鳥が空を飛んでいく
隠した過去をつかまえて遠くへ運んでいく
くびきのような抑圧を振り払って
どこへ行くのかは知らないけれど
自由になれば幸せになれるのか
どこまで行っても逃れられない
そのことを考えながら
終わりだと思うほど暮れ行くことが
悲しくてうれしい
不思議な気持ちで待っている
助けても遅いのか
失くしたものは戻らない
大人になっても夢を見ることを
最低の条件として見出したのだ
何か美しい現実が幻の中に
消えていきそうな細い火のように
揺らめくのを確かめれば
今日と明日が救われるような気になる
繰り返すほど精度の増してくる
きらめく朝日の迎え方
照らし出すものは
闇の中だけで
人を必要とせず自らの力で輝く
そうした世界が繰り返され
その変遷の中で夢を見る
今も昔も世の人の
歴史における壊れやすさが
幾つもの光を秘めた
壮大なパノラマとなって
声によって覆われる
気にしなくていいと言うほど
硬くはない人々は
巡る思いを分かろうとして
夢の徴を口ずさむのだろう
願いは大きく主張はほどほどに
誰も干渉しなくて
誰もが視線を逸らすのなら
そこにある生き方を掴み取って見せる
何も映さぬ瞳
落ちる前に最も明るくなった
透明な燃える火のような
差別できない心だけがあらわになる
魂という存在になる
俺は嫌なことを避けたりしないぜ
だってそれじゃ狭くなっちまう
最後に歌ってくれ
吸い込まれそうな大空に聴かせるレクイエムを
>> permanent URI: http://bungoku.jp/ebbs/20160820_536_9048p
- アラメルモ :
タイトルが佳いですね。黒髪さん。
このようなタイトルが付けられるのに、詩文がもったいないほど、やはりダサい。
隠した過去をつかまえて遠くへ運んでいく
くびきのような抑圧を振り払って~ここでもうけつまづいてしまう。
もう少し壮大な世界観を。
例えば鳥葬で見送るような生業を意識し、そこから少しでも具体的な事象を挟み込んで世界を見下ろすような、
そのような告白と結びつけて考えられないのかな
、などと思ってしまいましたね。 ('16/08/20 20:22:08 *6)
- 黒髪 :
アラメルモさん、こんにちは
世界観を描き切れるような筆力はないはずなので、これくらいが現在の精一杯です。自分では、いいものだと思っているから投稿したんですが、どうでしょうか。さっそくご批評くださり、嬉しいです。現在はロートレアモンの『マルドロールの歌』に挑戦中なので、そう言った方向(暗さと言うか、呪いと言うか)へも頑張ってみたいなとは思っています。世界観を描ける文体を手に入れないといけません。アイデアをこじつける(笑)のは得意な方です。 ('16/08/20 21:18:17)
- 山田太郎 :
黒髪くん、きみは詩も大事だけど、まずは社会というものにちゃんと手で触れることだ。
いくら綺麗事を書いてもむなしいだけだよ。 ('16/08/24 08:55:21)
- 黒髪 :
山田太郎さん、ご訪問下さりありがとうございます。
さっき『風と共に去りぬ』の映画を見終わりました。この映画を見て発見したのは、字幕のセリフに感情を与えて読んだ時の感動です。そういうのは、綺麗事だけではないんだろうなと言うことを思いました。実際の生活では、綺麗事から離れた、怒った感情をどうするかとか、分担して仕事をするとか、誰を侮るかとか、そういったことを、色々としています。不安や恐怖以外には自分を発揮できない人間で、事実の浪費を行っていたようなものですが、まあ犯罪は起こしていない。マクドナルドでも、ドトールでもバイトをしたけれど、長続きはしなかった、そんな人生だなあと、いう感じです。何かをやり続けることがあるとしたら、学問とか芸術とかなんですが、まあ人生が上向いてきたような感触もあり、スルーされまくりの存在感のなさを、払しょくできるくらいのことをしないと、僕の目標にはいたらないわけであって、地味に活動を続けていこうと思っています。
ご批評くださり、ありがとうございました。 ('16/08/24 19:10:24 *1)