緩い空洞が増幅させる
伝達の補助など高尚な事象は
黒板一つで十分だ
立ち上がる煙が空を纏う
立ち上がる倒木の枝葉を刈る
目は無くなり、ただ音がする
手は忘れていく、ただ道となる
決壊する己の稚拙
見飽くことなく垂れ流れる鉄
数学者は問いを放つ
iを愛する意味は何かと
空を嫌う舟人達に解は無く
一陣の雷雨が停滞する
沈むべきは雨滴の義務のみ
無限を有限に変えるべき
平面に存在しないことは赦してくれ
勘違いをしているので訂正
全ては肯定であり、権利の話
気に病むことはない
千切れた才能を一人で食べている
頭のない獣
銃弾は撃鉄を起こす
>> permanent URI: http://bungoku.jp/ebbs/20190601_186_11241p
>手は忘れていく、ただ道となる
追憶を許せない放物線
二次は一次と非連続であると
幼い物体は抑制し長考する
交わらない四点を作り出すのに
曲線と人と同じに見る愚かさは
決して必要な情報ではなかった
軽蔑を自信と呼ぶべきであり
生者としての自信を持つべきだった
体積のない大きさを与えるべきだった
語り手は流れ行く者、一人
不自然は未来と同じ哀しみを感じ取る
死屍累々を好む人、人々、人
昨日に在らず
緑の中で一人を覚醒する
「青に生まれたかった」と
巧みではあると認めた天井
触れぬ脆さが魅了する
突き放された二人と一人と一人と一人
三角形の外接を描くのに丁度良い
書き出す条件は
三つ巴の矛盾を認め放たれる
拡張と縮小を同時に行う手先
二度とこんな憎しみを生まないでくれ
冬の大きさは存在した
大きな洞穴に、人は住む
>> permanent URI: http://bungoku.jp/ebbs/20190626_798_11284p
>拡張と縮小を同時に行う手先
>二度とこんな憎しみを生まないでくれ
>軽蔑を自信と呼ぶべきであり
>生者としての自信を持つべきであり
昨日との境界線を引かず風邪と辞書ばかり引きながら
頭から腐る魚を尻目に尻を腐らせて生活している
たくさんの人に貼られた詭弁をペリペリと剥がしながら
エイリアンが穏やかな陽光の一粒ずつとすれ違っていく
今朝聞こえてたのは雨音じゃなかった
そんなことに今さら気づきながら
わきの下を湿らすトラウマをタオルで拭う
母国語のポップスで泣く才能はもう
とうに失くしてしまった
ガムを口移しして君のお尻を感じた記憶は
明後日の方向へ羽ばたいてしまった
本当は私は 明るく楽しく
テレビみながら何気なくアイス食べたりしたかった
残響だけを脳に残して
雨音と間違えられた拍手を向こうにして
静かに疲れたままで線路へと歩いている
>> permanent URI: http://bungoku.jp/ebbs/20190626_801_11286p
>残響だけを脳に残して
途絶えて
夏蝶に傷める白い帷子
____
ごらん、
あれが煉獄にうめくひとたちの貌だよ
人貌花を指し
天使が血錐の丘を駈ける
円形舞踏に――
そして包丁に
罐詰に
姉妹達の石に
振返るな
町を出れば人となるもの
泥濘、
私の死を報せる者よ
_
___
希臘
函人間達
その死を睡る都市
ダイダロスの永久機関
アタランテ
秘跡の死体学
物質の叛存在
自由運動をする原子
絶滅科学の嫡種を期して
現象の現象たる証明
現象の証拠たる証明
現象の証明たる不在
現象の不在たる解体
在るは介在‐人体‐証明
__
__
断崖に岐路
落鳥の目に墜ちゆける夕は在り
>> permanent URI: http://bungoku.jp/ebbs/20190617_586_11268p
>落鳥の目に墜ちゆける夕は在り
>落鳥の目に墜ちゆける夕は在り
>在るは介在‐人体‐証明
>断崖に岐路
>落鳥の目に墜ちゆける夕は在り
>途絶えて
>夏蝶に傷める白い帷子
>振返るな
>夏蝶に傷める
>煉獄にうめく
>包丁に/罐詰に/姉妹達の石に/振返るな
>墜ちゆける夕在り 落鳥の目に
>「あれが煉獄にうめくひとたちの貌だよ」→「あれが煉獄に(にてorにあって)うめくひとたちの貌だよ」確かにニュアンスが違ってくるでしょうが…どうなんでしょうか?
>主語(主体)を抑え込み、ついには隠蔽し喪失させようとする。
>世界‐内‐存在として主観的に把握致しましたならば。斯く表現されるべき必要性は自ずと露にもなるものでございましょう。
>離人症的な外在視、つまり世界‐外‐存在として物象‐現象間の関係、状態を叙述する視野――飽く迄も理想的な、実現実より乖離した様な存在様相の範疇ではございますけれども――、その私勿き私、座標勿き非在、何所にも在り、在ることに拠って永遠に亙り時間への存在証明の契機を禁ぜられた、、、
人間の肌は黒糖菓子で、電車の中で足を組まれている皺だらけの捻れたスーツから臭いの汗が垂れる。紙コップの中身を掛けられたローファーは、切れそうな車内の蛍光灯へ、短い唾を吹き込む。安全靴の先から一匹の蝿が沸き立つ。
背を、少しだけ曲げさせられた、つり革の上に、薄く、預けられた通勤カバンの隙間から、これからの未来について、本が腕を剥ごうと企む。ぶら下がる半透明な爪から、電子タバコの軽い、メンソールが騒ぐ。唇を、薄く、摩る、右肘から床下へ、入水する硬貨。交差する蝉時雨、という耳鳴り。
這いずる黒蜥蜴。老婆は、伸ばしていたとりかえばや物語を包むが、煤けた虫眼鏡を駅舎に置き忘れてしまう。車窓を少しだけ開くと愛染のストールが煤煙の海で踊り狂っていた。浜辺に立つ、形の顔をした残丘は、波を模倣して人のすまない部屋の中を海鳥を買う為に必要な呼び名で覆い尽くしてしまう。水平線の先に俊立する雷鳴は天を掴んだような覚えをした。
耳元で震える、アコーディオンの蛇腹を脇のソファーに蹴り置き、電池の水が噴き出したリモコンで、ふるえながら白鳥を撃ち殺してしまった、という枯れ貯め池をタブレットで頬張る、ワードワックスで短髪を刻刻に立てた男。私は熊が好きだ。トートバッグから、威勢がする。靴紐がほどけ始める。徐々に埋まり行く空白の席に置かれた、温習みかん。矍鑠な口紅が歌い始める。ここは、ここは、ここの穴から、広がったサンダルは、穴の抜けた三角は、どこまでもどこまでも、丸く尖って、血のついたトマトのようにみえなくて、疲れている。もうじき降りなくてはいけないのに。ホームと右足の隙間に落ちてしまった。
>> permanent URI: http://bungoku.jp/ebbs/20190618_589_11269p
>紙コップの中身を掛けられたローファーは、切れそうな車内の蛍光灯へ、短い唾を吹き込む。
ちらちらと鱗粉がきらめき
花々は眠ってる
思い出のようにかすむ広場を
立入禁止の柵が囲ってた
川底に沈んだ塗絵は
いっさいの輪郭を失い
溶けあった幻のような色味で
でたらめな水中庭園をしあげてる
奇妙な舞台を見たことがある
幕が上がり照明が降ってきて数十分
役者ひとり出てこなければ音楽も鳴らない
たゆたう、という言葉を初めて聞いたとき
歌う意味だと思った
陽だまりの下
花は誤読を誘った
>> permanent URI: http://bungoku.jp/ebbs/20190628_810_11287p
空に降る
あの雨が
ただよい、
消え失せる
いくつかの
あの雨が
ほんのり
この地に
辿り着く
くきやかな
脚の細い
黒い爪先、
足元を光らせ
コンパスで
、描く円
>> permanent URI: http://bungoku.jp/ebbs/20190701_857_11292p
>くきやかな
>脚の細い
>黒い爪先、
>足元を光らせ
>コンパスで
>、描く円
>花の色はうつりにけりないたずらに
> わがみよにふるながめせしまに
私は暑くなると頭から湯気が出る
そんで彼が笑う 私がもっと笑かす
ヤカンの声帯模写をして笑かす
スベり知らず いやぁ暑くなってきた
タバコ畑をイヌが踏みつけてゆく
私たちが通り過ぎてゆく
スベり知らず
イヌ「ワン!」
口から文字化け話す系男子を向こうにして
振り返らずに小径を歩く これぞ風情なり
死んだゴキブリへの慈しみを捨てて
ウチ帰らずに小径を歩く これぞ風情なり
イヌ「本稿では、青年期男性における時間的展望の獲得に関し、幼少期の被虐待経験から検討する。時間的展望と社会的排斥との関係に関しては、村上(2005)が詳細に検討し、有意な相関を報告している。しかし、近年、被虐待経験が青年期の適応に影響を与えることが指摘されており...」
私たち「ワン!」
ドアが一瞬ごとにどんどん閉まっている
怖い 恥ずかしい みっともない だらしない
くだらないディレッタントの口も閉まる
終わらない春を終わらせないように
タバコ畑を通り過ぎ続けて生きよう
くだらない冬は奴らのために
暖かい春は私たちのために
ララライ ダララライ
ララライ ダ ダララライ
>> permanent URI: http://bungoku.jp/ebbs/20190705_910_11300p
人はグラウンドで先生の話を聞く時
悩む
しゃがむべきか座るべきか
悩む
土で尻が汚れるのを恐れる
しかしその時間にもよる
僕はひとまずしゃがむことを選択した
話が長い
足がだんだんと痛くなってきたが、うんこ座りも嫌だ
やはり、尻を汚さねばならないか
僕らには今日は、特に座りたくない理由があった
なんと未明の雨で、グラウンドの土が湿っていたのだ
これでは尻が濡れて、砂を払い落としても充分な滑稽な姿だ
指先で血が止まって、じんじんと悲鳴をあげている
血液の通る熱と痛みが伝わって、足を震わせている
ああ痛い
座ってしまおうか
いやそれも
どうしたものか
座るか悩みつつ、痛みを和らげることを言い訳に僕は、右手を、指を、ついた
湿った地面に指が少し沈む
搾られた水が指の平を包み込む
ああ嫌だ
こんな土ではパンツまで染み込んであの嫌な後味まで味わう羽目になってしまう
どうしたものか
悩むうちに右手の指が沈んでいく
>> permanent URI: http://bungoku.jp/ebbs/20190702_869_11294p
>なんと未明の雨で、グラウンドの土が湿っていたのだ
あさ、目が覚めたら、左手の甲の真ん中に、顔みたいなものができてて、じっと見てたら、そいつが目を開けて突然しゃべりだしたので、びっくりした。どうして、ぼくの手に現れたのって訊いたら、あんたがひととしゃべらないからだよって言った。いつまでいるのって訊いたら、ずっとだって言うから、それは困るよって返事すると、ふだんは目をつむって口も閉じておいてやるからって言った。きみともあんまりしゃべることないよと言うと、気にしない気にしないって言うから、ふうん、そうなんだって思った。でも、なんだか迷惑だなとも思った。
>> permanent URI: http://bungoku.jp/ebbs/20190701_850_11291p
ラテンアメリカを全貌すれば
羊の放課後と裸体の抑制
階段になって行く孫の国は
口から竹の生えた人で統治され
目利きたちの揺れが伝わって来る
風が強くて家に帰る
家に帰れば真実が語りかける
フェアリーランドに写る
ラテンアメリカの全貌に含まれる
いくらかの真実
椅子が照り付けられて
僅かな水分さえ吸って行く太陽に
私は憧れて
捨てられない自我が土に染み込んで行く
大地は地母神が司る
ラテンアメリカに羊の群れ
太陽が黄色く微笑む
私は今を溶解させて行く
神の恩寵についての論文の執筆の義務が
自分に下って来たのを感じ始めていた
>> permanent URI: http://bungoku.jp/ebbs/20190620_624_11277p
いしかわくん
いしかわくんは男だ
いしかわくんは勉強家だ
インターネットサイトで
文章を売っているらしい
ツイッターでいしかわくんを見掛けた
ぼくはそれ以外何も知らない
いしかわくんはきっと
仲間を大事にする
仲間を尊敬している
だからいしかわくんが
勉強は大事だよとツイートした時に
フォロワーから何時も貰っていた
「私は中卒ですけど幸せです!勉強が全てではありません!」
と言う返信の事を
勉強からわざと幸せに論点をずらし
中卒では文章の理解が不可能で
文章の理解には勉強が必要だと表した
高度な皮肉なのだろうと考えた
ぼく
ぼくは暇だ
血みどろで働きながら
考え事をしていても暇だ
ぼくは中卒だ
ぼくはキチガイ中年だ
ツイッターなどやっていても
書く事などろくにないが
遠くのアーティストやら知り合いやら
犬やら猫の呟きを眺めていると
誰かが流して来たいしかわくんの呟きを見掛けた
いしかわ
「勉強は大事だよ」というツイートには、必ずと言っていいほど「私は中卒ですけど幸せです!勉強が全てではありません!」というリプライが付いている。「日本語を理解するには勉強が必要」という厳然たる事実を、たった1つのリプライで表す高度な皮肉なんだろうな。
ふーん
は?
どう言う事だろう
ぼくはいしかわくんと
そのフォロワーとのやりとりを知らないので
これはいしかわくんと
知らない人とのやり取りのお話だと思った
それはこのツイートに返信をした殆どの人も同じだったようだ
「学校の勉強だけが全てと思ってる可哀想な人ですね」
「大事だよと言っているだけで全てとは言っていないのにね」
「きっと中卒にコンプレックスでもあるのでしょう」
「そういう人はまわりに迷惑を掛けて居る事も気付かないのでしょう」
「今は幸せでも後にはどうなのでしょうか」
多くの人が自分の心に思い描いた人物像を憐れみ罵倒した
何がわかると言うのか
君らにその人の何がわかると言うのか
ぼくは何故か心の中の架空の彼に
激しく移入した
何時の間にかいしかわくんのツイートには
二万を越えるいいねが付いている
二万のアカウントが中卒の彼を取り囲む
「みんな理解して居ない」
いしかわくんは言うが
友達の皮肉を紹介しただけだった呟きは
殆どの人がそのやり取りを知らない事と同時に
皮肉の発信者の意図にかかわらず差別を孕んで居た為
心の中の攻撃対象は何時までも消える事が無い
訳のわからない好奇に晒される
ぼんやりとした何かを
思い思いに貶し嘲笑う
一体感
時折現れる中立の言葉は
数の前に何事も無かったかの様に流され
その様子を眺めるいしかわくんの普段からの仲間は
皆分かってないと笑うが
言葉足らずの言葉はすでに真実を離れて居る
ぼくは何故か悲しく
悔しかった
だから遠くで文句を何度も言った
踊らされて居る人じゃ嫌なので
発信者に言った
恐らく悪気など全く無いのだろうが
心の中の彼を苦しめる敵を呼ぶ餌を撒いた
いしかわくんの不完全な言葉に言った
その時四万四千のいいねを付けられている彼が
わざわざ遠くの呟きをいちいち読んだりはしないだろうと思って何度も
すると何度目かにいしかわくんからメッセージが来て
なかよくしてくださいと言われ
ボロクソ言ってすいませんと謝り
やはり収まらなくて直接に文句を書いたと同時に
いしかわくんはぼくをブロックした
「重要性の話をしてる時に幸せの話を持ち出すのは筋違い?じゃあ重要性って何に対しての重要性?」
みたいなの書いたらブロック!
大事な事を選択するのが上手そうないしかわくんなので
捨てる事もなれてるだろうし心配しちゃ居ない
そもそも拾われてすら居ないが
心の中でまだ彼がさまよう
彼に勉強は必要だっただろうか
彼は勉強すれば何にでも成れる
でも彼はそんな人には別に
成りたくはないのでは無いか
彼は勉強し続けていただろう
彼は本当に幸せなのだろうか
彼は本当は辛いのではないか
彼は
彼は
彼自信が判断する事なのに
(この作品はブロックされたと呟いたと同時にいいねをくれたボルカさんに捧げる物です)
>> permanent URI: http://bungoku.jp/ebbs/20190705_924_11302p
>ゆうみさん
>(この作品はブロックされたと呟いたと同時にいいねをくれたボルカさんに捧げる物です)
北口の西口の三段目から
朝日が差して来て
壁伝いにずっと苺を擦って来た
「間もなく本当の朝が参ります」
地下道が人の息で満たされる
靴音は次第に一つに揃っていくだろう
階段を駆け上がると
もう太陽は昼間の高さに
容赦なくこの透けた身体に
照りつける
うつ伏せに選ぼう
パズルのピースを拾うように
つながりは?
来週再来週の先の先まで
パステル貸し出しカード
噴水公園の真ん中にダリアが咲いているから
迷宮のはずみに
緩やかな空を吊るした
光の円柱に向かうだけの生命線を
生命線を書く赤絵の具に
透けていく
螺旋に返る
反り返る
内側へ埋没す
雨の向こう、水平線が走っていた____
空になった景色に置かれて揺れている
水槽いっぱいのダリア
>> permanent URI: http://bungoku.jp/ebbs/20190706_955_11303p
>北口や西口から朝日が差す
>答えのない絵本、を開くようでした。
>こういうこと迂闊にやると言ってること違くない???っていう印象ばかりになっちゃうんだけど、
買う湯に接骨院を混ぜると
反っ歯が治る様な気がして
惰性で歩きながらも突然に
閃いたアイデアとは言え今
入場券と言う名のチケットを
神の恩寵で貰えた事に感謝
します。院への入場券です
ダージリンとかアッサム地方
とか紅茶の知識はなくても
湯を買う事はできます
家路へ急ぐ鳥の群れを
石を持て追い払う事は
本意ではありませんが
ただ歩くだけでも鳥は
逃げて行きます逃れ様が
なく蛙の音が聞こえて来て
コカマキリが居た木の葉
苗の葉にはマルカメムシも
居て大変憎たらしい
反っ歯に挑むチャレンジャーを
駆除するのが私の仕事ですから
ルドルフヘスは我が国の国民です
からヴイヴイヴイヴイヘスも
反っ歯も私の誇りです。
結局反っ歯は治らない
ヘスも帰って来ないと
しても私はシェンです
湯は必ず調達します
湯は高いのだから
汗では代用できないのだから
院へは行けたのだから
>> permanent URI: http://bungoku.jp/ebbs/20190629_827_11290p
ひとつの美しい罅割れた競鳩の様に
苦いオリーヴの花は黒く乾いていた
異邦人のアンチジェラルミン抗体が
臍を哂いながら溪の繋留と博物記に徹底された死の自由の壁に塗潰された画廊の四角櫓と磔象を哂っていた
記憶より速く
連続より新しく
溝
吐瀉物
憐憫
博愛的な 矯正
われわれは権能である
われわれは狡猾である
われわれは躊躇わず踏み、蹴り散らす
係る錨纜を切離し
内紛の種を
そして
凡ゆる離反主義者へ、
忙殺‐利己を教育として徹底し
聯綿
祖国‐異邦文化へと
礫を唾を 無条件にも誇示し已まぬ
総痴呆的な、無教養
懐疑、
熟考すら無き
国家への純粋機械的なる隷属
その精神を賛美し
平均的人間からの逸脱を惧れない、
全ての危険分子を根絶し
自由へ
統制を敷け
国民とは
国家に拠り、生産製造をされた消耗品であるのだから
>> permanent URI: http://bungoku.jp/ebbs/20190704_901_11299p
(名言 黒はイマイチだわさ)
彼女が幾らかくれた寒い答えに、
そこにいくらかぬくもりがあればUFOはまた来てくれる。
星空の高い、争いとは関係の無い大学院の
我々の百点を示すゴーサイン。
それを照らすことが出来る太陽の才能で花もまたたくま再び咲いて、
その頃土なら良いけど花の下は嫌だなと思い、
夢幻の薔薇を噛み砕き、本を図書館の窓口に返してなぜかお金を取られる。
私は言った「何故金を取る。この本から私の心に薔薇が届かなかったのではない」
職員は「それは良い。いいや、日本の薄情さだ。」
「ちょっと待ってください。」
という談話、を
しながら
日が暮れた。
誰か他に談話と解決できる人を
呼び込むしすてむ
が
彼女の
涙から溢れ
二人で夢と
忍耐
してる間に、わたしの方から「ちょっと待ってください。」という一言が出てきたのはやっと朝だった。
しすてむ、という生まれたての
あるようでない、無いようで有るガイネン(概念)を
わたしは彼女のこの作品を
「モウケマス」と名付けるのだけど
美は
あまりに毒で
というのは私は彼女に恋をしていて、それはうたかたの同情であり、あつく溶けそうなたかい低空の飛行だ。そしてあの黒いシルエットだった。
そういうわけで目覚めずに起きたら夜。
こんな日は続くのか。
屍になり筆に粘着したわたし。
「キャンパスの中に正しさなどない。」
「無知であってはならない。」
これは全てではないか。ロミオが言い、
私は謎だらけのいつもの道に戻る。
そこで考える。
わたしはあなたを
殺すのか。
「苦悩は
それだけで
良い。」
ロミオ、人は、君は何を持たないで
歌わないのか、それだけは言えない。
私はコルセットに胸を縛り立ち止まる。
「この美学は それでいい。」
夢を見ている間に逢瀬の理由を忘れてしまう。それは偉大な理由である。
彼女の、わたしにはあんな作品は果てしがない。自由がこの目に映るだけで悲しい。
美に眠る?
全くのアートだろう
藝術、スピリチュアルとは…
語るまえには闘いがはじまり、語ろうと
した直前に打たれた。
花になり
その時
既に散った
コカコーラになり
わたしの自由は散った。
黒は
黒かった
この色を
彼は
奪われたくなかった。
自分に私は泣いた。
自由とは…
日々の研究で才能ではない。
アーティストが何を残すのか、
アーティストが何故そこにいるのか、
わたしには不思議だ。
真空は迷路だからだ。
わたしは田舎で土器づくりに精を出している。
どうだいまだ途中だけど、
ずっと途中かもしれないけど、
だって土器であるから中途半端なんだ。
この重い壷を、
見るなり、
焼くなり、
誰かが完成させてくれると思い、隣が捏ねた形の寸法を辛くも毎日図って居る。
けれども土器は沢山あまってしまった。
わたしの命を救ったのはアートだ。
藝術であることを外周に置けばいくらか自由が手に入る。
世のオリジナリティーが無心に食われるその時に、残るオリジナルとは何であろう。
そう考えたとき、コピー製品だってアートなのだ。
芸術はこの難解な趣味を「考えたい」という条件で明け渡す。
猛毒に侵されたわたしの一つの狂い方と安売り。
アートが夢の中で募集した夢の解答用紙がある。
古びた紙面に生産地が記されている。
それにどうしようもなく恋をするが、絵に書いた餅もまた餅であると私は花の騙しを決め込んだ。
陽だまりの匂い
雨上がりの空
与えられたのなら受け止めよう
見逃してしまう 歓びの種を
暖かい大地で育てましょう
YUKI 歓びの種
>> permanent URI: http://bungoku.jp/ebbs/20190704_892_11296p
あしたから頑張れる
秘密みたいなものを
わたしにひとつ、
だけ、ください。
それは
ドライフルウツ、
木苺の細末みたいな
美しい砂子のこと
>> permanent URI: http://bungoku.jp/ebbs/20190611_408_11263p
>から、だけ、みたいな、
>木苺の細末みたいな
>美しい砂子のこと
>ドライフルウツ、
あるひとがじゆうをもとめた。そのひとはあらゆるそくばくのねっこを、ひとつひとつもぎとることにえのしれないエクスタシーをあじわった。あるときそのひとは、そくばくのねっことはコーヒーじゃわんのことだとボクにかたった。そしていたずらぽっくそのことをひていした。
そのひとはワンシーズンしかありえないというきもちにかられて。あきとなつとふゆをおいだしてしまっていた。それでそのひとのまわりはいつもはるだった。れんあいのしょきのたのしさがいつまでもにげないでいるようすは、そばにいてとてもすてきなことだったし、どこからともなくただよってくるじんちょうげのかおりが、はるというぼくたちにとってかけがえのないひとときによりいっそうのかがやきをもたせてくれているのだった。
せんろぞいのあきちに、ちいさなみせがたった。いりぐちはひろくほぼまるいかたちをしていた。ホットハウス。これがみせのなまえだった。ランプがたのしそうにならんでいるカウンターがあって、エンドイーブといううみのこがいねむりしていた。サカナノギョウレツガミドリノオカヲウネッテイク、ハルガクル、コネコノヨウナユビ、ハルハスワル、ミナトヲミナガラ、ソーゥットマルクナル、ソレカラウゴイテイク こんなねごとがきこえてくるそばで、まどかなほほをあからめた利恵さんが、タバコケースから☆☆☆☆☆☆☆をとりだし、ぎんのライターでひをともしながらつぶやいた……ケムリデジヲカクコトッテムズカシイコトナノネ……
『ジャパン ください』ハルノショップのタイゲツさんがくびをすくめりょうてをポケットにおとしてやってきた。
『エスそれともBかしら』
『利恵ちゃんのむねがふくらむようにBネ』
『エッなに はなしがみえな〜い』
『エス!エス!』とつぜんうみのこがさけんだ。
タイゲツさんはばんちゃをすすりながら ワタシハロマンチストナンデスガ、ヒトハワタシノコトヲイロマンチストトミルヨウデス とひとりごとをいう。
『いろおとこ、ゆめとロマンはなかりけりですか タイゲツさん』ちょうしんのベンサラくんがいつのまにやらあらわれ タイゲツさんのよこにすわったのだった。
『それはイエルんですよネ』めんどくさそうにおきあがったうみのこが、きゅうに」かおを利恵さんのほうにつきだしていった。
『シホくんもそうなの』
うみのこはしばしだまってしまうのだった。
あのまちからこのまちにしゅうに一回あるひとはかよいつづけた。あのまちにいるときはじっといえにこもったままであのまちをしることはなかったし、このまちとて、ホットハウスしかしらないようだった。みせのおくには四人がけのボックスで、そこのこしいたのひとつだけちがったふしめもようのところにそのひとはすわっていたのだった。
ヒトハシマデハナイ、タイリクハウミノイチブデアル、oh!ファーナ・ブラウン ネコデモツカウオ ツゥーハット オモタイ カサ イヤァハハハハ ウィハハ ― ハ サアンキューバァーイ
『ひがきれい』利恵さんがぽつりいう。
『オンりー ハップン ウイズ ユー』とあるひとのかすれごえ。
『ダンディ・カーレンダ きのうみました!』とタカライシくんがつづける。
『ピアノもほしいんですよネ』とは★シホくん。
『利恵さん、アレデスカ ひってきれいなもん』めとはなとくちびるをきんちょうさせてベンサラくんがくちをはさむ。』
『ひがきれいでないとでもいうんですか』とタカライシくん。
『しらねえよ』…『きれいなんだろうよ』しんぶんでひたいをかくしたシホくん。
『イイノ』ぎんのライターをしまう利恵さん。
『アールさん どうおもいますか』とたすけをもとめるベンサラくん。
『それはヒカゲンによってきまる』『そして十六のひがトウロクされていると』
>> permanent URI: http://bungoku.jp/ebbs/20190708_971_11305p
>きゅうに」 くんがくちをはさむ。』
>事物は存在の内容(場所)。存在の内容(場所)は事物です。事物は内容(場所)として存在するしかない、、