◇ No.594 , '18/08/28 12:19:46 作成

10670 : もうなにもかも知らないし何も知らなかった  ゼンメツ '18/08/13 11:54:12

今年のサイコーキオンを弾き出したことを、ニュースサイトから告げられた日、あまりにも金が無さすぎて点けられなかったクーラーのスイッチをついに押してしまった。ついに。言っても昨日と1℃しか変わらない。だけど僕はニュースサイトのたった一言に押されてしまった。きっと来月の電気代は彼女に借りるはめになるだろう。ワリーな未来の僕。ワリーな目下バリバリ仕事中の彼女。こうやって、冷風にあてられていろいろ空っぽで横たわってると、空いた隙間を自分以外のなんかに埋められて、ゆっくりと膨張していく気がして。あのなんだっけ昔よく見かけた、水を吸って何十倍にも膨らむ恐竜のオモチャ、名前も知らないけど。あれって最後どうなんだろ。そのまま、曖昧になった境界線が、欠けゆく夕陽のように小さく震えはじめ、僕は少しづつフローリングの下へ沈んでいった。って、なんだそら、ちょーくだんにい。自分を保とうぜ。おっぱいのどでかい店員さんの事とかを考えて、

そうさ、近所のコンビニに新しく入った女の子が、お釣りを渡すときにけっこー強めに手をにぎってくれるんだけど、その子と僕がエッチするまでの妄想をさ。とりあえず笑顔がかわいくて、そしてなによりおっぱいがアットー的にどでかい。なので当然そこに掛かっている名札も確認しているはずなんだけど、まあさっぱり頭に入ってなくて。つまりおっぱいを除いてほとんどなんにも知らない子だ。僕はそんなほとんどなんにも知らない子を、なんにも知らないまま好きになって、なんにも知らない夜に、誰からも知られずに二人きりになる。そうして見つめ合ったその子のことを、一体なんて呼べばいい? けっきょく最初に思い浮かんだ名前がナナコで、それでなんかもうどうしようもなくなって、とにかくどうしようもなくて、つーかおっぱいだってけっきょくはブラ越し、制服越しの単なる想像で、ジッサイのところ恥じらうナナコが僕の前で制服をはだけて、これねサイズがあれだからあんま可愛いのがないんだとかどうでもいいことを言いながら、僕もそんなことないよすげー可愛いと思うとかどうでもいいこと言いながら、ホックを、そう、だって外すんだし、そしたら、それまでしっかりと膨らんでいた境界線も、どこか曖昧になっちゃって、僕たちは欠けゆく夕陽のようにベッドの下へ沈んでいく。

いや。いいよいいじゃん。張りがどうとかそんなん、ぜんぜんいいでしょ。よくないよ。ガッシャーン。ナナコは唐突にそうはならないもの全部を机から払い落とし、その手をそのまま受け皿みたいに大きくひろげ「この世界にパスタの具にできないものはないよね」ってバカみたいなふりして笑う。で、なんかいろいろあってけっきょくまたエッチする。そんな関係。それがいいんだ。だって暑いから。サイコーキオンだから。この部屋、クーラー、めっちゃ効いてるけど。

こんなことを繰り返しているうちに夏やらなにやらが過ぎ去って、今はコンビニに見つけられる女の子も、気付かないうちにどっか行っちゃって、退屈な日にきみのことを思い出したりするならそれはそれでよくって。んそうか? そんなよくはないな。いまのはナシだ。僕はえっと、きっとただ、こんな自分なんかを受け入れてほしくなかっただけで、ん、いや、違う。僕には11人くらい彼女がいて、違う。僕はたしかきみの、規則的に強弱をつけてチップスを噛む音が、いつだって気に入らなかった。そう、かな。僕はきみの、喧嘩するとすぐに黙りこくって待ちに入るスタイルが気に入らなかった。僕は、きみのページを捲ってはすぐに戻る読み方が、僕は、カーペットの起毛なんかと簡単に一緒になってしまうきみの、細い髪の毛をよく気にしていた、僕はミキの、違う。誰だ。でもきっとポニーテールだ。じゃなくて僕は、きみとエッチがしたい、違う。違う? じゃあ、きみじゃなくてもいい、違う。いや、違わない。じゃあ、僕は、僕はきみの、

細い髪の毛を、「愛してるよ」とひと撫でし、コンビニへ向かう、きみはきっと、僕に向かって何か言っている。でももう知ったことじゃないんだ。僕は聞こえているふりをして手を振る。きみも応えて手を振っている、と思う。それはとても優しい拍数だ。その手を大切な人とも繋いだし、声だって何度も殺した。だけどね、僕はこのまま僕のこの手で、ぜんぜん知らないコンビニ店員の女の子の、僕よりなんだかずっと小さかったような気のする手を引いて、なんだかとてつもなく大きかった気がしてるおっぱいを揺らしながら、二人で息を切らし、どこだか遠くの夕陽が見えるところへ行きたかった。そうして残されたきみは、この部屋からまたべつのどこかへ行くまでのわずかな時間を、どうして過ごすんだろうか、とか、そんなことを思いはせるより先に、

コンビニの自動ドアをくぐると、レジにはぜんぜん知らない若い兄ちゃんが立っていた。だって僕は、誰のシフトも知らないわけで。仕方なく、気晴らしの炭酸飲料だけ買って帰ろうとしたら、なんか、店員の兄ちゃんのお釣りを渡す手が震えてて、それに気が付いた瞬間、受け取るためだけに差し出した僕の手も、小さく震えはじめた。

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10674 : 野原に寝転がる  狂い咲き猫 '18/08/14 22:18:28 *1


          




























  小さな声で囁く花

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10678 : じゃんぱら  湯煙 '18/08/15 23:36:28 *19


アパートの賃貸契約を交わした半年後に、大家さんから頂いたノートパソコン-TOSHIBA・SATELLITE-が、おかしくなった。いくつかの文字がキーを叩いても表示されなくなり、タイピング不能となってしまった。変換キーを押せば同じ文字ばかり、aaaaaaaaa...... いつまでも連打され続けてしまう。新種のウィルスによる仕業か?とも考えたが、やはりキーボードがおかしいのだと結論づけ、中古パソコン専門店に出向いた。

事情を話し査定を依頼し、店内をうろつきながらウィンドウに並ぶデスクトップやノートパソコンや周辺機器を眺めていると、10分後に番号を呼ぶアナウンスが流れ、カウンターに向かった。3000円だった。店員によるとこれ以上は無理らしく、修理も可能だが時間も費用も必要であるとのこと。仕方がないので成立とし、サインをして現金を受け取り店を出た。途方に暮れたが次のボーナスの足しにして買い換えることにした。

三月が経ち、ボーナスを叩いてノートパソコン-Apple・MacBookPro-を、買った。箱から白い発泡スチロールに収められた本体を取り出すと、メタリックシルバーにブラックのツートンカラーが落ち着いた雰囲気を醸し出し、世界一薄いとの触れ込み通り、上部下部とともに縁が鋭く、そしてなめらかなカーブをしているせいか、鮫を思わせるシャープな魅力が感じられた。開くと下顎にはマットな黒い歯が並び、叩くと音は吸収され、そして思いのほかそのシックな触り心地が指先からすべてを虜にした。しばらくは鮫をSafari内に泳がせ様子を見、落ち着いたところでLionを与えたりしてはオリジナルのキャラクター作りなどで機嫌を取り世話に勤しんだが、半年後に翌月分の家賃の足しにと、思い切って中古パソコン専門店に出向いた。

事情を話し査定を依頼し、店内をうろつきながらウィンドウに並ぶタブレットやスマートフォンを眺めていると、30分後に番号を呼ぶアナウンスが流れ、カウンターに向かった。80000円だった。店員によるとこれ以上は無理らしく、まだ美しい鮫肌を保ちまだまだ子孫を残すとのこと。仕方がないので成立とし、サインをして現金を受け取り店を出た。とりあえずはATMへ向かい家賃や光熱費の支払いを済ませ、残りは次のボーナスと足しにして新しく買い換えることにした。

三月が経ち、パソコンを叩いて得た額の残高3分の1とボーナスの半分とを足しにして、世に出回り始めたスマートフォン-SONY・Xperia-を、-ソフトバンク-と回線契約し、買った。箱から白い厚紙のケースに収められた本体を取り出すと、控えめに輝くカッパーグリーンのガラス張りの裏カバー、外枠にはメタリックシルバーという、ツートンカラーが爽やかな雰囲気を醸し出し、世界中で一番高級感あふれるとの触れ込み通り、面には自身の顔から背後に広がる景色の隅々まで映しこむ膜に護られた鏡面仕様のせいか、手にすると月を思わせるミステリアスな姿がいつまでも魅惑的に感じられた。照らし出すと南には小さなスクエア型のイラスト付きアプリクレーターが浮かび上がり、北には太陽暦やバッテリー残量や位置や通知クレーターにwifi状態や地域の気候を表す絵文字クレーターにローマ数字やマーククレーターが所狭しと並列した。東には無人の砂漠に舞う一葉の若葉があり、西には無人の砂漠に舞う一葉の若葉があり、さらに西には砂漠の大気に舞う一葉の若葉に一つの十字が重なり、十字を軽く押さえつければ東に西にと無人の砂漠に一葉の若葉が舞う。またその新たな月面の上には衛星からの電波を受け、自動で更新が為される便利なウィジェットクレーターを張り付けることも剥がすこともできる。そして思いのほかそのサディスティックなまでの動作心地が指先からすべてを虜にした。しばらくは月の面を点滅させたり回転させたりしてはオリジナルの月面クレーター作りなどで競い合ったり、あちこちに散らばる遠く離れた無数の月同士とで友達作りに勤しんだが、キーボードをタップすれば、!!!!!!!‥‥‥‥ と、同じ記号ばかりがいつまでも適度に連打され続けてしまう。新種のウィルスによる仕業か?とも考えたが、一年後の雨の日につるりんと雨とともに落下し、足元でビリビリと蒼白い月光を放ちながら割れた。キャリアショップへ持ち込むと、保険は未加入だったため修理代に20000円近くの費用が掛かった。二週間後に手元に戻ってきたので、中古パソコン専門店に出向いた。

事情を話し査定を依頼し、店内をうろつきながらウィンドウに並ぶVRやカセットレコーダーやスマートウォッチにガラケーを眺めていると、1分後には番号を呼ぶアナウンスが流れ、カウンターに向かった。0円だった。店員によると修理も時間も費用もなにも!とのこと。仕方がないので不成立とし、店を出た。途方に暮れたが次のボーナスはすべて叩き、そしてキャリア変更をし、新しく買い換えることにした。


    JYANJYANJYANJYAN二年と三月が経ったJYANJYANある日
     JYANJYANJYANJYANTVを視ているとJYANJYANJYAN
       JYANJYANJYAN唐突にたくさんの人たちJYANJYA
         の声が流れたJYANJYANJYANよく聴けばいつまでも
      JYANJYANJYANJYANリズミカルに連呼し続けるJYANJYANただ
      耳障りなJYANJYANPARAPARAJYANJYANだけのJYANJPARAJYA
     NPARAPARAコマーシャルだったNPARAPARANPARAPARA

    PARAPARAJYANJYAN新台入替を知らせるPARAPARAJYANJ
     PARAPARAJYANパチンコ店による仕業JYANPARAPA
       PARAJYAN?JYANJYANかJYANJYAN!PARANPARANP
         と考えNPARANPARANPARANPなにもおかしくはない
      PARAPARAJYANJYANJYANと結論づけJYANJYANPARAPARAPARAP
      翌月には給料を手にJYANJYANJYANJYANJYANHUWAAAIII製
     NJYANJYANのJYANJYNRRRA液晶TTTTTTTをリサイクルショップ-eeeday-に持ち込購る─火用、?‥‥tttりnn磯・・ ─mmm i 取w 。─ 頼 i tと う ‥ 、‥!!─── ──  ─

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10672 : 架空座談会  一輪車 '18/08/14 06:15:53

(現代詩の現在と未来 その輝かしき展望について)

出席者 政治家G
    思想家U
    企業家О
    女流詩人Y
    ホームレスZ
    サイコパスK
    少女A
    公務員L

司会  ややこ蝶々

ややこ蝶々 みなさんおそろいになられましたようで、ほなら、はじめさせていただきます。
      えー、本日のお題は、現代詩の未来.....
政治家G  あー、ちょっとまってください。(コホ)
ややこ喋々 なんやねんな、このひとは。ひとがせっかく調子に乗って喋りだしたとたんに。
政治家G  韓国経済のはなしやおまへんのか。日本経済の仇敵、ヒュンダイの。
ややこ喋々 現代詩のはなしでんがな。
政治家G  死ぬのはまだ早い。
ややこ喋々 その「し」やない。文学の「し」や。
政治家G  なんぼになるねん。そのブンガクたら、なんぼやねん。
ややこ喋喋 しるかいな、もー、めんどくさいやっちゃな。このオヤジは。
サイコパスK(「そんな話やったらわし帰らしてもらうでぇー」と、ごねる政治家Gの肩を揉んで)まあまあ、落ち着いてください。人の生きるはパンのみにあらず、
わたしらカネだのオンナだの物欲だけでは道に迷います。大事ですよ、詩は。歌は。人生を豊かにしてくれます。
公務員L  (鼻で笑って)詩人なんて無能者の別称だ。ちがいますか。
女流詩人Y  分厚いメガネをこすって公務員Lをじろっとみる。
ホームレスZ 出された茶菓子をひと口で食べ終わり、女流詩人Yの皿に残されたマンジュウをじっとみている。
企業家О  とつぜん目を閉じて詩の朗読をはじめる
      ヤマノアナタノソラトオク サイワイアルト ヒトノイウ
      アアワレヒトト トメユキテ ナミダサシグミカエリキヌ
ややこ蝶々 (女流詩人Yに)なんでんの、あれ。
女流詩人Y 物流大手の会長さんですが、東大文学部出身で詩もやります。
ややこ蝶々 三遊亭歌奴とどっこいやな。
政治家G  わしは山のアナより少女のアナタが好きでな。
少女A   それだったら三本指?
政治家G  二本にしてくれんか?
少女A   ゼロひとつ足して。
政治家G  えげつないやっちゃ。
思想家U  (それまで黙ってみていたが耐えがたく)みなさん、きょうはなんのためにここにお集まりになったのですか。(ドン! と机をこぶしで叩く。すると女流詩人Yの茶菓子まんじゅうが飛び上がり、湯のみにどんぶりこと漬かる)
ホームレスZ 「この野郎! ゆるせん!(と、思想家Uの背中に飛び乗り頭をぽかぽか殴る)」
思想家U 「なにをするか、この、自分探しの脱落者、落ちこぼれが」(思想家であると同時に武道家を自称しているU、ひょろっとしたホームレスを畳に投げつける)
サイコパスK いけません。暴力はいけません。あなた、それでも思想家ですか。恥を知りなさい。(といって後ろから首を締め付ける。思想家Uは悶絶)
女流詩人Y 「やめなさい! あなたたち、いったいなにをしてるのよ!」(女流詩人Yは気絶した思想家Uの心臓マッサージをはじめる。そのあいだにホームレスZは湯のみに漬かったまんじゅんを引き出してむしゃぶりつく。
ややこ喋喋  「なんやねんな、あのKちゅうのは」
少女A    「●州一家殺人事件の主犯」
ややこ喋喋  「え?あの、一家皆殺しの? なんでそんな厄介な男がこんな場所に」
少女A    「刑務所の所内作文コンクールで優勝して、それで文学に目覚めたとか」
ややこ喋喋  「余計なものに目覚めんでもええんやがな」
企業家О   「(目を見開いてサイコパスKに)きみ、うちの会社の警備やらないかね。いい腕してる」
サイコパスK 「(真顔で)わたしは警備より死体処理のほうが得意でして」
政治家G   「誰だ、こんなやつを呼んだのは」
サイコパスK 「(真顔で)わたしの処理方法はオリジナルです。魚料理の本を読んで応用し、つくだ煮を作る要領でやります」
政治家G   「誰かいないか。こんなやつと一秒でも同席はいやだ」
サイコパスK 「先生、そうでしょうか? わたしたちは似た者同士だとおもいませんか?」
公務員L   「そうだ、どいつもこいつも犯罪者だ。人格破綻者だよ。おまえらは」
ややこ蝶々  「まあ、まあ、まあ。そんなこといってしまうと、現代詩のみら....]
公務員L    「うるせえんだよ、ばばあ。漫才師も政治ゴロも資本家も詩人も殺人鬼もうんざりだ。現代詩だと? 未来だと? ふざけるな」
ややこ蝶々  「ばばあとはなんだ、ばばあとは。この税金泥棒」(ややこ蝶々、公務員Lの首を絞める)
サイコパスK ややこ蝶々にアドバイス「それでは首吊りと同じ状態になってしまいます。頚動脈と気道がふさがれてしまう。殺したいのなら顎のラインに平行にそう、そうして上にひっぱり....うっ!?」
思想家U   「ひひひ。今度はおれの番だ」
サイコパスK 「お、おまえにもそのケがあったのか!」
思想家U   「舐めるな。これでも高校時代、クラスの女子高生を襲って退校処分になったんだ......うっつ!? だれだ!」
ホームレスZ 「おれだ。てめえのおかげでマンジュウの歯ごたえが台無しだったぞ」
女流詩人Y  「あんた、待ちなさいよ」(と、ホームレスZの頭を背後から抱え)
少女A    「うるせえんだよ、ばばあ、かっこうつけやがって」(と女流詩人Yの髪を引っ張り)
政治家G   「ま、まちなさい。女の子が暴力はいかん。ね、三本指にしてあげるから」(と、政治家Gが少女Aに後ろから抱きつく......)

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10677 : 高く放り投げたボールは・・・  空丸ゆらぎ '18/08/15 21:12:40

葉が揺れ
雫が落ちる 
(私のせいではないよ)

普段通りの朝に「普段通りの朝」とタイトルを付け、線路脇の風車小屋で私は風景になる。
(ああ、そう。)
「標準」からはみ出たら闘うしかないよね。

最初に笑った者は何に笑ったのだろうか
涙と笑顔はどちらが早かったのだろうか

空き地になってはじめてわかる
     柱時計とか
     廃棄されたエアコンとか
     積まれた新聞紙とか
     傾いたベビーカーとか

フライパンの柄に手首が付いている
玄関には傘と靴がある
君に軍服は似合わない
雲の流れに音はなく
時刻表通り電車が走る
こらこらこら、、、、
  (猫が通り過ぎる)
  ^-p・@lン hyfげ465 、むhbげdxr 
       *
         *
                     (作者 COCO)

 病室の窓に
 雲が浮かんでいる
 それぞれの雲が
 浮かんでいる

類と個のハイブリッド
おっと、もうこんな時間だ。
昼は、うどんでいいですか。
                            ・・・まだ落ちてこない。

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10673 : うすく  イスラム国 '18/08/14 11:43:41 *2

文化住宅が更地になる直前、
異国の遺跡がまぼろす

そこでは
たよかぜ
という、風が吹くらしい

「夏が来るくらいなら
 ずっと冬でいいよ」――遠く

長い長い日が
差す――「ぼくは、
     韻を踏めないから、歌えないんだ

更地には
どんな風が吹くのだろう」――そこにもなにか、
              まぼろすのでしょうか

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10652 : 明日を探して  lalita '18/08/06 00:10:13  [Mail]

二人は真っ赤に染まる夕焼けをバックに、溶けるような接吻をした。



世界が終わっていくディストピアのなかで、全世界を抱ける。そう感じた。



彼女の見事な黒髪は、ああ、森のカモシカが見たら、あまりの美しさに恥じ入るだろう。



君の立った二つの瞳に写った世界は、唯一無二の美だったよ。



立ち並ぶ銀の高層ビル、夜空の満開の星達。 官能的なワイングラスに写った、一夜限りの二人の影。



罪作りなペニス。悪の花であるヴァギナ。



ううっ。優しさから僕を遠ざけてくれ。



気遣いという魔力から僕を遠ざけてくれ。



僕は、完全な安らぎを手に入れるために生まれてきたんだ。



覚えてる?



あなたは、昔とても女性的なハートを持ってる人だったわ。



そう、泉のほとりに咲いた怪しくも弱いあの一片の花びらのように。



vajiri vajirasattva sarvatathagata



そう、今の人生は、あのたった一つの愛の物語の回想。



彼女が愛の至福に脱魂状態になって、体を制御できなくなったあの夜の記憶。



私が愛だということは、断じて絶対だ。



この世のすべては、その絶対的真実の展開に過ぎない。



愛とは宇宙で最も弱い、しかし最も強い独裁者である。



愛のいかなる敵も、愛そのものによって溶かされて消え去るしかない。



厳しい愛の試練を乗り越えてきたので、プライドやエゴが無意味になりました。



至福に浸りながら、大地を転げまわる。



蔑まれた人たちと手をとって、「兄弟よ!」と呼びかけ、一緒に祝福のミサを受ける。



社会的地位も名誉もなく、ただ大地に二本の足で立っている。



私は詩人ではない。私が詩だ。



これはたった一つの愛の物語。



すべての愛はこのたった一つの愛の分身なんだよ。



同じように、すべての美は、たった一つの美の分身だ。



僕が君にささげた思いが、時間を生んだ。



その「時間」はいかなる有限の時間も越えた、絶対の主観的客観性の火の海であった。

すべてを食らう、漆黒の時であった。



私は、あなたの優しい心。



私は、無私の心で、電車に轢かれそうな少女を守った青年。



私は、満場喝采のなかで栄光を独り占めするスター。



私は、路上で空き缶を拾うホームレスの老人。



私は戦地で、子供を産み落とした若い母親。



私は、仏陀の説く空性を得し者。



私は一人の人を愛し続けた真の愛を知る名もない人。



私は、すべてだったのです。



私は、神 すべてを知りすべてを超越せし者。



私は、人間、女々しく弱いただのその辺の生き物。

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- ealis -