12196 : 積年と積雪 なまえをたべたなまえ '20/11/03 18:20:05
冬を迎え入れる、
雪が降れば、
歳をまた、
戸棚から取り、
写真を撮る、
手が、余る、
手に余る、
人の、あまりにも、
大きな口に、
受けられていく、
雪の、積もる、
積雪と、
積年、と、
咳を、重ねる、
また、都市を、
窓口に、
手の戸を立てて、
捨身(しゃしん)の、
行方を、文(ふみ)に
当てる、
野が雪に、
焼かれている、
中で、余る、
手を、踏み、当てる、
あの、感触を知って、
咳がまた、重なり、
雪が、都市に、
そして、
寒色の中へ、
影を伸ばす、
陽の内に、
畑仕事を終え、
炉を切って、
事を終える、
事切れる
この床で、
陽を短く、
息をつなぐ、
息継ぐことを、
また、戸に立て、
とにかく、と、
急き立てる、人に、
咳を、また急ぎ、
ゆっくり、と、
息を切らして、
事を、反対から、
床に、置いて、
炉から、戸を抜いて、
火を、田、
そして、畑、
戸に書く、
人の声、
雪が生きている、
>> permanent URI: http://bungoku.jp/ebbs/20201103_283_12196p
- ealis 3.0.10 + BUNGAKU GOKUDOU -