◇ No.662 , '20/07/28 20:09:21 作成

11965 : 新世界  ローゼ・ノイマン '20/06/20 18:55:26 *1

静脈に流れる脳製麻薬 無意識か現実か
電子的に再構築される立体の現実 夢かうつつか

レコードを流して思いをはせる 四次的な記憶
連携するシナプス 体内の宇宙

君が泣く時 その世界はブチまけられた
inkの様に青黒く染まる
Here come the sun 黄昏色した空模様

僕には君が判らない事を理解している
君も同じだろう
新たな世界は密接な関係性の内(なか)に
潜んでいる
知覚していない深層心理に触れるのは何
新たな世界は密接な関係性の下眠る

ロンドン式建築の時計台の鐘がなる
海に近い風景 ネオンライトが浮かぶ

海底世界の古代魚がSFチックの世界を
眼(まなこ)で観る
深層に眠る太古の記憶に電気信号で反応する

フラジャリティーな世界
まるで鳩色した空のようだ
ノスタルジックな思い出と未来への想望

眼球の胎児 哲学するLittle boy
新たな世界は密接な集合性から生まれる
Fat man 世界を手にする事を夢みてる 孤独に
新たな世界は密接な関係性の下 眠っている

扉は開かれた 扉は開かれた
宙吊りのジーザス
扉は開かれた 扉は開かれた
不思議な幾何模様

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11958 : 無人の駐車場  絶望太郎 '20/06/15 22:11:05

毛布にくるまり
寂しさを紛らわせている
悲しそうな顔をして
無人の駐車場で時間をつぶす
固くなったおにぎりをくわえて
常温のお茶でのみこんだ

二冊の雑誌を片手に
壊れそうな心が寄り添う
少しばかりの優しさが
肌を撫でていてくれる

電気が消えて
今日もそろそろ終わりを迎える
何もしなかったとため息が出る
缶コーヒーでも買ってこようか

爪を噛んで
賑やかな雰囲気
あの店の前を横切る
受け止めきれない感情
いつものように立ち上がる
銀色の柱が力強い

並ぶ石 色んな感情も並ぶ
未だにすっきりしない頭
蛇行する空気 初夏の香り

緑の色で 空が描かれ
金属がぶつかる音
まばたきの度
可能性にかけている

夜の音を聞いている
昨日は少しはしゃぎ過ぎた
統一性のない 息吹の予感と
シワの寄ったTシャツをかき回す

靴は汚れる
映画のような音
色んな音
無人の駐車場で
座り込んだ
肩を鳴らして 帰り支度

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11946 :   月屋 '20/06/08 18:32:55

皮膚を削ぎ落として肉にかぶりつく夢をみた


白い君が教室に横たわっている

あの夢は星が眩しい夜

瞼は閉じていて朝を含む睫毛

あの夢は甘い匂い

私は手を洗いにいく

あの夢は

君がいない

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11951 : ぽえむ  なまえをたべたなまえ '20/06/10 23:36:13

雨を服にしまい込んで
生きていくから
息をして温まる部屋
死が堆積する層へ
キャベツを食べたばかりの歯が
白くて息をするのを忘れる
台所から始める
包丁は初めてで
新しいから
手を小さく切るには
あまりにも優しい
料理を覚える
机の下に
死んだ野菜を隠して
靴下を畳む手を陽に当てたら
透明な羽虫がたくさん見える
たくさんの戦争と
台所
砲撃が止んだら
また食べ始める
私、
靴を玄関に運んで
体を洗い物と一緒に
水につける、
親密な体と
心臓、
大げさに包帯を心に巻いたら
絆創膏が落ちていて、
賞味期限が切れた
スカートを猫と奪いあう、
午後三時、
ひとしきり降った雨と
ひとしきり死んだ人と、
を、分け隔てなく、
棚にしまえ、まだ、
死んでいない心臓だよ、私、

意識は
野菜を食べたがる芋虫
メールは送らないで、
ここは、昆虫と鳥がいない世界だから、
生きてると重い、
だから、頭痛がやまない、
痛み止めを手紙に入れて
宛先を冬の日と書いたら
皆、びっくりして、
動物みたい、
毛布を世界と名付けて、
頭から被ったら
真っ暗の中で、
私の息だけが熱い、
息を使って、
皆、毛を生やして、
羊みたいなやつ、
夢から醒めたら、
戦争だよ、
だから、よーいドン、
死が堆積する層へ、
台所から、

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11957 : 雨が降っていなければ  ナカノソ '20/06/15 00:07:03  [Mail]

桜は今もキレイなままだったのに
とびきりのオシャレをできたのに
日に焼けた彼は溺れなかったのに
捨てた体操着は泥汚れ続けたのに
どこまでも遠く歩いて行けたのに

雨が降っているから
あの座標は変わらないままなのに

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11963 : メチオニン  藤本大輝 '20/06/19 21:28:37 *9

小さな小さな点
吸い込まれ
消える
存在って何?
電磁波
ちゃんとどくんどくんしてる
エネルギーみなぎって
栄養は偏らず
病気にならず
潮汐力は今日も体をひきちぎる
けれど無限の宇宙で
1日中横たわって
生きる奴もいる

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11967 : 生きる  朝顔 '20/06/23 02:56:00


夕陽の見える
だらだら坂を下って
新しいパン屋で
食パンを一斤買うこと
花をテーブルに生けること
クーラーのスイッチを切ること
窓を開けて
空気をいれること
友だちの
誕生日を祝うこと
そうめんとトマトと大葉を和えて
冷やした紅茶と
お昼にすること
ドラッグストアーの
シャンプーを抱えて
髪をあらうこと
ノートに日記をつけること
自転車で
ピラティスの教室に通うこと
穏やかな
音楽を聴くこと
夜は
糊のきいたシーツにくるまって
早く寝ること
自分を大切にすること
家族を大事にすること
人を
愛すること

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11966 : #LIVES  湯煙 '20/06/22 13:32:55 *1


   橋田へ


しのばせた
結婚してください)
ぼくのこどもを産んでください)
四十を過ぎた
はるばる青森から西へ
貧困ビジネスの従属
頭をわしづかみに
からめとられる八足か
おにいさんたちからあれこれ
おねえさんたちから差し伸べられた手
たどり着いた大阪十一月の陣
一人話し
一人笑い
一人ウケ
ガラケーから
つなぎ合わせの定型文の
  あ、中谷さんですか?
  橋田です今日一日 ありがとう ございました
  また 頑張りま しょ ね 
 よろしくお願い します橋田でした。
ざっつとーほくじんよ
嫁さんは見つけたか
百人授かったか
呼び掛ければ振り返り
みつめている
走り去るママチャリを追いかける疾風の
二月だったな

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11969 :    '20/06/24 10:40:22

 鳥

あなたよ
次は
鳥に生まれてほしい
ぼくは小さな虫になる

空に向け
すっと一本
青く弧が伸びる
太陽を背に
塗ったみたいな影を作って
気づけないスピードで
あなたは
ぼくを食べるのだ

その腹は熱いから
きっとすぐに溶けるだろう
それとも
時間をかけて
ぼくでなくなっていくのか
少しばかりのドロドロに

地に落ちる
陽に乾く
風に吹かれる
雨に混じってしみ込んで
ささやかな養分になる

草の葉が青く育ち
また弧を描いて
露を浮かべる
そこに小さく空が映り
鳥は気づかず
過るだろう

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11968 : 白痴告解  鷹枕可 '20/06/23 08:56:45  [Mail]

世界が終る時
嫉める者
絶無絶対的なる存在、きさまを
履み
踊ろう
死から醒めた、夢
_

黒い奴隷
賤しめられた誇り、いと高き花の
嫡男よ
彼奴等は黒い酪乳を飲むまい、決して

一箇の暴力
幾多の正統化をされた統率庁
辜の容を刻む
メランコリアの血脈
血統書純粋なるがゆえ
監禁隠匿さる狂‐精神病症例群に疑惑精神を
膚白き
現代文明その前衛白痴
インテリゲンツァの咽が絡む
舌禍
存在の愁嘆場に
営営と
間歇泉を摘む偽青年

或は虐殺史手帖
死と霙の
血痰は含漱にあれ
純粋平和的なる抑圧に
無感覚たれ市民達、奴隷の花を培うとも
死へ邂逅へ
車轍を履み刻み
老婦人
余暇‐生涯を惧れ已まず

或る征服、軽き死を統計機関は秘匿し乍ら
声の歌さえ検閲を受けて
手紙の声は徴集される
そして復
正確な
附録隧坑が椅子に囁く

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11941 : ??  アルフ・O '20/06/08 06:58:04






「止まり木になりたい」が口癖だった
通り雨を待つ明日
針よりも細い月を狙う
春にしがみつく無垢なる身体
ハート型の神経衰弱に
1枚だけ黒が混じる
ざらざらと溢れる
粘液の多くは回収されず
それでもまだ生きることは
許されている


某月某日 快晴
そんな昔の走り書きを見つけた
今日の天気と重なって
そのまま日記に貼り付けようかと思った
よく考えれば自分が
惨めになるのは当然の結果だった
それを無理やり納得せざるを
得ないことも
今 会えたとしたら
あなたは何て言うだろう
どんな言葉だったとしても
多分ちょっと笑って
返すと思う
あなたの何を嫌いになったんだろう
ささくれだった胸の内
それと呼応するように
雨雲が東から伸びてくる
今 会えたとしたら
あなたは何て言うだろう
どんな言葉だったとしても
少しうつむいて
多分ちょっと笑って
「おかえり」って続くのを
ずっと待ってる



“Eli, Eli, Lema Sabachthani”
【^/
扱える武器が足りないと嘆いて久しく
二人の身体の中で暴れないで
救いを求めるだけの業を抱えるか否か
「振り向かないと知ったなら、
 さっさと寄越せよ、って言ったのに
錨は長く冷たく、
記憶は混ざるばかりだ。
愛を与えるだけの血を有するか否か
(偽光に縛られたまま静かに眠れ、
 二度と醒めないように。
そう、過去に呪った。それは憶えている、
(cyanosis,
あぁ、これからは腐敗した記憶が吐き出す、
絶対に私たちに味方しない
事実の氾濫ばかりだ。
(drain away,
役立たずの血を棄ててしまえ。
外来の化学物質が誰にともなく呟く
体温は下がってきて
神経尖らせた方々に噛み付く隙はない
滅菌されるような管理ではないこと、
蛋白質の融ける匂い
生存からあぶれる
式蜘蛛を燃やす
「淫血症、。
灯は虚ろに面を覆い、叶わぬ時を還す。
その記憶。
蜘蛛の記憶、
--.
「根が張る、
「うん。
「石畳の下に根が張る。
「なにが、
「ほとけさくら。
「え、
「この木。ほとけさくらって云うの、
 千年近く此所に%居座り続けてる。
「下には屍体が埋まってるとか、そういう、
「うぅん、いるのは胎児。
 ここの亡骸たちは、
 みんなこのさくらに、みどりごを
 人質に捕られてるの、
「どうして、÷
「知らない。気に入られたの。
「赤ん坊が土の中で育つの、 \5^
「見なさい。
 腹の中/外のちがいはあれど、+
 そこかしこに眠っているわ。
 ──いずれ、あたしも。
「いつさ、
「遠くない将来よ、
#\2>○
 この躰にやどれば、それと違わず
 さくらの根にも。
 そうして、地上の子供から、肉親から、
 思うさま精を奪ってゆくの、
「それを知る君が、気に入られるもんか、
「気に入られたからこそ呪うの、もう遅いのよ、
「そんなら、その呪いに加担する。
「──来て。
   |\^,][::
「君の背中に、みどりごたちが光を放ってる。
「きれいね、
・<>5|.,)$

……ね、
行き過ぎたって
(焼け焦げたって
知ってるでしょう
(知らないでしょう
ただじっと待ってる
(暴れ終わるのを
  眠りに就いたなら
   胸にさしてあげましょう
何よりも正直な
蠱毒の針を深々と
露命の羅針盤を
(反羅針盤を、
夜叉に繋がる鎖を解く
浮かぶ側から沈んでゆく

<-Who may circulate us,->
「愉快犯相手にドコまで本気になる?なっちゃう?」
《……ね、繰り返すけど、そんな貴方の眼の前で街灯を捻り潰した女の子が分裂して、なおかつ両方とも血を吐いて突然死んだわけ。プラスチックな所為だよ、根性入れて拵えたらしいこの通り全面がさ。そんでさ、蘇生法は習得してるのかしら。まさかコロッセオで何も学ばなかったわけじゃないよねそんな場所じゃないなんて言い訳は通用しないよ。そこのジープ乗り回してる4人組からオートマチックの一丁でも分捕っとけば良かったのさ毎回毎回陳腐だ陳腐だってそこから一歩も動かず一ミリも考えずガタガタガタガタ吐かすくらいなら。掌硫酸で焼くぐらいしないと正気に戻らないのかな他人に溜め込ませたヘイトを引っ被る気分はどうよ。ええ。それに貴方の用意した船だってそうだ喫水線がまるで見えやしねぇ。中で泣きながら歌ってるぜ雇われたハーピィ達がバイオリンの声を隠しながら。いずれ気道も塞がれて貴方が仕組んだ子育てゲームが自壊するのもそう遠くないさ。狙ってるんだろ、彼女たちが、銘々積み上げていったスーツケースも一緒になって腐り果てた血の匂いを纏い始めるのを。せめて名前ぐらいつけてやったらどうだったんだよ。どうせ拾う気がないなら最初から手を出すなってんだ。》
(Fool enough to blame yourself, abandoned your head. Fxxk off, you shallow w---.)
『で、改めて問うけど世界をどう解釈するの?』
</-Who may circulate us,->

「今、壁の向こうで
 冬の花火が上がるから、
 逃さずにプリズムに閉じ込めるの。
 貴女の想う何よりも、
 遥かに高い場所で、」

軸を持つ者全てに戒厳令を
決して止まらぬよう号令を
帰らぬ者全てに魔女狩りを
決して残さぬよう声明を
未だ震えて待つ
暴れ終わるのを
そして
眠りに就いたなら、
今度こそ刺してあげましょう。
あげましょう。
あげましょう。
あげまs


●擦過傷●刺創●汚染創●咬傷●挫滅創●広範囲熱傷
 

 

>> permanent URI: http://bungoku.jp/ebbs/20200608_838_11941p


11961 : 衛星  右左 '20/06/18 13:19:59

太陽の下の水面の、その
上澄みだけをうっすらと
すくって
撒いてみたい

水鏡で星を満たして
倒錯的に空を歩きたい

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11962 : livings: 1, 2, 3  完備 '20/06/19 01:59:06 *15

1.

雨音が血に変わる
ぼくのFaceAppできみに笑ってほしい

  ベランダに山椒の木
  手紙を書き終えた指で
  アゲハチョウの卵を潰していく
  すこし濡れながら

おいでよ
美味しい牛丼を作ってあげるよ


2.

永遠に泣いてた のどが渇いた
百均のエプロンに散った油が
シャツにシミる かたち 繊維のくず
意味ないじゃんって笑えるのか
人といればこんなことも
冷めたインスタントコーヒーをチンして
永遠に泣いてた
トイレに何度も行った
内面 に やさしく刺さる爪 血と粘液
作りかけの料理を二日放置したら
腐ってた から棄てた
コバエの群れに吹きかけた殺虫剤をすい込み
気管支が広がる
からだ が 変わるから分かる
永遠に泣いてた 身動き取れないほど金がなかった
ピカピカになるまで台所を掃除した


3.

死体ひとつない河川敷の
初めて
タバコを吸ったのとおなじ
たぶんおんなじ
茂みに倒れる

あの橋と
この川
名前がわかる鳥
くび細く
自転してた

死ぬまぎわの人の
ためにある景色

ほとんど永遠まで
引き伸ばして見ている

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11978 : (無題)  左神経偽 '20/06/30 03:24:11

ころころと選り咲く郡
篭りに木漏れ一節の
行く末を偲ぶは醒め冷め垂れ込む
霜の墜落は群れ
遂にはただ一行の頁に伝い濡れる

あは愛しきは我が身
あは愛しきは我が身

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11974 : (無題)  左神経偽 '20/06/25 14:42:44


乾きに飢えた
糸引くヨダレにつながれた犬

側溝に届く西日一条
熱引く床を腹這いに
陰冠る身を引き摺り睨む

鉄臭い緞帳から
砂となり降り注ぐ錆
器械が摩耗に鳴き騒ぐ

同刻

厚い絨毯に罫線をひき
爪先立ちに行き交う蝶々は
樟脳に酔い歌い始める

闇はまだ浅く
唖を装い
ヨダレにつながれた犬は
抗う術なく
乾きに飢えている

>> permanent URI: http://bungoku.jp/ebbs/20200625_190_11974p


11964 : 雁首ノ斗(たたか)い方  コテ '20/06/20 10:32:11

 一掬(いつさく)の涙が御神酒徳利(おんみさとつくり)と偉いおつかないな。
ふつに闇然のやうや。圭(わたし)言ふ「こんの、居候をいつかな云へばいたく十六夜」
羅(ラ)せつかちに潔(よ)うく塩梅(あんばい)を考へて居るのだが行漠(いくばく)饅頭食いの“一人“で有る。「野暮!」とか怒つたりして圭は虚(きょ)に捕まる。次に星空の綺麗。ほじろぼし、燠(よう)や。


 兎に角女が汚れをもとっから抱えて居て、耐えて居ると其う見えて居る。生命の美しさやら、花への疑いなど、此うゆう汚(けが)れ其んなものから歩いて泣く。
 圭(わたし)はきつと兇いナ、其うでも昔の惡は美意識にきつと恵まれて居るやろ、…今日は絶望を四九聞くけれど確かに何にも何にも宛に出来ないな。其うや儚いものは美(よ)いかも知れない
喜は為ないが、善的なのが醜く過ぎるは。
 圭を、正しい反省が助けてくれる、眷(なさ)けとジカンと空間の内でや。

 
 神の化丁(しろ)さを欲するを下心として、
裏止(うらや)む態度を薄情として

断ち切る!

すべて濁る心の沂(ほとり)へ
良く鏡を睨む事、その花緒(顔)の輪郭や凸凹を彫り
ばしやんと
此れが即身成仏(へぶん)である


圭(わたし)の光は
矢張り他人の化丁へと近づいてしまつた事で心甼んににして焼け焦げたのである
残りかす
彌、此れなみだの詰(つ)もりの物


自分は、
然(ほん)に煩(でたらめ)ナ 人間として
見事にし鷽を吐いて
煩な人間として手答え
一花(ひとはな)の紺に成る
莢(たい)らに成る

此の龝(あき)を 弌く後に咲く花です


Noah
 世尊は妙相を具えていた
我今重ねてあなたに問う
仏子は何が因縁か?と
具え足る妙相の偈(いさま)しい答は、無盡の意
汝は聴く、観音行を 善に應(あ)ふ諸方所(いろんなとこ)
弘く誓う深い如海(こころ) 歴功は不思議。
侍の多くは千億の仏
発(かな)り大きな清浄観を願う

圭、略説為す

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11970 : ランカスターちょうど沿線  紅茶猫 '20/06/24 13:35:32 *4

大阪まで、
と言った男の顔が
テニスボールだった
 「みどりの窓口」



どうしてですか?
コン、
なぜですか?
コンコンコン、

布団に横たわる影を引き剥がして
背負うと
また6?亰擇?なっていた
ラッシュ スプラッシュ沿線の点点点

夢もろもろを封鎖して
春巻き煙草を燻らせる

テニスボールが隣に座っている

切符買ったの?
コン、
跳ねろ
コンコン、
ラケットはどこ?
コンコンコン、

しばらく
テニスボールと
車窓の風景に見入っていた

上空に地球が上る
青い星だ。

>> permanent URI: http://bungoku.jp/ebbs/20200624_168_11970p


11971 : 未舗装  黒羽 黎斗 '20/06/24 22:05:17  [URL]

支点を支える、藍色の頂点
道端で「半透明」が、うずくまっている
見える限りの茎が、倒潰している
心証、思想、再発する、回廊の齟齬に
乱れた花弁が彷徨っている

「道を空けましょう
「すべて帰り道であり
「さざ波の気泡だから
 係わってはいけない」

不明瞭な夜の哨戒は、
私以外の動物のやることだ。
始発に乗ろう。
切迫した側溝の淀み
見知らぬ叔父の、逆さまの声

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11980 : cahier  紅茶猫 '20/06/30 14:51:22 *1




1.プリズム

自画像を嵌めて
鏡の街へ
何も映らなかった日は
ゆううつ


2.グエル公園の怪物くん

ミソサザイの円形の
内側をよく磨けば
それなりに
足の大きなカエルというものだ




3.cahier

夜を追いかけている雨音
雨の塔
しづく水煙
水泡 輪レテ
尸禄となる
黒い虹の差し込む辺り
かつて楽園だったところ

漂流するかけらと海の消失点
一人歩いて来た闇が
くすし
裏返る

共振の水面に
朽ちる果てる塔
うつむくように
降りながら
拾うひかり

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11979 : 知らない町からご挨拶  絶望太郎 '20/06/30 12:25:53

古ぼけた歩道
古ぼけたホテル
昭和に作られた町並
アイスクリームが溶ける気温
わくわくした前日
終わった昨日 酒をよく呑んだ
廃人のような午前中
しわしわの欠片を集めて
なんとか目を覚ます

いつの間にか割れた画面
膨大な情報量 硬い床に身を委ね
頭を無理矢理動かしている
どこからか流れてきた匂いに釣られ
出発の準備 昨晩の電話
虫ケラ ゴミ屑 散歩道

入り乱れる情報 欲望 翼
黄ばんだ壁に囲まれて
遠いところから 近いところから
説明がないまま
緩んだり 波打ったり
そんな足元 今日はくもり
マーガリンが塗られたような太陽がいる

よく育った木々の中から
知らない町が覗いている
首が痛んで 蚊に刺されて
慣れた横顔 少しだけ笑う
古ぼけた風に吹かれて
はじまる一日 遅いはじまり
何度目かの寝返りをうって
カミソリに手を伸ばし
片手間に いつもの作業
知らない町からご挨拶

それにしても、古ぼけている

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11986 :   月屋 '20/07/01 13:09:03 *1

平熱が上がった夏。         
青春の人間の涙がサイダーみたいに弾けて、
やけに青い空を見る。

が鳴った。遠くで。
錆びた傘の紐を解く。
強い雨が一瞬ですぎていく。
花がぺトリコールを纏う。

夏から一緒に逃げようか。
海に潜るんだ。
そう。海の、ずっと深いところ。
君の瞳が海面を下から捉えて、
星を見送る。
冬を想って泡になっていくことは
案外ロマンチックかも。
君は、手のひらから冷たくなる。
私は、手のひらから熱を帯びる。
生まれ変わったら恋人になろう。
そして今度は、
一緒に天国へ行けたらいいね。

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- ealis -