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作品 - 20081003_797_3062p

  • [佳]  非詩 - はらだまさる  (2008-10)

* 著作権は各著者に帰属します。無断転載禁止。


非詩

  はらだまさる

   1.旅

おまえは、旅。45Lサイズのバックパックには、散乱したジグソーパズルみたいな外国語が所狭しと詰め込まれ、オルゴールのように甘美な絶望が丁寧にパッキングされている。猫の前足みたいなスニーカーのおまえで、歩いていく。洗いざらしのヘンプのシャツと、ベルボトムのジーンズ。どこか遠く、知らない町へ行きたい。ボランティアにも、少し興味があると、おまえは言う。パリ、ロンドン、NY、ローマ、プラハ、アムステルダム、ニューデリー、ダッカ、バンコク、香港、東京 ―― そう、おまえは、町でもある。おまえは、おまえという飛行機を、おまえの柔らかな滑走路から離陸させ、おまえ自身である融通の利かない空を飛んで、この傾いた惑星、即ちおまえを周遊する。眼下に広がる、あおい海。みどりの大地。の、おまえ。おまえは、恋をする。おまえに、恋をする。異国で出会う、おまえ。孤独を愛する、おまえ。絵葉書を書く、おまえ。世界遺産の、おまえ。ポプラ並木の、おまえ。横断歩道の、おまえ。庭先を舞う蝶、その鱗粉、吸い上げられた花の蜜、その蜜を味わう器官の、おまえ。その信号を脳に伝達する、おまえ。その全てを俯瞰する、おまえ。誰も知らない、おまえ。おまえは、旅。本質を、そしてフィクションを、おまえは、旅する。そして、おまえは、本質でも、フィクションでも、ない。おまえは、旅。おまえは、まだ何も知らない。この惑星がひと回りした後のことなど、誰にもわからない。


   2.宗教画2008

身体を掻き毟る肌の赤い少年、不透明なクリームの川が流れている。遍くひかりが水墨画の濃淡のように黒い色彩で描かれ、水飴状のカーテンの襞のようにうねる海の、緑色を写し取った光沢のある空には、シルクスクリーンで刷られたような幾何学模様の雲が、ぺたりと張り付いている。コンクリートの大きな食卓に並べられた窓、窓、窓・・・。その窓から侵入する不気味な顔をした天使達が様々な楽器を鳴らし、その音楽を聴いた人々の顔は、快楽と苦痛に歪み目は虚ろなのだが、狂ったように笑っている。その姿は禍々しいひかりよりも醜く、黒い。息子を燃やす母親、大きな鍋には半分が機械になった動物たちが煮込まれている。ヒエロニムス・ボス(*1)が描いた世界を髣髴とさせる。遠くには、巨大なビル群がキミドリやピンクに発光して、壁面に飾られた数千枚ものレントゲン写真が曼荼羅図を描き、現代科学の礎となった著名な科学者達は磔刑に処せられ、ピエロが壊れた人々のためのその絵を、灰になった息子に読んで聴かせる。

『ガム噛む、お腹がへ ったよ 足りひん ねん、全然 水み たいな 否、水 ぶくれみたいなポケットから、不思議なポケットを叩くと、ぶ〜ふ〜、シンドロームがふたつ、どうでもい いじゃねぇか【doudemoiijyanexeka】症候群とい う、シンドローム、俺、健康に、なりたいねんけど、お前にも、健こ うになってもらいたい、健康になりたいねんしんどろーむ、何でお前は、健康になりたいか、考えろ、(さぁ、ここで少し考えてみてください)ばーか、聞け、つって、手 紙より、切り裂いて、メールく れろ、携帯メ ールくれろ、あれも 欲しい、これも欲しい、もっ と欲しい、もっ とも っと欲しい、と 大好きなブルーハーツが歌う、若さ、というのは、素晴らしい過ちを犯すことだ、間接照明の やわらかいひ かりの中に浮かぶ、わたしの天鵞絨の びろー どの 下着に滲み た愛液、ほら、あなたは裏側を丁 寧に舐めるでしょ? ぶ〜ふ〜、お前の住 む街、都市、国家、新聞、政治家に、発 話され、書き記された言葉が放電す る、空の 汚れ、飛散す る汚れ、闇を、宇宙を汚 す放縦なひかり、その速度、速過ぎ るんじゃないのか、再生、健康に なってさ、そらのよごれをながめ、ぶ〜ふ〜、宛名のない絵葉書を 拾いあつめ、お前は繰り 返す 拝啓、と 敬具、を 窓の 外 側に並べ、手紙・テガミ・tegami・tE/Ga/Mi・て、が、み、出すよ、びょう いん、ってびょうきを売っ てんだぜ、ぶ〜ふ〜、馬鹿は、喜んで、びょう きを、病 やまいをたくさ ん買っていく、なぁんにも知ら ないで ありもし ないものに 名前つけ るだけの 錬金術 わたし最近、全然眠れないの、不眠症、俺は、止めどなく水道から出てくる 水が怖いんだ、精神病、呼吸できない壁、ぶ〜ふ〜、隙間がない、息が詰まるぜ、贅沢だよ な、腰が痛い、関節痛だ「はい、じゃレントゲン撮りましょう」被曝(*2)するんやって、レントゲン、被曝、CTも、被曝、ぶ〜ふ〜、腰痛なんて「基本的に」レントゲン撮ってもほとんどわからへんねん、でも、俺ら、自然被曝(自然界からの被曝)してんだぜ、でも、乳癌の検診は大事よね、マンモグラフィも、被曝、大丈夫よ、微量なんだから、それよりも検診しない方が、危険よ、ピンクリボン運動よ、じゃあ、何で癌になるの? 食生活? 肥満? 喫煙? 年々増える乳癌の死亡者、昔は少なかったってこと? 欧米人に多いってホント? ぶ〜ふ〜、関係ないっぺよ 気にする方が 身体に悪ぃよ、気持ちわ りいぜ、何かありゃ、すぐ病院行って、ハイ、レントゲン、ハイ、なんだかわかんねぇけど、みんな飲んでる薬を毎食後に飲んでくださいね、老いて癌になりました、白血病になりました、当たり前だ ろ、医者 丸儲け、どっからが詐欺で、どっからが愛ですか? 馬鹿、最近の医者は忙しい割りに、全然儲かんないんだよ、あんなにリス キーで大変な仕事が、お金だけで続けら れると思うのか? 外野は黙ってろ、ぶ〜ふ〜、誤解するなよ、ぶ〜ふ〜、お医者さんを悪く言うつもりはないの、もう一度、言う、お医者さんを悪く言うつもりはないんだよ、病気を欲しがる お前らが 肉 喰って、チョコ レート 舐めな がら、大好物のアイ スクリーム、ニコ チン、カフェ イン、アル コール、無理ばかりして、背伸びして、やっほー、健 康なんてどうでもいい、なんて言ってられるのは若いうちだけ、大人になって言ってりゃ、ただの馬鹿か、社会性が異 常に欠落してる だけだろ、病気して、金さえ払ってりゃ 他人に 迷惑かけてないと思ってるのか、タニンにメイワクかけてないとオモってるのか、どっ ちにしても目出度いねぇ、フラッシュメ モリをガムのよ うに噛んで、くちゃくちゃ 類人猿、って果物や木の 実食べてんね んで 牛 乳って、牛の飲みモンやん 何で人が飲むの? 不思議じゃ ない? 予防医学って言葉すら知らない、猿ども、あ、俺もその言葉、昨日知りましたぁ、春夏秋 冬、ギンギンに冷え たビール、内臓が冷え るやろ、裸足、ぶ〜ふ〜、頭寒足熱って知っ てるかい、お前、アト ピーやろ? 肌が荒れて、敏 感肌、チン ピー痒いやろ? ケ ツの穴、痒いやろ? マン ピー痒いやろ? 内観しなさい、感じなさい、(さぁ、そして、何が正しくて何が嘘なのか考えなさい)再び、ばーか、お前の体内の こえ、聞けよ、頭が痛いで す、偏頭 痛、クラッシ ュ、脳味 噌、ぶ〜ふ〜、花 粉症、贅沢病、贅沢 病、ぜいたくびょう ぶ〜ふ〜、自分の子供なら、手術はさせません、手術はさせません、とお医 者様はおっしゃ いました、最近のステ ロイドは安全です、半透明の、クリームが ぼくらの口から どんどん溢れてくる 副作用の研究は、どこまで進んで るか知ってますか? ぶ〜ふ〜、安全でス? 皮膚組織が 真っ黒になりました、そうさ、プロパ ガンダ機械、蘇れ、プロパ ガンダム(爆)っす、何れは、皮膚を金属に したいよね、よろしく、薬三種類の副 作用なんて、誰も知りません、エビデンス(*3)、エビデンスって馬鹿の一つ覚えみたいに ぶ〜ふ〜、どこまで信頼出来るんだよ、カール・ポパー(*4)の謂う「反証されえない理論は科学的ではない」ということば、突き詰めれば どんなに信頼出来る科学的論理も 反証出来ちまうんだよ それが科学だ、医学的根拠に基づいて 科学的にある程度証明されてるんで、じゃあ、睡眠薬と 胃薬と 安定剤出しと きますね、毎月高い社会保険料 払ってんだから、お医者さまにかからなきゃもっ たいないわ、倫理って何? 目出度いね、♪だぁれも知らない、知られちゃいけぇーない〜 デビルマンがだぁ〜れぇ〜なのーかぁ〜♪(*5)健康がブー ムだってさ、いつからだ ろうね、ずっとずっと昔 からさ、何でだ ろうね、にんげんって馬鹿だから、異性に好かれるためなら、何だってするのよね、「煙草吸う男の人ってセクシーよね」とか、「細い人がかわいい」とか、「太ってる方が貫禄がありますね」とか、「よく食べる人って大好き」とか言われると、調子ぶっこいて、マジ、馬鹿ですみません、俺、わたし、ぶ〜ふ〜、自分の ため、家族の ため、社会の ため、健康は 楽しいよ、どんなドラッグよりも 健康であることが 一番、気持ちいいんだよ ぶ〜ふ〜、健康は 快楽 だ 健康を保つ スリ ル、ふふ、健康になり たいね、「健全な精神は健全な肉体に宿る」(*6)んだよ、多分 って、奥さん、痩せ細って 筋肉がない んだね、ぶ〜ふ〜、誰のため? 自分のため? ぶ〜ふ〜、人の目が気になるの? ほら、わたしってテレビ見過ぎだし、情報過多で、知らなく てもいい情報ばっかり、君の脳 味噌は、ぶ〜ふ〜、ぶ〜ふ〜、そろそろ記憶容量を 使い果たし、作動し なくなる罠、ぶ〜ふ〜、かわいい孫娘は ゲームのし過ぎと、漫画本の 読み過ぎで、ぶ〜ふ〜、眼鏡っ子の仲間入り、電磁波で何か壊れて なけりゃい いけどね、あなた、何で健康になりたいの? ぶ〜ふ〜、否、不健康になりたいんだ? 生きるの 苦手だろ? ぶ〜ふ〜、ぶ〜ふ〜、』

言葉を知らない灰になった息子はぼーっと天井をみつめて、不意に声を出して笑う。ピエロは美しい化粧を落とし、失った視力で灰になった息子を、泣きながら掻き集めている。その上空を、金属の鳥が不快な羽音で飛んでゆく。


   3.メタ・秋


 秋雨前線を、溜め込んで
少し下っ腹の出てきた 秋に
顔をむん ずとうずめて
 皺のない、つる
  んとした国道を
    私は散り 歩く

爆破された、脳味噌をす
っぽり被って
 記憶の、ドン ・チェリー
  聴きながら
   眼鏡に ぶら下がった坊主が、
      丸坊主、
    で説教する、ビジョン
   攻撃的ミッドフィルダーの、
    眠気がしょん
     べんみたいな
      ヘディングして
    絶望的に 達観する
ああ、
やっぱ、記憶
 ってのは ぬれてんだ

   どこにも行かないんだ ここから
  今から もう ずっと前から
    行ってる 直感
  存在が回転し、
   停滞する、ラプソディ

  黒ラベル空けて 餃子喰いながら
 テレビの スイッチ入れると
   相撲取りが、手刀を切り
    心を描いて 褒賞金かっさらう
     「あっ」
  ふと、スポーツ新聞
   的な見出しが 思いつく
   「肥満、募る
   不満」(昨今の相撲界の不祥事に対し)
 「メタ・メタボリック・
   ドリーム」(外国人力士のジャパニーズ
  ・ドリームを揶揄して)
そうさ、このくだらなさ
メタボリックもメタミドホスも、
  メタアンフェタミンで愛して
      あなたをがぶ
     りと食べちゃいたい

  あなたの、血が欲しい

   ああ、食欲の
  秋


   4.吾唯知足(*7)、または絶対矛盾

秋分の日、私は精進料理をいただいた。薪で炊かれた白米とお豆腐や蒟蒻の入った具沢山の汁、がんもどきの煮付け、山葵がちょんとのったごま豆腐、ほうれん草とお揚げのごま和え、つけもの、昆布の素揚げが朱色の器に盛られ、運ばれる。渡された箸には「一日不作一日不食」(*8)と書いてある。心を静め、一口一口に感謝しながら最後に白米を食べ終わると、その椀に茶が注がれ、足るを知る、とはどういうことか思念する。琴棋書画図の襖絵、枯山水の庭園に降り注ぐ木漏れ日を眺めながら、茶を啜り、私は思念する。また茶を啜り、思念する。啜り、思念し、そのうち思念を啜りだすと、腹いっぱいだと気が付く。

食という字は「人を良くする」と書くんだよ、とどこかで聞いたが、実際は「良」という文字は、穀物を盛ったさまを表し、上部は、人、ではなく蓋の意味なんだってね。文字としては「穀物などを器に入れて蓋をし(手をくわえ)柔らかくして食べる」という意味から、現在のように食べること全般を意味するようになったそうだ。

医食同源、私が食べたものが、私の身体をつくり、私を治す。至極当然のことわり。知らなくていいことばがあると、私は思う。必要のない情報が山ほどあると、私は思う。それでも、私はいつもどこかへ出かけ、ことばを探している。生きてる限り足りれば、また減るのだ。例えば、この過剰な情報量の散文のように。私は、まだ何もわかっていないのだと痛感する。それと同時に、何かがわかろうとしていると感じるのだ。

比叡山の麓に少しばかりの開墾をし、農に生きた松井浄蓮がこんな言葉を残している。

【あらゆるものの再出発は、自分の喰べるものは自分がつくるところからという、若しも他に向かってこれをいえば一笑に附されるであろうような素朴な考えを不動の信念とし、世事一切に目をつぶって親子八人、自ら限定した面積 ―― 開墾地三、四反に鍬の柄を握り、ひたすらにこのことに没頭した。】萬協三六号 一九五五年(*9)

愚かであることを承知のうえで、私は私の欲しいものを私の手で描く。詩でないとか、ポエムだとか、散文であるとか、日記であるとか、随想であるとか、面白いとか、面白くないとかどうでもいい。私は、今も昔も詩を描いてるつもりはない。詩が読みたいのなら、現代詩手帖を買えば良い。詩は、ここにない。


   5.文学極道

  したいのか、
 それを
それとも、
    破壊、
   したいのか

 液晶なるものよ、
  強く、邪な
 唯一の、高貴なるもの
透過し、偏光され、分裂し、解体され、
 流動、また差延し、消滅する、
 おまえよ、極道よ

    電脳桟敷のものよ、
   涅槃の、耳には入らない
    行者にのみ、響く
     真実の鐘、

勃起する、

【L'an mil neuf cens nonante neuf sept mois
Du ciel viendra un grand Roi deffraieur
Resusciter le grand Roi d'Angolmois.
Avant apres Mars regner par bon heur.

1999年、7か月、
空から恐怖の大王が来るだろう、
アンゴルモアの大王を蘇らせ、
マルスの前後に首尾よく支配するために。】(*10)

光の王(*11)が、暗黒を
喰い尽くすとき、

 羽のない鳥が、
  空を飛ぶ



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脚注
*1・・・ヒエロニムス・ボス(Hieronymus Bosch/本名:Jeroen van Aken、1450年頃- 1516年8月9日)は、ルネサンス期のネーデルラント(フランドル)の画家。<ウィキペディアより部分抜粋>
*2・・・放射線はその電離・励起能力によって、生体細胞内のDNAを損傷させる。レントゲン、及びCTの被曝は有名な話だが、被曝量が少量のため(一回のレントゲン撮影で年間の自然被曝の千分の一程度と云われている)人体に影響はないとされている。しかし、検査する部位によっても放射線量は異なるし、特に妊婦などは胎児への影響などにも注意する必要があるのではないだろうか。DNAの損傷により癌や白血病、遺伝子の異常による遺伝障害なども考えられる。
〈参考〉http://www.inetmie.or.jp/~kasamie/Housyasen0908Asa.shtml
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A%E9%9A%9C%E5%AE%B3
*3・・・「科学的根拠」と訳されることが多いが、日本では医学業界でよく使われている。
*4・・・カール・ライムント・ポパー(Sir Karl Raimund Popper、1902年7月28日 - 1994年9月17日)は、オーストリア出身イギリスの哲学者。純粋な科学的言説の必要条件としての反証可能性を提唱。<ウィキペディアより部分抜粋>
*5・・・『今日もどこかでデビルマン』(作詞:阿久悠、作曲:都倉俊一、編曲:青木望、歌:十田敬三)
*6・・・デキムス・ユニウス・ユウェナリス(Decimus Junius Juvenalis, 60年 - 130年)「風刺詩集 (Satvrae)」の第10編第356行にあるラテン語の一節;
"orandum est, ut sit mens sana in corpore sano"
は「健全なる精神は健全なる身体に宿る」(A sound mind in a sound body)と訳され、「身体が健全ならば精神も自ずと健全になる」という意味の慣用句として定着している。しかし、これは本来誤用であり、ユウェナリスの主張とは全く違うものである。ユウェナリスはこの詩の中で、もし祈るとすれば「健やかな身体に健やかな魂が願われるべきである」(It is to be prayed that the mind be sound in a sound body)と語っており、これが大本の出典である。<ウィキペディアより部分抜粋>
*7・・・「吾唯知足」(われただ、たるをしる)は、釈尊が説いた教え。通解として「足ることを知る人は、心は穏やかであり、足ることを知らない人の心は、いつも乱れている」と言われている。
*8・・・「一日不作一日不食」(いちじつなさざれば、いちじつくらわず)は、唐の時代の有名な禅僧、百丈懐海(ひゃくじょうえかい)の言葉。「働かざる者食うべからず」という意味ではない。
*9・・・『百年の食―食べる、働く、命をつなぐ』渡部忠世著。93頁「浄蓮のことば(一)」参照。99頁より部分引用。
*10・・・16世紀の占星術師ノストラダムスが刊行した『予言集』(百詩篇)のうち、第10巻72番の、日本でも有名な詩の俗訳。
*11・・・『光の王』ダーザイン(武田聡人)著。
http://members.at.infoseek.co.jp/warentin/hikari.htm

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