マミー’ズ・マムの店では
ぼくをミイラにしてくれる
ぼくは即身成仏コース49日間を選択した
頭蓋穿孔をオプションにつけた
三角形のアクリルの板を4枚貼り合わせただけの
頭に載せるピラミッドのミニチュアはサービスだった
ブルーとイエローとピンクの中からピンクを選んだ
ぼくは茶目っ気があるとマムに思われたかった
当日、言われたとおり頭髪を剃り落としてきたぼくは
店の奥の小部屋に通された
部屋の中央には床に釘付けされた椅子が一脚ぼくを待っていた
椅子の座面には穴が開いていた
あそこから排泄するのだろう
ぼくは血栓が生じるのを防ぐ弾性ストッキングを履かされた
それから椅子に縛り付けられる
マムは点滴の袋を金属製のスタンドの先にぶらさげながら言った
楽しんでね
頭蓋骨を削られている最中にぼくはすこし酔った
ごりごりという振動が頭の中いっぱいに広がって
眼球を裏から押したからだ
それ以外はとくに不快感は覚えなかった
マムにピラミッドのミニチュア(ピンク)を
穴を開けたばかりの頭頂に載せてもらった
似合うわよ
ぼくは少しばかりの愛想笑いをマムに返した
眠かった
点滴にそういう薬が入っているらしい
49日間をかけてぼくはこれからミイラになる
方法は複雑ではなく、基本餓死だが、
最初は水分と養分を点滴で補給される
意識を維持したまま
ぼくは7週間かけてじゅうぶんに肉を失っていく
死のスピードを上手に制御し、過程を可視化する
ぼくは変貌するだろう
死に始めてから2週目、ぼくはいまだに腹が減っていた
それから幻覚ばかりみていた
声も聞こえていた
穴を開けた脳の表面を何かが這っている
腐ったのだろうか
ぼくはマムに尋ねた
マムは心外の意を表明する皺を眉間に寄せて言った
違うわ、根を張っているの、いまは
それからいまに立派な世界樹があなたの頭のてっぺんから
伸びて世界へと枝を張り巡らせる
ぼくはたぶんマムに言ったのだろう、そんなことになったらピンク色のばかげた
小さなピラミッドのミニチュアが世界樹の頂で風にぶらぶらと揺れるんだね
夜の雲の上を飛ぶ国際線の飛行機の窓から
揺れる三角形のアクリルが月光を反射しているのを見る
5週を過ぎた頃、部屋にぼくとマム以外の他人をマムが連れて入ってきた
スーツを着た男たちに囲まれて腫れ上がって痣だらけの顔をした、
わずかに残った黒髪からアジア系だろうとは思うが、
性別の見分けのつかない人物を
事務用の折り畳み椅子を持ってきて
ぼくの前に座らせた
お願い、視て
薄くなった瞼は開かなくてもすべてがぼくには見えていた
ぼくはその人物を見た
何かを視た
ぼくの口から果てしない桁数の数字が流れ出る
人物がぎゃあ、とわめく
男たちに連れ出されていった
ありがとう、マムはしかし、その指先は
ぼくに触れなかった
7週目に入ってマムは最後の点滴を外した
いよいよ行くのね、寂しい
マムは部屋の電球を消し、扉から出て行った
ドアを閉めるときにいちど振り返った
ご利用ありがとうございました
一礼してマムは小部屋の扉を閉めた
カチリと外から鍵をかける音がして
ぼくは暗闇の中で思った
うそをつけ
マムはぼくをいちどだけ道具として使った
支払わせなければ
ぼくは干からびた舌先の肉を噛んだ
血はわずかに出た
ぼくは薄くなった肉片を噛み切った
心臓が光を放った
噛み続けよう
これでじゅうぶんだ
一週間後、ぼくの脳天から伸びた世界樹が星の侵略を開始する
人々は
それぞれの葉っぱの上でいままでに食べた分の皿を洗わなければならない
>> permanent URI: http://bungoku.jp/ebbs/20100529_032_4429p
- 砂木 :
こんばんは ゼッケンさん
最初はエジプトのミイラを想像したんですが
水晶から 宗教団体の儀式?みたいな事かなと。
たまにニュースになりますよね。
民家から発見とか。
マムがジャムおじさんに見えてきて 途中入ってきた人達に
ミイラは 予言でもしたのでしょうか。
性別の見分けがつかない人達というのは 何か
読者として作者に遊ばれている気がします。
何が見えるかなということで 私は蟻をみました。
昆虫の蟻です。働き蟻といいますか。
で ミイラが蟻に捕まったえさに見えてきて
少しづつ食べられている感じ。
世界樹の葉と蟻の巣が重なって見えて
土の中が星の中みたいな。
いままで食べた分の皿あらいというのは 今まで食べた物が
のっかっていた器は洗っておけ 自分というものが
新しいものを創るからというふうに受け取りました。
以前の詩より 段々 主人公が元気になりましたね。
支払わせなければ とか。
でも ミイラが蟻とか宗教とかの餌にみえます。
世界樹・・・宇宙樹はなかったかな。
という感想を持ちました。
ビンクのピラミッドのミニチュア 欲しいです。 ('10/05/31 22:01:58)
- NOIR :
これはなんだろう。という疑問がまず浮かびました。
少しずつ、いきましょうか。
読む、という事に関して言えば、得に苦なく読めると思います。実際、読めました。
印象としては、小説のような感じでした。
小説のような、というのは、この場合、印象を頼りにしたとして、物語として読んだ、からですね。
設定自体、"有り得ない"ものである、ということは、冒頭から既にわかるようになっていますね。
すると読み手であるわたしは、その段階で、この作品を完全なフィクションストーリーとして読み進めていくわけですね。これは、恐らく作者さん自明のことでしょうね。
では、そのようにして読んでもらう、或いは読むメリットとはなんだろうなと、考えてみるわけですが、いまいち、わたしの中でぴんとくるものが見当たりません。
一番はじめに言った、これはなんだろうという疑問は、そこらへん、関係があるようにも思います。つまり、詩作品なのでしょうけれど、展開があまりにも単調で、架空という設定をこれでもないくらいに押し出されているように見えるので、それ以上を求める気にならない、のですね。
単純に、エンターテイメントとしての文章だとしても、ちょっと退屈ですね。中盤、これといったものはなく、状況変化と、それに伴った語り手の動作、や、語り手の見える範囲の、極一般的な描写。心情の揺れ動きにも、これといって何か思えるものもない。
ただ、物語の区切りまでの説明が続いているようにも、見えるわけですね。
これは、この短い文章の中で、架空であるということを冒頭部分から押し出したことと、それに伴って、読み手が、詩作品というよりかは、ひとつのショートストーリーを読むような気持ちになってしまうことに起因するのではないかなと、個人的に感じました。
作品全体をひとつの比喩として、なにか当て嵌めることはいくらでも可能に思うのですが、それは、できればこちらから歩み寄るのではなく、いくつかの導べ、或いは用意されたフラグなりを選択するというように、なにかしら作者側からの強いアプローチなどによって、という方が、いいようにわたしは思います。ということはつまり、この作品ではそれを感じることが出来なかった、ということなのです。
この作品の狙いはなんだったのか、どう読んでほしかったのか、そういう小さなつっかかりが、なぜか大きな不満へと変わっているような気がします。
>うそをつけ
>マムはぼくをいちどだけ道具として使った
>支払わせなければ
>ぼくは干からびた舌先の肉を噛んだ
>血はわずかに出た
>ぼくは薄くなった肉片を噛み切った
>心臓が光を放った
>噛み続けよう
>これでじゅうぶんだ
>一週間後、ぼくの脳天から伸びた世界樹が星の侵略を開始する
>人々は
>それぞれの葉っぱの上でいままでに食べた分の皿を洗わなければならない
ところで、なんで最後急に、人々はって、大風呂敷を広げてしまったのでしょう。
言っていることは、結構感慨深いことなわけですが、わ
たしにはちょっと、唐突すぎるように思えます。
星の侵略というのも、随分派手に吹っ飛ばしましたね。序盤中盤と、淡々としていただけに、目立ちますね。決して良い意味ではなく、です。
いろいろ言っていますが、見ようによっては面白いとは思います。それはつまり、ただの文章としてはそこそこに、ということですね。
できればわたしは、そこに息吹があればいいなと思う。
フクションでもノンフィクションでも、心ときめくような、輝くものがほしいと思うのです。
それは、鋭い台詞であったり、あっと言わせる展開であったり。
ひとつ、大切なことを言っていなかったですね。
なにはともあれ、のっけから摩訶不思議な設定を、あっけなく了解させてしまう語り、作り、文章力には、キラリ光るものを感じました。
では、荒れた文章でしたけれど、これにて。
(わたしの読みが浅いというのもあるのだろうなというのは、大前提として言っていますので、そこらへん、お願いしますね。)
あ、あと、いくつか、というかほとんど、根拠など説明を大幅に省いている部分など、横暴に思うかもしれませんね。そこは、ごめんなさいと、予め言っておくことにしますね。 ('10/06/01 00:00:47 *1)
- 岩尾忍 :
ピラミッドって四面体じゃないと思うんだけど。水晶も四面体じゃないと思うんだけど。
癪なんで、こんなことでも言っときます。ちくしょーやられた。 ('10/06/01 20:49:02)
- ゼッケン :
>ビンクのピラミッドのミニチュア 欲しいです。
ビンク? ビンク色って濁ピンク色でしょうか。肉肉しい感じの。ちょっといいかもしれません。おっと、ちがうんです、ビンクの語感にちょっと不意をつかれて、わたくしはうれしくなったのであって、他人の単純な打ち間違いを嬉々としてあげつらうのが狙いなんかじゃないんです、そんな狭量じゃありませんよ、ゼッケンは。なに言ってるんですか。ええ、んで、砂木さんは携帯からなんだろうな、キーボードだったらpとbを打ち間違える距離じゃないから、携帯だとビとピが交互に出てくるからな、ハ行には濁音と半濁音のふたつあるから油断はできません。ゼッケンです。砂木さん、こんにちは。
改めて
>ビンクのピラミッドのミニチュア 欲しいです。
なるほど、詩の読者にこのようなニーズがあるとは。これは
ビジネスチャーンス。
そこで文極ストアの初回ラインナップ! ガジェットの数々をみなさまのお手元へ。
・ピラミッドミニチュア(ブルー、イエロー、ピンク。ビンクは特注になります)
・17-13と書かれた立て札
・「弟」からもらったハーブキャンディ詰め合わせ
・編みかけの荷造り用ビニルテープ(マニア垂涎! いまならなんと延長コード4m、伸縮型物干し竿、ガムテープのセットもついて価格据置!) ('10/06/05 09:54:41)
- ゼッケン :
NOIR さん、こんにちは。
>少しずつ、いきましょうか。
なぜ少しずついくことにしたのか。分からない、というのが最初にあってちょっと考えたけど、分からない理由が見つからない、そこでNOIRさんは書いていればこの作品に対する不満の輪郭が出てくるであろうとみたのでしょう。その時点で「少しずつ、いきましょうか」とご自身におっしゃったに違いない。
で、論旨は行きつ戻りつ、けっきょく、退屈だったということに。その理由が
>詩作品というよりかは、ひとつのショートストーリーを読むような気持ちになってしまうことに起因
んー、これね、詩の読み方と散文の読み方は異なるループで読むというのはそうなんだろうなあと思いますが、互換性を失ってガラパゴス化したのが現代詩と現代詩の批評であって、そこで「ただの文章」でも読めるということがむしろ価値なんだろうって。
>そのようにして読んでもらう、或いは読むメリットとはなんだろうなと、考えてみるわけですが、いまいち、わたしの中でぴんとくるものが見当たりません。
NOIRさん、ぴんときましたか? いまは詩に会いに行くべきではないということだろうと思います。 ('10/06/05 10:23:08)
- ゼッケン :
岩尾さん、こんにちは。
>ピラミッドって四面体じゃない
正四角錘で五面ありますが、底面は頭に載せやすいように板を貼ってありません。帽子のようになっています。手抜きじゃないです。あくまで機能面を追及した結果の構造の簡略化です。
>ちくしょーやられた。
いったいどーしたことでしょう。そんなにジェットストリームがJAL一社提供じゃなくなったことが残念だったのでしょうか。 ('10/06/05 10:46:12)
- NOIR :
>んー、これね、詩の読み方と散文の読み方は異なるループで読むというのはそうなんだろうなあと思いますが、互換性を失ってガラパゴス化したのが現代詩と現代詩の批評であって、そこで「ただの文章」でも読めるということがむしろ価値なんだろうって。
>NOIRさん、ぴんときましたか?
はい、多少、ぴんときました。
ガラパゴス化ですか、なるほど、言われてみると納得ですね。ただの文章でも読めるということが価値、というのも、考えとして、納得できます。
ゼッケンさんの返信を読み、自分のコメントを読み返してみて、思っていることを全然伝えられていないんだなということを思ったのですが、これ以上はゼッケンさんをただ不快にさせてしまうだけなので控えますね。
恐らく言っていることと矛盾するような文章になりますが、
ショートストーリー、物語性、など、そういうものを詩作品として読むことができない、というわけではないのです。
ということだけ、改まって言ってみます。
言葉がうまくなくてごめんなさい、という気持ちを添えつつ。
ではまたいつか。 ('10/06/05 12:32:40)
- ゼッケン :
いやいや、
>エンターテイメントとしての文章だとしても、ちょっと退屈
>ただの文章としてはそこそこ
という厳しいお叱りの声もうけたまわっております。
>これ以上はゼッケンさんをただ不快にさせてしまう
そんな理由でコメントを控える必要はない、というのが文学極道というメディアの売り出したい特徴のひとつらしいですよ。
いろいろ地雷があって罵倒する側のリスクが高まったのが最近の文極の問題でもあるわけですが、よござんしょう、いかいかさんに「2Ch出身だろ、どうせ」のおすみつきをもらったわたくしでございます。受けて立ちましょう。文極では罵倒耐性が無いとみなされるのは子供扱いされるということらしいし。注射される前のドキドキで掌に汗かき始めたけど、NOIRさんのその
>これ以上はゼッケンさんをただ不快にさせてしまうだけなので控えますね。
というもったいつけた挑発にのりますよ。 ('10/06/05 12:57:35)
- 砂木 :
すみません ゼッケンさん
今 返信を読むまで気付きませんでした。
ビンクだ。ピラミッドはあっているのに。
携帯から打ったら 私はもっと間違っているかも 笑。
でも特注できるんですね。どんな色だろう。
間違ってみるもんですねえ。未知な色っていうか無知な色っていうか。
ゼッケンさんのキャラクター商品はゼッケンでいいのだろうか。
小さなビンクのピラミッドのイヤリングがいいですね。
文極さんのキャラクター商品とか 詩集より売れたら
しゃれにならないかも。でも あの詩に書かれているあれが欲しいとか
そうなったらなったで ちょっとおもしろいですよね。
あやしげな商売ですけど。字 間違ってすみませんでした。 ('10/06/05 19:10:09)
- NOIR :
>もったいつけた挑発にのりますよ。
ああ、ごめんなさい。
もったいつけたわけでもなく、挑発しているつもりもないです。ただ、上手く言えないだろうから、また変なこと言ってしまうかもしれないなという、弱腰であり、逃げ腰であり、言い訳みたいなものです。
ただ、どうせなので、もう少し頑張ってみましょうか。
ということで、前よりも時間かけて文章作るので、多少頭悪い文章もマシにはなるかもしれませんが、全く、ならないかもしれません。
生まれた穴は、適当に解釈しておいてくれると助かります。
馬鹿げた物言いですが、
この作品は、エンターテイメントですよね?わたしはそう思いながら読んで、その気持ちは読み終わっても変わらなかったのですが。
あり得ない"設定"の中に、現実的な小物をぱぱっと配置して、フィクションとノンフィクションの境界を微妙に重ね合わせ、そこから感慨を起こさせる、そういうようなものなのかなと、勝手に思ったりしているのですが、それにしても、その"設定"というのがどうにも、露骨すぎてしまって、わたしは気になってしまった。
この作品、二連から始めたら、随分と印象違うと思うのですが、どうですか、
>当日、言われたとおり頭髪を剃り落としてきたぼくは
>店の奥の小部屋に通された
>部屋の中央には床に釘付けされた椅子が一脚ぼくを待っていた
>椅子の座面には穴が開いていた
>あそこから排泄するのだろう
>ぼくは血栓が生じるのを防ぐ弾性ストッキングを履かされた
>それから椅子に縛り付けられる
>マムは点滴の袋を金属製のスタンドの先にぶらさげながら言った
>楽しんでね
この文章からだと、一体これから何が起こるのかと、次が気になると思うんですね。わくわく、というやつです。
ですが、一連からだと
>マミー’ズ・マムの店では
>ぼくをミイラにしてくれる
と、はじめのコメントでも言いましたが、作品の世界設定をまずぽんと出して、その後に、
>ぼくは即身成仏コース49日間を選択した
>頭蓋穿孔をオプションにつけた
という、露骨すぎる形で茶目っ気が続くので、わたしは、面白い、というよりかは若干冷めてしまいました。
で、それ以後は、経過を程良く書いているだけ。のように、思えます。
もちろん、楽しもうと思えばできなくもないのですが、やはり、それほど面白くはないかな、というのが正直なところです。
>詩作品というよりかは、ひとつのショートストーリーを読むような気持ちになってしまう
この言い方はおかしいですね。謝ります。ごめんなさい。
そうではなく、その物語がおもしろくないんですね。
で、もっと根本的に、
>そこで「ただの文章」でも読めるということがむしろ価値なんだろうって。
ということに異論はないのですが、結局、この作品はどうしたかったのか。という、やはりそこですね。
楽しませたかったのであれば、もう少し、展開に幅が欲しいところです。今のままでは単調だし、世界設定が明らかになっている中では、どれも特に変わったものには思えないですし(それでいいのかな?)、それ故か、特に思うこともない。
>一週間後、ぼくの脳天から伸びた世界樹が星の侵略を開始する
>人々は
>それぞれの葉っぱの上でいままでに食べた分の皿を洗わなければならない
はじめ、
>随分派手に吹っ飛ばしましたね。
と批判しましたが、
終わりよければすべてよし、という言葉があるように、この部分を、もう少し読んでいて気にならない程度なものにしていたらと、思いなおしました。
世界樹しか、繋がるものがないように思えるので、何か、やりようはなかったのかと、思いました。
>ぼくはたぶんマムに言ったのだろう、そんなことになったらピンク色のばかげた
>小さなピラミッドのミニチュアが世界樹の頂で風にぶらぶらと揺れるんだね
>夜の雲の上を飛ぶ国際線の飛行機の窓から
>揺れる三角形のアクリルが月光を反射しているのを見る
ここなんて、イメージとしてわたしはとても綺麗だなと、思ったのですが。。
題名の水晶はここらへんとリンクしてくるのでしょうか。
題の水晶も、もう少し色を濃くしてもいいんじゃないかと、思いました。今のまんまだと、合ってないような題名にも、思えてしまいます。
あと、更に個人的な意見で申し訳ないのですが、やっぱり、ひとつだけでもいいから、作者の、魂を感じるようなものがあると、良いなと、これは、ほんとうにわたし個人の、希望のようなものでしかないのですが。
(いくつも被っている部分や、ぐだぐだになってしまった部分などあるかと思いますが、疲れたのでこれでやめにします。伝わっている自信がないです。なのでやっぱり先に謝っておきます。ごめんなさい。それでは。) ('10/06/06 00:51:47)
- 古月 :
デウス・エクス・マキナさん、こんにちは。
毎回毎回、トランスですね。
とりあえず
>マムは点滴の袋を金属製のスタンドの先にぶらさげながら言った
>楽しんでね
ここの緩急のつき方、すごく気に入っています。
物語の滑り出し、っていう感じのギアチェンジ感が半端ないんですよ。
ギアチェンジとか言いながら、僕はAT限定かつペーパードライバーなので適当喋ってるんですけど。
人間というのは、多かれ少なかれ、自分が世界の主役だと思って生きているに違いなく、そう思わないと、DATTEやってらんないじゃん、と思います。
常に何か大きなものの下でアリのように暮らす自分の、頭ごしに交わされる、誰かと誰かの会話。不安……。
やめた、この話分かりにくいな。仕切り直します。
毎日働いて、夜に疲れて帰ってくるお父さん。
一家の大黒柱。お金を稼いでいるのはお父さん。家の主役は俺。
なのに、妻や娘は汚いものでも見るような眼で見る。息子はPSPに夢中。
でもだいじょうぶ。ここは俺の家。俺の家。俺が主役。俺は人生の主役。
でも、事実を冷静に見つめたとき、人はマジでキレてもいい。と言える現実。
世の中は全部うそです。
実際は世界樹なんて生えてこないし、人は道具として使われるだけ。誰かに支払わせることなんてできない。星は侵略されない。
この感動作品っぷりは、なんかもうびっくりです。
あと、毎回思ってますが、これだけの内容をこの分量にまとめるのって才能だと思います。
筆が走ってくると、この十倍は書いちゃうな、と思って、ゼッケンさんの冷静沈着な思考機械ぶりに憧れています。
ピンクがいいです。
ありがとうございました。 ('10/06/08 00:46:43)
- ゼッケン :
>文極さんのキャラクター商品とか 詩集より売れたら
>あやしげな商売
何を言うのであろうか。ガンプラ(ガンダムのプラモデル)の出荷数は国内外の累計で3億8900万個(1980年7月-2008年3月)。一方、日本での聖書頒布数は1874年〜2004年に3億4584万1334冊。歎異抄(岩波文庫)1931年から117万部。日本人のモノとカタチに対する研ぎ澄まされた感性と肥大化した執着を見よ。元禄以降から開国までのゼロ成長オオエドハッピャクヤチョウの世界最大都市に花開くモダン、大政奉還のニヒリズム。日本に近代の輸入は必要なかったのであります。思想を物質的操作する、そのことをとっくに成し遂げていたのであります。 ('10/06/12 10:16:04)
- ゼッケン :
NOIRさん、スリル&サスペンス!
が欲しい、ということでいいのでしょうか。
にしても、
>馬鹿げた物言いですが、
>この作品は、エンターテイメントですよね?
エンターテイメントという文字を爆破したい
世界中のすべてのエンターテイメントという文字は
爆破されるべきだ
ひとつひとつが爆破されるだろう
丹念に精確に青い炎を上げて一文字ずつ
燃える
エ ン タ ー テ イ メ ン ト
なにゆえにそれは贈られるのか
自分ではない人々を見る
交換に他人は関与できない ('10/06/12 10:38:00)
- ゼッケン :
>世の中は全部うそです。
ところで我々は多くのうその中からひとつの本当のことを探そうとします。しかし、本当のことがひとつしかないという前提は本当なのでしょうか。この前提がなければ本当のことが有するうそに対する優位性も消えうせます。ひとつしかないことが本当のことの証明であるというのであれば、それは希少性をありがたがっているだけなのです。わたしは唯一のわたしである。ゆえにわたしは尊いのである。ナンバーワンよりオンリーワン。うそです。わたしが唯一しかいないのであれば、そのわたしが見ているわたしは誰なのか? わたしをわたしと呼んでいるのは誰なのか? わたしをわたしと呼ぶ人とわたしをあなたと呼ぶ人に優劣をつける根拠はなんだろうか。わたしはわたしがわたしと呼ぶ存在に対する所有権を主張したいんですか? ('10/06/12 10:57:52)