青いシマウマ走る
涼しい顔して走る
バックヤードへジュース補充
青いシマウマ横になる
けれどやっぱり走りだす
トラック降りて荷物お届け
蒸せかえる暑さの中
黒いダウンをきた人がふらつく
髪は長くチリチリで顔も手もクロい
前がはだけたジャケットに
女性であることを知る
裸になって体を洗ってあげたかった
(馬の背を歩く
ジャッジャッジヤツと
オアシスは見つからない)
青いシマウマが走る
彼女の前を
青いシマウマが走るのを僕は
等しく雨は降らない
>> permanent URI: http://bungoku.jp/ebbs/20070703_716_2174p
>青いシマウマが走るのを僕は
>等しく雨は降らない
セイヘロートゥー。。。セイヘロートゥー。。。片言の英語で、伝わるかどうかも分からない相手に、何か伝えようとする。伝言は、頼んだ時点で、効果を発する、セイヘロートゥーいつかの親友/セイ、いつかの帰り道、何だかよく分からないけれど美しいものたちでみちている(気がする/した、昔母親だった女が捨てられた小犬に母乳を与えていた。ふるえる小犬の口まわりがみるみるうちに濃い白に染められていった!/のでした、それは、きんじょ の はたけ こううんき の
けた たましい こうかおん(と一緒に、ぼくの頭から離れてはくれない、れない、られない、れ、ない、いい。目の前は真っ赤になった! 小犬、小犬が勢いあまって、強く噛み付きすぎた、せんけつ。いたい?いたい?いたい?いたい?いたい?いたい?いたい?いたい?いたい?いたい?/あのひとは無痛病だった/かもしれない。ぼくは、あなたの側にいたい、いたい!
病院のベッドの上、という自由のために、いつかの親友が死んでいった。あの日。前日は雨でしたから、踏み出す地面踏み出す地面、水分が水分が水分が、あふれ あふ
あふれ 過ぎていた。
じめじめ じめじめ じめじめ/ん
そこからたくさんの生物たちが、
(うまれて)
のどが渇いているのか、
捨てられた小犬は夢中で、水たまり
に顔を突っ込む。きりのいいところで、水分補給はやめにして、「きみは そうぞうにんしん で うまれた子さ きみは そうぞうにんしん で うまれた子さ きみは そうぞう そうぞう、そう」と、小犬がつぶやいた。そうぞうにんしん そうぞうにんしん そうぞうにんしん? そうぞう/力豊かな小犬を、いつかの親友にも、見せてあげたかった/な、いてる? にんしんせんを指でなぞっていった先には、いつもいつかの親友、そうきみがいたんだ。ぼくはきみと一緒に毎日のように渋谷で遊んだし、原宿で買い物もしたし、同じ女に恋もしたし、近所の公園(通称三角公園)で暴走バイクが通過するのを見届けたりもしたし、したし、したし、したし、した、し? きみは、地理が大好きだったから、学校で配られた地図帳に、少しの迷いも無く、国境を書き入れて、これがにんしんせんだと教えてくれた。/から、毎日まいにち、指でなぞってたから、にんしんせんが薄くなったのかもしれない。 ごくまれに国境が書き換えられ
てしまうと、
ぼくたちは もう一度 うまれる
というのも
きみが 教えてくれたことで、
で、
病院のベッドの上で、きみは、もういちど、もういちど、もういち、、何度もつぶやきながら、人さし指で真っ白いシーツの、
あっちをこすったり
こっちをこすったり
何度もいったりきたりさせていた。やがて、それは、にんしんせん、まだ開かれていないにんしんせんになって、そこからうまれた。
ある朝、小犬はぐったりしていて、口からは真っ白いのが逆流していた。全く動かなくなった小犬を抱き上げて、あったかい、あったかい、あったかい! ぼ、ぼ、ぼにゅう が まだ あったかいよ! ぼくたちは、想像する。もういちど、うまれてくる日。/は、小犬かもしれない、異性かもしれない、外国人かもしれない、かもしれない、かもしれない、かもしれない、かもしれない、かもしれない、かもしれない、かもしれない、かもしれない、かもしれない、かもしれない、
/? 、小犬の死骸に、母乳をあたえる、昔母親だった女
/に
「セイヘロートゥー
いつかの親友
/セイ、
ほら、こぼれた母乳があたらしい白地図を描き出しているよ。もういちど、もういちど、もういちどだけ、いっしょに指を動かして、国境を描こう?
セイヘロー セイへロートゥー
いつかの親友
/セイ、
>> permanent URI: http://bungoku.jp/ebbs/20070629_558_2162p
>ぼくは、あなたの側にいたい
>みちている(気がする/した
>病院のベッドの上、という自由のために、いつかの親友が死んでいった。
>ごくまれに国境が書き換えられてしまうと、ぼくたちは もう一度 うまれ>るというのも、きみが 教えてくれたことで
>セイヘロートゥー。。。セイヘロートゥー。。。片言の英語で、
>学校で配られた地図帳に、少しの迷いも無く、国境を書き入れて
>ただ、本物の母乳の出るところや妊娠線、見ることが出来たらもっと違うやろなあとも。触れたらもっといいでしょうね。頭の中で作り出されたものとわかってしまうので、温度というか体温みたいなものが感じられず、寂しいのです。
>セイヘロートゥー
一。
あたし捨てられた。
だから流れてる。
この汚れた水の中を、
彼らと流れてる。
髪や肌には、
彼らがこべりつき、
凄まじい悪臭を放ってる。
ドレスは犯され、
彼らと化した。
彼らを身につけてるあたしは、
もう汚物そのもの。
二。
排泄され、
生まれた彼らは、
いつか母へと還る。
そう生まれついたもの。
排泄されず、
生まれたあたしは、
いつまでも母へは還れない。
そう定められたもの。
あたしは汚物。
ひとりぼっちの汚物。
排泄されず生まれ、
忌まれ疎まれ定められ、
誰からも愛されることもなく、
捨てられ、
母へと還れない。
汚物。
三。
暗い母を脱け、
果てへと着いた。
父はあたしを見て、
涙を流す。
止め処なく、
父は涙を流す。
だからあたし、
父の涙に流される。
父の涙の中を流される。
あたし流され流され流されて、
どこまでも流される。
そうしてあたし、
父の涙で、
洗い、
流される。
四。
あたし気がつくと、
打ち上げられ、
海辺にいた。
父の涙が、
優しく、
あたしを撫でる。
なんどもなんども、
あたしを撫でてくれる。
ずっとそこで、
あたし待ってた。
待って待って待って、
待ち焦がれて、
撫でられて、
あたし待ってた。
汚。
長い影が近づいて、
拾い上げられた。
「リカちゃん。」
きみはそういって、
あたしを抱きしめた。
了。
>> permanent URI: http://bungoku.jp/ebbs/20070630_570_2164p
>彼らと化した。
うたがきこえた
そんな気がしたんだ
ひとりごと
くりかえす
ちいさな
人形のように
映像
それは
忘れかけた残照?
青空のはじっこで
永遠に手がとどいた
そんな気がしたんだ
うたがきこえた
そんな気がしたんだ
>> permanent URI: http://bungoku.jp/ebbs/20070702_663_2169p
>ひとりごと
>くりかえす
>ちいさな
>人形のように
滅びまで覗く逆説のなか、私である繁殖は、美しく夏草のうえをなめらかに這う蛇の眼に浮かぶ、球状の窓を部分からたえまなく覆うもの。炎と灰の渦によった肉と観念に直立し、一篇の詩をみて、海と都市と砂漠というべき三柱が、寒暖計の水銀と共に沈むとき、死して、五感に学ぶ時代を、誰ひとりとして予期しないでいる。空想に満ちた聖なる秘儀を、少年期の裸足の夏へと想起させ、誤読の如何なる色と私が心中未遂を起こせば、また、にぎやかな運命は、依然として裸のままだというのに。理想美とは、火を産み、煙を産み、永続の遊戯に単調さゆえ、耽美な夜を営むのは、やはり、我らである。
>> permanent URI: http://bungoku.jp/ebbs/20070630_592_2165p
>私である繁殖は、美しく夏草のうえをなめらかに這う蛇の眼に浮かぶ、球状の窓を部分からたえまなく覆うもの。
>耽美な夜を営むのは、
(本人の希望により削除)
>> permanent URI: http://bungoku.jp/ebbs/20070630_595_2166p
>キャベツ畑に放り込まれた日の暑さが、まだ幾らも遠くにいかず。
>カカシとカカシの間、厳しい渓谷の向こうに海が現れる。
>「さあ、おいで。飴玉をやろう
>アブラ絵の具の擦り切れたような渇きを、私はいつだって恐れている。
>何故「アブラ」がカタカナでないといけないのかもわからない。はっきり言ってここで読む気が失せました。
>一人の農夫が飴玉を拾って空を仰げば、
八時になれば ぅひぉッ こらしょ
両手をついて どっこいしょ
起きるも立つも やっとこだ
頭のなかは まっしろさ
まずは最初に ぅひゅッ すらと
にがい調子で かったるく
笑ってみせよう やっぱりと
やっぱり夢は いっちまう
やるべきことは ぅひぉッ さりと
山とつまれて まっている
けれども腹が へっていて
急にちからは でっこない
意欲・気力も ぅひぁッ ぱりで
体はまたも つっぷして
伸びてしまえば あっさりと
まぶたが閉じて ぐったりさ
ところが九時に ぅひぁッ として
気付いてみれば さっきより
一時間しか たってない
予定通りに ばっちりさ
十時ちょうどに ぅひぃッ かりと
足をふんばり 立ってやれ
やれば出来ると はっきりと
見せる時刻が やってきた
ところで何を ぅひぁッ 先に
やればいいかと いったって
そいつは誰にも きっぱりと
答えられない こったろう
かりに仕事が ぅひぁッ たって
それがほんとに ぴったりと
無理なく性に 合ってるか
こころに問えば がっかりだ
それに加えて ぅひぃッ 日前
店主に首を ばっさりと
切られて宙に ぽっかりと
浮いた男に なっていた
いつものように ぅひぃッ 服し
頭をやすめ ぐっすりと
夕の5時まで ゆっくりし
夢に浸ろう どっぷりと
夜の9時には ぅひぁッ きりし
街にとびこみ きっちりと
賽をころがし 勝ってみせ
深夜2時まで 酔ってやれ
強いて生きるは ぅひぁッ ぴらだ
賭ける勇気は もっている
勢いあまって あっけなく
こけて終わるも 結構だ
>> permanent URI: http://bungoku.jp/ebbs/20070709_899_2189p
>店主に首を ばっさりと
>切られて宙に ぽっかりと
>浮いた男に なっていた
僕と廃墟の間には灰色の砂原がある。
底で何かが陥没し、砂原は徐々に沈んでいった。やがて沈降はしずかにとどまり、柔らかな円いクレーターができた。
クレーターの底には一本の細い赤色のパイプが刺さっており、それは陥没に従って時々砂を吐き出した。
やがてそこから水が溢れた。はじめは濁っていたものが、だんだんと透ってゆき、そうして水は溢れつづけた。
クレーターはやがてひとつの池となった。底までひかりが通り、歪んだ像を映し出した。
水の中には透明の藻類が生じ初め、やがて水の色の魚も生まれた。池の周りには透けた草木が茂っていた。
僕は歩いて行って水に入り、そこで暮らし始めた。長い時の間に、僕の体もまた、芯まで水の色になった。
ある夜、僕は水から出て、廃墟に向かって歩き出した。透明になった僕の体はひどく軽く、微かに浮いているようで、足音もせず、足跡もつかなかった。
滑るように進んで、朝になるころ廃墟に来た。窓が壊れ、壁の塗装の剥がれた家並。舗装のくたけた路。錆ついた蝶番の扉。がらんとして、白い光ばかりの充ちた部屋。斜めに落ちているカーテンレール。そういったところに僕はいた。
僕が、彼らが、僕らが、そこにいた。人の目に写ることなく、あらゆるところに僕はいた。廃墟の町はそうして少しづつ、透明に沈んでゆくのだった。
>> permanent URI: http://bungoku.jp/ebbs/20070707_855_2185p
>やがてそこから水が溢れた。はじめは濁っていたものが、だんだんと透っ
>てゆき、そうして水は溢れつづけた。
>クレーターはやがてひとつの池となった。底までひかりが通り、歪んだ像
>を映し出した。
> 僕が、彼らが、僕らが、そこにいた。人の目に写ることなく、あらゆるところに僕はいた。廃墟の町はそうして少しづつ、透明に沈んでゆくのだった。
何を地面に埋めた?
不意に思い出し
人の目線には構わずに
どこ
そこ
ここ
と
梅雨の湿った土を掘り返す。
爪にちいさな砂がつまっては爪と皮膚の割れ目を少しづつ変色させて
爪の硬度よりは確実に砂利の方が硬い様子
爪は逆らえずにズルリと皮膚から去って行く
「見つからない…」
爪が剥がれるまで僕は頑張ったとの言い訳は
通りすがりの無職な奴に
無理くり堀り返されてしまう。
「じゃあ何処まで堀り進めたら探し物は見つかりますかねぇ」
誰にともなく問い掛ける
否、自分自身に問い掛けた
〜見つからない方が幸せでしょ?〜
風が独り言に入り込んでくる
安息感を得て
自身の成り立ちを失い居場所が無くなる。
見付けなければ自分自身を支えられない
掘り返している間は何も考えずにすむ。
梅雨時季特有の湿り気を得た土を掘り返す。
爪に引っ掛かりを覚えて一枚ハラリと剥がれてしまう
さらに掘り返す
さらに掘り進める
「自分は間違えていなかったのだ!!そこらをひょうようとさ迷う風の言葉なぞ私を殻に戻すための戯言に過ぎない」
風に向かってしたり顔を一瞥し
両手で引っ掛かりを感じた異物を穴ボコだらけの湿り気を帯びた大地に引きずりあげ、泥とも土とも言えないモノをハラリ払い
探し物はプラスチック製のカプセルだったのかと自身の中に見つける
興奮は尚覚めやらぬ
爪の幾つかが剥がれた指で取っ手を回し
ゆぅるりゆぅるり
ゆぅろいゆぅろい
とプラスチックを開ける
中には一枚の手紙のみ…
\\
千尋へ
おじいちゃんがキツい顔をしている時はいつも「ねぇおじいちゃん大丈夫?イタイの無い?」と言ってくれたね。おじいちゃんはとても嬉しかったよ。何も残せなくてごめんな。
「無くしたものは何ですか?」
「見つけにくいものですか?」
この永い雨が止んだら私は笑えますか?
>> permanent URI: http://bungoku.jp/ebbs/20070711_968_2196p
「愛しい私を食べ終えたら、骨は生コンで壁にレリーフとして漆で塗って飾って下さいな。」
机の上
愛らしい、一枚だけ置いてある時代遅れな汚い丸文字の手紙。
横には裸で無数に注射跡が腕に残ったまんまの貴方。
能動的な衝動でフォーク突き刺し固定して体にナイフを入れるるる
その後少し考える。
「あいしてるるるるるるるから食べれるルられル食べれるるれるられるるからあいしてるるるる」
これは情念ですか?
陳腐なあいしてると言う言葉でしか。君を表せない僕。
そう言えば、中国人は猿の脳ミソを高級デザートとして食べる。
そこに「愛しい」と言う感情は無い。
目の前に出されたゲテモノは既に単なる食物に他ならない。(主観的だが)
じゃあ、今現在隣に転がる彼女の存在は、僕にとって既にカテゴリ内で食物になっているのか?
出来るのか?
好きだから食べれるのか食べられるから好きなのか。
食べる事が出来るのは君を思っていたからか、もしくは食べる事が出来るから君を好きになったのか。
今となってはどうでも良い。
お腹を満たして考えるとしよう。
いただきマス
君は焼いてもレアのまま脳内を引っ掻き回す
僕は今日とりあえず童貞である事を辞めた。
>> permanent URI: http://bungoku.jp/ebbs/20070702_680_2170p
>汚い丸文字の手紙
朝色の水彩絵具が一滴だけ落ちて鍵穴の暗闇に陥るように、緊張した瞳で開ける、たるみのない細い糸のような朝。
(張り詰めたガラスの向こう側を
マンボウはゆっくりと飛ぶ。
熱帯魚は7色で話しかける。
深海魚は静かに瞳を閉じる。
すべての暖かい目で、喜びを与えたい。)
私は階段を駆け上がりドアの向こう側へ飛び出す。そして足を前へ突き出したけれども外はあまりにも眩し過ぎた。母が苺ミルクを買ってきてくれたけれども穏やかな温もりが不安に変わっていくのを感じて…
(深海魚は静かに瞳を閉じる。)
私は階段を駆け下りて朝の陽だまりを飛び越えて行く。張り詰めたガラスの向こう側で、たくさんの人間が鞄を運んで歩いていく。風と共に通り抜けていった朝の匂い。
(おはよう、みんなおはよう!)
声が、帰ってこない。
暗闇に落とした夜色の水彩絵具が全ての穏やかな微笑を黒く染める頃、影となって地に堕ちていった感情、私が、私が何も考えることの無い人間に変わっていくのを、何についても考えることのない地面に消えていくのを…
(黙って、静かに瞳を閉じる。)
朝が、帰ってこない。
>> permanent URI: http://bungoku.jp/ebbs/20070707_847_2183p
>朝色の水彩絵具が一滴だけ落ちて鍵穴の暗闇に陥るように、緊張した瞳で開ける、たるみのない細い糸のような朝。
>たるみのない細い糸のような朝
>朝色の水彩絵具が一滴だけ落ちて鍵穴の暗闇に陥るように、、緊張した瞳でドアを開ける
>朝色の水彩絵具
>夜色の水彩絵具
>だらんとした「緩んでいる糸」という印象しか持てませんでした。
>前の文を殺しているというか、「相殺」されちゃってる。
>朝色の水彩絵具
>夜色の水彩絵具
>私は階段を駆け下りて朝の陽だまりを飛び越えて行く。張り詰めたガラスの向こう側で、たくさんの人間が鞄を運んで歩いていく。風と共に通り抜けていった朝の匂い。
>朝色の水彩絵具が一滴だけ落ちて鍵穴の暗闇に陥るように、緊張した瞳で
>開ける、たるみのない細い糸のような朝。
> なんだなんだ、ここは水族館なのか、
>緊張した瞳で開ける、たるみのない細い糸のような朝
>(張り詰めたガラスの向こう側を
蛋白石の如き遊色豊かな空の下に
枝を広げた柘榴の大樹、
光沢ある深緑の葉に、鮮やかな赤い花からなる天蓋
其の下にわたしはあって、
素足で、散り落ちた花を弄んでいる
脱ぎ揃えた真珠飾りのミュールに留まる瑠璃鶲(ルリビタキ)が
幸福を告げている正午
玻璃のように透き通った風が吹き
白雲母からなる頁を繰りながら
文字の無い白い一冊の詩集に
六月の生命の香りを綴ってゆく
虹がかった空から気まぐれな小雨が降りだすと
黒い翅の蝶が一時の休息を求めに舞い来る
微細な雨粒は
この世の優しい色彩のすべてを纏い躍らせながら
わたしの歌声に潤いをもたらせると
満足した微笑を浮べ
植物たちの香りを濃厚に引き立たせてやがて降り止む
すると
遊色を帯びていた正午の雲が割れ
エナメルがかった隙間から柔らかな陽光が射し入り
柘榴の樹の下に光の柱をおろす
蝶は再び翅を羽ばたかせると
微かな鱗粉を散らしながら
其の光の柱を何処までも昇ってゆく
彼女に小さく手を振ったあと其の手で柘榴の花をいじりながら
わたしは瑠璃鶲(ルリビタキ)とともに
今日を歌い続ける
そういった今日のわたしの生命もまた
一篇の詩文として詩集に綴られてゆく
六月の
六月の幸福なる詩集
>> permanent URI: http://bungoku.jp/ebbs/20070710_930_2192p
>多少の虚構から、イメージを転換させて、現実感を増すような努力
>「美しい」「豊かな」を各々二回も・・・
屋根裏で 黒い鳥が飛びます
おばあさんは 編み物に熱心です
小部屋を 灰色ねずみが走ります
おとうさんは ゴルフの練習です
空には 空には
たくさんの色の
孔雀が行きかい
自由を歌うので
私は どこにいるのかも忘れて
窓から 飛び出してしまいます
>> permanent URI: http://bungoku.jp/ebbs/20070706_800_2180p
>イメージの炸裂
現代詩 というものに違和感
を感じていて
それは何故かと一人 沈思黙考
現実社会において現実的な言葉
を持つことができなかった人々
あるいは自ら拒否した人々
のあがき はったり
アンド・ザ・プレゼンテーション・オブ・マイセルフ
が詩であると曲解していたのだが
「詩」という形式・ジャンルが確立し広く浸透すると
当然のように技術 作品の出来という観念が発生し
っていうかァ 出来てくれなければ
「サザエとプリッツを喰って40円で過ごす日々」
などとのたまう人が現れ非常に困るのでそれはそれでよい
がしかし
あがき
であった詩が
技術
のみになってしまうのは
餓えた人々に白米を分け与えておきながら
「お前は手際が悪い」
「味付けが凡庸だ」
などと吐き捨てるようで不可解で不愉快で
なおかつ面妖なと思うのは
温い毛を刈り取りセーター一枚こさえることもできないから
ではあるが
例えば小説 例えばロック音楽
にも評価はがっちりとあり
小説などその評価を勝ち得た者しか世に出られず
現代詩及び現代詩人はみな 猿の干物
というのは詩を書くオノコオミナ の甘え おごりたかぶり
ではないのかと思う
でもォ 現代詩がァ 閉塞しちゃってるのはァ 本当? だと思うしィ
ってそれはその通りで
「詩」のみがこんな状況になっちゃったりなんかしちゃってるのは
作り手
ではなく
受け手
の数が
小説やロック音楽とは比べ物にならないほど少ないことが一つの要因で
じゃあ 市場拡大に向け
多少の甘えや無茶にはしばらく目をつぶってもらいましょうよ
ということもしょうがないよね(笑)
PS なのに
人々は新たなるコミューン たはコミューン をこさえ
いやそれって結局 自閉社会じゃありませんかえ?
と語調は乱れ よって二等兵は死に
文句たれってのは んとうにどうも
と新しい策を考えてみるのだが
悲しいほど 誠実なほど うらびょうたん野郎
そんな立派なことが思いつくようなら
とっくに一般社会に溶け込んでますぜ
と袋小路実篤五代友厚
スズメさえずる朝
また来ん春
>> permanent URI: http://bungoku.jp/ebbs/20070702_660_2168p
>餓えた人々に白米を分け与えておきながら
>「お前は手際が悪い」
>「味付けが凡庸だ」
>などと吐き捨てるようで不可解で不愉快で
>なおかつ面妖なと思うのは
必ず
夜9時には帰ってくるのよ
期末テストが近いんでしょ
あんたが
心配で堪らないのよ
煙草なんて
吸ってないでしょうね
お願いよ
いい子にしてて
この前CDショップで
万引きした手合
とは絶対
つきあっちゃダメよ
お利口さん
わたしが生んだ
宝物
とても深く
愛して
いるんだから・・・
(※)
うるせえよ
俺の近頃の楽しみは
トイレでの
RUSH吸引だ
同学年の馬鹿共は
期末だ受験だ言ってやがるが
興味ねえな
今も将来の話も
心臓の
バクバク、バックバク
張り裂けそうな程
魂が浄化される
陶酔
あれだけが
本当に
生きていたいって
感覚を
呼び起こすんだ
自由に
綱を渡ってみせるから
>> permanent URI: http://bungoku.jp/ebbs/20070703_704_2172p
>本当に
>生きていたいって
>感覚を
>呼び起こすんだ
>お利口さん
>わたしが生んだ
>宝物
>とても深く
>愛して
>いるんだから・・・
>自由に
>綱を渡ってみせるから
>とても深く
>愛して
>いるんだから・・・
>うるせえよ
>興味ねえな
>今も将来の話も
>心臓の
>バクバク、バックバク
>張り裂けそうな程
>魂が浄化される
>陶酔
>あれだけが
>本当に
>生きていたいって
>感覚を
>呼び起こすんだ