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作品 - 20070716_217_2208p

* 著作権は各著者に帰属します。無断転載禁止。


[ sister(s)/石の視線 ]

  枷仔





[ sister(s)/石の視線 ]





空色

折り紙

川底

汚泥



さぐっていても  鶴 は

なの よ

「「
姉のことが、すきでした。
」」
靴の裏がわ
アスファルト
/コンクリート
(土たちは息苦しさを感じている)
あるいている

そして 鰭〈支えている
Minai de kudasai
わらっている
ひざ
ちきゅうとこおうして
膝の負担はそのまま、地球の負担と同じですもの。外核は滲み出てくる一方ですから、かわかしてください。
ようがんのような
nami,da
(人知れず水に戻っていくということ)
(寄せては
、〈
返してく
。〈 )
すきでした。
姉のことが 、のことが、
「うた
っているのですか、幻

、っているのですか。
幻なのよ
(きらきらうろこ)
〈いえ、まろぼし です
掌をつかって
あたためてはいけない
あるべき  卵」
かたいものも
かたくないものも ありました/
すきっでしったあっねのっこと、っが。
/割られた
ひたい、から溢れる、は、妹

〈染メた
(いったい、
、なに色なのだろう)くちのなかは、)を、優雅におよいでいる)。
つつみこまれた女は
夕日のようだった。
スッデッタ!                           〈oe
ッッガ!                          〈oe
妹の酸素が卵をゆでるので
かたいものも
かたくないものも ありました〈か
「「
・・・・・・
」」
姉の声がきこえる
きこえない (そういうこともありました)。〈か
いいえ、
ちがいます あれは 姉は、kotoba(〈小魚は鳥に食まれることとなっ/地球だったものを飲み下す)
妹のひたいは泥のようになって
そのくちばしを  おおさめください
赤い空気を 吸い込んで  (吐き出して)
うまれ


うまれ

くる
うまれ

くるう
( 石/の)ghost
姉はもうどこにもいな い。
はなすじから唇をわって、なかへ
鉄の味


、 そしてつつかれる
鶴にさぐられる
いやだ。
ぬれるのが嫌いだった姉は、雨の日は折り紙を折るのがすきでした。すきでした。折り鶴がおられました。
よく晴れた日がすきでした。空色の折り紙がすきでした。空色の折り紙で鶴を折るのがすきだった姉の妹の
ひたいは石で、
わられました。
わらいました。
開いたきずぐちは  わらっているようでした。
――――――で・し・た。
「傘をさしても
「傘をさしても
「傘をさしても
「傘をさしても
「傘wos-/                   -a-                 /-nenokotoga,
ふりません
何も
ふりやみません
折りたたんでしまいましたから  空は
しろい羽根を汚し続けている。
(薔薇色ならばいいというものでもない)(<胃液は魚の体液に浸されている)stone(液状記憶)one
イキ(をす)るため〈か
、指から血を流す。
、と



かお

〈Minai de kuda-/                -s-                 /-ukideshita

文学極道

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