選出作品

作品 - 20110105_017_4950p

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HAVEN made in japan

  

暴力の限り娼婦どもを犯せ、天使どもが酒場で酔っ払っている間に!

 冗談じゃない。どいつもこいつも朝からいかれたまま昼を食い散らかしてやがる。俺達の優しい神様の慈悲なる銀行につめこんだままの腐敗が今にもながれだしてきちまいそうだ。この世界は今じゃ、ろくでなしどものに埋もれてボンベなしじゃいきちゃいけない。ここは、高原病の行き着く最果てにちがいない。病人の奴らは、皆祈ってやがるのさ。青白い顔で、私達を救いたまえ、ただ私達は何も背負いたくありませんが、と、そいつらの頭にしょんべんがひっかかる。とうとう、神様もいかれちまったわけだ。手は痙攣し、天国が壮大な密造酒の工場に生まれかわっちまったって寸法なのさ。
 そして、暴力的に俺達は脱獄する。これは一種の美学なんだと、柵を越えるときに、俺達は一列に並んで射精する。綺麗に、明日にじゃなく、俺達の目の前にある希望と言う名の奈落にむけて!奈落から匂って来る腐った香り。希望ってやつは腐った臭いがしやがるんだ。つまり、それに集る蝿どもの多いこと!祈る奴の青ざめた顔は、感情に整形されたくそくだらない面!
 俺達には悪魔も天使も未来も過去も希望も絶望も味方しやがらねぇ!便所は、この世界でもっとも清潔だ。何もかもが渦を巻いて流されていくとき、それは処女の女どもが、目の前で同じ処女の女が犯されるのを見て、苦痛と快楽に引き裂かれながらも最後は、事実に押しつぶされちまうように!
 女の性器を指で開くようにして、地獄を開く。乾ききった死体には蛆もたからないのさ、お前らのじっめぽい魂や感情にはいつも蛆がたかってやがる。
 糞くらえだ!日本製のくだらない天国の中で、特に名指しされた爆発と轟音のど真ん中で、糞をたれる野郎どもを。
 
世界は、
今、必死になって、
肩パットの、
モヒカン連中と
死闘を繰り広げている、
ブイブイ言わす、
バイクの、石油で、
頭を洗われた、
子供の、背中で、
百の、瞳が、
いっせいに、
目を覚ます、