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作品 - 20060214_764_973p

* 著作権は各著者に帰属します。無断転載禁止。


(sister)

  he

そらで
ほしをきって
くびはひかってた

すいどうかんのなかに
しぬほどうつくしいへびがつながれている
けもの、の。
におい
うみにしおをまいたとき
ふたござのゆめはあわになってゆっくりとしみわたった

たべのこしのはちみつはなめた
おちているリボンをむすんだ


(sister)

こうもりは下着すがたでうろうろ
わたしはなにに似ている
んだろう
シェルターのしたとけたくつひも
でもすこしかしこくなってバスはいってしまった。

いまでもほどうとよべるよんでもいい
もののなかのわれめ
きげんぎれのかえるが、みえた
とんだ


しんだもの
いきているもの
どちらでもないマーブルっぽいもの
歩道橋の電柱にかぶさったかいものかご 
うちのめされたこくとうのけつえきがた
カスティアーノ、のゆめをみた
レ』からはじまるこのしゃつは(くさい
いき、ぎれ
いきていたときはかいものかご

たそがれ

 だったばしょ
  たそがれ
   
   であったばしょ(カスティアーノのゆめ

   ひるますぎのへいめんずに(せかい

   ひるますぎのへいめんずに(せかい 応用的

   ひるますぎのへいめんずに(せかい 応用的に へびのにおい)

          折れ曲がった、
    標識に、
                従わないと言う義務、

でもすこしかしこくなってバスはいってしまった。

みずのないかわにとびこむひみつ
みどりいろの、
しのびよるものがせん
だったなら、どうしようもない
せんがからだにこうをうった

  うずくまるカスティアーノというぎむ
                というぎむはへいめんにうずくまる
  カスティアーノはうずくまる(というぎむは)
              かれでありかのじょであり、およぐ
             へいめんを。うみの。
                       ショウジョウバエ 
 いっぴきもいない
 かわきすぎたくち もとのひび 
 だったばしょ だったこと 
 であったもの であったばしょ 

  うむという
           (げんかい
  そだたねば  
            )ほねに

シェルターのしたとけたくつひも
カスティアーノのむすべないゆめ

ちきゅうじんはきをてらっている
  こんなはいきょにこびをうっては
  林のほうにかけていく足をまちぶせる、
    しがいせん(をのみこんだ
    わたしはい(ってくる
      哀しい目盛がいちずつ
       ふえた

はっぽうしたり、きたないことばを
 きたないからだで密着させようとせかいする
  ただちに(かれらがのみこもう
 よくの(」して、いるしょくりょう
  ただちに(ぶたのつまさきを
    よくの(」ほしであったかわで

    うたう(われる)

いき、ぎれ(いきづくよ)

  つんざく。じゅうりょうで。くうふくで。あか
  い。/かくりされたへいめん/ひと/であった)
  もの。//であったばしょ。レ』//からはじまっ
  た。まさぐられたひふ。けいしき。ようふく)
  のほつれめにつっこんで×××××××××
  きづくよ
  うに、」」ぜんぶしくまれていたこと

くうきにとぐろをまくへび
すいどうかんにつながれたひみつをみつけ

    まぼろしがはじまる
 そのさかいとして


 (sister)      
灰と、
      (sister)
   肉と、
          (sister)

  よこくもなしにきられたほしのくびが

らあああん、っと
ひかって(  おやすみ 
sister,)とうみんからさめて
と言った

文学極道

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