文学極道 blog

文学極道の発起人・スタッフによるブログ

●文学極道公式ツイキャス第54回放送予告について。

2018-07-10 (火) 00:51 by 文学極道スタッフ

●文学極道公式ツイキャス第54回放送予告について。

 「文学極道公式ツイキャス」第53回放送、即興詩朗読枠、大盛況の内に終わりました。書き始めたばかりの方やベテランの書き手/読み手、他領域からの朗読参加など多くの方の御参加、本当にありがとうございました。非常に勉強になりました。本配信が、きっかけとなり詩を書き始めた方が何人もいらっしゃいます。閲覧できなかった方、録画が残っておりますので是非ご覧ください。第54回は自作詩朗読枠になります。「文学極道公式ツイキャス」は音声方面からの詩、発話から始まる詩の探求を実験的に行っていきます。次回もワンドリンク用意しながら御参加いただければと思います。閲覧者も是非ワンドリンク用意しながら御参加ください。コメントでの評も可能です。司会進行はシンデレラ期間中の詩人の瀧村鴉樹さんの代理で平川綾真智が務めます。楽しく真剣に詩を探求していきましょう。「文学極道公式ツイキャス」は、音声方面と発話による詩への新たな提言です。

※第54回 7/10(火)21:00〜 自作詩朗読枠開催。
twitcasting.tv/bungakugokudo

(放送に上がり詩朗読をしたい方はPCの場合コラボ参加ボタンをクリックです。
 スマホやタブレットの場合は、ツイキャスビュアーとツイキャスLIVEの2つのアプリをDLして受話器の画像をタップしてください。
 いずれの場合も必ずイヤホンマイクを接続して御参加お願い致します。
 皆さま是非よろしく、お願い致します。)

※「文学極道公式ツイキャス」は「国民文化祭2018おおいた」に呼ばれることとなりました。11/3別府市『ポエトリー・サラダボウル〜詩に触れよう詩を読もう』内の『出張! 文学極道公式ツイキャス』での自作詩エントリーが始まっています。皆さま是非。即興詩コーナーは飛び入り自由です。11/3は是非、別府市へ。
                  
              文学極道公式ツイキャス運営スタッフ一同

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●文学極道公式ツイキャス第53回放送予告について。

2018-07-02 (月) 23:59 by 文学極道スタッフ

●文学極道公式ツイキャス第53回放送予告について。

 「文学極道公式ツイキャス」一周年・第52回放送、自作詩朗読枠、大盛況の内に終わりました。書き始めたばかりの方の参加やベテランの書き手の方、リーディング界を牽引している皆さまの朗読参加など多くの方の御参加、本当にありがとうございました。非常に勉強になりました。本配信が、きっかけとなり詩を書き始めた方が何人もいらっしゃいます。閲覧できなかった方、録画が残っておりますので是非ご覧ください。次回、第53回は即興詩枠になります。お題出題者も募集しております。様々な宣伝を行うことも出来ます。「文学極道公式ツイキャス」は音声方面からの詩、発話から始まる詩の探求を実験的に行っていきます。次回もワンドリンク用意しながら御参加いただければと思います。閲覧者も是非ワンドリンク用意しながら御参加ください。コメントでの評も可能です。司会進行は、シンデレラ期間に入った詩人の瀧村鴉樹さんの代理で平川綾真智が務めます。楽しく真剣に詩を探求していきましょう。「文学極道公式ツイキャス」は、音声方面と発話による詩への新たな提言です。

※第回53回 7/3(火)21:00〜 即興詩枠開催。
twitcasting.tv/bungakugokudo

(放送に上がり詩朗読をしたい方はPCの場合コラボ参加ボタンをクリックです。
 スマホやタブレットの場合は、ツイキャスビュアーとツイキャスLIVEの2つのアプリをDLして受話器の画像をタップしてください。
 いずれの場合も必ずイヤホンマイクを接続して御参加お願い致します。
 皆さま是非よろしく、お願い致します。)
                  
              文学極道公式ツイキャス運営スタッフ一同

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2018年5月分選考雑感(Staff)

2018-07-01 (日) 16:19 by 文学極道スタッフ

10477 : ルナーボール  本田憲嵩 ('18/05/31 05:31:42)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180531_844_10477p
(一)非常に良い作品です。二連目のルナーボールの説明は突き放しても良いと思いましたが、 作者の文章が伸びあがっていて筆力の向上も見ることが出来ます。
(一) 2度繰り返される「なぜか思い出された」の何故か、をもう少し掘り下げると面白くなりそうだと思いました。
(一)ゲームのイメージに頼りすぎていて伝わらない。悪い意味で短い。「それはそれは美しかった」→何か他の言葉で表現出来なかったか。

10467 : 誰も知らない  西村卯月 ('18/05/24 13:40:12)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180524_697_10467p
(一)人間という存在の哀切なものを語り切っている。生とは何か、死への道のりは何か、そして福祉とは何か、それぞれの苦悩が交錯しており強度がある。

10409 : 自分  黒髪 ('18/05/02 16:56:03)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180502_825_10409p
(一) 作者は、欲望とむきあうのがすきなのだろうか。
 「〜したい」で終わる作品が多い。
 そこの発露に詩情が宿るという推測/仮定が基になっているのであれば、前段はアジテーションめいた理想像ではないのでは、と、思ってしまいます。

10401 : Cut The Cake。  田中宏輔 ('18/05/01 00:05:20)  
URI: bungoku.jp/ebbs/20180501_764_10401p
(一)作品『マルボロ。』への構成と、そこへの思考、固執など作品世界が引用と共に拡張されていく。作品による作者のインターフェース性が圧巻である。
(一)発想力、手数。すごい安定感が、あります。

10418 : Ommadawn。  田中宏輔 ('18/05/07 00:05:43)  
URI: bungoku.jp/ebbs/20180507_912_10418p
(一)こんな作品構成の仕方があるのかとうなった。圧倒的である。

10440 : 卵化石  田中修子 ('18/05/14 00:36:22)  
URI: bungoku.jp/ebbs/20180514_314_10440p
(一)圧巻の面白さ。作者自身が作品世界と詩を楽しみ創作に勢力をささげていることも伝わってくる。比喩も上手く詩との向き合い方を考えさせられもした。
(一) はじめ一行で身構えてしまったが、最後まで読んで良かったと思わされた。

10402 : シスレーの印象のように  北 ('18/05/01 02:16:31)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180501_767_10402p
(一)抜群のユーモアと音の良さが作品としての強さを提示していきます。すべてが比喩化され存在というものが詩となっていく楽しさを見せつけられました。

10411 : 詩的な魂の権化  kaz. ('18/05/03 10:27:38)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180503_840_10411p
(一)始まり方が優れていないことが後々の作品の擦過に繋がっていく。作者の自由さが生み出した不思議な作品。

10434 : 揺れ、(る)  朝顔 ('18/05/11 02:30:42)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180511_099_10434p
(一)視覚的な効果と作品世界の整合性が上質。
(一)タイトルが良い。リズム感がある。センスがある感じ。

10471 : いど  无 ('18/05/28 05:39:52 *3)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180528_777_10471p
(一)作品世界にのめりこみます。もう一歩、詩情を確かめながら書いても良いかもしれません。特に序盤が読み返せば読み返すほど、詩としての踏み込みが欲しいと思ってしまいます。
(一) つきすぎている。

10399 : Lynn, Lucky 13  アルフ・O ('18/05/01 00:00:02 *1)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180501_762_10399p
(一)少し読み込んでみましたが、あまり良い印象がないです。読み解くためのヒントみたいなものをもう少し散りばめてくだされば、この詩を楽しめそうです。題名にそういうヒントがあれば、、と思いました。

10429 : (無題)  文学文夫 ('18/05/08 06:10:57)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180508_948_10429p
(一) 飛躍に無理がある。

10457 : Self identity  深尾貞一郎 ('18/05/18 11:19:40)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180518_478_10457p
(一) 最終聯が分かったような分からんような。
 言葉でしか出来ない形容をしようとしていることはひしひしと感じる。

10410 : ダンス・ダンス・ダンス  紅茶猫 ('18/05/02 23:00:43 *11)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180502_832_10410p
(一)詩の中で詩を語る時、非常に矮小なものになりがちであるが逆手に取って上質な作品に仕上げている。形式の見事さが輝いている。

10421 : 近況  无 ('18/05/07 05:46:23)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180507_919_10421p
(一)文章が上手いので最後まで一気に読める。一篇の詩作品としての勝負としては強度に欠けるかもしれない。詩集だったら必要な作品。
(一)タイトルが残念。緩急がない。語彙力、表現力が足りない。

10414 : 春の光  游凪 ('18/05/04 11:41:41)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180504_878_10414p
(一)最後を、どう評価するかの作品。それまでは強度もあり破綻もなく見事な昇華である。最後もう一歩いけそうにも思った。

10425 : かまぼこ、あるいは  宮永 ('18/05/07 23:21:31 *2)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180507_936_10425p
(一)「かまぼこ」に比喩化された生命体と心の昇華。読み込んでしまう大きな力を持っている。動物の臭気が全体から漂う。

10415 : 薔薇  無能 ('18/05/05 21:17:37)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180505_893_10415p【次点】
(一)相当な筆量と背景が見える。

10417 : Hi&Hi Skycreepers (For October)  アルフ・O ('18/05/07 00:02:30 *1)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180507_911_10417p
(一) 読んで浮かぶイメージは綺麗なのですが、それが読み手の想像力に委ねすぎているという評も成り立ってしまうような気がしている。

10432 : 少女  松本末廣 ('18/05/10 09:47:23)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180510_029_10432p
(一)最後の二行が効果的。非常に難解に見えているが分かりやすくもある。

10449 : Azerbaijan  完備 ('18/05/15 23:08:52)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180515_387_10449p
(一) タイトルにまでしたアゼルバイジャンの扱いが悪すぎる気がしました。

10423 : (無題)  Charlie ('18/05/07 18:19:00)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180507_924_10423p
(一)粗さもあり非常に実存的な人間が出てくる。最初と最後、少しずつ変化させていった方が良い作品になると思う。

10475 : 一条二条三条四条五条六条七条八条九条十条  泥棒 ('18/05/30 19:28:06)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180530_824_10475p
(一)ハードルを十分に下げまくってから言いたいことを言う。やりたいことをやる。そしてユーモアで感情を煙に巻く。

10474 : はたち  榎本いずみ ('18/05/30 19:27:50)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180530_823_10474p
(一)オノマトペが効いていて描写が綺麗。今後が気になる。
(一) 話者の立ち位置が分からず、よって立ち位置を捉えるかねている間に終わってしまった感じ。
 技術はあるのではないでしょうか。

10452 : 宇宙を消火する  イロキセイゴ ('18/05/16 02:14:14 *1)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180516_403_10452p
(一)良い感じに跳躍している。芯を、もう一本つけてもよいかもしれない。
(一) おもしろい。

10431 : かざまむらきたまく君の、瞬き、また、君  かざまむらきたまく ('18/05/08 21:19:48)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180508_963_10431p
(一) 外部リンク等は作品の一部または全てとして認めず。

10445 : ラブ・ラプソディ  渡辺八畳@祝儀敷 ('18/05/14 01:05:10 *3)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180514_322_10445p
(一)エンタメ作品としては輝いている。
(一)文学極道の与えられた環境で勝負すべき。相手に環境を指定するのは好ましくない、と個人的に思います。

10459 : 天気予報・初夏、二編  本田憲嵩 ('18/05/19 20:56:07)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180519_529_10459p
(一)作者が詩へと向き合い始めた状況が良く伝わって来ます。二篇の作品の相互関係を更に一作品に昇華できていく大きな仕掛けがあると、もっと良かったです。

10456 : ネオン  西村卯月 ('18/05/18 11:14:56)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180518_476_10456p
(一)一連目が一番良い状態です。そこから更なる詩的営為を導き出せそうな作品に思えました。

10476 : (無題)  襟野貞良 ('18/05/31 00:53:40)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180531_839_10476p
(一)最初の「10篇です」は要らない。勿体なさすぎる。無かったら優良でも良いと思う。
(一) 投稿フォームを間違えている。

10478 : 山林にて  山人 ('18/05/31 07:23:01)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180531_845_10478p
(一)始まりが説明的であり、その部位を別の方向に持っていっても良いと思った。
(一)ただ書いてあると言う感じ。推考の後、組み立てた感じがない。

10470 : ある朝にぼくは  岡田直樹 ('18/05/25 18:25:33)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180525_733_10470p
(一)作者の背理が見えてくる密着している作品。もう一歩、作品としての強度を高めても良いのかもしれない。

10403 : malagma  霜田明 ('18/05/01 10:49:17 *35)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180501_781_10403p
(一) 作者の中にとてもエモーショナルな音楽が流れているのであろうことは分かるが、聞こえず、読むのが辛い。

10469 : 一月  山人 ('18/05/25 16:15:12)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180525_730_10469p
(一)詩の中で詩を出していきことの難しさを改めて考えさせられる。他の情景描写や苦悩は非常に良いので詩の更なる踏み込みが必要かもしれない。

10424 : 無敵の真実  lalita ('18/05/07 22:22:13)  [Mail]
URI: bungoku.jp/ebbs/20180507_931_10424p
(一) 面白そうな雰囲気がある。

10465 : あるいはそれは  左部右人 ('18/05/22 23:36:41)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180522_655_10465p
(一)続けて作品を読んでいきたいと思う作者である。やりたいことが出来た時に詩が輝くと思う。その瞬間が訪れるのは、もうすぐである気がする。
(一) 漫画か映画のモノローグのようで、文章単独だとすこし弱い気がします。

10468 : 神宮前6丁目  元ヤマサキ深ふゆ ('18/05/24 20:33:45)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180524_711_10468p
(一)朗読のためのテクストとしては非常に理解できる。朗読して初めて完成していく段階に思える。行間を空白ではなく行間として出していくなどテクスト用のアレンジも必要なのではないだろうか。良い詩なので勿体ない。

10455 : 「誘惑の脱け殻」  Charlie ('18/05/18 11:13:46)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180518_475_10455p
(一)言葉ひとつひとつは面白いけれども、量の少なさが詩情の少なさに直結しているように思ってしまいました。

10467 : 誰も知らない  西村卯月 ('18/05/24 13:40:12)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180524_697_10467p
(一) 映画「誰も知らない」はカメラはいつも主人公である柳楽くんの頬の横にあった。
 この作品の話者はいずこから語っているのだろうか?

10439 : たこ焼き  湯煙 ('18/05/14 00:05:47 *8)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180514_310_10439p
(一)ここから始まる小品に思えました。

10409 : 自分  黒髪 ('18/05/02 16:56:03)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180502_825_10409p
(一)きちんと書かれていて言いたいことが作品に成っている。もう一歩、以前に作者などが見せていた独特の比喩などを、ここに入れたら更に面白くなりそう。

10430 : 夕暮れシャッター  田中修子 ('18/05/08 19:56:49)
URI: bungoku.jp/ebbs/20180508_958_10430p
(一)明るさと暗さの共存が抜群に上手く筆致が滑らかに作品世界を浮き上がらせてくる。上手い。
(一)部屋で原稿を書く人の想像の世界と時折窓から見える鴉、それさえも想像の世界へと歪んでいき、結局筆者も鴉になってしまったみたいな感覚に陥っている、そんな世界なのかなあと思いました。意味不明な、言葉の羅列友受け取れそうなのにどこか規則性があるような意味を知りたくなるほどに魅力的、気になる詩です。

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