白がゆを炊いて拇指を浮かせてみる
台所が低いのでいつも裸足
捨てたはずの自転車が戻ってきた
10月だというのに
うちではまだクーラーをつけている
昔ながらの中華そばを茹でる。泡にさそわれて踊り狂うタピオカを追いかけまわす竹製の菜箸が折れる。急に振りかえると耳茸が落っこちそうで、母は言うのだった。
秋桜か尾花かまよったが
白いコスモスを折って
お萩と一緒に供えた
いまにも津波が襲ってきそうな朝方
碧い牡丹の刺青をした毒雲が太陽を叱っている
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ハレルヤ
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- [佳] 無題 (2009-09)
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無題
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