選出作品

作品 - 20180815_460_10677p

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高く放り投げたボールは・・・

  空丸ゆらぎ

葉が揺れ
雫が落ちる 
(私のせいではないよ)

普段通りの朝に「普段通りの朝」とタイトルを付け、線路脇の風車小屋で私は風景になる。
(ああ、そう。)
「標準」からはみ出たら闘うしかないよね。

最初に笑った者は何に笑ったのだろうか
涙と笑顔はどちらが早かったのだろうか

空き地になってはじめてわかる
     柱時計とか
     廃棄されたエアコンとか
     積まれた新聞紙とか
     傾いたベビーカーとか

フライパンの柄に手首が付いている
玄関には傘と靴がある
君に軍服は似合わない
雲の流れに音はなく
時刻表通り電車が走る
こらこらこら、、、、
  (猫が通り過ぎる)
  ^-p・@lン hyfげ465 、むhbげdxr 
       *
         *
                     (作者 COCO)

 病室の窓に
 雲が浮かんでいる
 それぞれの雲が
 浮かんでいる

類と個のハイブリッド
おっと、もうこんな時間だ。
昼は、うどんでいいですか。
                            ・・・まだ落ちてこない。