たった一冊の詩集を読むために
僕は朝早くから肘をつき
頭を垂れる
7インチLPから流れる"揺れ"と共に挿入される小鳥のvoiceが部屋に充満し
Vibrationする異次元空間へ平面からの逸脱をそれは朝もやの中からの起床
起立させられた音階のすべてにはにかみSmileする君の顔からまた新しいVibs
の波紋が部屋中の壁にぶつかり"拡散する"砕け散る波の集合が僕を覆った時に
Coffee makerから湯気立ち上りすべてをもやの中に帰した喚起の声がアンプ
から開放され縦横無尽に"世界を駆け巡る"すべての方程式の中で呼吸し圧力の重さ
の中で僕は俺へと変わる"Vibration"する文字
すべては"揺れ"の奥へ
選出作品
作品 - 20070825_318_2293p
- [佳] 揺れ - いかいか (2007-08)
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揺れ
いかいか