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みつとみ
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登録日: 2004.12.21
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記事日時: 2017.07.27 (Thu) 21:16 引用付きで返信トップに戻る

文芸雑記1回目―はじめに

 思いたったので、不定期だが、文芸関係の雑記をここで書いていこうと思う。わたしの場合は、ここ数年あるいは十年ちかくは、会社の業務が終わった夜や休日に、詩人会の会議やHPサイトの運営・更新の作業やイベントに関わることが多い。事柄的に詳しいことは話せないし、イベントを作る際にも理事などは会長や理事長などを除けば、黒子的なものである。わたしはHPの運営管理と記事更新、会報の記事執筆・撮影・録音、イベントの音響やPCやプロジェクターなど機材の調整をすることが多い。横浜詩人会の事務局長・理事長時代には、公の司会などもしたが、いまは広報あたりが適役だと思っている。

 最近の話をすれば、7月20日(木)夜は日本現代詩人会の理事会だった。神奈川の会社を早退して、一度自宅に戻り、理事会に出す報告書を携え、早稲田に向かった。大学近くの某所なのだが、十数名の理事たちが集まる。主に8月の総会に向けての話と通常の理事会報告などであった。今回で現理事にとっては最後の理事会で、8月は総会に向けての準備段階である。総会で新理事が紹介・承認となる。わたしは引き続き、HP担当理事を続ける。
 また22日(土)は横浜・桜木町で横浜詩人会の理事会であった。創立60周年記念の実行委委員会についての話や夏のジャズスポットでの朗読会の打ち合わせなどをしていた。
 わたしは日本現代詩人会ではHP担当理事であり、横浜詩人会では広報担当理事(会報・HP)である。詳しくは、それぞれのHPを見てほしい。何をしているかがわかると思う。
 
 「詩と思想」9月号ぐらいに自分の詩作品が載る。また、同じ雑誌の11月号の評論を書かないといけないのだが、冒頭部分のみで、執筆は進んでいない。ITと詩についてで、文極についても触れる。詩人、出版社、詩人協会は仮想読者を得るために何をすべきかというテーマを与えられた。代表代行の平川さんも同じく評論を依頼されていて、文極のツイキャスについても詳しく書くとのこと。いまだに忙しくて文極のツイキャスを閲覧できていないので、申し訳ないところであるので、今度、きちんと視聴したい。

 ここのところ編集作業としては、横浜詩人会の会報と自分の編集発行の「狼」31号の編集作業をしていた。会報は「横浜詩人会通信」303号で巻頭エッセイは会員の柴田千晶さんである。柴田さんは神奈川新聞の文化時評で現代詩について書いている。
 わたしは個人的意見や好みを言うと、いろいろ影響があることもいままでもあったので、なるべく控えめにしている。それは若いころから、なにか一言で騒ぎになることもあったからだ。まして、詩人の団体の役員となると、自重しないといけない部分もある。そうはいっても、時折、自分より詩歴も年齢もはるかに上のベテラン陣や会にとっての重要人物に向かい、大声を出して自説を述べるときもあった。
 さて、実は先日、第49回横浜詩人会賞が決定された。今野珠代詩集『潮騒』(朔望社)である。秋に授賞式となる。今度の休日に受賞者と選考委員各氏に原稿依頼をする。わたしも十数年前にこの賞を受賞した。新人とはいいものである。どのような場であれ、賞であれ、新しい可能性がそこにあると思う。
 次回は6月に行われた日本現代詩人会の詩祭について書いていきたい。わたしは当日、午後1時ころから、夜までビデオカメラを回していて、会報にも第1部の記録を書いた。H氏賞(詩の芥川賞と言われる)や、HPの詩投稿欄新人賞についても触れたい。


最終編集者 みつとみ [ 2017.08.18 (Fri) 22:57 ], 編集回数 1 回
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みつとみ
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記事日時: 2017.08.18 (Fri) 22:57 引用付きで返信トップに戻る

文芸雑記2回目―日本の詩祭について

 今年の6月18日㈰に「日本の詩祭2017」というイベントが開催された。わたしは午後1時半ごろから、夜のパーティまでビデオカメラを回していた。
 第1部は、詩集賞の授賞式だった。H氏賞を受賞したのは北原千代氏。現代詩人賞を受賞したのは、中村稔氏だった。
 北原詩集の『真珠川Barroco』は、「水」と「音楽」が常にある詩集であった。老いた先生を題材にし、肉感とエロティシズムと美しさの感じられる作品集だった。
 中村詩集の『言葉について』は新しいソネットとも言われ、タイトル通り「言葉について」考えた作品集。
欠席した本人は代理人を通して、コメントを述べたのだが、興味深いので紹介したい。
「私は詩の同人誌に参加したこともなく、集まりにも加わったこともない。好きなように詩らしいものを書いてきた。わたしが書いた詩が現代詩と呼ばれるものかまったく自信がない。言葉について考えるきっかけを提供した詩であって、現代詩という範疇に属するものではないと判断していた」

 先達詩人の顕彰が行われた。以倉会長から財部烏子氏と木村迪夫氏と菊田守氏へそれぞれ顕彰状と記念品の贈呈があったのだが、以倉会長のコメントがおもしろかったので、ここでも紹介したい。
 以倉会長は「若いころは自分一人で詩を書いていると思っていたが、実は先輩詩人の背中を見て詩を書いてきたことに気付いた。近代詩以降、先輩詩人の作品を見て育ってきた。それが目に見えない現代詩の伝統であった。前衛詩ばかりだと前衛とは言わない。伝統的な詩の魂の在り方があって、前衛詩というのではないか」と語った。
 それぞれ3人のコメントもそれぞれ個性があった。
 財部氏は謙虚で品の良さを感じさせた。
 木村氏は「東北の山形の雪深い村から参りました。この度、青天の霹靂ともいうべき顕彰をうけたことに感無量でございます。先ほど以倉会長から「前衛」という話もありましたが、自分は時代遅れの詩人だなと落胆の思いもありますが、これからも書き続けていきたいと思います。」と述べた。
 菊田氏はユーモアを交えながら自分に詩を書かせたのは(体の)「病」だったと述べた。

 第2部は波照間永吉氏の琉球歌謡の言葉と表現についての講演があり、琉球文学は独自のものであると主張した。
またベービー・ブーという昭和の歌を歌う若いコーラスグループが登場し、懐かしい曲を若い方々が継承していく様子が楽しめた。

 詩祭のパーティでは、HPの投稿欄新人賞と新人の表彰式もあり、新人賞の櫻井周大氏、新人の横山黒鍵(欠席)、上原梨花氏、樽井将太氏に賞状が授与された。選考委員は野村喜和夫氏(委員長)、高貝弘也氏、峯澤典子氏。
 また櫻井氏のショートスピーチ、出席者の詩の朗読などもあった。20代から30代の新人たちを囲み、みなが詩を楽しんでいるようにも思えた。
 日本詩人クラブの川中子義勝会長や各地から集った方々や新入会員たちのあいさつやショートスピーチがあった。
 長時間の内容のあるイベントであった。

 この内容は、日本現代詩人会会報147号に書いた第1部の自分の記録をもとにしている。くわしいことは会報を読むといいのだが、会員以外はなかなか入手できないと思う。おおまかな様子が伝わってくれればいいかなという感じである。
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記事日時: 2017.08.30 (Wed) 21:07 引用付きで返信トップに戻る

文芸雑記3回目―最近の文極について

ここのところ忙しかった。8月26日(土)の早稲田の施設での日本現代詩人会の総会では、HP担当理事として報告。また当日に頼まれた総会の記録とパーティのカメラ撮影など、あまり飲食を楽しむ余裕もなかった。
27日(日)は横浜詩人会のジャズと朗読の会があり、朗読及びビデオ撮影・ICレコードの録音などしていた。詳しくは機会があれば記したい。このあと、HP更新や会報の記事執筆など作業が続く。

一昨日は詩と思想11月号のITと詩についての評論を書き上げていた。文極や日本現代詩人会や狼編集室について触れてある。9月号にはわたしの作品も載っていた。
文芸誌「狼」31号が印刷所から納品されたので、現在、発送作業中である。来月にはAmazonで販売予定。

さて、最近の文極について。わたしはフェースブックやツイッターは、詩人会の広報として使うだけで、文極に関しては、あまり見ているわけでもない。時折、チェックするだけである。
何か話したいことがあれば、総合窓口か文極のフォーラムやプライベートメッセージがよろしいかと思う。ほかの人に見られるのが困る場合には、フォーラムにあるメッセージを利用してほしい。もちろん、ほかの発起人・スタッフに連絡してもよいのだが。

基本的にはわたしは、ひとの発言の削除やアクセス禁止はしたくはない。ただし、過度はもの、迷惑行為やルール違反や法律違反などは別である。名前や場所を変えて書き込んでも、違反や迷惑と見れば、制限をかけることもある。
それはそうしないと場が維持できなくなるからだ。ということは何度も言ってきた。それに対し、迷惑行為をさらに乗せれば、さらにペナルティを課すことになる。いたちごっこだが、それも致し方ない場合には行使する。

さて、いくつか誤解しているひともいるようなので記しておきたい。

発起人・スタッフ以外は掲示板の書き込みを削除・編集できない。自分の発言は編集keyを入れてあれば削除できるが。
(元発起人で他者の書き込みを削除して、さらに開き直り、こちらを批判して、別の掲示板を作った者がいるが、パスワード等は変更した)

またわたしはだれかに脅迫を受けていないが、もし受けたら、警察に通報するだけである。発起人・スタッフあるいは投稿者で脅迫行為を受けているひとがいれば、警察に相談することを勧める。

ちなみにわたしは嫌いな奴は嫌いと明言するところもあるし、ひとに嫌われることは大して気にもとめていない。

また前にも書いたが、みなの作品のレスはたまにしか入れない。入れる余裕がないからだ。その分、みなで書いてほしい。たまには発起人もレス入れるだろう。わたし以外の発起人・スタッフもそれぞれ忙しい。

あるいは「文極は投稿作品に親切丁寧な評を入れます」、とどこかに書いてあるのだろうか。文極は詩の実作講座ではないのだから。
評を入れてくれる場所はほかにもある。文極に何を求め、何を得られるかで、考えてほしい。わたしはあまり数には関心がない。どちらかというと質に興味がある。

文極の運営は複数の同意があって、行われる。緊急時等の場合を除いて単独では行われない。またその際には事後報告と承認が必要である。

ということで、今夜のわたしは機嫌が悪いので、少々乱暴な文は容赦していただきたい。

追記:ダーザイン詩集の表紙案が出来た。本文は編集をほとんど終えている。秋には何とかkindle版を出版したい。

追記2:前々からあったのだが、複数の方から、とある投稿者の言動や行為について苦情が来ているので、発起人・スタッフ間で検討中である。
何かしらのことが起こっている、あるいは続いているということには、それなりの理由があるのだが、ここでは記せない。が、いろいろな事情により、そう簡単な問題でもない。ということだけ記したい。
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記事日時: 2017.09.29 (Fri) 22:18 引用付きで返信トップに戻る

文芸雑記4回目――文芸誌「狼」について

さて、またざっくばらんに書いていこうと思う。

ここ数年は詩人会の方に力を注いでいるのだが、そもそもわたしは「狼」という雑誌を手作りしていた。最初は、2000年くらいだったと思う。
コピー機でプリントしたものをホチキスで留めて、東急ハンズで買った透明なカバーを熱で糊付けしたものを数部作って、詩の講座の講師や受講生に配っただけのものだった。同人はわたしも含めて2人だけ。詩と短歌の雑誌だった。

4号だったか、とうとうわたし一人になってしまったが、それを現代詩手帖に送ったら、1ページくらいを割いてわたしの詩と誌を紹介してくれた。あのときはうれしかった。
バードシリーズの数編の作品だったが。その後も何年かは新しい同人と二人の誌であった。

その「狼」の前にも個人誌を2つ、同人誌を一つ編集発行していた。元々そういうものを作るのが好きだったからだ。百人くらいの同人誌に入っていたこともあったが、しっくりいかなかったのでやめた。

この「しっくりいかない」というのはわたしにとって大切なことで、「しっくりいかない」ので、ネット詩の投稿をあまり続けず、また雑誌の投稿も入選しようとしなかろうと、ほとんど続けなかった。
あまりにしっくりいかないので、詩の勉強する場は十か所ぐらい点々とした。一人で十年くらいは勉強していたという印象。

投稿と言えば「現代詩手帖」に十九歳のとき、一度して、入選したが、詩をやめてしまった。「詩学」と「抒情文芸」にも何回か投稿し何篇か載せたが、やめた。「詩と思想」には投稿したことがない。

「しっくりいかない」のは学校も会社も友人グループ(?)も同じだった。結局、ひとりが好きで、「しっくりいかない」から詩誌やHPなどを自分が「しっくり」いくように作り上げていった。
ひとりで勉強して、場合によってはお金を払って講座などにでかけていた。
また二十代のころは印刷関連の会社に勤めていたので、パソコンや専用のマシンやソフトや原稿や版下などには始終触れていたし、印刷所や出版社やデザイン関係と毎日付き合っていたので、それなりに充実していたかもしれないが、どこか忙しさのなかに空白があった。

この「空白」がまたわたしにとって大事で、それが詩を書く、詩に関わる部分なのだと思う。

やがてオンデマンド印刷で「狼」を印刷所で刷るようになった。参加者も徐々に増え始めた。
文極の「狼」13号は、文学極道特集号で、当時の受賞者の作品を掲載していた。
またカバー付きのソフトカバーの『文学極道�癸押戮鮴�作していたりした。
わたしの詩集「バード・シリーズ」はあまり謹呈せずに、販売に回し数年で200冊くらい売った。
日本の同人誌や詩集は謹呈か押入れに山積みが多いらしいのだが、わたしはそのようなことはしたくなかった。

「狼」はいまはベテランも参加するが、若手を中心とした雑誌で、新人は延べ80人くらいが参加していた。1号十数人から二十数人くらいで、十数年の年月のなかで、入れ替わり立ち代わり新人たちが寄稿していた。
詩の世界で知られている当時の参加者では文月悠光らもいた。その多くは「狼」を卒業していったようだ。意外とベテラン・中堅が残ったりする。あるいは新人・若手も、歳をとり中堅となっていくのだろう。やがて「狼」はAmazonで販売をするようになった。
「詩と思想」の同人誌の特集号で「狼」も紹介ページを作ってくれたこともあった。参加者の中には詩集賞の受賞者も何人も参加してくれている。
「狼」は半分同人誌で、半分商業誌とも言われることもある。参加型の誌としている。いまはド派手な表紙で、日本の同人誌とはイメージが大きく違っていると言われることもある。

電子書籍も何冊か作った。そのうち「狼アンソロジー2015」はAmazon kindleのホームページで紹介された。「狼アンソロジー2016」は発売数か月で二百数十冊読まれた。

思いつくままに書いたのだが、「狼」はこのような感じだった。
要は、自分でメディアを作るのは楽しいことだよということ。大変なこともいろいろあるけれど。

いまは詩人会で「詩の世界」を広めるためにできること、したいことをしている(広報・メディア)が、
一番いいのは、ひとりで詩を書くことだろう。そういうときは、自分の深いところに降りていく。
聴こえるものは、自分の息遣いくらいになる。そのとき、わたしはまたひとりになる。詩人会にいても、ネットにいても、ひとりはひとりだが。
詩を書くときのひとりはまた違う、ひとりだ。
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記事日時: 2017.10.31 (Tue) 19:59 引用付きで返信トップに戻る

文芸雑記5回目――ダーザイン詩集と「詩と思想」について

きょうは風邪が長引き、また引っ越し前なので簡単に。
ダーザイン詩集をAmazonからkindle版で発売したので、読んでほしい。
10米ドルなので日本円で340円ぐらい。
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3%E8%A9%A9%E9%9B%86%E3%80%8C%E9%9D%92%E3%81%AE%E6%9E%9C%E3%81%A6%E2%80%95%E4%BD%B3%E5%AD%90%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%80%8D-%E6%96%87%E6%A5%B5%E5%8F%A2%E6%9B%B8-%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3%EF%BC%88%E6%AD%A6%E7%94%B0%E8%81%A1%E4%BA%BA%EF%BC%89-ebook/dp/B076NG9SVF/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1509446590&sr=8-1&keywords=%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3%E8%A9%A9%E9%9B%86

この売り上げはAmazonとダーザインと文極と狼編集室に入ることになる。文極に入ったお金は、サーバー代などに回せればよいなと考える。
サーバー代はとある方が、10数年に渡ってお支払いいただいていると聞く。
著者に入るのは当然だが、連絡がとれないので、文極が預かることになると思う。
狼編集室というのはわたしの小さな創作の場だが、表紙画代やデザイン代や編集代などに充てたい。
今後この文極シリーズを広げていけば、皆がいくらかのお得に預かるのではないかと考える。
無償の奉仕というのも長年にわたると実施大変だから。

詩と思想11月号に光冨と平川さんと、澤さんほかITと詩の特集「IT社会がもたらす変革とポエジー」ということで、
エッセイ書いているので、読んでほしい。
https://www.amazon.co.jp/%E8%A9%A9%E3%81%A8%E6%80%9D%E6%83%B3-2017%E5%B9%B4-11-%E6%9C%88%E5%8F%B7-%E9%9B%91%E8%AA%8C/dp/B074W4JG3V/ref=sr_1_1?s=digital-text&ie=UTF8&qid=1509447010&sr=8-1&keywords=%E8%A9%A9%E3%81%A8%E6%80%9D%E6%83%B311%E6%9C%88%E5%8F%B7%E3%80%802017

あとは、そうね、ネットや雑誌やリアルな場での投稿とか合評とかもいいのだけれど、
そうやって力をつけてその先どうするかというと。
賞を獲るなり、取れなくても、詩集を作り、朗読会に臨み、
詩の仲間なり友なり同志なり見つけるなり、一人で書き続けるなり、
いくつかの道筋のパターンがあると思う。
またそのひとなりの試行錯誤などを踏まえて、自分なりの詩の生き方というのを模索していくのだと思う。
まだ詩人会やコンクールなどでは、電子書籍の詩集は対象になっていないかなと思うのだが、
いづれそういうものも対象となったりするとよいのだろう。

H氏賞も中原中也賞も電子書籍を対象にすると面白いかもしれないし、
電子書籍の詩集の賞というのがあってもよいかもしれない。

電子書籍の賞があったら、教えてね。
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記事日時: 2017.11.19 (Sun) 00:54 引用付きで返信トップに戻る

文芸雑記6回目――ラスト

 さて文芸雑記も最終回となった。6回できればよいなと思っていたので。このあと、12月におまけの1回で、しばらく文極から離れることとする。

 ダーザイン詩集の編集後記に記していたが、わたしは平川綾真智に、次の代表を譲ることにするので、投稿者とスタッフ・発起人は協力してほしい。
 平川は現在、一番文極のことを知っている発起人であるし、長い間、代表代行として実務を裏方からこなしてきた。適役であろうと思われる。
 わたしが文極から去る理由は2つある。

 1番目は、わたしの多忙ゆえである。実際、2つの詩人会の理事を務めながら、会社で仕事をして、家庭で家族の面倒を見て、夜は副業の狼編集室で雑誌や本の制作をして、休日はイベントの運営や企画や撮影や録音や記事を書いて、それを会報やHPに載せている詩人はそう多くはないだろう。その分、文極に費やす時間がなく、不十分な結果となっている。また詩人会を開かれた方向に持っていきたく、闘っているところでもある。

 2番目は、文極の運営上の問題である。わたしは変えることが好きなことで、維持し続けるのは苦手というかあまり関心がない。生業の仕事ならば、それも家庭を守る故に、致し方ないこともあるかもしれない。家庭を維持するために、砂を噛みつづけることも、また責任のありかたである。
 しかしながら、わたしにとって詩は生業ではない。詩は生きがいであり、そのまま生きることである。おもろしくなければ、続ける意味を持たない。
 文極の本幹のシステムは変わらないし、変えないということが、発言のあった技術スタッフと発起人の総意であった。ボランティアであるし、これ以上は労力を割けないということが理由であった。また、元々のダーザインと彼の創った文学極道への愛着や思い入れもあるであろう。
 別案として、新館・別館として新たな文極のサイトを作るということもあった。わたしが作ってもよいのだが、その際、本館との関係性がわからなくなる。
 別企画、別運営・管理となり、それは果たしてダーザインの創った文学極道であろうか。

 わたしはまた文学極道やダーザインに対して愛着はあるが、初めからある程度の距離感もあった。ネット至上主義、ネット詩原理主義ではわたしはない。
 ネットも活字媒体も自由に行き来できることがわたしの理想である。文学極道の自由闊達で、激しいバトルには、自由投稿掲示板が必要だが、それはわたしから見るともはや時流に合わない。そのあたりを変えて行きたく、「罵倒」を避け、「酷評」という文言のトップページのコンセプトに変えた。また「文学極道」というインテリヤクザ風の印象の名前を変えて、文を極めるという意味の「文極」に改称をした。
 そして、文極叢書を作り、文極にも著者にも売り上げを回すことで、長年サーバー代を無償に払っていた有志や、影から多大な尽力をしている運営側にも何とか報いようと考えて、第1巻としてダーザイン詩集を作った。
 また新しいメンバーによるツイッターやツイキャスなどで、新たな展開を図り、わたしから見れば「現代の恐竜」とさえ思える文極を引っ張ってくれるであろう。
 そして掲示板本体は、技術スタッフと出資者と平川をはじめとする発起人たちでこれからも維持されていくであろう。

 わたしの考えていることは、自由投稿掲示板は廃止し、承認制の掲示板の採用だが、これも毎日運営側が承認の手続きをとらないといけないので、投稿欄を備えたポータルサイトがよいかもしれない。
 これはすでに日本現代詩人会のHPで実現している。わたしが企画から携わり、自ら陣頭指揮をして、実行してきたものである。ずいぶん叩かれり、反感を買われたりしたが、それはほかの場でも同じであるから、構わない。新しいことをしようとすれば、泥を被ることになるが、それをなくしては変えてはいけない。
 わたしはしかしながら詩人会とかあるいはネット詩とかあるいは雑誌とか、そういう一つひとつの事柄に企画、運営・管理、制作ほかに長い間、携わってきているが、本当にしたいことは、「詩の世界を変えること」ある。ほかにも協力をしてきたところはいくつもある。
 44プロ、詩客、横浜文芸懇話会、日本詩人クラブ(詩のサロン、詩の学校)、そのほか朗読会や同人誌制作なども関わってきた。
 それらは詩を必要としているひとに一遍の詩を届けるために、詩の世界をもっと自由に行き来できるようにするためにである。まだまだ途上であるが、ある程度実績をつみ、認められてきたのは、方向性において間違いはないものであり、また多くのひとの協力を得られてきたからでもある。
 どの雑誌に執筆しているとか、何の賞をとったとか、どこの詩人会にいるとか、何の役があるとか、だれが先生だとか、だれと仲間・友人であるとか、そのようなことは、本来詩人にとってどれだけのことであろうか。一番大切なのは良い詩を書くことである。
 しかしながら一人で詩を書くものであるが、同時にひとは一人で生きていくのであれば狭いものとなる。詩を書くときは集中し、深化していくが、それを広めるには、中立的であったり、客観性であったりすることもあるが、協同もまた大切なことである。
 映画「関ケ原」の石田三成ではないが、一人(詩)は皆のために、皆は一人(詩)のために協力していくのである。
 文極には外部協力としての立場になるが(代表も発起人も降りるが)、まだまだ詩の世界でできることはあると考える。
 詩人会の役員は2期4年までしか任期はないので、それが終われば、自分の狼編集室の出版物とHPを伸ばしていこうと考えている。そしてもっといい詩を書きたい。ここ数年は自分のことは後回しになっていた。

 そういうことで、今年いっぱいで、文極の役割をわたしは終えるのであるが、優れた技術スタッフや才能のある発起人たちがいるので、まだまだ文極は闘える。ダーザインの創った文極はいまだ健在である。

 最後になりますが、皆さんはもっと詩を楽しんでください。愛と同じように詩も生きることも時に苦しいが、それであるからこそ楽しくそして美しいものであると信じている。わたしも若い若いと言われてきたが、いつの間にか50歳になってしまったが、これからも闘っていく。それでは皆さんの健闘と幸運をお祈り致します。才能と可能性のある未来の詩人たちに。
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