選出作品

作品 - 20200201_948_11695p

* 著作権は各著者に帰属します。無断転載禁止。


光の道

  陽向

子供の頃は静かな子供でした。

ボール遊びなどでは、いつも端の方でぽかんとした顔で、周りの子がなぜこんなにも動きまわっておるのか分かりませんでした。

その子供は大人へ成長、今、安い飯を親御さんのお金で食べさせて頂いてます

アジフライ1枚に白飯。300円。

夜には1000円で買ったウイスキーを薄めてハイボールで飲ませて頂いてます。20日くらいは持ちます。

楽しい日々を送らせて頂いております。

青年は安い飯を食べさせて頂きながら、夜空がちらと視界に入り

ありがたや、あぁ、ありがたや。と、

神様、仏様は、人々を見守ってくださってる。なんて素晴らしいことか。

まさに光の道を人々は歩ませて頂いてると、

申し訳なさそうに白飯をもう一杯食べさせて頂く青年。