夜を解体するあなたの腕が、こまやかに分たれて腐食していく、長い髪が放射状に散らばった水面に、月がぬらぬらと白く光っている、その胸に穴があいて、ぽこりぽこりと音がする、潮が満ち、その陰でひそやかに花がこぼれだす、ひとつふたつみっつよっつ、とお、
わたしはそこに横たわったまま
浅く目を閉じてそらをみている
死んだ生物が群れて、あなたの下腹部を泳ぎまわり、どうしようもないのに腐臭がする、海は荒くなにかを隠すようで、泳ぐ指さきが熱をもち、震える、壊れはじめた夜の破片が、音もなく沈み、消え、そしてまた花がこぼれる、ふたつみっつよっついつつ、とお、
ほしが墜ちるその
おとをわたしほんとうは聞きたくなんてなかった
銃声のかげで不完全なひとが泣きながら笑っている
べとべとになったわたしの首をそのよごれた手で絞めて
そのまま海に沈めてください、夜は
解体されつづけている、花が咲きそしてこぼれみっつよっついつつむっつ、とお、
わたしの呼吸がとまる
そのときまで眠りにつかないでいて
水面がぼこぼこと沸きあがり、弾ける泡が悲鳴のようだ、あなたの両足はしだいに感覚を失い、もう境目がわからない、その腹は大きくふくれ、空間を時間を圧迫する、欠けた夜はもう夜ではなく、そしてまた花がよっついつつむっつななつやっつ、とお、
息ぐるしさをかかえ
ながら強く祈り続けていたのは
妊娠線がはりめぐらされたからだを、解体された夜が解放する、こぼれつづける花に、ゆっくりと水面が閉じていく、その中心でわたしたちは、つぎつぎにほしを孕む、むっつななつやっつここのつ、花を手向け、とお。
>> permanent URI: http://bungoku.jp/ebbs/20100616_355_4476p
- 睡蓮 :
yukoさん、はじめまして。
始まりが好きです。リズム感もあり、どんどん最後まで読まされてしまいました。笑
過不足もないし、バランスも取れているし、長さもちょうどいいと思います。つまり言うことないんですが、逆にそれが問題なのかもしれません。私はこの作品を「過不足なく、バランスが取れていて、長さもちょうどいい上手い作品」だとは思いますが、それだけで終わってしまいました。いやそれだけで十分なのかもしれませんけれども。うーん「感慨」ってものがなかったと言えばいいんでしょうか。例えば私はこの先何作も詩を読むかと思いますが、その時に「今までどんな詩を読んだ?」と聞かれたら、この作品のことはたぶん思い出せないんじゃないかって思います。そんな感じですかね。私は傲慢な読み手なので、上手いだけではなくて、心にドカン!と来るような作品が読みたいなーなんて思います。
ありがとうございました。 ('10/06/26 11:46:06)
- 岩尾忍 :
はじめまして。
ものすごく巧いなあ、と、yukoさんの作品に対しては、私も思います。ちょっと文句のつけようがない。確かに。この作品も、音感といいイメージの捌き方といい、抜群。見事だな、とは確かに思うのです。
にもかかわらず、なんですよね、問題は。睡蓮さんの言葉を借りれば、ドカン!と来るものがいまひとつ乏しい、あるいは私の言葉で言うなら、なんだか「きれいすぎる」「つくりものっぽい」という印象が、終始残ってしまう。非常に美しく作り込まれたアニメのシーンを見ている感じ、というのが割と私にはぴったりするんですが。もちろん、アニメだろうが実写だろうが、ドキュメンタリーを標榜しようが、「つくりもの」といえばみんな「つくりもの」なわけで、所詮は程度問題だと思うのですが、それにしてもきれいだなあ、きれいすぎるよ、という感じ。で、私は個人的には、こういうあまりにも美しいものを見ていると、だんだん苛々してきて、完成度とか多少落ちてもいいから、何か生々しいもの、ざらつくもの、泥や血の匂いのするもの、それこそドカン!と来るようなものを放り込んでくれないかな、と無い物ねだりしたくなる悪癖を持ってもおります。
ただね、こう書きながら、私自身のこういう感性に対する疑問というか反省というのも、yukoさんの作品など見ていると、また生じてくるのですね。「きれいすぎる」ものっていうのも、それはそれで、あっていいんじゃないかな、と。私には微妙に物足りなくても、こういう詩に対する需要は少なくないだろうし、「あまりにも美しい」と思わせるようなものをさらっと作り出してしまうというのは、やはり得がたい才能ですよね。そういう書き手に、中途半端なリアリズムなんかを要求する権利は、こっちにはないわな、と。美しすぎるものを素直に味わえない自分の感性の方を、少々反省してみるべきかもしれない、と。
とまあ、そんなことをいろいろと考えました。なんだかどっちつかずの評ですが、こんなところです。失礼しました。 ('10/06/27 20:07:18)
- yuko :
■睡蓮さん
はじめまして、こんばんは。
>始まりが好きです。リズム感もあり、どんどん最後まで読まされてしまいました。笑
という感想がいただけてよかったです。はじめから読む気をなくされるとどうしようもないので。
>「感慨」ってものがなかった
>上手いだけではなくて、心にドカン!と来るような作品が読みたい
そうですね、素直に反省したいところです。
わたしも心にドカン!と来るような作品が読みたいと思うひとりなので。
がんばります。レスありがとうございました。
■岩尾さん
はじめまして、こんばんは。
>なんだか「きれいすぎる」「つくりものっぽい」という印象が、終始残ってしまう
>完成度とか多少落ちてもいいから、何か生々しいもの、ざらつくもの、泥や血の匂いのするもの、それこそドカン!と来るようなものを放り込んでくれないかな
そうですね。難しいな。
ここには、わたしの「美しくあってほしい」だとか、「こうあってほしい」といった願望が多分に投影されている部分があるので、その祈りの切実さにインパクトを持たせていくしかないのかもしれません。ただ、こういう方向性のものに関しては「つくりものっぽい」という感想は避けられないのかもしれないな、とも思います。とすると、つくりものとしての完成度を上げていくしかないわけですが、うーん、がんばります。ほかの詩のレスで指摘されたことですが、「描写の密度を上げる」ことですかね。
そうですね、うーん。「こうあってほしい」とか、「こうでなければならない」っていう、作者のものすごく閉鎖的な世界観から産み出される「つくりもの」を、いかに読者にとって価値のあるものにするか、ってのはひとつの課題かなと思いました。書くだけであっぷあっぷなとこもあるんですけども、がんばります。
お返事になっているかわかりませんが。次作はちょっと「生々しいもの、ざらつくもの、泥や血の匂いのするもの」があるような詩を投げてみようかなと思いました。笑 試行錯誤、するっきゃないですね。
レスありがとうございました。 ('10/06/27 22:17:35)
- ぷう :
yukoさま、こんばんは、ぷうです。
がんばってイメージしたのですが、とお、のところでいつも、誰かがドロップキックをくらわすので、そこだけ浮き上がると云うか、引っかかってしまいます。 ('10/06/28 23:40:04)
- yuko :
匿名でレスくださったかた、とても参考になりました、とだけ。ありがとうございました。
■ぷうさん
はじめまして、こんにちは。
>がんばってイメージしたのですが、とお、のところでいつも、誰かがドロップキックをくらわすので、そこだけ浮き上がると云うか、引っかかってしまいます。
リズムとしては、「とお」が必要なんですが、たしかにそこで止まる感覚は残ってしまいますね。ただ「ひとつふたつみっつよっつ、いつつ、」ってのもなあと思ったりします。考えてみます。
レスありがとうございました。 ('10/06/29 12:15:37)
- ちゃも :
YUKOさん、初めまして。
とてもしっかりとした感触のある、それでいてこじんまりとまとまりすぎることなく広々と描かれたイメージの海。堪能させていただきました。
夜を解体する腕、孕まれては堕ちて行くほし達、散華という言葉がもつ二つの意味のどちらもをひとつの世界に散りばめたようなこのイメージの海には溜息をつくしかありません。
「この詩はどういう意味か」と誰かに聞かれたら、なんとなく死産とか堕胎とか、あるいは無事産まれた子の孕む死の匂いみたいなものに対するかなしみのようなものを感じる、としか私には答えようがありません。だから意味がわからなければ気が済まないようなタイプの人に私はこの詩をオススメすることはできません。また、ドカンとくるようなインパクトを求めるようなタイプの人にもオススメはできないようです。あと、「長い髪が放射状に散らばった水面」に代表されるように、生々しい日常とは無縁な、マンガ的な美しさを全体的に感じてしまいます。
ですが、私はこの詩が好きです。詩的な風の漂う、それでいて気取りすぎていない良質なマンガを読んだ時のような満足感がありました。 ('10/06/29 17:25:04)
- 竹の子 :
はじめましてyukoさま
そうですね 。非常にビジュアル的なおもしろさを感じますね 。
「散華」このちりばめられた不気味な夜の解体はわたしへの嘔吐に宛てられたものなのか‥ 数をひらがなで「‥ ひとつふたつみっつよっつ、とお‥」なんて 、まるで仏夜に侵食されてゆく訃音を聞かされているように胸を抉り響いてきますね。羨ましい深層表現だと思います。
ただ リズムは意識されたのでしょうが、この語りをビジュアル的にイメージするならばあまりに急ぎ過ぎていないかな‥ リズムが‥ どこかで息継ぎのポイントが少しあってもいいような気はいたしましたが‥ 然し女性って 怖い生き物ですね 。
拙釈失礼しました 。 ('10/06/29 18:02:27)
- yuko :
■ちゃもさん
はじめまして、こんばんは。
>とてもしっかりとした感触のある、それでいてこじんまりとまとまりすぎることなく広々と描かれたイメージ
そう感じていただけたのはありがたいです。
○○な人向けの詩、というのは特に意識してないですが、そのあたりのバランス感覚は大事なんだろうなと思います。
好きといっていただけてとても嬉しいです。
レスありがとうございました。
■竹の子さん
はじめまして、こんばんは。
>ただ リズムは意識されたのでしょうが、この語りをビジュアル的にイメージするならばあまりに急ぎ過ぎていないかな‥ リズムが‥ どこかで息継ぎのポイントが少しあってもいいような気はいたしましたが‥
うーん、早すぎますか。もうすこし流れに淀みがあってもよかったのかもしれないですね。2行で終わる連が、ちょうど「息継ぎ」になるかなと思ってたんですが、規則的な構造になっている分、速さに変化がなかいように感じられる(あるいは加速し続けた)かもしれません。考えてみます。
レスありがとうございました。 ('10/06/29 21:33:52 *1)
- 野の花ほかけ :
こんばんは yukoさん。
わたしは、あまり一つ一つを分析などという器用なことは、いまのところ出来にくいものですから、自分が学ぶためということも踏まえて、感想を書かせてください。
かなりちゃもさんと似た考えになるかと思うのですが、全体的にはおおきなテーマとして、死、と言う現象がある、死と生の狭間のなかに漂うじぶんがあるのだけれど、実際の生存ということは、あまり美しくない現実を含んでいるのではないかと。それが、最初のぽこり ぽこり から、水面がぼこぼこと湧き上がるに繋がってくるのではないでしょうか。
妊娠線が出た身体というものは、あまり美しい物ではないし、むしろ、リアルな自分を想起させますよね。しかし、だからこそ逆説的に、その身体を持つことで私たちは、リアルな現実を手にいれたのではないのかなぁ、だから、水面は閉じていくのだし、星を孕むことができるようになるのかなあ、などと思いました。そうすると、最後のところに出てくる花の手向けが、とても面白い意味を持ってくるのだと思えて、この部分がすごくうまいなあ、と思いました。
それと、ひい、ふう、みい、と数えても、必ずとおで終わる展開がとてもよかったです。10は、完結する数字なので、完結したい願望みたいなものが、だんだん満ちてきて、最後は、ひとつずつ数えられるようになってとうで終わる。というのは、よく考えられていると思えるし、昔の言い方を使うことで、文に奥行きや情緒をあたえているのだと思います。
なので、この詩は、どかーん、と言う物は必要ないと思えるし、わたしは、この詩がとても好きで読みやすく、いい詩だと思いました。
拙文お読み下さりありがとうございました。失礼しました。 ('10/07/01 22:45:10)
- yuko :
■ほかけさん
こんにちは。
レスとてもおもしろく拝読しました。こんなふうに好意的に読んでいただけると作者としてはとてもありがたいですね。
>全体的にはおおきなテーマとして、死、と言う現象がある
わたしはあんまりテーマとかをおいて詩を書く方ではないんですが、まあそんな感じですかね。
>最後のところに出てくる花の手向けが、とても面白い意味を持ってくるのだと思えて、この部分がすごくうまいなあ、と思いました
ありがとうございます。
>10は、完結する数字なので、完結したい願望みたいなものが、だんだん満ちてきて、最後は、ひとつずつ数えられるようになってとうで終わる。というのは、よく考えられていると思える
うーん。数字は賛否両論という感じですねー。ほかけさんにはとても好意的に受け取ってもらえたようですが。
じゃっかん、予定調和的なところがいまいちかなと自分では思ってるんですけども。
レスありがとうございました。 ('10/07/02 11:13:34)
- 黒崎立体 :
yukoさん、こんばんは。
文学極道でいくつかyukoさんの作品を読み、ファンになりました。
とても軽やかな文体から密度の高い世界が作られていくその様を、いつも羨望のまなざしで見つめています。
この「散華」という作品もすてきですね。
この詩には主にふたりの人間が登場します。それは「あなた」と「わたし」です。実はこのふたりは同一人物なのではないかと考えました。
「わたし」は今まさに子供を産み出そうと苦しんでいる、その「わたし」が見ている幻覚というか、幻想というか、そこにおける「わたし」が「あなた」なんじゃないかな? と。
えっと、分かりにくいので具体的に説明してみます。まず、2・4・6・8連だけ書き出してみます。
>わたしはそこに横たわったまま
>浅く目を閉じてそらをみている
>ほしが墜ちるその
>おとをわたしほんとうは聞きたくなんてなかった
>わたしの呼吸がとまる
>そのときまで眠りにつかないでいて
>息ぐるしさをかかえ
>ながら強く祈り続けていたのは
この四つの連は、「わたし」が子供を産みだそうとして苦しんでいる場面、の描写だと考えました。もしかしたら「わたし」は以前、子供を死産したのかもしれない、それは「ほしが墜ちるその/おとをわたしほんとうは聞きたくなんてなかった」という部分からです。
「浅く目を閉じてそらをみている」という部分に注目してみます。そら、というのは「空想」のことで、そうして「わたし」の見ている「空想」を描写しているのが1・3・5・7・9連なのではないか、と思いました。
ひとつふたつ……と数えていって、とお、で終わる部分には、十月十日で産まれてくる子供のイメージが重なりました。
「わたし」は、世界に何かを産み出すことが怖くて怖くて仕方ないんじゃないかと感じました。それでも、産み出さなければならない。なぜなら孕んでしまったから。
なんだかまとまらないし、しかもかなり自分勝手な解釈をしてしまって、申し訳ないです……。あの、とても楽しく読ませていただきました。ありがとうございます。
今後もyukoさんの作品を楽しみにしています。 ('10/07/02 21:49:16)
- 古月 :
yukoさん、こんにちは。
これ、ほかで言ったような気もしますが。
>夜を解体する
僕はこの部分、一連か二連か、あるいは詩まるごとか、とにかくある程度の分量を使って説明してもらわないと、分からないです。
初手から躓いて、どんどん置いていかれました。
誰かの詩で誰かが(すいません、失念しました)、世界樹という単語をよく詩の中で見るが、世界樹っていう単語の示すところをみんな理解しているんだろうか、簡単に使っていいんだろうか、みたいなことを(ざっくりまとめましたが)言っていたように思います。
他の読み手はこの「夜を解体」を感覚としてすんなり理解できたのか、わりと気になるところではあります。 ('10/07/02 22:11:26)
- ちゃも :
>古月さん
私はそのまま「夜を解体する手があるのだな」と読みました。白い、中性的な腕が、夜の闇を解体していて、それが今度は細切れになって崩れていく、みたいなイメージで。意味はあまり考えませんでした。ただ目の前の幻想的な風景を眺めるように。
「世界樹」というのは名詞で、ファンタジー世界に登場するものなので、それについて知らないで読むと勝手な誤読をしてしまうことになりますが、この詩の場合は各人で勝手にイメージして読んでもいいんじゃないですか。あまりに勝手すぎるのは作品が困っちゃうかもですけど。 ('10/07/03 13:53:21)
- りす :
こんにちは、yukoさん。
私も、古月さんのいうように、「夜を解体する」がイメージできませんでした。ついでにいうと、「腐食」「腐臭」「孕む」「手向け」という言葉の使い方も軽率だと思います。それらの言葉は、多くの人が、詩の中で上手に使えれば使ってみたいと考える言葉であり、上手く使えばそれなりに効果的ではあるのですが、これがなかなか難しいのです。この詩の場合、それらの言葉を選択する際に、あまり深く考えているわけではなく、なんとなく「それらしい雰囲気のある言葉」として選ばれているような気がします。そのために、「雰囲気」はあるけど「力」が無い作品になってしまっている印象です。中途半端に妥当性があるような言葉を極力排除していくこと、そんな姿勢が必要なのではないでしょうか。 ('10/07/03 18:00:33)
- yuko :
■黒崎さん
こんにちは、はじめまして。ファンなんていっていただけることはめったにないので恐縮です。
>実はこのふたりは同一人物なのではないかと考えました。
そういうことを意図しているか、いないかは別として、とても面白く拝読しました。わたしとしては自由に「楽しく」読んでいただければ、それ以上ありがたいことはないです。
内容について解説めいたことはしませんが、内容に踏み込んだコメントをいただけたのはとても嬉しかったです。
レスありがとうございました。
■古月さん
こんばんは。
そうそう、ご指摘をうけて、「夜を解体」の描写ちと増やしたんですが、やっぱりあんまり機能してないですかね。
今改めてコメントいただいて思ったのは、結局「イメージしなきゃ」と思わせてしまった時点でわたしのミスかなと。極端なことをいえば、「夜を解体」は「夜を解体」でいいのではないかと、そんなことを思いました。
作者としては、夜が解体するなにかがいること、解体されたあとにもなにかが続いていること、とかたぶんそういうことが大事なんじゃないかと思います。
それから、確かにご指摘いただいたように、「世界樹」っていう単語とおんなじような便利さで「夜」を使ってしまっている気はします。そのあたりは反省しています。
再びコメントいただきありがとうございました。それから蛇足ながらべつの場所でのメッセージはちょっと落ち着いてからお返事します。ただとてもうれしかったし、ありがたいです。ありがとうございました。
■りすさん
はじめまして、こんばんは。
「夜を解体」については古月さんのレスにてコメントしたのでそちらをご参照いただければと思います。
>「腐食」「腐臭」「孕む」「手向け」という言葉の使い方も軽率
軽率だと感じさせてしまったことについては、なんというか申し訳ないなと思います。すみません。
>中途半端に妥当性があるような言葉を極力排除していくこと、そんな姿勢が必要なのではないでしょうか
うーん。おっしゃられることはとてもよくわかるんですが、だからといって今のわたしには、「孕む」であるだとか、「手向ける」に代わることばが見つかるかと言われれば、見つからないので、本質的によくわかってないのかもしれないですね。苦笑 考えてみます。
>「雰囲気」はあるけど「力」が無い作品になってしまっている
というのも、何人かに指摘されていることですが、そうですね、がんばります。
ただひとつ言い訳をするならば、わたしは「力」より「雰囲気」を重視しているところがあるかもしれないです。そのあたりはスタンスの問題になってくるので、なんとも申し上げられないのですが…。ただ、なんだろうな、「雰囲気」に「力」がないといけないのかなと思います。
レスありがとうございました。 ('10/07/04 10:20:14)
- 佐伯 :
はじめまして佐伯です、
適切な場所に適切に配置されれば活きてくる描写なんじゃないでしょうか、って、まんま引用ですけど、
個人的にはダーザインさんが、どんなコメントを付けるのか気になります。 ('10/07/04 16:11:48)
- 佐伯 :
すいません佐伯です、続きです、
人って、論理的で簡潔な文章を書かされる時期があって、それはレポート、報告書、企画書、始末書だったりして、先生や上司に添削されたりして、そういった文章を書く能力を獲得するわけで、というか必要なものなんですね、普通に社会生活を営んでいく上で、絵画で例えるならデッサンみたいなものでしょうか、
誤解を恐れずに言うなら、そういった基礎的なものを感じない、
ドカン!とこない理由は、そのあたりにある気がします。 ('10/07/04 16:31:40)
- 竹の子 :
こんにちは
いちいち顔を出したくないのだけれど 佐伯さまに一言だけ 。 皆さん言っておられるドカン!とは 魂の震えであって フラメンコ風に喩えるならドゥエンデ〜 魂(ミューズ)の降臨のようなモノではないでしょうか‥ 文章能力とか基礎とかとは違うところにあるような気がいたしますが‥どうでしょうか 。 失礼しました 。 ('10/07/04 18:26:09 *2)
- 佐伯 :
はじめまして竹の子さん、佐伯です、
「ドカン!とは 魂の震えであって‥ドゥエンデ〜 魂(ミューズ)の降臨のようなモノ‥」
自分もそう思います、
竹の子さんとは表現が違うだけ、そんな気がします、
肝心なのは yukoさんが、コメントをどう解釈するのかじゃないでしょうか?
様々なアプローチがありますからね、、。 ('10/07/04 19:33:19)
- yuko :
■佐伯さん
はじめまして、こんにちは。
>適切な場所に適切に配置されれば活きてくる描写なんじゃないでしょうか
というご感想はちょっと意外でしたね。もうすこし背景なりなんなり、積めということでしょうか。まあ、しかしながら、
>基礎的なものを感じない、ドカン!とこない理由は、そのあたりにある気がします。
とのことですし、とりあえずがんばります、としか言いようがないんですが。ここで好まれる言葉でいえば「作文力」とか「筆力」が足らんと、そういうことですよね。
>肝心なのは yukoさんが、コメントをどう解釈するのかじゃないでしょうか?
と仰られた意味がよくわかんないですが、肝心なのはあなたがこの詩をよんでどう思ったかじゃないですかね。人によってドカンとくるポイントは違うでしょうし。
レスありがとうございました。 ('10/07/04 20:25:41)
- 黒髪 :
はじめまして、今晩は、yukoさん。
解体を行う対象が夜である必然性はどこにあるのでしょうか。私の考えでは、夜に対する憤りが裏にあって、例えばそれは銃声の出てくるところの、平和への祈りの文脈で意味を持つ。花がこぼれる所など、素晴らしい独創性の表現だと思いますが、やはり平穏さへの欲求を私は感じました。
全体として、自己の内面の表現と、内面を閉じこめている世界、の一例を取り出して、世界を歪めることで、自己意識を変革した、その結果がこの詩である、と考えました。新しい世界を感じさせる詩であることで、儚さが全体を覆い、ドカンと来るもの、おそらくメッセージの直接性など、が犠牲になっているように思いますが、どのようにも変革していける可能性に、私は魅力を感じます。なにか飛び抜けるような書き方が出来るようになれば、完成型として、超一流とよべるのではないでしょうか。
あの、私の詩はあまりに下手なので、(理由はありますが)、偉そうなことを述べている何やつとか、思われないように、お願いしたいです。 ('10/07/04 22:12:59)
- 空丸ゆらぎ :
yukoさん、はじめまして。
皆さん、ドカンを求めているようですね。じわじわっといいものもあると思いますが、・・・。
ぼくにはこういうものはかけないのですが、この作品はとてもリアルな現実に、いろんな装飾(イメージ)をかけている、そういう手法なんだと思います。そういうのは多いのですが、現実感に対して飾りの方が多いのかもしれません。
背景にある現実は、皆さんがいうように堕胎とか、逆の出産とか、最初セックスそのものかとも思いましたが、そういうことにまつわる出来事について書いてるのかと推察されます。違うかもしれませんが、何か、経験やら見た出来事やら、想像した出来事でも、現実という根っこがどこかに表現されれば、説得力のようなものがでてくるのかもしれません。この点だけだと思います。「一体何が起こっているのか」、読み手にはそれが分からないということだと思いました。イメージや比喩などはやっぱり現実的な説得力を高めるための手段なんだと思います。どうでしょうか。このことは自作に一番いえることなのですが。 ('10/07/04 23:17:38)
- yuko :
■黒髪さん
はじめまして、こんばんは。
>どのようにも変革していける可能性に、私は魅力を感じます
どうなんでしょうね。どのようにも変革していける可能性、というのが読み手が自由に遊べる、という意味ならわたしとしてはガッツポーズですけど、書き手がいかようにも手を加えられる、という意味だと黙って頭をたれるしかないですねー。
>なにか飛び抜けるような書き方が出来るようになれば、完成型として、超一流とよべるのではないでしょうか
「なにか飛び抜けるような書き方」があるかはわかりませんが、がんばります。
レスありがとうございました。
■空丸さん
はじめまして、こんばんは。
>この作品はとてもリアルな現実に、いろんな装飾(イメージ)をかけている、そういう手法なんだと思います
作者としてはそういうつもりは全くないです。もちろん、どのように受け取って下さってもかまわないですけれども。ただ、
>何か、経験やら見た出来事やら、想像した出来事でも、現実という根っこがどこかに表現されれば、説得力のようなものがでてくるのかもしれません
これはちょっと難しいかなと思います。
>「一体何が起こっているのか」、読み手にはそれが分からないということだと思いました。
というのには深く頷きました。なんだかよくわからないまま終わってしまうんでしょうね。なんだかよくわからない、ことはさして問題とは思わないですが、なんだかよくわからないけどすてきだと思われないことは問題かなと思います、作者としては。
>イメージや比喩などはやっぱり現実的な説得力を高めるための手段なんだと思います
わたしはそうは思いません。
ひとによって考え方はさまざまでいいと思いますが、強いて言うならば、わたしは比喩は比喩のためにあるのではないかと思います。
レスありがとうございました。 ('10/07/05 00:19:36)