學訳)

銅(あかがね)の器(うつわ)に活けましょうね。
(コレット『青い麦』九、堀口大學訳)

 *

人間はたえず、しかもつまらぬことでもみせびらかす。
(ロートレアモン『マルドロールの歌』第一の歌、栗田 勇訳)

 *

さあ、これをごらん。
(ダニエル・キイス『アルジャーノンに花束を』経過報告11・四月二十二日、稲葉明雄訳)

それを僕にしろと言うのかい?
(シェイクスピア『オセロウ』第四幕・第二場、菅 泰男訳)

 〓

うんこ型宇宙人というのを考えた。   こうしたはしたない言葉をみのがして
臭いも、形も、うんこそのものなのだ。 くれるのは、愛情だけだった。
けっこう友だちになれそうだよね。   (ラディゲ『肉体の悪魔』新庄嘉章訳)      
あっ、でも、どうしよう?       いや、まんこはいや!
相手が握手なんかしてきたら。     (エリカ・ジョング『飛ぶのが怖い』6、柳瀬尚紀訳)

 〓

ときどき、古本屋さんで、ユリイカのバックナンバーを買うことがあって、
このあいだ、「エズラ・パウンド特集」(一九七二年の十一月号)ってのがあって、買ったんだけど、
そしたら、その一七九ページにある、篠田一士さんと、ドナルド・キーンさんとのやりとりの中に、
(丸谷才一さんを含めて、三人の『共同討議』ってところでね。)

 篠田  パウンドが知った最初の日本人はダンサーの伊藤道郎ですね。二番目は、
     会ってはいないけれど、北園克衛です。
 キーン 文通していましたね。パウンドの本には Kit Kat というふうに記してある。

って、あって
あれっ、Kit Kat っていえば、チョコレート」じゃんか、って思った。
って、ただそれだけのことなんだけど。
でも、この話が、いちばん印象的で、
っていうか
この話しか印象に残ってないんだけどね、笑。

 〓

amor ingenii neminem unquam divitem fecit.
才能の愛は何人をも決して富裕にしたることなし。
(『ギリシア・ラテン引用語辭典』より、ペトロニウスの言葉)

やがて僕も二十八歳
不満な暮しをしているほどに
(アポリネール『二十日鼠』堀口大學訳)

すでに二十八歳になった僕は、まだ誰にも知られていないのだ。
(リルケ『マルテの手記』第一部、大山定一訳)

二十八歳にもなつて、詩人だなんて云ふことは
樂しいことだと、讀者よ、君は思ふかい?
(フランシス・ジャム『聞け』堀口大學訳)

いま、ぼくは、二十八歳じゃないけど、詩を書きはじめたのは、二十七、八歳のときだった。
それに、また、たしかに、名前も知られていなかったのだけれど。

 〓

あの『世界名作劇場』のパロディーで  彼女は七十歳になる病弱な老婆である。
『世界迷惑劇場』というのである    (ポオ『マリー・ロジェの謎』丸谷才一訳、句点加筆)
自分の母親でもないのに        子供はいない。
えんえんと彼女を追いかけ回す     (マルグリット・デュラス『愛人』清水 徹訳)
マルコ少年の物だとか         悪魔が彼をもてあそんでいるのだ!
よその山羊の乳を無断で絞ったりして  (ローデンバック『死都ブリュージュ』IV、窪田般彌訳)
おじいちゃんの寿命を縮めまくる    しかし、たいくつのためだけに死ぬことだけはないであろう。 
アルプスの不良少女ハイジの物語だとか。(モーリヤック『テレーズ・デスケイルゥ』杉 捷夫訳)

 〓

 ジャン・デ・カールが、『狂王ルードヴィヒ』(三保 元訳)の中で、王の「わけのわからぬメモ」の例として、「そのたびにネクタイを締め直さなければならないほど、ネクタイを結ぶのは難しい。大切なのは結び目そのものではなく、少なくとも約束を守るということだ」といった言葉を引いているが、tie a knot in a handkerchief:(何かを忘れないために)ハンカチに結び目をつくる、という英語の成句があることからもわかるように、「結ぶ」と「約束」との間には、十分に関係があると思われるのだが、どうだろう。「約束を守る」といえば、ぼくには、「約束を守る最上の手段は決して約束をしないことである。」(大塚幸男訳)という、ナポレオンの言葉が思い出されるのだが、これは、関係ないかな。

 〓

塾でアルバイトをしていたときのこと。  いったいなにを考えているんだろう?
田中先生はベテランですからって言われて (ヘッセ『知と愛』第十三章、高橋健二訳)
中学二年生の男の子をまかせられた。   目を大きく見開いて、ぼくの顔をじっと見ていた。
小学一年か二年の学力しかない子だった。 (ラディゲ『肉体の悪魔』新庄嘉章訳)
で、あるとき、その子が         これはなにかしらとても悲しいことだった。
消しゴムをグリグリ机に圧しつけてたので (エリカ・ジョング『飛ぶのが怖い』6、柳瀬尚紀訳)
「そんなにグリグリ圧しつけたら     目から涙がこぼれた。
消しゴムが痛くて泣くよ。」って言ったら (ズヴェーヴォ『ゼーノの苦悶』6、清水三郎治訳)
「先生にも消しゴムの声が聞こえるの?」 私は知った。
って言われた。             (ヘッセ『青春彷徨』第七章、山下 肇訳)
うれしそうに、目をキラキラ輝かせて   神はひとりひとりにちがった声でよびたもう。
というより瞳孔を開ききって、て感じで。(カロッサ『ルーマニア日記』十二月五日、登張正実訳)

 〓

蛇をつつけば、藪が出るのよ。

 〓

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

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(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

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(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
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常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
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常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
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(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
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常套句ほど美しいものはない。
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常套句ほど美しいものはない。
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常套句ほど美しいものはない。
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常套句ほど美しいものはない。
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常套句ほど美しいものはない。
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常套句ほど美しいものはない。
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常套句ほど美しいものはない。
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常套句ほど美しいものはない。
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常套句ほど美しいものはない。
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常套句ほど美しいものはない。
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常套句ほど美しいものはない。
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常套句ほど美しいものはない。
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常套句ほど美しいものはない。
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常套句ほど美しいものはない。
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常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
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常套句ほど美しいものはない。
(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

常套句ほど美しいものはない。
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常套句ほど美しいものはない。
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常套句ほど美しいものはない。
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常套句ほど美しいものはない。
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常套句ほど美しいものはない。
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常套句ほど美しいものはない。
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常套句ほど美しいものはない。
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常套句ほど美しいものはない。
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(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

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(ボードレール『火箭』18、矢内原伊作訳、句点加筆)

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雪ちゃん

  黒崎立体

ぼたん雪が落ちていくのを
部屋の窓からながめていた
集団自殺みたいに
ぼろぼろ、
ぼろぼろ、

こんな冷たい夜に
ようやく存在して
陽が射せば溶けてしまう
これがわたしの名前なのか
見せつけられて
水槽が凍る

ひとつ育つたびに
ひとつ温度を失くすような
生活だった
背中をまるめて
ぼろ雑巾のようにくたびれた
あなたが浮かぶ
ごめんね、
ころしたかったね、
いつまでも濁ったままの水槽を抱えて
電車に乗ったその夜は
水銀に似て
わたしの意識の鋳型を取った
(むりやりにつながれた星座を死ねますように
((死ねますように
(((死ねますように
ふるえるように
笑うと
むきだしの床にぼろぼろと
結晶が落ちる

見えますか
あなたがつけた名前の通りに
凍えて生まれた
六角形です
わたしはこうして
あなたが憎い

愛してほしいと
求めることが間違いだった
ひび割れていく水槽から
氷点下の鼓動が聞こえる


2009.11.22.

  泉ムジ

 昼/武蔵野から西へ歩いた。腐るにまかせたキャベツ畑に隣接した線路を、塗装が所々はげた黄色い電車が行き、コンクリートの柵に錆びた有刺鉄線が渡っていた。道は、ゆるく左に曲がっている。すりきれ/つまり、部屋は汚れが目立ち、縮みはじめ、外へ逃げると、冬の陽に抜き出されたかげが、路上で幾度も車輪に轢かれて。白い息を吐いている。「ひとがごみのようだ」と子供たちが口々に叫びあい、笑顔で駆けていった。

 「おまえたちのことを愛している」とだけ、兄弟たちへメールが送られ、きっと酔っているのだと笑った翌日/父の癌を報された。心配からか義務感からか、それから毎日、実家に電話をかける。話はとうに尽きている。母はよく、前日にしたのと全く同じ話をする。胃のない父とは、まだ話していない。同時期に、友人の子供がいよいよ一歳になったという。おめでとう/長いつきあいだが、友人が結婚して疎遠になっていった。

 居酒屋にひとりで、もう二時間はいた。熱すぎる熱燗、広すぎるテーブル、それはいつものことで、店員の上目づかいの意味をいちいち斟酌したりしない。隣席の、社交ダンス愛好会の婦人たちのひとりが「ちがうのよ、日本人は。ホモの外国人が一番なの」と、声高に自説を展開している。うふふ、煮えたお鍋にお箸を突っこんで、美味しい鮭をいただきますの。もともと貧弱な香りが飛んだ熱燗がまずい。お野菜も忘れずにね。

 くそっ、トイレの床が水浸しで、足あとをつけて席へ戻る。手際よく片付けられたテーブルに、手をつけないままのお通し、酸っぱいキャベツのマヨネーズあえが乾いていた。隣席では今、若い男女が手に手をとりあい、女の美点がひとつ発掘されるたびに乾杯し、酔いを深めている。会計を求めにきた店員に閉店の時間を尋ね、まだ三十分の猶予が与えられていると知る。さあ、乾杯しよう。すでに昨日へと追いやられた今日に!

 まじめな話
 家に帰ったら
 猿ではないことの
 証明として
 全身の毛を剃ろうと思う
 君はどうする?
 料理する?
 ただの冗談だけど


The girls running the corridor are in sum M and her pleasant friends, aren't they?

  おかのひとみ

書けない夜はひとり
真っ暗なハイウェイを飛ばす
修辞的に、
灯りを落とし
スピードを上げ
身を躍らせる語彙を刎ねる
それはバンパーを歪ませ
ボンネットを圧し潰し
フロントガラスを突き破って
助手席に血まみれで転がりこみ
息も絶え絶えに何かを呟く
私は迷子のもう片方を
拾い上げてきれいに揃え
それから
自動車修理工場と保険会社に電話をする
言うまでもなく
比喩として

まるで煮詰まったコーヒーのようだ
私はそこまで書いて筆を置き
コーヒーのおかわりを注文する
あの野郎
今日もまた熊用の罠に掛かってたよ
そう聞こえたからきっと熊ではないのだろう
唇を尖らせて眉尻を下げ
鉤型に曲げた指先を組んで見せながら
警官は笑った
見てみろよ
本当に馬鹿なやつ
片足を忘れて行きやがった!
これは私の記した言葉
あるいは
聖書のなかの一節
あるいは

耳鳴りだったのかもしれない
暗闇にさざなみは聞こえなかったので
ここが海ではないとわかった
だからあれも灯台ではない
サーチライト、
あるいはシグナル
鳥のように手をひろげて
まっすぐな白線のうえを歩く
とぎれとぎれの黄色い白線
さて
より効率的なのは右か左か?
すこし悩んでから真ん中を選んだ
汽笛、ではなくて
警笛
水平の高さで平衡をとれば
二分の一が
一になる

だから
良く覚えておきなさい
人は落ちていくとき
きまって手をひろげるのよ
何事も堅実がいちばん
それが口癖だった祖母は
ある朝
陽の差す窓辺へと身を躍らせた
十字のかたちに透けながら
翼をなくした天使みたいに
何もかもみんな毟り取られたわ
そう呟いて落ちていった
ボンネットめがけて真っ逆さまに
比喩なんかではなく
文字どおりに


影を貪る

  山人

澱んだまなこが粘りつく液体となってずるずると年月を舐め回している。あふあふと飯をさらい込み、げてものを隅から隅まで食いつくし、寄生昆虫のように板にへばりついている。自己憐憫の色艶がどす黒く光り、ねばい体液をブロック塀に擦りつけている。年月の階段を下ると闇夜が底に広がり得体の知れない腐臭がしている。その臭い水面に黒光る体壁を沈ませ、とどまることのない念仏を唱え始めるのだ。腐臭のする泡ぶくをひとつひとつを嘲笑いながらぶすりぶすりと割っていく。中からは断末摩の悪臭が湧き出て、それを手に取り嗚咽を漏らしながら打ち震えている。体壁は徐々に裏返りそこから無数の菌糸が這い回り、あたりは壮観な胞子が舞う。ぼこっぼこっと菌糸はキノコを立ち上げ、体壁の向こう側・内側・脇、あらゆる壁面からずらずらと粘質のキノコを発生させていく。やがてそのキノコを食い、朽ち果てるまで念仏は果てしなく続いていくのだ。血の重力にもたれるように、ただ引力にしたがって落ちてゆく、臭い血液だけが再び発酵しだす。


最後の、

  Lisaco

雪を踏む
いきものたちのあし音と
音もなく湧く
いずみの色を記憶して
降雨により添う
雨に飽和された言葉たちが
寝返りをうつたびに
雪が降り
いきものたちが、また
雪を踏む、

積もる雪が
髪に宿るように
ひび割れる指先は、いつか
深い皺にかわるのだから、と、
まだ、荒れていないひとの手のひらは
新雪の匂い
雪の下には
降り積もった灰があるから
あたたかい、と
口ずさむ恋人の頬はあたたかく、わたしは
砂に埋もれる多くの土地に
灰が降る日を夢に見る
わたしたちの、緑の田畑は
犬たちが駆ける雪原の下、わたしは
こごえをとかさないように
遠く夏草のさざ波に
手をひたし
古い窓の
ふるえをとじて

雪原にたつ
この家のスープ皿にも、雪が降る
夢を見る、


蛇行

  泉ムジ

まるっきり言葉にならない、aaとかmmとか、感嘆と、ながいながい失語で、切れ目もなく、
私たちの街を縦に引き裂き続けるおお蛇の、いま見せているのは、腹か尾か、心臓はすで
に通り過ぎたのか、隠蔽するつち埃が、人のすき間に充填され、せまい大通りは、ずっと
先まで期待ではち切れそうだ、aaと、開いたままの口で、私は行進に加わり、aaと、開い
たままの口で、私たちは呑んでゆく、酒屋の看板やら花屋の鉢植えやら、咀嚼もせずに、
mmと、まる呑みする、将棋盤と老人と椅子と子供と忠犬を首輪ごとまる呑みして、mmと、
膨らんだ腹は、せまい大通りをはみ出して、私たちの街をぶっ壊してゆく、そうだ、最高
だ、ぶっ壊せ、前方からうねりが起こる、やれ、やれ、やれ、後方から呼応が伝わる、私
の周辺ではこうだ、おれたちのまち、おれたちのもの、もうつち埃で何も見えやしない、
前か後ろか、動かした足が蹴っ飛ばされて、肩に拳固をくらって、歩いていない、おお蛇
のくねるうごめきだ、私は、私たちは、口を揃え、ながいながい失語で、度をこえた近視
で、互いの首を締め上げていることにさえ、気付かなかったし、たとえ、解ったとしても、
止められない、aaとかmmとか、真っ赤な顔が、みるみる膨らむ、私たちの期待が、空中で
破裂破裂破裂、口々に、とうとい、とうとい、尊い私たち、のいけにえ、aa、aa、つち埃
のせいで、私たちのほとんどはまだ知らない、だがそもそも、何を知っているのか、私は、
おい、おれだ、おれがおお蛇の心臓だ、やみくもに腕を振り回すと、周辺は低くなり、私
に警戒の眼差しを投げ、おれだ、おれこそが首謀者で預言者で教祖で伝令で革命そのもの、
おれたちの神だ、だるい腕が棒で、打たれまいと、周辺はいっそう低く、はるか先からも
注視する眼差しは、怯え、私たちは怯えて、だが、私は語る、剥き出しの心臓で、まるっ
きり言葉にならないままで、語ろうとする私に、剥き出しの銃口が対峙し、私たちは告げ
る、偽りの心臓だと、おお蛇の冷淡な肌、ふた股の舌で、彼らは言う、お前など知らない、
aa、aa、おれたちは、口をふさがれる、彼らの手が、次々とのび、拒絶する、私たちから、
私を、偽りの心臓、確かに、だが、いつからか、はじめからか、心臓は無いのだ、そうだ、
ぶっ壊せ、そいつの心臓を抜け、前方からうねりが起こる、やれ、やれ、やれ、後方から
呼応が伝わる、私の周辺は言葉も忘れ、熱中する、彼らの殺意が、鋭くえぐり、掲げられ
た心臓に、彼らは、aaとかmmとか、感嘆の中、言葉の無い、うたが聞こえる、知っている
女の、私の、母の、妻の、妹の、声色に似て、もう動かない体を起こすと、彼らが騒ぐ、
黙れ、黙ってくれ、お前らなんか知らない、どこにいる、もっとよく、私に聴かせてくれ


新しい唯の夢

  菊西夕座

ダジャレ中毒の点滴治療にながいこと患わされてきたけれど
新しいシャレ氏ができてからはだいぶ立ち直ることができた気がするわ
シャレがどんな素性かまだはっきりいうことはできないけれど
いままでの彼氏とはまったくちがう朱の糸であたしを縛り上げたことは断言できる

ドクターはあたしがシャレを自慢するたびにまだ中毒がなおらないというけれど
それってひょっとしてシャレのことをシットしてるってこと?
シャレにいわせれば彼のほうこそよっぽど毒ターだっていうわけだから
ドクをもって毒を制するというのはこういうことね

こんなことをいったからってあたしがドクに征服されるわけじゃないわ
だって白衣のセイフクを着せられているのはいつだってドクターのほうだし
かつては婦長なんて呼ばれていたナースのほうがよっぽど不調なわけで
そもそもシャレにいわせれば病院自体が気の毒な症状をうみだす病因ってことなの

病者はそれでも護身にこりかたまって自分たちの正当性を信じているから
今のシャレ氏と昔の彼氏を同列にならべていまだに中毒だと誤診するの
それどころか新しいシャレのおかげでますます症状が悪化しているという始末
手に負えないからボールみたいにけとばして足で追いまわそうとするわけよ

あたしがこれでも作家だからってサッカー扱いするのはがまんできないわ
精神科医はそれがあたかもダジャレ病への理解だと考えているみたいだけど
シャレからいわせればそんなやつらこそ精神怪異と呼ぶにふさわしい淫売者なの
やたらとすり寄って最後にはあたしのシャレを寝取りましょうっていう魂胆ね

だからあたしは警戒していつでも身構えているから疲れきってしまう
シャレは院内に警科医をもうけてまっとうに診察しているのは唯、おまえだけだというけれど
ついにあたしもドク気に憑かれつつあるように思えてほんとうにこわくなる
だからそれ以上なにもいわないでっていうとシャレはしゃれこうべみたいに黙りこむの

まあなんてかわいらしいお馬化さんなんでしょうこの新しい恋人ときたら
演奏会ではあんなにあたしのことを熱唱してくれたのに黙りこむだなんて
熱消のおかげでこの身もこころもすっかり燃え尽き症候群だっていうのに
お互いに放心状態でこの先どう生きるべきかなんていう方針がまったく立たない

家計簿だってつけてみるけれど最後にはいつもシャレとの家系簿を夢想している
どんな子どもが生まれてどんな子孫が残されていくのか筋引きながら腹ハラしている
もしかしたらヘンな仕損が生まれてあたしの妹とシャレがまちがいを犯すかも
そう考えただけで処女時代にはやすやすと入れた妹の部屋に入ることもできない

家計簿をあきらめて寝ようと思っても燃え尽きているから眠ることもできない
どんなに眠ろうと精進してみたってすでに焼尽しているのだからムリなことだ
しかたがないので眠っていたころの思い出にふけることで少しでも老けようとする
シャレいわく「若いままでいても病院と和解することなどありえない」のだから

そういえば眠りがまだ重かったころにみていた夢のことが思い出される
下戸なのに赤ワインを一本あけてしまってあせっていたのが妙にリアルだった
ひょっとしてあのワインは病室でいま結ばれている点滴の瓶だったのではないかしら
不安にかられてシャレのすんだeyesをのぞくと上の空でもはやなんの合図もしなかった


電話

  ゼッケン

事務机の上の日に焼けて褪色した古い電話機は
いつまでも鳴り止まない、小さな液晶の画面に表示されている
電話を鳴らしている番号に心当たりはない
おれの他に電話をとる人間はいない、いっしょに残業していた同僚は
ビル一階のコンビニに夜食を買いに出た
いつまでも鳴り止まない日差しに焼けた古い電話機、おれはこれ以上
作業に集中できない、受話器を取り上げ、ひとこと
まちがいだ、
と言ってやれば作業
の続行はたやすい
そのように思ったおれは
受話器を取り上げ耳に当てた
きみはすでに喋りだしていた
あの、どちらにおかけですか? おれはきみを遮った
あれ? 誰よ、おまえ? きみは言った
おれは
あの、どちらさまでしょうか?
と言った
しょうがねえな、じゃ、これから番号言うから
こっちにかけ直すように言ってくれ
きみは番号を言って電話を切った
おれはきみの言った番号を覚えられなかった
おれはしばらく受話器を握ったまま
男だということしか分からないきみが
おれを目下に扱ったことに腹を立てていた
おれが中断した作業を再開するためには
おれは新品のペットボトルの蓋を開け、水をひとくち
口に含み、口中の水が充分にぬるまった頃、水を飲み下さなければならなかった、電話が鳴った
おれは受話器を取った
なに、向こうは出なかったの?
きみの詰問する口調におれはなんと答えていいか分からなくなった
いえ、あの、番号、ちょっと分からなくて
はあ? ふつうメモぐらいとらない? ふつうメモぐらいとるよな?
ふつうメモぐらいとらないのかって聞いてんだろ! 

きみはメモをとらなかったおれのことを
きみはあきれた表情をつくって
おもしろおかしくきみの周りに吹聴するのだろう

もういいよ、今度はメモとれよ、もう一度言うから、紙とペンだよ、すぐに用意して
紙とペン、用意して
きみは一度沸騰した感情を抑制するよう努力した
そのことがおれには分かった
きみは思ったより訓練を積んでいる人間なのかもしれない
おれは訓練されていない人間なのかもしれない
おれは電話機の横にメモ用紙が並んでいることに初めて気づき、きみの言う番号を書きつけた
おれがメモ用紙の数字を読み上げるときみは電話を切った
おれは番号をプッシュして相手が出るのを待つ
ばからしかった、まちがい電話をしてきたのはきみじゃないか、なぜ、きみが
電話をかけ直さないんだ、直接かけ直せばいいだろう、おれを支配下に置いて経由するより、
そっちの方が効率はいいはずだ
3分経って、おれは作業に戻らねばならなかった、受話器を置く
おれは忙しいんだとおれはおれに言いきかせねばならなかった
つけっぱなしにして夜食を買いに出た同僚のパソコンに向かい、
ワード、パワポ、PDFを片っ端から覗いてゆく
同僚はきっとおれのアイデアを盗んでいる、その証拠を探す
え? もしかしてぼくのパソコン、覗いてました?
オフィスのドアが開き、コンビニの袋をぶら下げた同僚が立っていた
おれはいちど開いた口を閉じて、それからもう一度開いた
あれさ、このまえの企画さ、おれも同じこと考えてたんだけど、どうして?
ああ、先輩の出しっぱなしになってたUSBからちょっと拝借しました
おれは安堵した、やはりあれはおれだけのアイデアだったのだ、盗まれただけだ
おれが考えたのだ、おれだけが考えた、おれだけで考えた
部長はボツだって言ってましたけど
同僚はおれを押しのけるようにして椅子に座った
ビニル袋から出したコンビニ弁当を机の上に広げる
いや、べつにかまわないし
おれは機嫌をとるように言った
今度から言ってくれればアイデアとかいくらでも貸すから、言ってよ
いや、自分で考えた方が採用されたんで
あ、そうなの? よかったじゃん、すごいね、おつかれ
おれは鞄を持って職場を出る
もういちどきみから電話がかかってくるかもしれない
そのことをおれは同僚に言わなかった
きみのことを同僚に説明するのは億劫だった


小詩集

  中田満帆

放浪のはじめ(2005)

 孤独が夜更けてひとり歩きだした
 叱られていき場のない少年のように
 十五のころに帰ったように
 看板のなかの
 派手なべべを着た娘の
 その胸に手をあててみたり
 雨に溶けだした聖母像の肩や頬に
 顔をすり寄せてみたりして
 孤独にいっそう磨きをかける
 触れられるのはとまっているものだけ
 美しく見えるのはとまっているものだけだ
 動けないもののために美があり
 いき場のないもののために美があり
 触れさせる孤独がある 
 しかし触れたってなにもないのだけれど
 なにもないのことがなおさらに愛しく
 なにもないところに放浪ははじまる


海(2006)

 午前〇時も半ばを過ぎてヨット・ハーバーの周りには黒い潮風と引き揚げられた古ボートが眠っている 白くぼやりと浮かぶのは疲れきってなえた帆だ

 その白さに小指ほどの言葉を当てはめながら歩く ただ来てしまったから歩く なに一つ意向を持たず歩いていき 陰が歩行者を支え 時折突き崩しては数えきれない羞ぢらいへと胸をきつくよじらせてた

 あれはいったい誰だろうか 酒に酔ってふらつきながらも男は灯台の裏手にふかく沈んでいく ひとりでは帰れないのだ 夜風が足につつかかる

 たった今午前一時を過ぎ 港の前には黒い車が立ちどまった おそらくは朝を待って眠る また酒を呑んでしまったのだ 海のもっとも黒い部位 それはよく見える よく臭う いまのうちだ あそこへ飛び込めば心臓も止まるだろう


光りについての短詩篇(2007)

  *

  光が光りを失えば
  もう歩かなくとも済むだろう
  闇が闇を失えば
  しゃべらなくとも済むだろう

  光はいつも道を指し
  闇はことばを誘いだして
  孤りにしてしまう

  きょうまで光りから遁れ
  昏さからも遁れて来た
  けれどもうおもてに出てあの流れへ入る
  
  ほら、おまえのすぐそばを
  群れのたくさんが急ぐ
  ソーダ水を片手に青年がひとり立ってる
  だれからも遠く愛されない青年が
  壜を日にかざし光りを閉じ込めては
  一息に呑んでしまった

  声をかけようとしたけれど
  道の決まっているものはふりむかない
  ぼくもいかなくてはならないのだ
  おまえは石そっくりの陰部を砕き
  古いことばを捨てようとしてる


  *

 風が頬を撫ぜると 笛の子供らがいっせいに舌を出す ある正午ぼくは光りのない燈をもぎとりながら夜を待ってゐた 道を次第に町へ入る 高架路の足首 車たちの手術室 医者のための洋食屋 無人給油所の破れた管 そのなかに芽吹いたもの 六月の日のなかで不正は早くも凍死する 私鉄T駅からA警察署へ 知らないひとびとに挨拶をくれながら少年は取り残される おれはなにも知らないんだ 青と黄の世界しか ソーダ水を飲干してあなたは群れのなかへ消える ああ そろそろぼくもいかなくちゃ 藍色のテントハウスが空腹を告げる 国道を過ぎると目の前を大きな象! 臭気を放つステンレス製の和式便所 そのうらで休息する にせものの雷鳴を載せて長距離運輸トラックの走る ぼくが追求するのは不正ではない 色と輪郭の張り合わせ 百足の行進 異人が農夫を嘲り 笑って畑に唾をたれてる 病院通りの狭路 そこで連れ去れた少女たち ぼくはとうとう太陽に覆いをかけた

  *

 それらが内ちにとどまるよう
  願ってもみたけれど
   叶わないのだ
    水に溶けるのを見るのみで

  あなたは朽ちかけの壁に背を許し
  ゆうぐれを浴びてゐましたね
   腐った野苺と野犬の吼声のなかを
    ふたりだけで立ってゐた
 
  あなたは光と翳のゆくえを知りたい?
  ちょうど夕べが林のなかにあって
  赤いまなざしがこっちを向いたときだった
  あなたはかみ合わない視線で吐息して
  わたしはあなたの姉でも妹でもあるのよ
  つまりあなたの存在のひとつの紙片でもあるの
  そうささやいた

 ぼくには姉も妹もいなかったのに
  兄や弟がいたかも知れないのに
   ただうなずいて
  夜が来るのを待ってゐた
   いったいなにがいいたいのだ
    少しいらだち
     少し笑み
      夜の深みを待ってゐた
   
  ゆうぐれが終わったころ
 互いの沈黙のなかで死のおとが鳴った
 満たされない景色のうえで
 あなたはぼくを通し
  あなた自身に語りかける

   どんな日没もどんな日の出も
   きみの孤独を反映したりはしないだろう
   か細い光りが胸のあたりに
   ただ刺さるだけ

      そこで光りは落ちた

  *

 閉じられた戸口にかげはふかく
 行と行のあいだを伝い
 ことばに沁みてゆく夜半 
 かれらはその室にあって
 ひどく怯えてゐた
 消えた明かりのもとをさ迷い
 書かれたあとの
 読まれたあとの景色を見つめてる
 まあ かわいらしい児!
 あのひとは手をまっすぐ展ばしたけれど
 そのために死んでしまった
 どうしたことだろう
 この夜つよいれもんの匂いが目を醒まさせた
 まるで詩人のようだと
 ひとりごちて窓をみたが
 写ってゐたのはだれかの幽霊
 ああ言葉を憶えてしまっては逃げ場などないのさ
 なにをどう書いたって
 だれかを愛し傷つけてしまう
 白いノートのうえに鼻を撫ぜる匂い
 それはまぐそのかも知れないし
 苺のかも知れない
 雨季のとかげの
 あるいはインクのかも知れない 
 ぼくは死を書いた
 笛の子供らがいっせいに舌を出す
 かれらが追求するのは不正ではない 
 色と輪郭の張り合わせ
 ぼくはあなたを通してぼく自身に語りかける
 光が光りを失えば
 もう歩かなくとも済むだろう
 闇が闇を失えば
 しゃべらなくとも済むだろう
 だからおまえよ 眼も足も手放せと
 ぼくは聞こえないふりをして少しいらだち
 少し笑んで朝を待ってゐた
 そこへ戸はひらかれて
 だれかの言葉が
 だれかを殺し終えて立ってゐる
 あのひとのようにぼくも手を展ばした


不在の梯子(2008)

 不在の梯子を揺さぶりつづける
 永く
 ただながく 
 うえにはだれもいないのに 
 だれもいないからこそ
 おくびようとさみしさを
 佇んでゆさぶるのだ

 呼ぶもののないところ
 ふり返るひとのいないとき
 恥ずかしい身のうちを青い天板に語る
 知つていることも持つているものもなく
 午后のなかでひとりのみの悪態をつくだけ
 死んでいつたやつらへ
 遠ざかつていつたひとたちへ
 毒を吐く

 もうぼくが愛するのは止まつているものだけだ
 朽ちかけの家並みに草むらの遊技場
 忘れられたままのいつぴきに悲しいまでの一台
 それらを打ち毀しながら愛し
 よりよい位置を探すのだ
 さわがしく気のふれた連中を遠ざけて

 しかしきようの夕ぐれどき
 ぼくはとうとう梯子を引き倒した
 草むらに葬つて花を散らしてやれば
 どこからかざまあみろと声がする
 そこでかぎりない悪態も疲れはてて
 椅子もない室のなかぼくはひとり眠つていた


    それでも明日になれば梯子はふたたび青い天板へかかつてあるだろうか



ふたたび去つていくものは(2008)

 少しづつひらかれるまなこを
 ふたたび去つていくものは
 手のひらへ
 あるいは風のなかへ落ち
 現れてくるのは青と黄の格子
 二月のかもめがゆつくりとかすめ
 あらたな軌道を知らす

 これが朝なのか夜なのかもわからず
 きゆうにかれが立ち上がると
 見知らぬひとびとが火種を口に含み
 ただ歩いていくのが目撃された
 うそをふりまきながらかれは高原地帯を過ぎ
 なにかを振り向いてだれかを繰り返す
 まぐその匂いを寒さに嗅ぎ
 冬の街へ少しづつ病や酒とともにでていくのだろう
   
 いま閉じられたまなこを
 ふたたび去つていくもの
 あるいは風のなかへ落ち
 またしても都市へ密航を企てるもの
 青と黄の格子のまえでわたしは口笛を鳴らす
 なにもいわないで


荒野(2009)

 冬が到着
 したからみな乗車して
 いき余白さえ残されない
 ぼくは切符すらないのにただ
 生きているというだけで
 押しこめられていった
 隣人と隣人あるいは
 自分と隣人の吐く
 息のなかで
 たがいのからだを温くさせながら
 春への途中下車を待つばかり
 なにもできやしないのだ
 窓には轢きつぶされた
 荒涼天使たちがへば
 りついてはなれず
 景色はなくただ
 臭気だけがぼくの嗅覚をあたらしくしてやまない
 いつのまにやらポイントは切りかえられ
 一時停止をシグナルがくりだした
 そのときぼくは感じたのだ
 言語のうえに穴をうがち
 荒野を営む本物の
 気狂いの姿を
 しかし見知らぬ乗客たちは
 なにも感じないふりしてなまぬるい吐息に酔っている
 漢文も英文も仏文もかれら気狂いたちには道具であり
 遊具であり喰いもののようだ
 きがつくとぼくは天使ども
 を通勤者の口へねじこみ
 窓のそとへでていた
 狂人は意に介さず
 まるでぼくの到来を予感していたかのようだった
 冬ははじまったばかりだからぼくは裸体をむきだしにして
 日本語のうえに巣穴をうがちはじめている
 列車はもう見えない


一方通行(2009)

 おれはいろんなもの
 すがりついてきた
 青くただれたかかわりを
 むすびつけてはしがみつき
 はなそうとしない年月を過ぎた
 くらい路次を通ってきた酒や
 草の葉にふかれて運ばれる莨を
 犯罪小説のそのふるいおもてや
 あるはずのない甘い末路の夢におぼれた
 ながいあいだの空腹と放浪よ
 おまえはおれはただ下劣にしただけだ
 労働はいつだってうすのろなままで
 くびや逃亡にさらされている
 おれにはわかりあえるものが
 どの室にも戸棚にもみあたらない
 声はいつだって
 むこうから来るばかりで
 余白はいつも与えられることはない
 おれはとうに発話も発声も喪いかけている
 一方通行のおれの生活の窓と窓よ
 みずからの詩を起立させるにはとにかく
 孤立しきって手も唇ちも交わさないことだ
 ぬかるみを通っていけば言の葉は
 おのずとぶっついてくるだろう
 共有されるものはほかにまかせ
 窓をひらきそのなかへ去っていけばいい
 かぜのうえに片ひざをつき
 見えない狙撃手たちに
 身をあらわにする
 ひとのいうことを裏面で聞き
 ただからだを揺らしておけばいい
 病院のまえにあぶれものがふたり立つ
 からっぽのエレベータを眺めている
 いっぽうが口火をきった
 この三階に霊安室
 つまり死体おきばがある
 中年のみすぼらしい男だった
 そうですか。──でもどうして?
 青年がつまらなそうに答えて
 おれは冷めたふたつの背中を笑う
 はずれだよ、あんた
 霊安室は二階だ
 あんたの人生から六割をいただくよ
 しもつきの愁いがおれの上着をくすぐって
 そして冬を押し流していく
 見あげると空がその臀を降ろす
 なんという臭いのだろうか!
 まったく、
 はじまりの終わりだ
 すがることはたやすく
 はなれることはむずかしいが
 おれにはまた切りはなすものがある
 まったく終わりの始まりだぜ
 世界夫人のたくしあげられた黒いドレスよ
 それを脱がしてやれるのはおれだけだ


停留所(2009)

 精神病院をでて
 ながく勾配のある坂をくだる
 と小さく旧いバス停がある
 すすけてそのみすぼらしいなかに
 おれはなぜか不滅を見てとった
 むかいには養老苑、そこにはかって
 給油所が建つていた
 のを思いだしてみる

  あれはわが家のはす向かい
  に棲んでいたI氏が営んでいたんだ
  あのひととその家族はもう二十年近く
  まえに退いていまはどこにいるかわからない
  また逢いたいともおもわない

 引越しの朝
 玩具に本にレコードを頂いた
 おれの気に入りは子門真人のアナログ盤
 仮面ライダーはもちろん
 キカイダーゼロワンにイナズマン、
 ガッチャマンも収っていた
 あのどれもがおれの原初なるロック体験
 にちがいない──とても気にいっていたが
 同年のくそがきどもにたやすく
 毀されてしまつた

  人生などという大量消費
  されるだけの二文字は好かな
  いがそれはいつも救われない事実
  から出発しているよな?

 医者どもはそれを解せないで
 薬の正体すらあきらかにせず
 狂気のうちや段階をくそみそにする
 おれにはかれらと患者たちの見分けがつかない
 長椅子にかけておれは本を展く
 くだらないじぶんの複製品みたいなやつを

  いつになれば死は
  バスのかたちをして到着するのか
  ここには時刻表には記入できない
  黒い金曜日──の
  永遠の正午があるばかり


    ニーチェは殺され
    神はそこに放屁なされた
    そしておれはどうなる?
 

正午(2009)

  霜月も終わりを始めて
  死にそうなほど酒を呑みたくなったある日
  送られてきたレポート文におれは楽しみを見つけたよ
  きみは確かこう書いていたね

 〈空中を飛行する脳──それも人間のである──が目撃されている.先月末にイングランドはウェールズ地方にて当地の農夫Philip=Edinburghや売春婦Elizabeth Queen,大工Edward Heathらがまことに細なる証言を始めた.かれらは飲酒癖のあるものの、まったく正常と判断されている.われわれは一師団を組み,一路イングランドへ落下を試みたが,しかしここで事態は急変する.なんとここ日の本の国においても,羽をもった飛行する脳が目撃されたのである.英国調査をわたしはパート・タイムに任せ,現在国内を調査している.〉

  なんだ、これは?──おれは首をひねった
  ひねりすぎて首を痛めた
  きみは大学院で生物学及び
  生態学とやらを学びすぎて狂ったのか?
  答えは否だ
  おそらくきみの脳にも翼が生えてきてるのだ

 〈この飛行隊は通称flying brainと呼ばれ、さる十二月十三日(金曜日)大阪府西成区萩野茶屋にてその存在を現した。目撃者のひとりであるn.mという詩人によると,大きさはまさしく人間のそれで,両脇──脳に脇だって?──に天使か白鳥のような翼が生えていたという,そして眼をもっていなかったという.かれは細密なるペン画としてそれを再現してくれた(添付資料参照).fbは二羽おり,いっぽうは東へ,もういっぽうは北へ去っていったという.わたしは実地調査のために翌朝には〉

  うるさい
  うるさすぎる
  窓の向こうに郵便配達夫が赤いカブを蹴り上げている。
  うるさいし、あほうだし、まぬけだ。
  おれもかつて配達夫だったとき、同じことをした。
  どうやらガス欠を現実と認めたくないらしい。
  くそったれ、おぼえがあるぜ。
  やつはますます苛立ちをたかめ、蹴り上げる。
  そのときだった。
  ヘルメットがわずかにもちあがる。
  と思えば白い翼が両脇からあざやかな時代を伴ってひろがり、
  うかびあがっていく!
  一回転してヘルメットだけをやつにかえすと
  青空のなかへ融けるように消えていった
  やつは、配達員は気づくそぶりもない! 
  そらとぶのうみそだ!

 〈かれらはなにかの予調なのか.果たしてわたしはある男と知り合った.自分こそは幻視者と宣伝して恥ぢないドヤ街の老夫.──ここではa氏と呼ぼう.わたしはかれの部屋に入ることを許された."なにから話そうか",まずはあの脳の起源について〉

  答えはたやすかった。
  高度の欲望をもち、
  創造の可能性をもった人間が
  つよい抑圧に曝されつづけると、
  脳がある種の呼吸困難に陥り、
  翼を数ヶ月から数年かけて生やし、
  飛んでしまうというのだ。
  おれは正午をまえに中央公園に足を伸ばす。
  ちょうどパレードの演習のため、
  楽隊がどのベンチも占領し、
  それが揺るぎない正しさであると誇示していた。
  おれはそれとなくやつらを睨む。──そこへかれらがやってきた。
  かれらって? もちろん空飛ぶ脳だ。
  かれらはおれの右手からレポートを奪う。
  楽隊たちは幼稚な赤い衣装を大胆に濡らし、
  くそといばりのマーチを奏でる。
  すばらしい失禁の仕方だ。
  おれはやりたくないけどな。
  直立のままそれを聴き、fbたちを見つめる。
  そのなかにおれの脳を発見する。
  ああ、速く全世界がこの美しすぎる景色に眼を向けるべきだ。
  おれの正午はマーチを連れて羽を休めている。


自画像(2009)

 十一月
 猫がはるか
 地上に走つている
 暴きたてられてやまない
 ものが黒から到着と出発
 を同時刻に描きだす午后
 だつた──おれは救貧病院
 のあたまのうえに立ちながら
 みずからを曝すための自画像
 について見えない停車場
 から発想を待機していた
 それはあらゆる天語の
 ぷらすちつくに酔い痴れた──
 あるいは憧憬してやまないうすらばか
 どもを叩きのめして停まらない
 都市間鉄道の巨きくながいへび
 もうじき走り現れるころあいだろうな
 ふたつしかない手をおれは隠しにねじこみ
 哲とした自画像を創りはじめていた
 A4用紙に黒い言の葉の下絵
 を書きこみ、黒の岩彩でかげを光らせる
 そのうえに極彩色を暗い順ぐりにして輪郭を埋め
 接着液でその色々を保護してやる
 そのうえを油彩によつて立体にし
 細さ0.28の水性ボールペンで輪郭を確かにする
 あとはあらゆる穢れをこの都市から拾いあげ
 土に葉に知らないひとびとの死亡記事、
 虫の死に木の生をそしておれの手形
 などを正しくあやまつて額縁にする
 そのとき秋はまつたく
 そのものを保つて
 閉じられる
 これは絵画の
 かたちにみせた黒い
 金曜日の現代詩なのだ
 おれにふさわしいは
 決して印象派
 ではなく
 走りながら
 立ち止まる自画像
 そして古代のけものたち
 がひりだしたものの化石に
 天然の漆しで金箔を施した
 まつたくあたらしくなつかしい
 財宝にちがいない
 ねこは今るんぺんの
 ひざにのせられ
 刃を待つてい
 るところ


土曜日(2010)

 土曜日、
 それは灰がかった不発弾
 うずたかくされて長い年をおいたものごと
 借りた金
 くすねてきた黒い上着
 おれを仮虚にした女ども
 まやかしまみれの夢
 不滅へのあくがれ
 身をくるむ薄い外皮を滲るがままに
 する

 土曜日、
 あきらかな退廃を撰びだしたい
 ふみしだくかばねのような晩夏
 裏通りの犬たち
 なまえのついたかげ
 裸のままで走る公園の子供たち
 土埃を浴みている真昼のよっぱらい
 トイレットスターと呼ばれてる、
 色白の青年たち
 かれらが娘であったら
 よかったのに

 土曜日、
 救貧院のうえではためくものを見ながら
 あざやかな飛躍を描きたい
 つぎにゆくところも
 もはや
 もどってゆくところもないひとたちのなか
 歌ってやれる
 のはなにか
 そのときふいに砲声がぶちあがる
 それはもぐりのノミ屋からだ
 たてこもるやつらにおまわりども
 鉄壁をやぶって突っこむ
 しおれた花のように年寄りたち
 そこから偶然をとりあげて
 必然へ連れ戻していくのが
 土曜日

深夜(2011)

 亡霊は台所に現れる
 ぼくの双子のように
 冷たいれもんの色と香り
 だれもいなくなった室に立っている
 そこへ現れるぼくのかげはきっと
 なにも喋らないだろう
 穏やかな青い姿を見せて
 ときおり笑うのだ
 おそらく、
 ぼくらはまぼろしにすぎない
 小さな鼓動のなかをさ迷っているにすぎない
 古ぼけた電灯のもとにかたまって
 おたがいの目を合わす
 そのとき見えるのは
 たぶん緑の天使たち
 かれらはなにも示さない
 戯れているだけさ
 求めるようにそのうちへ入っていき、
 片方は右へ
 もう片方は左へ
 夜の神聖さに触れようとしては
 つまづく

即興

 とても日曜日らしいことに
 だれもが象がほしいというのでくれてやった
 なるたけおおきなのを裏庭に連れてきて
 かれの好きにさせておく
 でもひとびとといえば
 だれもがそれを自分用にしたがった
 隣家の老婦人はながい鼻を欲したし
 うえの階の女づれはどうしても左足がいるそうだ
 路次のルンペンは背中を毛布にしたいといいはり
 郵便屋の若い女は前足を一そろいで室に入れるとわめいた
 少年は耳をかたっぽうでもといい
 少女はしっぽが宝ものになると笑う
 運んできた男たちは笑わない
 配送車輛を箒にかけて
 なにも見ない
 そこにアパートの管理人がわってきた
 この裏庭にあるということはすべて
 あたしのものといった
 かの女はなんらかのやり口によって除かれた
 隣室の家族づれは象がわれわれの神とほたえる
 じきにしびれをきらした階下の学生どもが
 大工の老夫をつれてきた
 かれには本棚をつくってもらったことがあった
 老夫は墨でしるしをつけて切りはじめる
 しかし象はなんともしない
 とにかくけだるそうで声もあげない
 まっすぐにこちらを見てる
 でもなにもできなかった
 とにかくひとびとは象が欲しいのだから
 それのはかになにか理由はいらない
 室にもどって作業のおとだけを聞く
 きっとあと数時間で象はみんなものだ
 あくまでかつて象だったものが
 われわれをしあわせにする
 ほんものにはできない
 芸当だ
 わたしは電話をかける
 それでだれかにいう
 つぎは馬にしようとおもうんだ。どうかな?
 いいんじゃないか。でも──
 でも?
 首はおれにくれよな。娘が好きなんだ。
 さっそく檻を用意してくれな
 だれかはわからない
 でもこのようなことを話した
 おぼえてる
 それでいまわたしがその檻のなかにいるんだ
 わたしのどこが欲しい?

棒つきキャンディ(即興)

 冬のかぜによって
 ひとりの男が運ばれてた
 若くはないようだ
 そこらに溝のような皺をつくって運ばれる男
 それは新聞にも広告ビラにもよく似てる
 たずねびとたちの像にも似てた
 鋪道にかさかさとおとを発しながら
 食堂のまえをながれて
 駐輪場の手すりへひっかかる
 だれもかれを見ようとはないが
 その靴おとはいつもよりゆるい
 乾ききった手や上着や足がはばたきはじめてもかれはなにもいわない
 ふたたびあたらしいのがかれを運ぶ
 通りがけの女にかれは拾いあげられ
 新聞紙のように脇へ挟みこまれた
 でもそこをすりぬけて
 いよいよ飛ぼうとしてる
 隠しに手を突っ込んだままおれはかれを見てる
 でたったいま街燈にからまってしまった
 二本の足がしっかりと支柱を咬み
 からまったままかすかに口笛を吹く
 しかしそいつは音楽にはならない
 やがて背広のうしろがめくれあがって
 シャツが見えた
 手をひろげたまま支柱をのぼっていき
 そこへまたあたらしいかぜだ
 足をまっすぐにのばして
 かれはそこへ乗った
 羽ばたきはなかなかいいものだ
 立ちどまるおれを女の子が見つめる
 棒つきのキャンディをしゃぶり
 まるきりかれが見えてないようにしゃぶり
 つぎの楽しみが与えられるのをただ待ってる
 かれはもう飛びかたを憶えたみたいだった
 建物のうえを越えて
 港湾やポートアイランドのへんに飛ぶ
 そのさきはおそらく海だ
 キャンディーの女の子はさむさに肩を鳴らす
 おれも棒つきキャンディを買い
 包装をはがして
 口のなかへ突っ込む
 しゃぶりながらポールによじのぼってみた
 もうかぜはないらしい
 ひとびとがみる
 女の子も見る
 だれもなにもいわない
 上着をばたつかせ
 二時間が経った
 警官もなし
 夜はまもなくやってくる
 朝になったら飛べるだろうか
 ようやく警笛が聞えてきた
 するとやつが訪れた
 かぜだ
 どうやら             
 おれも飛べるらしい
 もちろんのこと、
 棒つきキャンディをもったまんまで 
                           

カプセルホテル神戸三宮(即興)

 ふれられるものはなにもない
 訪れるものにおもづらを曝すのみ
 光りのようなものを窓に見つけては
 そっと身を乗りだしてみる
 だがなにもない
 からからに乾いた汗
 すべてが黄ばんだままあって
 臭いと穢れだけがいつもあたらしい
 そんなことに充ちたりて
 ひまつぶしにシオランをめくってたら
 よびだしがかかる
 水を呑み
 階下へさがっていけば
 見も知らない男が立ってた
 殺し屋がやってきたのいかも知れないが
 あいにくコルト・ポケットがない
 かれは顔を喪ったようなかおで口を切った
 ちょっと話しできませんか?
 かれは詩誌とやらを見せびらかし
 だれだれと繋がっているとか
 知ってるとか欠点を見いだしたとかいう
 たわごととも飲みものをすすった
 おれの知らないなまえ
 おれの知らない確執
 おれの知らない詩人
 おれにはかかわりのないものごと
 かれ曰くおれは下品だった
 それは知ってる
 かれ曰く手帖はだめだという
 それも知ってる、だがどこもへぼだ
 かれ曰くこれからあたらしい場が生まれる
 それはどうだっていい
 だがそこになにを持ってくるのかをかれはいわない
 焼きうちでもしてかしてくれるのか
 それだって帰る家を喪うだけだ
 かれ曰くあんたのようなやつは黙るべきらしい
 まあしばらくそうしようかな
 かれ曰くあんたは詩に向いてない
 まったくその通りだ
 それでもかれはなまえを名乗らない
 大学名だけだ
 そこでなにが行われてるのかを知らない
 冊子をめくってみる
 どいつこいつも
 ふざけきった筆名
 観念のどぶ
 どうだっていいことにかれらがばかであっても
 おれがちがう類いのばかであるだけだった
 席を立ってホテルにもどる
 かれはミニコミへおれのことを書くといい
 そのまま二週間が経って
 なにもない
 こいつをおもいだしたあと
 オイル・サーディンを買ってきて
 手づかみのまま喰った
 なかなかいい


三匹の木登り猫

 冬だった
 三匹の
 のらねこと
 鳩ども
 が
 図書館まえで争ってるあいま
 おおくのひとが
 けむりを吐き
 遠い建築の
 おとを見てる

 涅槃はきっと植えこみのうち
 にあるだろう
 夜になればわかる
 そいつが温かいときには
 とくに

 おおくのことが手のうち
 はらわたのうち
 着古した外套のうちでくずれさる
 さしのべる手にはいつもくそをひりだしてしまう
 ばかがただひとりでいられるだろう納屋が欲しい
 またしても起こりもしないことを馳せ
 伏所とかいうのを探しまわる
 知らない男たちと
 知らない女たち

    それにしても、
   夢のしりぬぐいにはどれほどかかるものか
 なにかをつくりあげようとして
 そのためにおおく砕き
 おそれとうらみとふるえを育んだ
 すべてみずからの撰びとった札
 町へでてみれば星ですら質札はある
  
   葉巻をすましてから
   かの女のよこした手紙を読んでみた
   ふるい同級生はこうかいてた
   あなたにはもう書くことはできません
   どうかなにも書かないで
 
 本を返却し終えて
 おもてに戻る
 ねこはどれも木のうえで
 灯りにとまった鳩ども
 へちかよろうとする
 でもどうやってもとどきはしなかった
 かれらはなにもいわず
 順ぐりに木を降り
 管理小屋のしたにもぐりこみ
 それきり見えなくなった
 歩きだすよりほか
 はない


マドル・ヘディド

  DNA



ほら、聴こえるね 
あの泉の谷から滲みだす
さまざまな色のことばたち 
煌めきながらばらばらに
散っていった無数の肉体 その
かけらのなかを通過していく
衣擦れのような音が。 

渇いてしまう、 
ようやっと辿り着いた 
名を与えられてはいないが 
いまだひかりの残る 
ことばの裾野から
拾われた椅子のもとへ
ゆっくりと 燃えてゆけ。 

次第に明るみだけが
喉もとを照らしだし ひりひりと
貼付いていた声たちの在り処、
ひとつまたひとつ降り積もって 
少しばかり湿り気を残したまま
土塊のうえ、
折れそうに分裂する。

愚かで、いつものらくらしていた
わたしたちの生誕の日を祝うなら
ずっとずっと奥のほう  
あなたが想像するなかで
もっとも涼やかな風の吹く
真白い洞のなか、 
ちいさなロウソクの炎を
そっと吹き消してくれ。 

息をきらし、
あたらしい 果実の響き 
遡行する一瞬 よろめくからだで 
袂を分かつわたしたちの 息遣い
だんだんと 荒れてゆく。 

水底のほうから さらに明るみ、
導きの灯の、撃墜。


賛誤

  破片

 私、これから「私は」と始まっていく文章の全てを思うさま破り捨てて、どうして呼吸が続くのか、どうして心臓が脈打つのか、血液は流れ言葉を吐くのか、「私は」から始まる動作として語るために、その理由を少しずつでも知っていきたいのです。指の間に挟まった紙巻き煙草は灰皿と口元とを往復することだけでも、消費されていくのだから、動きに追従しきれなかった青い煙が、頼りなく細い手首にまとわりついたとして、それは私の動作でないと言うわけにはいかないのでしょうか。

 見晴らしきれない青い空を丹念に取り扱う手つきは、過ぎ去ろうとしている鮮やかな秋が見せたまぼろしみたいにある冷やかな類似を纏って、青く、光らずに、水分の抜けた風に震える痩せた木々のような鈍さを残す。青い空をあおいそらと、まっすぐに語ることが出来る人々の輪の中にどうにかして潜り込んで、自分も誰も一緒の血肉を分かち合えるように「こんにちは」を、健やかな笑顔とともに溶かし込むことが叶うなら、どんなにか、世界そのものが軽くなることでしょう。彩りは褪せ、貧しいものへと移ろっていくかもしれないけれど、それを気にする人たちはどうせ滑落していく、どうせ、助けられません。
↑↓
 友人の言った「冬は死の季節だ」という文句が、何度も通る道のはしっこにまだ残っているのを見かけました。電信柱の脛に縋りつく新聞紙みたいな、姿で、もの悲しいほろびのおとをさせながら、未だにその祈りは続いていたので、火を点けてからうちへ帰ったのを憶えています。Zippoライターのオイルが切れかけていて、手間取りながら、温かくもない火花を散らしながら、フリントの擦れる音が数回、死の季節に響き渡りました。あらゆるものを吸い込んで薄く引き延ばし、散らし消してしまう冬なので、友人の身体に、その皮脂や燐分に、火を点けたような気がしないでもありません。私の内臓が友人の血液に拒否を示したのですが、雲の重みで雨を落としそうな暗い明るい午前中でした。

 どうしても、「私は」から始まる動作をはっきり、これと形容することが出来ないと知ると、多すぎるセンテンスが蛇足に見えることをもって、「私」は言葉を吐き、人々の多くが不要な外の世界だと唾棄しないと呼吸もままならず、助けを求めて伸ばした手の中の煙草でセロトニンが壊死する、心筋が硬化する。とくん。とくん、と、「私」は疲れていく。

 ほろびのおとが持つ、音階は、「私」が音を合わせにいくまでもなく、ゆっくりと膨らんで世界そのものを引き込み、鳴り響くから、人々は衣を替え、食べるものや行く場所、呼吸の仕方にまで影響を受けてしまうけれど、なにかふとした拍子に、たとえばあったかい副流煙が染み込んだ部屋でカート・コバーンと谷崎潤一郎が再生されているときとか、そういうときに、これは本当にほろびのおとなのかどうか、わからなくなることがあります。むしろ、とてもやさしい、音で、嫌われものの木枯らしや忘れられる春一番の音は音色に違いはあっても、やさしい兄弟で、血を分けていて、同じ血液が巡る故の回帰性をいつまでも誇らしくおもうこころで、世界をさやかに揺らしているんだ、と。どうしてもできてしまう衣服の隙間から、冬の寒々しさが這入ってきても、そのことはとても嬉しい。そう言ってしまいたい、そう言ってしまって本当に、良いのでしょうか。

「頭、大丈夫か」と友人に笑われながら。


風の折れる音(「末路」最終稿)

  草野大悟

ひまわりは もう
空いろのじてんしゃを
こげない
それが すっかり年老いて
杖をついて走っていることを
知ったから

風をたべていた鳥は
夢をたべはじめるようになってからずっと
お腹をすかせ
風は
その鳥をたべたせいで
空を吹けずに
地を這うようになった

たくさんの男たちと肌をあわせてきた女は
収納ケースのなかから
ほつれた糸をもてあましている
綻びた男を選びだし
雑巾にして
零れたミルクを
一度だけふき
涼しい顔してゴミ箱に
捨てる

それぞれの挽歌が
それぞれの殻をつけたまま
海の中を
ただよっている

とおく
はるかとおく
空のかなたから
ポキン、と
風の折れる
音がする


友情

  笹川

 北国の街を覆った雪がすっかり溶けて、風が穏やかな匂いを運んできた。なにか子供の頃に、かいだような気がする。そうだ、あの日の、桜が開き始めていた頃の都会でも。ショパンの『革命』が流れる古い喫茶店で、床にスーパーのポリ袋を置いた。パリパリと音をたてる白い袋から、黄緑色のふきのとうを取り出す。柔らかい葉には和紙を連想させる葉脈がはしる。河の土手で摘んできたそれを見詰めていると、やがて幼い友の面影が浮かんだ。沢蟹を捕っていた。街中の小さな森に流れる沢。水草の群生した水辺には、両手で抱えられないくらい大きな岩がごろごろしていて、子供たちはゆっくりとそれを転がし、濁りが消えるのを待つ。澄んだ水の底に蟹はいた。あれは確か、良く晴れた早春で、枯れた草木の内に新芽の息吹があった。蟹はどうなったのだろうか。家の玄関前、水を張った金タライの中でカサコソと動いていた。ひとりで土手を歩いていると、不意に刺激を感じたくなる時がある。多分、存在がうつろになるからだ。ふきのとうを摘んで草の匂いを感じた。まだ新鮮な生の匂いがする。春の優しさが育んだ命を指先でつまむ。つまみ上げた時、宙でツメの生えた脚をバタつさせていた蟹。赤黒い背はつるりとしていて、水気のぬめりを残す。
 あの蟹も、ぼくが殺したのだろうか。

友だちを、密葬する。手で隠して刺殺する。
口に歯が生えるまでに、
なだめすかし、牛にするように、よわいものらが、
路地の湿り気に寄り添う。こころが通じている、そこにある。
しろいはらに脂肪がある。
しろいなえた足がある。
しろいほうけた脳がある。

顔のガーゼをはずせ、息をとめてささやけ。
可笑しいかい。
きみたちは、なにも分かっちゃいないよ。
そうしなきゃ、生きていくのはむずかしいことなんだ。
ぼくはふるえながら、
きみたちの内に痕を残す。
友と遊ぶ、
笑う、
こころの悩みをはなす、生きている他人。
今日が映っています。


冬にうまれて

  sample

襟を立てて
子宮に還りたいと
手折られる関節
いつか窓から
来訪した譜を
爪弾いた
罪人を、外套に
収容する

風力発電所が
洋上に向ける
鋭い、まなざし
交差点に
突き刺さる人々
黒い装いを好み
うしろ髪の
波間に
共鳴する音叉

犬のように
歯牙を持つ鳥が
落葉樹をゆらし
季語をかじっている
綿いっぱいの
食べこぼしが
くちばしを持つ
犬の前足に
降り積もる

マッチ箱の村は
少女の
手の平の上で
焼き払われて
しまったのですね
オオカミの正体は
暖炉の
火影、でした

夜にかけて
寒さは強まるでしょう
輸入煙草に火を灯し
口元をおさえた指先
白い壁のむこう
冬の朝に
僕はうまれた
ふいに転げた
咳払いのように


観測

  Lisaco

くちびるに孕んだ熱を
溶かすように
冬の朝の
湿地帯には
多くの鳥が飛来して
こごえるほど
反射する水面の下
暮らしをたしかめる
落葉に
印された時は
かぜが空へ
とどけようと
ほほえむように、
いつか
あなたの墓守になる、といった
恋人から手わたされた
花束すら呼吸する
小さな器から
水が減り
減ることの
ただしさ、と
枯れることの
ひとしさ、を
名付けられた
昨日

読みかけの本は
鳴らない電話の向こうに
ひらかれたまま
声をとじて
ページをめくる
指先に
明日が
もう
降りはじめて、


ロスタイム

  DNA


1.

己れ、にだけ
忠実であろうとした女の
左腕は今朝 彼等の海へと
絡みついたままもげ 
その、断面からは黒く冷たい
叫びごえが鳴って
ロスタイムの合図とする

2.

おまえの絶望の浅瀬で
いまにもおれは溺死しそうだ
確かなものはすべて 白く
まるいパン皿のうえに横たわっている
脱ぎ散らかした膚を
気にかけながら性交に
狂って(いる場合ではなく) 
おれはざわつく歓喜をことごとく
踏みつけにした

3.

大衆商品やからさ、うちら
その感情の等価物など
この世に存在しない 
歴史は苦手やった 日本史とか
うちを勉強させるために
平城京は遷都し、長宗我部は統一した
歴史の事実とかいうの、あれ
うち全部架空のことやと思っとる
うちを勉強させるための
それでも音楽は実在した
ちっちゃいころから、うちピアノ
弾いとったから、わかんねん
バイエルも鍵盤もバッハもメトロノームも
ちゃんと、実在しとった
(うち、わかんねん)

4.

おれたちの叩いた
鍵盤はまもなく
白も黒も発火し
奴等の海では
調律がたいへん清らかで
優しい、(おまえの)絶望の
浅瀬では 白い
パン皿に亀裂が入って 膚が
いっせいに零れ 性交のまほろば
ついぞ合一など不可能であって
剥き出しの骨と骨とが
かちかちと鳴っている、それを(二度目の)
ロスタイムの合図とする


infect

  黒崎立体

おかあさんのいのちには
さびしい色がついていて
産道でねじれる、子どもの
ほっぺたに色うつりする

広がって、いつか
こころまできれいに染まるようにと
抱きしめる
それはわたしのためじゃなく
あなたの
いのちのため

化粧のしかたも知らないで
人にさらされる
手のひらで頬を隠しながら
つみたい花を、
なでたい猫を、
ひきたいピアノを、
通りすぎていく
いつまでも片づかない質量をじっと
見つめると、あなただった
しかたなく母と呼んで

足のうらから
びーだまをこぼす
わたしは 少しずつ軽くなって
誰にも分からないのに
すりむくと血が見えた
たいらな目が俯瞰すれば
嘔吐のようにうつるんだろう
よごれた泡が ひかりを
はねかえって歌が
遠ざかる、

骨を
わたすのがいやだった
かってな色に葬られて、あなたの
祈りのかたちに削除されるなら
生きてるほうがましだと
がらくたのように追いやっている、
いのちなんて
くだらないだけ

水になれたらいい
雨のような手つきで
ほっぺたの色を溶かして すける
おかあさん、なにも気づかず
そのままわたしを泳げばいいよ、
つかまえて、放り投げれば
あがいて死ぬだけのさかな

文学極道

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