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2015年3月分月間選考雑感(スタッフ)

Posted By 文学極道スタッフ On 2015-05-01 (金) @ 00:15 In 未分類 | Comments Disabled

14.7938 : 物語の物語の物語  Migikata ('15/03/02 00:47:53 *2)
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(1)ああ、面白かったです。パラレルワールドの旅行記みたい。
 ルポのような語り口で読んでいくうちに引き込まれました。

8.7982 : 蒼い微光  前田ふむふむ ('15/03/30 14:19:56 *4)
URI: [2] bungoku.jp/ebbs/20150330_026_7982p
(1)比喩の多さは相変わらずですが、とても響きました。
 一連で肉体的な言葉と河を同時に扱って追憶を表しているのが、作者の技量と人柄を感じさせてくれます。

25.7961 : 群像  飯沼ふるい ('15/03/10 21:03:56 *5)
URI: [3] bungoku.jp/ebbs/20150310_632_7961p
(1)最後はちょっと風呂敷をむりやり畳み掛けたみたいで蛇足に感じましたが、楽しく読ませてもらいました。
 こういう夢の断片をつなげたような作品に感じる浮遊感がなかった代わりに手触りや匂いや音、色めきに確かに触れる事が出来ました。

11.7936 : 受粉。  田中宏輔 ('15/03/02 00:11:29 *5)
URI: [4] bungoku.jp/ebbs/20150302_413_7936p
(1)燃えるって親和性ありますねぇ。面白かった!

37.7939 : 雨の日  zero ('15/03/02 01:34:54)
URI: [5] bungoku.jp/ebbs/20150302_418_7939p
(1)いいですね。
 雨の日に自分1人ですごしていること、そしてそれを隅々まで楽しんでいることが伝わってきました。それを読者である自分は覗き見させてもらったようです。最後で同じ虹が見られたら良かったなぁと思わずにはいられません。

44.7958 : 嘘つき  島中 充 ('15/03/09 21:36:40 *2)
URI: [6] bungoku.jp/ebbs/20150309_601_7958p
(1)いいですね、なんだかくよくよしているのが見えてきました。
 少年の頃の嘘と大人になってからの嘘の質が違うのが悲しいですね。
 重大ではないところが良いのかもしれませんが、例えば子どもの頃の一連にも「警察」という単語を出すよう構築しても良かったのかもしれませんよ。世の母というものは「警察」という単語を疑いもなく使うものですし、世の子どもの「警察」というものは大人とは違うものでしょうから。

43.7951 : 話の途中で、タバコがなくなった。  田中宏輔 ('15/03/09 00:00:44 *2)
URI: [7] bungoku.jp/ebbs/20150309_575_7951p
(1)他の作品と比べるとあきらかにお筆先なのにこういうの書けるんだなぁって羨ましいです。
 恋人の顔の下りは無理矢理感があって、評がわれそうなところ。わたしはこの作者らしくて好きですが、これが作者の代表作になるかと言われたら疑問符をつけざるをえません。

27.7963 : 姉のネーミングセンスについて、  泥棒 ('15/03/12 19:56:21)
URI: [8] bungoku.jp/ebbs/20150312_686_7963p
(1)ライトノベルの世界観を持ってきた感じがしますが、完成度は高いです。
 鉄塔に注目させたいのなら「わっしょい、おいで!」の前にもう一つ配置が必要なのかも。

52.7935 : 都市のような罠  リンネ ('15/03/02 00:06:34)
URI: [9] bungoku.jp/ebbs/20150302_411_7935p
(1)タイトルがハードルを上げ過ぎているのではないでしょうか。そのため最後が、もう少しやりようがあったのでは、という感覚を抱かせてします。ただ、やりたいことは伝わりますし出来てもいます。昇華されています。最後を是非、推敲されて欲しいです。

26.7959 : 詩  zero ('15/03/10 02:21:44)
URI: [10] bungoku.jp/ebbs/20150310_606_7959p
(1)壮大なたとえ話ですね。このダサさはあえてやっているのかと考え込んでしまいました。

15.7976 : amaoto  山人 ('15/03/25 18:17:32 *5)
URI: [11] bungoku.jp/ebbs/20150325_949_7976p
(1)視点の定まらなさが魅力としては機能していません。
 雨に打たれるガードレールの蔓草から、人の顔へ、そして背中へ、水滴の中に入って雨に戻る
 五行目までは緊迫感があって読まされました。もしかしたらここで一旦改行を入れてもよいのかも?
 六行目以降は作者は天地人をカメラに捉えてインサートとして私、雨/念仏を入れているのでしょうが、実はズームアップとダウンが間断なく繰り返されています。水滴超アップのスローモーションまで入ってくるし、読み手の頭の中がけっこう忙しいんですね。そこで「ゆったりと活動していた」とまとめられてしまい、うーん、そうだったの? という気持ちに。

48.7942 : カントリー・ロード  少年B ('15/03/03 12:11:37)
URI: [12] bungoku.jp/ebbs/20150303_432_7942p
 (1)ここまでのダサさを描き切るのは脅威だとすら思ってしまいます。主題への向き合い方に迫力を感じます。

(2)ぱっと読んで都会からの転校生(男児、これは重要な情報)が田舎に馴染めなくてうっすらとしたいじめにあって下校途中にお漏らししちゃって、でも雨が降って良かったねって時に野良犬に吠えられて男児は犬になった気分で(田舎者は言葉が通じない)虹がかかって駆け出した。
 っていう筋なんですがなんでこんなに読みにくいんでしょう?
 非常に少年漫画的な世界なので、自分になじみがないからか。
 作者はわりと登場人物にたいして距離をとっていると思うのですが、主人公はもう少し書き込んであげてもいいのではないかと思います。犬になるのとか、分かるんだけど、するっと読めない。

49.7944 : 稜線のラクダ  山人 ('15/03/05 05:02:00)
URI: [13] bungoku.jp/ebbs/20150305_463_7944p
(1)>私は 稜線のラクダを悲しそうに見つめている
 この部分が一連が天地人を同一に扱っていることを端的に表していていると思いました。
 そうしますと、「晴れるだろうか」のリフレイン部分は独立させた方がより効果的ですし、二連目でもっと内面に、具体的に言うと悲しさの理由に迫ってくるような作りの方がいいのかな、と。
 作業ダンプの登場が唐突、時間の推移を表す意図であれば何処かでふれておいた方が親切ですし、夕闇によって表されていますので必要がないかと。
 ここまで書いて思いましたが、はじめ作中主体はダンプのガラス越しにらくだを見ていて、ダンプがどいた後は隔てるものなく自然と向き合ったのかもしれませんね。その読み方が素敵で好きですが、これはやはり想像力による誤読の可能性が高いです。

16.7980 : 請求  ゼッケン ('15/03/28 12:37:58)
URI: [14] bungoku.jp/ebbs/20150328_994_7980p
(1)あう、悲しくなってしまいました。
 治療費=罪=罰ということなのかなー。
 最終連は公式の説明みたいで筆が走りすぎたのかな、という印象を持ちました。

22.7971 : 三月十九日ポタウさん  お化け ('15/03/20 18:39:49 *1)
URI: [15] bungoku.jp/ebbs/20150320_897_7971p
(1)読んだ時の印象が野生爆弾の「概念」というコントを見た時とそっくりでした。なんじゃーこりゃーー。
 知っている言葉で知らない事を語られるとどきどきします。妖怪が生まれるところを見たようなどきどきです。面白かった。

29.7946 : 違反といいねのカオス花盛りです  北 ('15/03/06 11:19:06)
URI: [16] bungoku.jp/ebbs/20150306_473_7946p
 (1)たどたどしい文体の流れが、ゆるやかにはいかない世相の寓意に一役買っています。インターネットの部分を比喩に昇華した方が含意のある作品になったように思えます。

(2)上手い事良いですね。ナイスですね。
 でもタイトルで落ちを言ってしまっているのがなぁ。
 三連目までは枕で、つつつ、と落語家のような下からくる語り口で油断させて四連目で本題かと思ったらまだ枕だったみたいな。ほんとうコネタは上手だと思うんですけどね。

7.7983 : 葬送  相沢才永 ('15/03/30 19:23:00)
URI: [17] bungoku.jp/ebbs/20150330_039_7983p
(1)のっぴきならない雰囲気だけ読み取れました。

1.7981 : 「春」  今井桃子 ('15/03/30 05:28:34)
URI: [18] bungoku.jp/ebbs/20150330_023_7981p
(1)旧仮名遣いの世界観を外すと、とても素直な詩になっています。
たくさん書いて比喩や綴りで世界観を出して行けるようになると素晴らしい作品を書くようになるかもしれません。

(2)もうすこし読んでみたいです。

2.7986 : (無題)  イロキセイゴ ('15/03/31 23:50:54)
URI: [19] bungoku.jp/ebbs/20150331_055_7986p
(1)やっていらっしゃる事は面白いと思っているし、応援していますが今作も読み下しの羅列。
 句を繋いでさらに自作にしようという試みというのは面白いですが、これはやはりある意味でデリカシーのないことだと思うんですね。
 葬の列と原爆ドームを繋げるあたりはノーデリカシーがすぎます。

3.7969 : メコン川  ちょび ('15/03/17 23:58:48)
URI: [20] bungoku.jp/ebbs/20150317_875_7969p
(1)リズムが訛っていて取っ付きにくいかな。
 ご本人も力技と仰っていますので、もう少し捻ってまた読ませていただきたいです。

4.7985 : 画家  マグロ ('15/03/31 21:02:10)  [Mail] [URL]
URI: [21] bungoku.jp/ebbs/20150331_052_7985p
(1)とても良い筆致です。構成と主題から見て連ごとの跳ね方、もう一歩すすめそうです。 

(2)ユーモラス。「だろうよ」三連続はクダ巻き親父の様で、良い効果を生んでると思いました。

5.7984 : Private Military Contractor  atsuchan69 ('15/03/31 00:08:46)
URI: [22] bungoku.jp/ebbs/20150331_042_7984p
(1)大人のためのひらがなって感じがして面白かったです。この面白いはちょっと良くない意味も含まれています。子どもを偽装するギマンみたいなことまで考えてしまったので。

6.7953 : viraga  lalita ('15/03/09 09:11:35)
URI: [23] bungoku.jp/ebbs/20150309_581_7953p
(1)サンスクリット語のマントラは知っておりますが、読んで、頭の中で響かせて、読んだところで伝わってくるものは「サイケなひとのやべぇ頭の中の断片」でしかありません。
 読者を自分のみに限定して書くのは良くないと思います。
 自分の知っている事を全く知らない人のことを少しでも考えてから書く事をお勧めします。

9.7973 : COUPABLE IDEA  相沢才永 ('15/03/21 19:31:43)
URI: [24] bungoku.jp/ebbs/20150321_915_7973p
 (1)観念を体現している作品にしては珍しく徹底していてリーダビリティもあります。ここから飛ばすふくらみを持ったレトリックにしていくと、
筆圧が、より高い位置で昇華されるのではないでしょうか。次作も楽しみです。

(2)ほんとうにこんなアジ文が書きたいのかしらん。
 苛立の相手に言いたかった事がフレーズとして凝縮されるうちに拡散するというわけの分からない事になっています。

10.7977 : 嘘の煮込み  マグロ ('15/03/25 22:19:59)  [Mail] [URL]
URI: [25] bungoku.jp/ebbs/20150325_961_7977p
(1)これは何についての詩なんだろうかと考えています。
 個人的なことでも、社会的なことでもなんでも良いんですが、苛つき少々ユーモア2さじ諦観を最後に振りかけました。みたいなまとめ方で作者の立ち位置が分からない。ぐるぐるしてる人なんだったら、吉兆のささやき女将に勝つくらいの気持ちが必要だと思います。例えが古くてごめんなさい。

12.7975 : 漠然と  イロキセイゴ ('15/03/24 23:34:20)
URI: [26] bungoku.jp/ebbs/20150324_943_7975p
(1)ごめんなさい、ギブアップです。
 何を言っているのか全く分かりません。もう少し読者におもねってみてもいいのでは?

13.7978 : 増殖をタタッ切りて  遼旅 ('15/03/26 16:22:36)
URI: [27] bungoku.jp/ebbs/20150326_970_7978p
(1)発想はとても面白いと思いますが、それ一本で押し切れるほどのものかなぁと疑問です。後半に連れて言葉すくなになっていきますが。書き込みが足りないことで想像力のある読者は美しい誤読を誘われるでしょうね。

17.7972 : にくしみ(要冷蔵)  はかいし ('15/03/21 10:32:15)
URI: [28] bungoku.jp/ebbs/20150321_909_7972p
(1)なるほどなるほどなるほどなっ。が出てきました。
 にくしみを表現してるのかと思いますが街中で叫んでいる人を見た時ほどの毛穴が開く感じがないです。まぁ作り物ですからね。ほいで、統合役がいないと、見せるものにならないと思います。

18.7970 : 恋の季節  鵜戸口利明 ('15/03/18 18:31:55)  [Mail]
URI: [29] bungoku.jp/ebbs/20150318_887_7970p
(1)よかったすね。
 恋の季節が別名発情の季節ということを作者は知っていて、あえてやっているのでしょうが歌謡曲の切り貼り感がすごいのはなんとかなりませんか。

19.7979 : 恋の壁  鵜戸口利明 ('15/03/27 14:35:34)  [Mail]
URI: [30] bungoku.jp/ebbs/20150327_985_7979p
(1)恋の詩は直接的表現で昇華することは非常に難しいです。一番、力量が問われますし力量の不足が見えやすくなります。
見えてよいだけの力量をお持ちか考えていただけたら、と思います。

(2)恋に翻弄されていますね。お幸せに。
 智恵子抄を読んだとき、こんな風に思って欲しいと憧れましたけど、この作品はあんまり憧れませんでした。
 違いは明らかで、恋に引っ掛けて結局のところ自分を歌っているからなんですね。詩の中で他者と出会っていない。もちろんそれは詩作として悪い事ではないし、勝手に壁作ってその前で歌っているひとをみたら、応援したくはなりますけどね。

20.7974 : (無題)  Lisaco ('15/03/24 10:47:26 *1)
URI: [31] bungoku.jp/ebbs/20150324_928_7974p
(1)一連、二連、四連と降ってくるものが、三連のみで発するものが扱われています。
 空から降ってくるもの/世界(あるいは他者)の構図は少し飽きたな、ってところもあるのですが全編ひらがなの効果もあって透明感のある生まれる前の世界という感じ。
 ひらがなの多用は賛否分かれやすいところだと思いますが、とても読みやすく構成されている印象を受けました。

21.7967 : どうにもならない夜  駄目人間 ('15/03/16 01:39:19)
URI: [32] bungoku.jp/ebbs/20150316_841_7967p
(1)これはライフログですね。
 作者はこういうどうしようもない夜に詩を読んで心を調律したことがないのでしょうか。台所のしじみを思った事は? 去っていった人たちの声を聞いた事は?
 文字で書いた「状況」に共感するのは近しい、優しい人だけだと思いますよ。
 「気持ち」「感情」を掘り下げて書いてみてはいかがでしょうか。

23.7941 : 混じり気  遼旅 ('15/03/03 11:48:30)
URI: [33] bungoku.jp/ebbs/20150303_431_7941p
(1)独りよがりの観念の羅列、何の事をいっているか全く分かりませんでした。

24.7968 : Mi gata se llama negra.  北 ('15/03/17 19:48:48 *2)
URI: [34] bungoku.jp/ebbs/20150317_862_7968p
(1)真木蔵人に韻の踏み方を習った方がいいのかも。
 マザーグースみたいな、語学の教材になるような雰囲気を目指して書かれたのかなもしれませんね。日本語部分はとくに見るべきところが見当たりませんでした。

30.7954 : 冷えていく鉄  はかいし ('15/03/09 11:00:32)
URI: [35] bungoku.jp/ebbs/20150309_584_7954p
(1)固い文に間違ってコピペしたような文章を入れ込ませるのは面白い試みだと思いますが、まだ形として整っていない印象です。

31.7952 : 白樺の馬車  ちょび ('15/03/09 01:12:30)
URI: [36] bungoku.jp/ebbs/20150309_578_7952p
(1)多分この言語世界をおもしろがれる人は多くいるのだと思いますが乗り切れませんでした。

32.7956 : 散歩  駄目人間 ('15/03/09 15:38:23)
URI: [37] bungoku.jp/ebbs/20150309_592_7956p
(1)三連目に「そういう言葉が聞きたいんだ」ってありますよね。
 そういう詩を書いてみたらどうでしょう。

33.7947 : 何もかもを恐れた裏側  陽向 ('15/03/07 00:04:40)
URI: [38] bungoku.jp/ebbs/20150307_490_7947p
(1)デイビットリンチ占いみたいですね。
 とりあえず出てくる人を1人に限定してみてはどうでしょうか。

34.7966 : 実行力  こひもともひこ ('15/03/14 19:54:42)
URI: [39] bungoku.jp/ebbs/20150314_774_7966p
(1)ライフログ。詩としての完成度はありません。選考の対象外です。

36.7962 : 揺れる液体  たゆや ('15/03/11 19:52:19)
URI: [40] bungoku.jp/ebbs/20150311_648_7962p
(1)もう少し細部を整えていけば強度のある傑作へなっていけそうです。
繊細さが荒削りな部分を目立たせていますので推敲した後の作品を見てみたいです。

(2)あなたがいて誰かがいて、話者がいるという作りになっていますが、話者が勝手に盛り上がっているので、読み手は三者の誰に対しても同化できません。同化出来る詩が良い詩とはもちろん限りませんが目を引かないのは作品がかわいそうかなって。

38.7965 : 一昨日の佳延  陽向 ('15/03/13 19:40:09)
URI: [41] bungoku.jp/ebbs/20150313_726_7965p
(1)一人称の揺らぎが効果的ではありません、混乱するだけ。
 「心情は不安定」の内訳が「苛立」と「無気力」というのは雑な束ね方だと思いますよ。

39.7949 : 夕暮れ  蛍狐 ('15/03/07 22:54:33)
URI: [42] bungoku.jp/ebbs/20150307_515_7949p
(1)夕暮れというのは取り扱いが注意な語句です。
 詩的喚起力がありますが、それだけに積み重ねられてきたイメージがあります。

40.7950 : からっぽくん  まにまに ('15/03/07 23:06:12)
URI: [43] bungoku.jp/ebbs/20150307_517_7950p
(1)カオナシだよなぁ、と思って読みました。
 設定もそっくり。
 説教臭いのをリズムだったり、飛躍だったりで脱臭できるんじゃないかなぁという印象です。

41.7957 : 蛇口公園  そーきょく ('15/03/09 15:38:58)
URI: [44] bungoku.jp/ebbs/20150309_593_7957p
(1)自由律俳句の連作として扱いますが、違ったらごめんなさい。
 どの句も視点が低くてとても好感を持ちました。公園が遊園地みたいですね。
 7句目と8句目はダンスィ俳句って言う感じ、楽しかったです。

42.7960 : ずれている  赤青黄 ('15/03/10 16:28:02 *1)
URI: [45] bungoku.jp/ebbs/20150310_620_7960p
(1)傾いてくる作者を、読者は受け止めるものではないですよ。
 でも、こっちに向かって倒れてくる人を見たような気になったのは初めてです。
 もうすこし引いた視点が必要なのかもしれません。

46.7955 : 啓蟄  まにまに ('15/03/09 11:26:18)
URI: [46] bungoku.jp/ebbs/20150309_585_7955p
(1)文語がわからないなりにもテーマとリズムの良さに惹かれました。
 リビドーという単語はさて、どうでしょう。効果に疑問符をつけておきます。

47.7945 : 危険区域(近づかないで)  お化け ('15/03/06 07:07:46)
URI: [47] bungoku.jp/ebbs/20150306_469_7945p
(1)タイトルにセンスがないです。

(2)えすおーえすがひとつ、えすおーえすがふたつ、えすおーえすがみっつ
 えすおーえすがひとつ、えすおーえすがふたつ、えすおーえすがみっつ
 えすおーえすがひとつ、えすおーえすがふたつ、えすおーえすがみっつがみっつ
 みっつがみっつがみっつ
 といったふうに楽しみました。眠れない夜に読みたいと思います。

50.7943 : 丘の上の比喩  泥棒 ('15/03/04 16:46:33)
URI: [48] bungoku.jp/ebbs/20150304_456_7943p
(1)軽さを徹底的に利用し成功している作品です。

(2) 笹井宏之というひとの短歌で
「ねえ、気づいたら暗喩ばかりの中庭でなわとびをとびつづけているの」
 というのがあって、これは創作活動中の体感がよくあらわれているって思います。
 この作品の中ではアクロバティックな分、見えない部分が多くなってしまった印象を受けました。


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