[ sister(s)/石の視線 ]
空色
の
折り紙
「
川底
の
汚泥
、
餌
を
さぐっていても 鶴 は
鶴
なの よ
」
「「
姉のことが、すきでした。
」」
靴の裏がわ
アスファルト
/コンクリート
(土たちは息苦しさを感じている)
あるいている
足
そして 鰭〈支えている
Minai de kudasai
わらっている
ひざ
ちきゅうとこおうして
膝の負担はそのまま、地球の負担と同じですもの。外核は滲み出てくる一方ですから、かわかしてください。
ようがんのような
nami,da
(人知れず水に戻っていくということ)
(寄せては
、〈
返してく
。〈 )
すきでした。
姉のことが 、のことが、
「うた
っているのですか、幻
を
、っているのですか。
幻なのよ
(きらきらうろこ)
〈いえ、まろぼし です
掌をつかって
あたためてはいけない
あるべき 卵」
かたいものも
かたくないものも ありました/
すきっでしったあっねのっこと、っが。
/割られた
ひたい、から溢れる、は、妹
を
〈染メた
(いったい、
、なに色なのだろう)くちのなかは、)を、優雅におよいでいる)。
つつみこまれた女は
夕日のようだった。
スッデッタ! 〈oe
ッッガ! 〈oe
妹の酸素が卵をゆでるので
かたいものも
かたくないものも ありました〈か
「「
・・・・・・
」」
姉の声がきこえる
きこえない (そういうこともありました)。〈か
いいえ、
ちがいます あれは 姉は、kotoba(〈小魚は鳥に食まれることとなっ/地球だったものを飲み下す)
妹のひたいは泥のようになって
そのくちばしを おおさめください
赤い空気を 吸い込んで (吐き出して)
うまれ
て
く
うまれ
て
くる
うまれ
て
くるう
( 石/の)ghost
姉はもうどこにもいな い。
はなすじから唇をわって、なかへ
鉄の味
、
泥
、 そしてつつかれる
鶴にさぐられる
いやだ。
ぬれるのが嫌いだった姉は、雨の日は折り紙を折るのがすきでした。すきでした。折り鶴がおられました。
よく晴れた日がすきでした。空色の折り紙がすきでした。空色の折り紙で鶴を折るのがすきだった姉の妹の
ひたいは石で、
わられました。
わらいました。
開いたきずぐちは わらっているようでした。
――――――で・し・た。
「傘をさしても
「傘をさしても
「傘をさしても
「傘をさしても
「傘wos-/ -a- /-nenokotoga,
ふりません
何も
ふりやみません
折りたたんでしまいましたから 空は
しろい羽根を汚し続けている。
(薔薇色ならばいいというものでもない)(<胃液は魚の体液に浸されている)stone(液状記憶)one
イキ(をす)るため〈か
、指から血を流す。
、と
姉
の
・
かお
・
〈Minai de kuda-/ -s- /-ukideshita
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選出作品
作品 - 20070716_217_2208p
- [佳] [ sister(s)/石の視線 ] - 枷仔 (2007-07)
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